ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

マジシャンズ・ゼロ-17

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匿名ユーザー

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アヴドゥルは決闘の翌日に自分の行動がいかに浅はかだったか気付く。
ゼロ魔世界の住人にとって未知の力-スタンド-マジシャンズ・レッド………そんなものを大っぴらに使ってしまったことだ。
(スタンドの)解析のため研究所に送られ、モルモットにされる可能性は非常に高い。
そう易々と捕まるつもりはない………が相手は国。本気で来られては一人のアヴドゥルになす術はない。
ちょッ、やばくねwな感じで内心ビクビクしていたアヴドゥルだったが。
しかし、心配など意味の無いかのように特に何も無く。
実際は-ルイズ以外の貴族が未開の地から来た『亜人』とアヴドゥルを認識-教師間で危険指定され警戒を向けられることになっていたが。
数日もするとアヴドゥルも忘れ、今までより有意義な生活を送り始める。

どの辺が有意義になったかというと……
まず、ルイズからの待遇が『かなり』上昇したのがいえる。
使い魔のアヴドゥルが変な力(スタンド)を使え、ご主人様であるルイズが魔法すら使えない。
癇癪持ちのルイズなら当然、アヴドゥルに勝手な言いがかりを付けるところだ。
しかし、そこはなんだかんだでおっさんのアヴドゥル。伊達に知能派を気取ってない。
上手く煽てて-あの爆発は強力。異世界から召喚するなんて伝説級など-言いくるめようとし。
以外に単純なルイズは-メイジの実力を見るにはまず使い魔を見ろ-という常識もあるため、簡単に納得しご機嫌急上昇。
移動時は今まで『ゼロ』と呼んでいた連中に-あんたの使い魔なんて目じゃないのよ-とでも言いたげに、
後ろに従えたアヴドゥルを慎ましげな胸を張り見せびらかす始末。
苦笑しながらも大人しくアヴドゥルが付いていくため、優秀で従順な使い魔にルイズの心も広くなり、
(アヴドゥルの周囲に生徒が近づかないため)席に着き食事(部屋から出てこなくなったギーシュの分)をする権利を与える。
他にもアヴドゥルの話にも耳を傾け、ルイズも少しづつだが信頼関係を築こうと歩み寄っていく。………デレ期にはまだ遠いけど。

また、シエスタからの尊敬の眼差し。女子高生くらいの娘からの視線に、思わず年甲斐もなくはしゃぎそうになるおっさん。
シエスタに朝の選択を手伝ってもらう代わりに、アヴドゥルも手伝いをするようになり急速に仲良くなっていく二人。
ルイズもアヴドゥルに恋愛感情なんて『一切!微塵!』も抱いていないため何も言って来ず。
安心?して憧れのおじさんキャラを堪能するアヴドゥル。

さらに、あの炎に皆感激したらしく、使い魔会議によって学院の使い魔のボスに目出度く就任することになった。
フレイムはもちろん、きゅいきゅい、ロビン、モグラなどと共に中庭で宴会をし交流を深める。
それを見た生徒から『魔物使い』の噂が広まり。ますます生徒や教師から敬遠されることになる。

あとは………ロングビルとの接触がある。知的そうな顔立ち。クールで落ち着いた雰囲気。何より巨乳!
『少し』おっぱい星人なアヴドゥルにとって、かなりストライクポイントに来る女性だ。
スタンドについて熱心に聞いてくるロングビル。大人の纏う色気につい口が軽くなってしまうのも仕方なく。
世渡り上手なロングビルの話術で、何度も話している内に-まじ?春来た!?-となってしまうのも仕方ないことだった。
この件についてもルイズからは-ほどほどにしときなさいよ-との一言のみ。放任主義にすることにしたようだ。
仕事に差し支えない程度で、少しでもロングビルの好感度を上げようとがんばるアヴドゥルだった。

そして、今日もシエスタといっしょに働き、ロングビルと談話するアヴドゥル。
…後ろで見ている親友フレイムに気付くことなく。
…………微熱の夜が来る。

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