ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

愚者(ゼロ)の使い魔-2

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だれでも歓迎! 編集
まあ、なんだ。
結局さっきの一件はおれの『おいた』で済まされた。
おれはコレに納得がいかない。
何故ならその言い方ではおれが悪いことをしたみたいだだからだ。

まあその後ピンクの髪の女に連れられているって訳だ。
本心ではもっと胸のあるヤツがいいんだが、嫌な予感がするのでそれは黙っておく。
そしてどうやらここは異世界で魔法があるらしいところまで理解した。何故かおれの手も直っている。

「さて、とまずはアンタの名前ね」
「イギーだ。それが俺の名前」
「そう、イギー。よろしくね」
そう言われても状況がサッパリなんだが、おれがそう言うと
「状況って、アンタは私の使い魔になったのよ」
なんて返してきやがった。
使い魔ってのは何だ?と聞くと
「使い魔は使い魔よ」
あーあーこれだから人間は、説明になってないじゃねーか。
「使い魔って言うのは主人のメイジ、つまり私ね、が使役する絶対的な主従関係で成り立つ動物や幻獣のことよ」
ウィキペディアで調べた様な答えだな。
「とにかく!アンタは私に絶対服従!いいわね?」
「よくない」
誰がこんな貧乳なんかに服従するか

「………」
あれ、黙っているぞ?そんなにおれが否定したのがショックだったのか?
「だ……うよ」
ん?
「誰が貧乳よ~~~~!」

やべえ、つい言っちまってた!

おれは自分の身を守るためベッドの下に飛び込む。魔法を使われたくないのでついでに杖も持っていく。
「あ!出て来なさい!このバカ犬!」
無視する
「杖を返しなさい!」
無視する
「さっさと出て来い!」
アーアー聞こえなーい
「いい加減にしなさい!」
そういってベッドの下に手を突っ込んでくる。今だ!
おれはベッドの反対側から出てそのまま部屋を飛び出す。脱出成功!
とはいかなかった。
「ドアが開けられねえ……」
クソッ!こんな時はあのブ男が開けてたのに!

そしておれは殺気を感じた。後ろに振り向き
「いやあご主人様!今日も綺麗ですね!」
とりあえず褒めてみる。
「ありがと。出会ったのは今日だけどね」
もっともなお言葉で。

そして散々鞭で叩かれる。その最中に気絶しちまった。

「まったく…目覚めたら従順になってればいいけど」
そう言うルイズ。
絶対ならないぞ、おれは。
鞭で叩くようなやつに従うつもりは全くない。

「そろそろ寝ましょ」
そうしろそうしろ
「えーと着替えは…」
ム!覗けるのか、と思ったがあんな貧乳に興味はない。さっさと寝やがれ。


しばらくしてルイズが眠る。
それを確認しておれはベッドの下から出る。

「ザ・フールをおとりに使ってよかったぜ」

何か罰を与えないと気がすまないって感じだったからな。
おれは叩かれたくないのでザ・フールで自分の形を作ったって訳だ。(もちろんベッドから出るとき入れ替わった。)

さて、おれも寝るか
ベッドからルイズを下ろす。ルイズより早く起きて床にいれば寝相のせいになるだろう。
このベッド結構寝心地いいなぁ。

今日は疲れたので良く寝れそうだ。


To Be Continued…

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