ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

少女よ、拳を振れ

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 ”それ”は使い手を寿命によって失いただ消えていくはずだった。
 だった、と言うとおりその通りにならなかった訳で……
 ぶっちゃけありえねー桃色の髪を持つ少女、ルイズは手ごたえを感じていた。
 魔法を使うと爆発する。
 絶対に。
 それゆえにゼロのルイズと呼ばれてきていたが今回は違う!
 ちょっと進化してイチのルイズだ! 次はニのルイズだ!
 などと考えていた。
 無論召喚魔法を使った今回も爆発が起こったのであるが、爆風の中から人影が見えた。
 それがルイズを興奮させた理由である。そりゃはじめて成功すれば嬉しいよね。
 しかし、その人影はなぜか見難い。かろうじて鎧のようなものをまとっているのは分かるのだが足や手がそうとは思えないほど細い。
 見難い……と言うより薄れてきた?
 このまま消えるのでは無いか? と言う不安がルイズの中を駆け巡り。
 気付いた時にはコントラクト・サーヴァントをするため全力で突撃し、ダイブしてまで唇を押しあてた。
 その瞬間、ルイズから力が抜け、その代わりに見難かった人影がはっきりとその姿を見せた。
 ただし、一瞬だけ。
 ……ルイズは己の使い魔が自分の体に入ってくるのを感じた。
 そして”言葉”では無く”心”で理解する。
 といってもずいぶんと端折った感じで。


 その後ルイズは行く先々で「じゃんけん」をすることになる。
 気付けば魔力さえあれば、と条件がつくものの全ての魔法を使えるようになりつつあったルイズであった。
 そしてその使い魔の名はッ!
 異世界に召喚されたことで性質が変化し”じゃんけん”で勝利することで才能を奪い取るスタンドとなった――

 ボーイ・II・メン! 
「出さなきゃ負けよ、じゃーんけーん!」
 じゃんけんマスタールイズ、はじまりません!



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