ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

愚者(ゼロ)の使い魔-4

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だれでも歓迎! 編集
おれは今広場に倒れている。
原因は簡単だ。ダメージを受けすぎた。
甘く見たのがいけなかった。
たかが錬金でなにを大げさな、と思っていた。
まさかあれほどの威力を持っていようとは。
アレがあんなに強かったとは。
あの時引いていれば…

こんなおれをみたらポルナレフは何というだろうか。

アヴドゥルはイギーには無理だったとか言うのだろうか。

ジョセフじいさんは「OH MY GOD!」とかアメリカンなコメントをするのだろうか。

花京院は……あまりアイツとは行動してなかったが一応心配はしてくれるだろうか。

承太郎は何も言わず、クールに対策を練るのだろうか。

だがおれにどうしろというのだ。
錬金して金属に変える。
それがあんなに強くなるなんてだれが想像できる?


そもそも何で石ころが爆発するんだ!
ルイズのヤツ、何で自分の使い魔にこんなダメージを!
おれが何をしたっていうんだ!

え?決闘?ああ、そんなのあったね。勝ったよ。

医務室からの帰りにふと夜風に当たりたくなって広場にいる。
寝転がると芝生が気持ちいい。

そのままのどかに時間をつぶ…せなかった。
なんかやたらとデカイゴーレムが現れたのだ。

どうしておれの平穏は長続きしないのだろう。
激しい『喜び』があって…それでいて強い『楽しみ』もある……
そんな『王様のような生活』こそ、おれの目標だったのに………

ああ、なんておれはかわいそうな犬なのだろう。
そう思っていると、おれはあるものを見つけた。
ゴーレムに乗っている人間、それも女だ。においで分かる。
ならばすることは一つだ。

「パンツ見に行こう!」

おれはゴーレムの真下に行く。
だがよく見えない。もっとよく見えないか目を凝らしていたのだが
いつの間にかゴーレムが壁に穴を開けていたらしく、その穴から中に入って行った。
だがすぐに何かを持って出てくる。
そしてゴーレムに再び飛び移り、そのままどこかへ行った。

だがおれは飛び移る時にしっかりと見ていた。

「白で確定だな」

でもあの女は黒のほうが似合うだろうな。カンだけど。

さて、翌日おれはルイズにこんなことを言われた。
「ちょっと森にフーケ捕まえに行くわよ」
「フーケ?なにそれカブトムシの種類?」
「違うわよ『土くれのフーケ』っていう盗賊よ。昨晩学校の秘宝を盗んでいったのよ」
あのゴーレムの女か
「でも何でルイズが?」
「ん?それはね…」

どうやらルイズも別の場所からアレを見ていたらしい。
そして事情聴取をされ、学院で捕まえよう!
という事で『フーケ討伐隊』が結成された、けど誰も志願しないのでルイズが志願したらしい。

「…というわけよ。分かった?」
「まあ、大体は」
「じゃあ行くわよ。いい?」
「イヤだ」
「答えは聞いてない」

結局おれは行く事になっちまった。
集合場所に行くとキュルケと青髪の女(タバサというらしい)もいた。
そして馬車に乗るのだが

(あれ?こいつフーケじゃねえか?)

おれの鼻はもうフーケを見つけていた。
なるほど、どういうことか大体分かったぞ。ならばすることは一つだ。
「御者のねーちゃんイイ尻してるねー。パンツ何色?」


To Be Continued…

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