ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

ホルマリン漬けの使い魔

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だれでも歓迎! 編集
ルイズが召喚した物は草原に転がっていた。
しかし彼女の召喚は失敗に終わった。
なぜか?
それは包装された箱だったからだ。
それじゃ決して生き物じゃあない……。
開けてみると中には、額縁のついた絵のような物が入っていた。
だが「絵」ではない。
ガラスのうすいケースに入っている、立体の何か解らない物体だった。
それに「額縁」をはめたのだ。
何だ? これは?
いかに神聖な儀式とはいえ、これでは契約などできようはずもないと、
教師のコルベールは特別にやり直しを許可した。
そしてルイズが再び召喚すると、同じ「包み」が次々と召喚された。
その美術品の数は36にもなった。
そしてルイズ達は全部開封してみてやっと気がついた。
これは美術品ではない!

額縁をはずしひとつひおつの「それ」を平行に置いて、
順番に並べてみると……………………。
        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|  
『ホルマリン漬け』にされた……「輪切り」の男だった!

――イタリア某所での会話。
「ジェラートの変死体が見つかってもうずいぶん経つが、見つからねーなぁ、ソルベの奴」
「血液さえあればメローネが追跡できるんだが……ソルベはいったい『どこ』に『消えた』んだ?」

ホルマリン漬けの使い魔 完


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