ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

偉大なる使い魔-8

最終更新:

familiar_spirit

- view
だれでも歓迎! 編集
「わたくしの聞いた情報だと、あの中にいるという話です」
 ミス・ロングビルが廃屋を指差して言った
 フーケはあの中にいるのだろうか?
「俺が様子を見に行こう。早く終わらせたいんでな」
 プロシュートが廃屋に向かう
 わたし達が木陰からプロシュートを見守る 
 プロシュートが合図を送ってくる、誰もいないらしい
「わたしは外を見張っているわ」
 それを聞いたキュルケとタバサは頷き廃屋に入っていった
「わたしは辺りを偵察してきます」
 ミス・ロングビルは森の中に消えた

 バキバキ、木の枝を折る音が聞こえてきた
 いつの間にかゴーレムが、わたしの前に現れた
 ゴーレムは、わたしを無視して小屋の屋根を吹き飛ばした
 プロシュート達が小屋から出てきた
「氷の矢」
「フレイム・ボール」
 2人の呪文がゴーレムに炸裂する、しかしゴーレムは傷ひとつ無かった
「無理よこんなの!」
 キュルケが叫んだ
「退却」
 タバサが呟いた
 2人は一目散に逃げ出した 
「効かないねえ」
 ゴーレムから声が聞こえてきた、左肩に乗っている黒のローブ
「フーケ!」
 わたしはフーケに向かってファイアー・ボールを唱えた
 しかし杖からは何も出なかった
 ドオン・・・ゴーレムの右肩が爆発した
 ゴーレムから外れた右腕をフーケは見つめていた
「腕が再生しない・・・宝物庫の壁・・・今の魔法は一体?・・・
 お前の魔法は危険すぎる!」
 フーケが言い終わると同時にゴーレムの左手がわたしに迫ってきた
 わたしの体が動かなかった・・・

 ・・・死・・・?


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー