ルイズの前に緑色の鏡のようなものが出現した。
それを見て、周りにいた生徒達はびっくり仰天。
「馬鹿なッ! 奴はゼロのルイズだぞ!?」
「あ、あれは召喚が成功した証だ!」
「いったい何が! ゼロの使い魔はいったい何が出てくるんだ!?」
そんな叫び声を聞きながらルイズは唇がニヤけるのを必死にこらえていた。
それを見て、周りにいた生徒達はびっくり仰天。
「馬鹿なッ! 奴はゼロのルイズだぞ!?」
「あ、あれは召喚が成功した証だ!」
「いったい何が! ゼロの使い魔はいったい何が出てくるんだ!?」
そんな叫び声を聞きながらルイズは唇がニヤけるのを必死にこらえていた。
(や、やった! ついにやったわ! サモン・サーヴァントに成功した!
もう誰にも私をゼロだなんて呼ばせない。勝ったッ! ゼロの使い魔完!
さあ早く姿を現して! どんな使い魔だろうと私は大歓迎よ!)
もう誰にも私をゼロだなんて呼ばせない。勝ったッ! ゼロの使い魔完!
さあ早く姿を現して! どんな使い魔だろうと私は大歓迎よ!)
そして、それは現れた。
第一印象を述べるならば、小さい。
第二印象を述べるならば、長方形。
第三印象を述べるならば、生き物じゃない。
それはゲートから出てくると、ポトンと地面に落ちた。
「……何、これ?」
ルイズはそれを拾い上げる。それは紙に包まれた硬い何かだった。
紙にはこう書かれていた。
第一印象を述べるならば、小さい。
第二印象を述べるならば、長方形。
第三印象を述べるならば、生き物じゃない。
それはゲートから出てくると、ポトンと地面に落ちた。
「……何、これ?」
ルイズはそれを拾い上げる。それは紙に包まれた硬い何かだった。
紙にはこう書かれていた。
『CIOCCOLATO』
その後、チョコラータというお菓子がハルケギニアで大流行する事になるのだがそれはまた別の話。
その頃、日本にて。
「ああ! 変な鏡みたいなやつの中にイタリア製のチョコレートを落としちまった!
畜生うまそうだったのに……楽しみにしてたのに……グッスン」
こうして平賀才人は帰路に着いた。
「ああ! 変な鏡みたいなやつの中にイタリア製のチョコレートを落としちまった!
畜生うまそうだったのに……楽しみにしてたのに……グッスン」
こうして平賀才人は帰路に着いた。
ゼロのチョコラータ 完