ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

ゼロの奇妙な道連れ 第一話

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
 ドスッ!! 
「な・・・」
 (くっ・・・ガキどもに紛れているとは・・・心臓をやられてしまったからリプレイできねぇ・・・
 後少し…後少しで…ボスの手がかりが掴めると言うのに・・・俺は・・・終り・・・か・・・)
死により意識が遠のく寸前、誰かの声が聞こえてきた
「まだやれるさ、アバッキオ」
「?なんでオレの名を・・・・・・・知っているんだ?
 ・・・あんたは・・・・!!そうだ!!あんたはッ!!
あんたはオレがワイロを受け取ったせいで撃たれて殉職した・・・・・・・!! 」
「アバッキオ お前はりっぱにやったのだ。私が誇りに思うぐらいにね。そしてお前の真実に『向かおうとする意思』は
あとの者たちが感じとってくれているさ 大切なのは・・・・そこなんだからな」
「・・・あぁ、だからこそ最後に俺がやるべき任務は終らせる、ムーディブルース!!」
バゴォッ!!
(ボスの顔と指紋だ・・・後は・・・任せたぜブチャラティ・・・ジョ・・ル・・・・ノ)


新たな進むべき道を選択したブチャラティ達を水平線から消えるまで二人は佇んでいた。
「・・・もういいのか?アバッキオ」
「…ありがとうよ、あんたが俺を支えてくれたおかげで俺はあいつ等にボスの手がかりを渡す事ができた…」
「いや…私は何もしてないさ、私はただきっかけを与えただけに過ぎない」
「そうか・・・んじゃ行くか」
「あぁ・・・ん?何だこの鏡?」
「あん?」
 突如殉職した警官の前に現れた銀鏡、それを見た瞬間俺の中で「これは…ヤバイ」とアラームがなった。
「下がれっ!!」
 警官を掴み自分の後方に投げつけた瞬間、鏡は行き成り進路を変えアバッキオを飲み込むように包んでゆく。
「なっ、アバッキオ!」
「来るなっ!!あんたも巻き込まれるぞ!!…チッ、やっぱギャングだから地獄逝きだな…」
「アバッキォォオオオ!!」
 そして無重力の空間かのように体の感覚がおかしくなり・・・俺の視界は闇に閉ざされた・・・



 空は晴天、風は特に無し。ピクニックにはちょうどよい天候であった。
そんな中、トリステイン魔法学院の2年生たちは各々が召喚・契約した使い魔たちを自慢しあっていた。
……ただひとり、ルイズ・フランソワーズ(中略)・ヴァリエールを除いてだが…

 少々頭が寂しくなってる頭を持つ中年の男性が本日最後の召喚儀式を行う者の名まえを読み上げた。
「ミス・ヴァリエール。召喚の儀式を」
「はい!」
はきはきとした声でピンクの髪の少女が返事をした。
その声とは正反対に周りのギャラリーとしている少年少女たちは
「おっ、とうとうゼロのルイズの番だぜ!」「また爆発だろうな…」
「せっかく召喚した使い魔をすすだらけにしたくないから下がってよっと」
「逆に考えるんだ失敗しないルイズはルイズでは無いと」

 …少女は少しこめかみをピクピクさせたが、すぐ気を取り直し呪文を唱えた。
「宇宙の果てのどこかにいる私のシモベよ… 神聖で美しく、そして、強力な使い魔よッ
私は心より求め、訴えるわ 我が導きに…答えなさいッ!!」

ドッゴォオォォォン

「…またか…」「まぁ何時もどおりと言えばそれ以上でもそれ以下でもないな…」
「Oh,my god 僕の使い魔がすすだらけにぃぃぃいい」「もうここまで来ると…ブラボー!おお…ブラボー!!」
周りの少年少女達はルイズが魔法を使うと爆発が起こるという事を非常識を常識としていたので、
焦らず普段どおり嘲笑の言葉を次々と爆発の張本人に送っていった。

(…どうして…どうして爆発だけなのよォオオオ~~~~~~~~ッ!!)
ルイズは心の中で絶叫していた。まいどまいどの事とは言え初歩の初歩であるサモン・サーヴァントにまで失敗
…成功率ほぼ100%と言われるこの呪文にまで失敗する…私は魔法が全く使えないの運命だろうか…
と深淵の底まで落ち込みながら「死にたくなった。」と言う誰かの幻聴まで聞こえ出し、目の前をぼーぜんと見ていると、
ふと周りのギャラリーの「あれ…?何か煙の中にいる…?」とつぶやきが耳に入った。
爆風によって見えにくくなった視界だったが何かの影がある事に気づいたので、
目を凝視してみると段々と煙が晴れてきその影…いや人影が倒れていた。 何か卵の殻のような帽子を被っている。
煙が完全に晴れるとルイズはゆっくりとその人物に歩いて行き見下ろしてこう言った。
「あんただれ?」

