ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

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香水をシエスタが拾い、ギーシュの二股が周知の物となり、やつあたり→決闘の流れで

「とぅるるるるるるる。」
ボコられ過ぎて逝っちまったか、あの平民。
逝った目で何かを言い始めた才人にギーシュはワルキューレの攻撃の手を止めた。
「あれ、電話の音が・・・とぅるるるるるるる・・・こんな時に何処からだ。」
必死に何かを探し始める才人。呆然と見ていたギーシュは正気に戻った。
「とぅるるるるるるる・・・近くで聞こえるのに見付らない。どこだよ。」
二股を誤魔化す為に平民に決闘を申込みボコッたのはまだ良い、それがヴァリエール
家の使い魔ではなければ。二股を誤魔化す為、近くに居たルイズの使い魔の才人に決
闘を申込んだ。彼女の性格上、半殺しにするぐらいなら問題にする事は無いだろう。
ここまでは良い、決闘で打ち所が悪く使い魔が狂ってしまったとなると話は別だ。
魔法が使えないとは言えヴァリエール家に類する者の使い魔が詰らない理由で起きた
決闘でおかしくされたとなっては、彼女の意思に関係無く実家が黙っていないだろう。
そうなると理由が理由だけに申し開きは出来ない。退学だけでは済まず彼の使い魔が
いる限りグラモン家はヴァリエール家に大きな弱みを負う事になる。自分の愚かさ故
にだ。
「そうだ。アイツを決闘で殺してしまえば良いんだ。彼女も平民の使い魔に不満だった
みたいだし。決闘で死ぬ事は稀にある事だから…仕方が無いよね。」
ギーシュの目が余裕の有った物から追詰められた物へと変わったが
「ちょっと、私の使い魔に何をするのよっ!」
「ここの受話器は動いて使い難いな。」
モンモラシーの使い魔のカエルを拾い上げ耳に押し付けモンモラシーと揉めている
才人を見てそれが変わった。
「な、何してるだぁー。この腐れ平民!!」

「もしもし・・・サイトだな・・・アンタはあの時の、実は今・・・ギーシュとか言う
小僧にやられてボロボロなんだろ・・・ああ、解っているなら助けに来てくれよ・・・」
カエルを取り返そうと才人と揉み合っていたモンモラシーは、口調と目付きを転々変え
独り言を言い始めた才人に言い表せない不気味さを感じた。
「今、そっちに向っている所だ。あと3分待ってくれ・・・無茶だよあと一分だって持た
ねー・・・甘えるな!エピタフと腕は送った。それを使って何とかしろ!・・・」
何よ、この平民・・・打たれ過ぎておかしくなったの。元恋人のギーシュには二股を
掛けられ、そのギーシュと決闘しておかしくなった平民に使い魔を捕えられる。あの
子、田舎で子供に捕まりケツの穴に藁を突っ込まれて息を吹き入れられているカエルみたいな声を上げているわ。
ギーシュの事が心配で来たけど、私は諦める事にします
……さよならギーシュ、それにこの平民なんか怖いし、貴方とは幸せになれそうに
無いから。
「そんな・・・お前なら出来る筈だ・・・解ったよ、本当に3分後に来てくれよ・・・
つーつー。これ君の?勝手に使ってゴメン。」
独り言が終ったのか、変化した使い魔のルーンの有る方の腕でグッタリしたカエルを
才人はモンモラシーに返した。
「さよなら、ギーシュ。」
グッタリしたカエルを受取ったモンモラシーはカエルを手に泣きながら中庭を走り去った。



途中で投稿があったため恐らく書き溜め中だと思われ。

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