ありのまま今起こったことを話すわ!
「召還の儀式を成功させたと思ったら出てきたのは人間で
いつのまにかその人間の使い魔が寝取られていた」
な・・・なにを言っているかわからないとおもうけど
わたしも何が起こったかわからなかった・・・
あたまがどうにかなりそうだった・・・
「召還の儀式を成功させたと思ったら出てきたのは人間で
いつのまにかその人間の使い魔が寝取られていた」
な・・・なにを言っているかわからないとおもうけど
わたしも何が起こったかわからなかった・・・
あたまがどうにかなりそうだった・・・
ってこんなときにこんなこと考えてる暇はないのよッ!
「ツェルプストー!いったいどういうことなの!?訳を言いなさい!」
叫びに近いような声で問いつめる。しかし憎っくきツェルプストーは男にしがみついたままだ。
こらッといいかけて口をつぐんだ。
・・・なんと、ツェルプストーが舌を使い始めたのだッ!いつの間にか男の腕も腰に回っているッ!
周りの男が固唾をのんで見守っている。友人の青銅使いなんかは腰がガクガク震えている。・・・暴発したようだ。
女の子の黄色い悲鳴まで聞こえる。手で顔を覆っている子もいるが隙間が空いている。
顔と言わず体中が熱くなっているのがわかる。
「なっなっなっ!なにしてんのよーっ!」
全力で魔法を放った。
「ツェルプストー!いったいどういうことなの!?訳を言いなさい!」
叫びに近いような声で問いつめる。しかし憎っくきツェルプストーは男にしがみついたままだ。
こらッといいかけて口をつぐんだ。
・・・なんと、ツェルプストーが舌を使い始めたのだッ!いつの間にか男の腕も腰に回っているッ!
周りの男が固唾をのんで見守っている。友人の青銅使いなんかは腰がガクガク震えている。・・・暴発したようだ。
女の子の黄色い悲鳴まで聞こえる。手で顔を覆っている子もいるが隙間が空いている。
顔と言わず体中が熱くなっているのがわかる。
「なっなっなっ!なにしてんのよーっ!」
全力で魔法を放った。
『彼』と情熱的な口づけをかわして、もう一段レベルアップ!と思ったときに余計な邪魔が入った。
爆発によって無理矢理引きはがされる。いいところだって言うのに!
吹き飛ばされながらもレビテーションの呪文で華麗に着地する。
吹き飛ばされる『彼』のほうをチラとみる。
爆発によって無理矢理引きはがされる。いいところだって言うのに!
吹き飛ばされながらもレビテーションの呪文で華麗に着地する。
吹き飛ばされる『彼』のほうをチラとみる。
血の気が引く。
火照っていた体が急速に冷える。
彼の体がバラバラになったのだ。
思わず目をつぶった。
せっかく運命の人に会えたのに!そんな想いが胸に渦巻く
火照っていた体が急速に冷える。
彼の体がバラバラになったのだ。
思わず目をつぶった。
せっかく運命の人に会えたのに!そんな想いが胸に渦巻く
目を開いた瞬間、それが目の錯覚だとわかった。
片膝を着いて胸をおさえている。どうやら『彼』は無事なようだ。
だが、その様子にわたしは駆け寄る。
「大丈夫!?ダーリン!」
『彼』の胸をはだけさせ、肩を抱き、ギュッと抱きしめる。どうやら痛みは収まったようだ。
心臓が悪いのかもしれない・・・そう思いながら彼の首筋を見る。
片膝を着いて胸をおさえている。どうやら『彼』は無事なようだ。
だが、その様子にわたしは駆け寄る。
「大丈夫!?ダーリン!」
『彼』の胸をはだけさせ、肩を抱き、ギュッと抱きしめる。どうやら痛みは収まったようだ。
心臓が悪いのかもしれない・・・そう思いながら彼の首筋を見る。
そこには使い魔の紋章があった。
うれしい誤算!『彼』はわたしの使い魔になったのだ!
ずっと一緒にいられる!わたしは燃えるような熱を胸に感じた。
ずっと一緒にいられる!わたしは燃えるような熱を胸に感じた。
彼女の胸の中で今起きたことを考える。
気づいたら砂煙の中にいて、突然迫ってきた女にキスされて、そのまま本気になって、
ぶっ飛ばされたがスタンドで衝撃を緩和、突如首筋の痛みに襲われ、今に至る。
とりえあず、この女は敵ではないようだ。ただのカンだが。
体に活力が戻っている。女がわたしを見つめているがそんな場合じゃない。
立ち上がり尋ねる。
「いったいなんなんだ?ここはどこだ?何故オレはここにいる?」
その質問にはそばにいたピンク少女が答える。
「そんなことどうだっていいわ!あんたは私の使い魔になったのよ。光栄に思いなさい!」
どういうことか尋ねようと口を開きかける。
「なにいってるのよ「ゼロ」のルイズ!ダーリンのマスターはわたしよ!」
「な、なんですって!私が召還したんだから私がマスターでしょ!?」
「でも契約したのはわたしよ。普通、契約するまでが召還の儀式じゃなくて?最後の仕上げをした、わたしがマスターよ!」
「召還して私が呼んだのよ!だったら私の使い魔じゃない!」
「契約したのはわたし!」
・・・堂々巡りだ、第一意味が分からない。
とりあえず質問に答えろ。そう言おうともう一度口を開きかけると、神々しい光とともに男が現れた。
気づいたら砂煙の中にいて、突然迫ってきた女にキスされて、そのまま本気になって、
ぶっ飛ばされたがスタンドで衝撃を緩和、突如首筋の痛みに襲われ、今に至る。
とりえあず、この女は敵ではないようだ。ただのカンだが。
体に活力が戻っている。女がわたしを見つめているがそんな場合じゃない。
立ち上がり尋ねる。
「いったいなんなんだ?ここはどこだ?何故オレはここにいる?」
その質問にはそばにいたピンク少女が答える。
「そんなことどうだっていいわ!あんたは私の使い魔になったのよ。光栄に思いなさい!」
どういうことか尋ねようと口を開きかける。
「なにいってるのよ「ゼロ」のルイズ!ダーリンのマスターはわたしよ!」
「な、なんですって!私が召還したんだから私がマスターでしょ!?」
「でも契約したのはわたしよ。普通、契約するまでが召還の儀式じゃなくて?最後の仕上げをした、わたしがマスターよ!」
「召還して私が呼んだのよ!だったら私の使い魔じゃない!」
「契約したのはわたし!」
・・・堂々巡りだ、第一意味が分からない。
とりあえず質問に答えろ。そう言おうともう一度口を開きかけると、神々しい光とともに男が現れた。
「ならばミス・ツェルプストーが召還したものをミス・ヴァリエールが契約すればいいのではありませんか?」
なんという光だ!?新手のスタンド攻撃か!?
銃に手をかけ、身構えているとピンクが答えた。
「先生!イヤよ!ツェルプストーの使い魔なんて!」
どうやら光の男は教師のようだ。女・・・キュルケは
「あら、それでいいじゃない。これでダーリンは私のものよ」
光の男はそれにフォローを加える。
「そのほうがいいでしょう。それともふたりでこの使い魔を共有するのですか?」
流石にピンクもそれには堪えたようで渋々OKした。
銃に手をかけ、身構えているとピンクが答えた。
「先生!イヤよ!ツェルプストーの使い魔なんて!」
どうやら光の男は教師のようだ。女・・・キュルケは
「あら、それでいいじゃない。これでダーリンは私のものよ」
光の男はそれにフォローを加える。
「そのほうがいいでしょう。それともふたりでこの使い魔を共有するのですか?」
流石にピンクもそれには堪えたようで渋々OKした。
オレの質問は華麗にスルーされたようだった。
やれやれ、誰かオレの話を聞いてくれ。
やれやれ、誰かオレの話を聞いてくれ。
「ささやき いのり えいしょう ねんじろ」
一部では神代の者が呼び出せると言われている古い呪文を唱える。
しかし何のことはない、ただの簡易呪文である。効果は普通のものと同じだが失敗すれば・・・というものである。
ああ、はやく終わらせてダーリン(そういえばまだ名前を聞いてなかったわね)の胸に飛び込みたい、と思いながら儀式をこなす。
まばゆい光があたりを照らす、そして収束。熱気があたりを包む。
現れたのはサラマンダーだった。尻尾の炎からみてかなりのものだろう。
以前の、ついさっきまでのキュルケなら飛び上がっていただろう。しかし今のキュルケは『彼』のことで頭がいっぱいだった。
儀式の間、ミスタ・コルベールと話し込んでいたようだった。何の話だったのだろう。
『彼』は壁にもたれかかっている。すぐに駆け寄る。
視界の端ではルイズが熱そうにサラマンダーと契約しようと顔を近づけている。・・・前髪から煙が。
目が合う。胸が高鳴り、燃え上がる。
しかし何のことはない、ただの簡易呪文である。効果は普通のものと同じだが失敗すれば・・・というものである。
ああ、はやく終わらせてダーリン(そういえばまだ名前を聞いてなかったわね)の胸に飛び込みたい、と思いながら儀式をこなす。
まばゆい光があたりを照らす、そして収束。熱気があたりを包む。
現れたのはサラマンダーだった。尻尾の炎からみてかなりのものだろう。
以前の、ついさっきまでのキュルケなら飛び上がっていただろう。しかし今のキュルケは『彼』のことで頭がいっぱいだった。
儀式の間、ミスタ・コルベールと話し込んでいたようだった。何の話だったのだろう。
『彼』は壁にもたれかかっている。すぐに駆け寄る。
視界の端ではルイズが熱そうにサラマンダーと契約しようと顔を近づけている。・・・前髪から煙が。
目が合う。胸が高鳴り、燃え上がる。
「順番が変になっちゃったわね。これからよろしく」
らしくない、と思いながらも顔がにやける。
『彼』も真剣な顔でそれに答える。やっぱり男前!
『彼』も真剣な顔でそれに答える。やっぱり男前!
「ああ、よろしく頼む。
それと自己紹介がまだだったな・・・オレの名は」
それと自己紹介がまだだったな・・・オレの名は」
こんなにドキドキしたのはいつ以来だろう?まるで初恋をした少女のように次の言葉を待つ。
「・・・マウンテン・ティムだ。」