ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

紙・・・?

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「宇宙の果てのどこかにいる私のシモベよ… 神聖で美しく、そして、強力な使い魔よッ
私は心より求め、訴えるわ 我が導きに…答えなさいッ!!」

ドッゴォオォォォン

ヒラッヒラッ…ポトッ
「「「「・・・紙?・・・」」」」
そう…ルイズの目の前に出てきた物は折りたたまれた…紙だった…
呼び出した張本人ルイズはピキッ!と凍りつき周りの生徒もコルベールも予想外な事に凍りついた…
本筋では人を召喚!のはずが呼び出したのわ何と紙!!これどうすればいいんだ?と空気が流れた…
自分が呼び出した物が紙なんて…それだけは…い…いくらなんでもありえなさすぎる…と思い
もう一度召喚のやり直しをと期待を込めてコルベール教員に尋ねた…
「ミ…ミスタ・コルベール…」
「…ミス・ルイズ…これは…どんなイタズラですか…?」
「え…?」
「今まで貴女が勉強熱心で努力家だったのは私も知っています…ですが…
 この神聖な儀式に…イタズラとは…さすがに温厚な私でも怒りますよ…」ニコッ
ドドドドドドドドドドドドドドド
とても素敵すぎる笑顔だったが…何故かコルベールの後ろに
頭は鳥で肉体は人それでいて炎をまとった幽霊が見えるのは…気のせい…だろう…
「ちちち…違います!私は普通に召喚しただけです!!」
「ほう…ならば…誰がイタズラしたと?…あなたですか?ミスタ・マリコルヌ?」
「なっ!何でボクが疑われなくちゃならないんd へぶらっ!」
「質問を質問で返すなぁーっ!疑問文には疑問文で答えろと一度でも私が教えているのかね?
 私が『犯人はあなたか?』と聞いているんだっ!」
「ち…違う…始祖…に誓って…やってません…」バタッ...あっ気絶した。
「…それじゃあ誰が犯人でs「「「「僕(私)達はやってません」」」」

…コルベールの目が完璧にルイズ以外の生徒に向かったので、ルイズはさっきの紙を拾って
目を凝らしてみたり、太陽に透かしたりしてみたが…マジックアイテムには見えず。
ただの薬包紙のような包み方としか判別できなかった。
(…やっぱこれ…誰かのイタズラ…よね…何時も私が失敗するからってただの紙が…
 出てくるってありえないわ…犯人は誰かしら?キュルケ?モンモラシー?ギーシュ?
 …可能性が高いのは…風を使って運ぶってので…マゾコルヌ…が有力ね…あのピザデブが…!)
脳内で「犯人はマゾコルヌ…あなたですね!」と結論づけていたルイズの頭の中には
①とても優秀なルイズはすごいマジックアイテムの紙を召喚した
②他人のいたずら
③現実は非情これはただの紙である。
…③の選択が最初から否定し…というか消去し、①を期待したが…ただの紙だったので
②と決め付けた。というか②と思い込まないと間違いなくルイズの精神は崩壊していただろう…
ふと、そういえば中身見てなかったなと今頃思い出し、中にはどうせ『開いてみる奴は馬鹿』とか
書いてあるだろうが、その執筆から今回のいたずらの犯人が分かるかもしれないと思い
ルイズは紙を開けてみたが…何だか元のサイズから考えれないほど…紙広くなってゆくんですけど…
周りはその奇妙な現象に気づくと、あれマジックアイテムだったのか?と騒ぎ始めた。
周りの声を無視し、それ…手で持てなくほど広がった紙を地面に下ろして更に広げて見ると…
中からは鉄の箱に入ってる髪が薄い中年がそこに出現した…
「あれ?わし何時の間にこんな所走ってたんだ?」

…この日ハルケギニアの大地に一人の名も無いタクシードライバーが現れた…
無論続かない!


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