「あんただれ?」
「あ・・・?・・・ここどこだ?天国・・・ってわけじゃなさそうだな」
目の前にはピンク色の髪をした少女ってかガキがいた。
周りを見渡すとローブを羽織った怪しいガキども、頭のてっぺんがつるつるな中年の男
そしてわけわからん生物…まるでナランチャがフーゴに読んでくれってねだっていたファンタジーって光景だな・・
(まぁ、フーゴが仕方なしに諦めて読もうとして「何でファンタジーって言いながらSFの本持ってくるんだよ!
このど低脳がぁあああ」とプッツンしてた気もするが・・・)
ガキがよく読む絵本のような光景が俺の前に広がっていた。
「質問に答えなさいよ!」
「うっせぇなぁ…ちったぁ落ち着けや、何なら茶飲むか?」
「へ…平民風情の分際で貴族にそんな物言いする気!!」
「貴族に平民だぁ?」
 周りの空気と建物的にヨーロッパのどっかのド田舎って感じだと思ったが、貴族やら平民やら…
時代錯誤もここに極まりって奴だな・・・
「ん?待てよ、何で俺生きてるんだ?」
 さっき俺は死んだと思ったのに銀鏡に吸い込まれた事により生き返った…?新手のスタンド使いにしちゃ
殺意が無いうえに、何故俺を生き返らすんだ…?それとも…罠…にしてはここまで移動させる意味が無い…
と俺が考えている間にピンク髪のガキは中年のおっさんの方に
「ミスタ・コルベール!」
「何だね?ミス・ヴァリエール」
「再召喚させt「ダメだ」
「・・・まさかあの平民と契やk「神聖な儀式だからやり直しは認めない」
「「・・・」」
 ・・・何か知らんが口論は終ったようだ・・・
ピンク色の髪をしたガキは俺をかなり恨めしそうな目で睨んでいるが知ったこっちゃ無い。
「感謝しなさい、平民が貴族にこんなことされるなんて一生ないんだから」
そんなえらそうな態度で言われても感謝できねーっつの

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
 反射的に体をねじらせピンク髪のガキのキスを避ける。
「何で逃げるのよ!」
「何でキスしようとするんだ!!」
「だってあたしが召喚した使い魔だから契約しないといけないんじゃない!!」
「あん?って事はお前が俺を呼び出したって事か?」
「そうよ!!だからおとなしk「分かった」
「聞き分けいいわね・・・んじゃ「何を言ってるんだ、俺は帰らせてもらうぜ」
「な・・・何で平民の分際で逆らうのよ、第一どうやって帰るのよ!!」
「こうやるんだよ、ムーディブルース!」
 アバッキオは構わず自分の分身でルイズをリプレイし始めた。
「な・・・何よこれ!何で私がいるのよ!!説明しなさいよ!!理解不能!理解不能!!」
「説明する気はない、これでさっき俺を呼んだ鏡が出たらそこに飛び込む・・・それだけだ」
 周りは突如二人に増えたルイズが居る事が理解できずに沈黙かルイズと同じように理解不能!理解不能!!と叫んでいる。
しかしコピールイズは構わず詠唱する。・・・だがアバッキオは一つのミスを犯していた。それは・・・
「宇宙の果てのどこかにいる私のシモベよ… 神聖で美しく、そして、強力な使い魔よッ
 私は心より求め、訴えるわ 我が導きに…答えなさいッ!!」

ドッゴォオォォォン

 ルイズが呪文を唱えると必ず爆発すると言う重大な欠点がある事を知らなかった・・・。
「なぁあああにぃいいいいい!!」
何の脈絡も無い爆発に思わずどこぞの吸血鬼のような発言をしてしまい、爆風に吹き飛ばされてしまった。
(ちっ、まさか爆発するとは、だが早くあの鏡に飛び込まなくてはブチャラティ達に追いつけなくなる。
何で生き返ったかはまだ理解できねぇが…戻ってから考えるか・・・)
速やかに脱出しようとしたが、後鏡まで1mと言う時点で何かが悲鳴をあげながら鏡からアバッキオ目掛けて飛んできた。
「どわぁああああ」
「チッ」
何とかジャンプに成功し、鏡から出た何かをかわし鏡に飛び込んだ・・・と思ったら
もう・・・鏡は消えていた。
「クソッ、何だ今出たのは…」
振り返ると…青と白のパーカーを着たアジア系のガキ?がヘッドスライディングしてる…?
何か関わりたくないが一応起こすか、茶で気つけしてやりたいがここだとさすがに作るのはまずい。
本当ならケリ入れたいが・・・平手打ちで起こすか…
「お~ぃ起きろ~」ペシペシ
「うぅ・・・ん?ここどこだ?」
「ん~…一応あいつらの会話聞く限りトリスティンって所らしいが…ところでお前の名前は?」
「あっ、俺の名前は才人、平賀才人って言います」
 あぁ、またここに被害者が追加されるとは何て運命・・・

 マルコリヌ 2回目の爆発時にキュルケに盾代わりに使われ重傷 再起可能
 ギーシュ 2回目の爆発時に気絶したモンモラシーを人工呼吸と言う名目で服を脱がそうとした所で
      モンモラシーの目が覚め袋叩きにされ重傷 再起可能
To Be Continued →...

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー