ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

ゼロの剣

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匿名ユーザー

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ルイズが起こした爆煙が晴れると……そこには一本の剣が突き立っていた

「見ろよ! 『ゼロ』のルイズは剣を喚び出したぞ!」
「凄いな……負の意味で」
「いや、インテリジェンスソードの可能性も…」
周囲からの嘲笑を右から左へ聞き流し、剣を手にとってみる
ルイズの頭の中に、誰かが語りかけてくる
──わたしの名はアヌビス…おまえはわたしの本体になるのだ……
(あんた…インテリジェンスソード……?)
──おまえは達人になった…誰よりも強い剣の達人だ……
──私を使って殺すのだ……

ピシィィィン

「チクショオオオオ! くらえギーシュ! 必殺エクスプロージョン・スラッシュ!」
「さあ来いヴァリエール! 僕は実はモンモランシー一筋だぞオオ!」

ザン!

「グアアアア! こ、このトリステインの種馬と呼ばれるギーシュ・ド・グラモンが…『ゼロ』のルイズに…
バ…バカなアアアアアア」
「ギーシュがやられた…」
「フフ…所詮ギーシュはドットクラス…
『ゼロ』のルイズに負けるとはメイジの面汚しね…」
「くらええええ!」

ズサ

「グアアアアアアア」
「やった…ツェルプストーとついでにタバサを倒したわ…
そしてこの間学院に侵入した泥棒・『土くれ』のフーケを倒せば、もうあたしをバカにする奴はいなくなる!」

「よく来たわねミス・ヴァリエール…待っていたわ…」
「オスマン学院長の秘書のミス・ロングビルが『土くれ』のフーケだったの…! それにこの魔力は…トライアングルクラス…!」
「ミス・ヴァリエール…戦う前に一つ言っておくわ。私が盗んだ『破壊の杖』だけど、私には使い方が分からなかったの」
「な、何ですって!?」
「だから学院の宝物庫に戻しておいたわ。あとは私を倒すだけね、フフ…」

ゴゴゴゴ…

「上等よ…あたしも一つ言っておくことがあるわ
あたしの魔法が失敗して爆発ばかりなのは『虚無』の属性に関係があるような気がしていたけど、別にそんなことはなかったわ!」
「あらそう」
「ウオオオいくぞオオオ!」
「来なさい小娘!」

ルイズの魔法が世界を救うと信じて…!


ご愛読ありがとうございました!


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