「我が導きに…答えなさい!」
ズドォォーン!
「ゲホッ、ゲホッ…何だ? 『ゼロ』のルイズはサモン・サーヴァントも失敗か?」
「いや…何かいるぞ」
煙の中から現れた『そいつ』は…胸にハートを逆さまにしたような意匠を持ち、頭部からは後方へ反り返った角のようなものが生えていた。
ルイズは内心興奮しながら『そいつ』に歩み寄り、契約のを交わすための呪文を唱える
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
五つの力を司るペンタゴン…この者に祝福を与え我の使い魔となせ」
そして『そいつ』に口づけようとした瞬間、
「いや…何かいるぞ」
煙の中から現れた『そいつ』は…胸にハートを逆さまにしたような意匠を持ち、頭部からは後方へ反り返った角のようなものが生えていた。
ルイズは内心興奮しながら『そいつ』に歩み寄り、契約のを交わすための呪文を唱える
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
五つの力を司るペンタゴン…この者に祝福を与え我の使い魔となせ」
そして『そいつ』に口づけようとした瞬間、
ンーーーゥゥブ
彼女の顔のすぐそばを虫が後ろ向きに飛んでいった。
「!?」
周囲を見回すと、周りにいる他の生徒たちの動きもおかしい。まるで巻き戻されているかのような……
「巻き戻っている…じ、時間が逆行している!?」
困惑するルイズに、『そいつ』が語りかける
「コレハ……『レクイエム』…ダ! オマエガ見テイルモノハ確カニ『真実』ダ…シカシ……
実際ニ起コル『真実』ニ到達スル事ハ決シテナイ! ワタシノ前ニ立ツ者ハ、ドンナ能力ヲ持トート、絶対ニ! 行ク事ハナイ! コレガ、『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』!」
「!?」
周囲を見回すと、周りにいる他の生徒たちの動きもおかしい。まるで巻き戻されているかのような……
「巻き戻っている…じ、時間が逆行している!?」
困惑するルイズに、『そいつ』が語りかける
「コレハ……『レクイエム』…ダ! オマエガ見テイルモノハ確カニ『真実』ダ…シカシ……
実際ニ起コル『真実』ニ到達スル事ハ決シテナイ! ワタシノ前ニ立ツ者ハ、ドンナ能力ヲ持トート、絶対ニ! 行ク事ハナイ! コレガ、『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』!」
(……ハッ!?)
――宇宙の果てのどこかにいる私の使い魔よ……
(何を…喋っているの……私は!?
わ……私はッ…! 始めから何も喚んでいないッ!!)
――宇宙の果てのどこかにいる私の使い魔よ……
(何を…喋っているの……私は!?
わ……私はッ…! 始めから何も喚んでいないッ!!)
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール――召喚失敗