ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

爆炎の使い魔-1

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
爆炎の使い魔


漂う土煙!これはルイズによって起こされたもの!
召喚の儀だというのに、性懲りもなく爆発を起こした少女、ルイズ!!

しかし、しかし!だからこそ現れたのではないだろうか!
爆発こそが「それ」を象徴する能力なのだからッ!!


時間は少し遡る。
幽霊の出る小道で主と引き離された「それ」は‘どこでもない場所‘を彷徨っていた。
体はバラバラ、ひび割れて無残な姿だ。
主を失ったスタンドはどうなるのか・・・それはわからない。
おそらくは消えていくのであろう。

だが!「それ」の場合は消えなかった!
主がとどまり続けるのと同様に(もちろん「それ」はそのことを知らないが)、
「それ」もまた新たなる世界でとどまり続けるのだ!

さあっ!迎えの光がやってきた!
光に飲み込まれていく「それ」は自らの体が修復されていくのを感じていた・・・。


土煙が晴れ、そこに一つのヴィジョンが佇んでいた。

それを見たルイズは喜びに打ち震えていた。自らが召喚した使い魔がその優美な姿を見せていたからだ。

猫と髑髏が融合したかのような顔、筋骨隆々たる体、そして何者をも寄せ付けない気高い威圧感!
そのどれをとっても貴族たる自分に相応しい。


「嘘だろ・・・ゼロのルイズが成功しやがった・・・。」
「イ、インチキに決まってる!!」
「そうだ!爆発に紛れて何とかしたんだ!」

プツンッ!ルイズの方から何かが切れた音がした。
「黙りなさい・・・。」
「何だよ!図星なモンだから焦ってんだろ。」
「黙りなさい、と言ったのが聞こえなかったの・・・?
このルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール・・・。
そのような姑息な真似は!一切!!していないッ!!!
これは正真正銘!私が召喚した!私の使い魔よッ!!!!!」


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー