ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

『ゼロと奇妙な隠者と――?』

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『ゼロと奇妙な隠者と――?』

 冬もそろそろ過ぎ去り、歩みの遅い春が訪れようかとする頃。ジョセフが召喚された春から一年弱、ルイズ達も三年生に進級することを決めて一足早い春休みに入ろうとしていた。
 使い魔として平民が召喚されただけでも大概大事だと言うのに、それから起こった数々の出来事は辛いことも悲しいことも楽しいことも嬉しいことも手当たり次第。
 それでも、この一年をもう一度過ごせと言われれば、喜んで過ごしたいと思うようなお祭り騒ぎだった。少なくともルイズと彼女の親友達はそう思っている。
 そんなお祭り騒ぎの毎日でも、そんなに毎日イベントが詰め込まれているわけでもない。何かしらのイベントが起こる日よりも、平穏な日々の方が多いに決まっている。
 だが今日から、ルイズとジョセフ主従、そして彼女達を取り巻く人々から平穏な毎日と言うものが消し飛んでしまうことを、まだ誰も知らない。

 その日の晩。キュルケは寮の階段を登り、フレイムと共に自室へ帰るところだった。
 彼女の隣の部屋はもはやこの学院で誰も知らない者はいないルイズの部屋である。ジョセフが召喚されてからも毎日毎日騒がしかったが、彼がシュヴァリエの称号を受けて貴族になり、シエスタがジョセフ付きのメイドになった最近は騒がしさに拍車がかかっている。
 それも大体はルイズとシエスタがきゃんきゃん言い争いをしているため、そのけたたましいことと言ったら。しかもジョセフが積極的にスケベなものだから二人にちょっかいを出したりしてとんでもないことになったりするのがどうにも。
 今夜も今夜とて階段を登り切っていない内から騒ぎ声が聞こえてくる。
「本当に飽きないわねえ。もうちょっと他人の迷惑とか考えてくれないかしら」
 自分も部屋に毎晩お客様を招待しているのは棚に上げて、呆れた様子で呟いた。

 だが少女二人の騒ぎ声が、何やら普段と違うようだった。
 何とはなしに赤ん坊の泣き声のような声も聞こえてくる。
「え? 何? そういうプレイ?」
 キュルケの頭の中ではルイズとシエスタに囲まれたジョセフが赤ん坊のカッコをしてあんなことやこんなことをしているピンク色の妄想が素晴らしい勢いで広がってしまった。
 すげえ。これは後学の為にも見物……いやいや見学させてもらうべきかもしれないわ。
 そう考えたキュルケはすぐさま足取りを抜き足差し足にし、ルイズの部屋の前へ素早く辿り着いた。
 だが近付いていくごとに、部屋の中で行われている光景が奇妙に変貌していく。
 ルイズとシエスタの声に赤ん坊の泣き声……と焦っているらしいジョセフの声。
 なんだ? 四番目の誰かさんがいるのか? もはや好奇心は沸点直前。
 キュルケは期待に打ち震えながら、ドアノブを掴んで一気に蹴り開けたッ!
「ハーイ皆さん! 何してるのかしらーーーーッ……て」
 そこで繰り広げられていた光景は、キュルケの思考を凍結させた。
 部屋の住人であるルイズとジョセフとシエスタ……はまあいい。いておかしいことはない。だが問題は。大問題は。三人が床で車座になって全裸になっているという――
(あ。やっべ。これは)
 キュルケはすぐさま現状を把握すると、何気なく手を上げて廊下へ出て行く。
「ごめん。お楽しみの真っ最中だったとは。お邪魔虫はクールに去るわ」
「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!」
 現実に素早く立ち戻ったルイズが勢い良く立ち上がり、気を利かせて去ろうとするキュルケを無理矢理引き戻そうとする。
「ちょ! あんたルイズ! 服くらい着なさいよっ……て」

 小さな身体の何処にそんな力があるのか、というくらいにキュルケの腕をつかむルイズは、きっちりと制服を着込んでいた。
「事情は中で説明するから! 早く入りなさいよ!!」
 そのまま部屋に引きずり込まれたキュルケは、何とはなしに(ああ、男一人に女三人というのは初めてだわ。女の子相手でも大丈夫かしら)と考えていた。

 それから数分後。
 キュルケはルイズとジョセフとシエスタからの説明(主にジョセフ)を受けて、一応は事態を納得した。
 今、彼女の腕の中では赤ん坊らしき何かが泣きじゃくり、彼女の服もまた消え失せていた。ジョセフから手渡されるまでは半信半疑だったが、こうやって実際にだっこしてみると信じざるをえなかった。
「これがスタンド能力? でもダーリンのハーミットパープルとは違うわよ」
「そりゃそうじゃ。スタンドッつーのはそれぞれ個人差があるモンじゃからの」
 そう言うジョセフの両目は後ろから覆い被さるルイズの両手で隠されていた。
 事の発端はこうだ。ジョセフが昼間に洗濯をしていると、赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。何かと思って近付くと乳母車があり、その中に透明な赤ん坊がいたのでひとまず拾ってきて現在に至っているらしい。
「そもそも乳母車の材質がこっちじゃー作れやせんモンじゃからの。この子もなんかの拍子でこっちに来ちまったと考えて問題はないじゃろ」
 ちなみに乳母車にはばっちり「Made in Japan」の刻印がついていた。
「それにかんしゃく起こすと服以外にももっと色んなものが透明になっちゃうのよ。私達でどうにかしないとどうにも出来ないわよ。それに……」
(ジョジョのお願いを無碍には出来ないもの)

 ぽそぽそ、と何かを言ったのは三人には判ったが、何を言ったのかは聞こえなかった。だが大体何を言ったのかは、判られてしまった。
「はいはい判った判った。でもどうするのよ、普通の子供ならまだしも子守りなんて雇うワケにもいかないでしょ? 下手に知れたらアカデミーに連れてかれたりしかねないわ」
 悪名高いアカデミーのことは、ゲルマニア出身のキュルケでも大体知っている。
 これまでに華々しい戦歴を挙げてきたルイズとジョセフがいまいち認められていないのも、アカデミーに二人のことを知らしめてはいけないという、オスマンとアンリエッタの配慮によるものでもある。
「その点は大丈夫です、ミス・ツェルプストー。私は故郷で弟や妹達の世話をしてきましたし、子守は慣れてますから」
 シエスタがしゅたっと手を上げる。ここでジョセフの点数を稼ぐ目論見も当然ある。
「でもシエスタ、あなたも昼間色々仕事してるでしょ。この上仕事増やしたらキツくない?」
 彼女の目論見を看破したルイズがすぐさまジト目でツッコミを入れる。
「いざとなりゃあわしが寝ないで子守してもええがの」
 24時間働けるEnglish Man In NewYork(←イギリス人には見えないし空気読んでない)が現れた。
「とりあえず他にも色々と問題があると思うんじゃよ。赤ん坊は泣くのが仕事じゃし、しかも気に入らんことがあれば周りのものが全部透明になっちまう。一応学院長には話を通してきたからいいんじゃが、あまり周りに知らせるアレでもないからのー」
「んじゃタバサとギーシュとモンモランシー辺りにも話を付けといていいんじゃない? あそこらへんは言うなって言ったら言わない面子だし」
 こういう時に現実的な思考が出来るキュルケは頼れる味方である。
「まず、色々用意しなくちゃいけないモノがあるんじゃないの? 子供育てるって一言で言ったって、買うものだってあるでしょ。次の虚無の曜日に、城下町へ行くなりしないと」

 キュルケの言葉に「あ」という顔をした三人を見て、彼女は自慢の赤毛を緩く振った。
「……明日にでも、城下町で色々揃えてきなさい。先生には上手に言っといてあげるから」
 これはこれから苦労するぞ、という直感を疑おうともせずに溜息をついてから、キュルケははたと思い当たったことを口にしてみた。
「そう言えば、フーケ騒動からどのくらい経ったっけ」
 いきなり何を言い出すんだと思いながらも、ルイズが答える。
「ええと……ジョセフが召喚されてからちょっとくらいしてだから……十ヶ月前?」
「正確には十ヶ月と一週間ちょっとだわね」
 にまぁ、と満面の笑みを浮かべた口元を手先で覆い隠したキュルケへ、ルイズはいつものように眉毛をV字にして声を尖らせた。
「何よキュルケ。言いたいことがあるならちゃんと言えばいいじゃない」
「あ、言っていいんだ?」
 今にも笑い出しそうな唇を懸命に動かしながら、キュルケは自分の想像を口にした。
「あのお熱いベーゼでルイズが孕んだ結果だって考えたら辻褄合わない? 御懐妊から御出産までそのくらいだって考えたらちょうどそのくらいだものねー」
 いつものように大暴れし始める二人を押し留めたのは、赤ん坊の泣き声と、なんでもかんでも透明になっていく光景だった。


 それから老人と少女達の悪戦苦闘七転八起の子育てが始まることになる。
 ただでさえ気性が激しいのに透明な女の子(シエスタの触診で判明した)ということで、並々ならぬ苦労があることは火を見るより明らかだったが、それを育てる親代わりがジョセフも含めて世間知らずな貴族達というのもまたシエスタの苦労の種の一つだった。

 子育て経験豊富なシエスタはともかくとして、ルイズ、キュルケ、タバサにジョセフと、子育てに積極的に関わることになった他のメンバーは非常に役に立たないので、「将来必要になるかもしれない」ということも含めてシエスタの子育て授業が始まることになった。
「まさか平民の私が貴族の皆様方にこんな事をお教えする日が来るだなんて」とあわあわしていたシエスタだが、必要に迫られた生徒達の飲み込みは非常に早いことに安堵もした。
 赤ん坊が透明な件についても、キュルケから提供を受けた化粧品で化粧をさせることで一応の決着はついた(でもこんな若い頃から化粧するとお肌にどうかしらねえ、と言ったキュルケに「お前が言うな」というツッコミも入った)。
 そして誰が親代わりになるかという点については、赤ん坊がジョセフにばかりよく懐いていたので、満場一致で「ジョセフの子供」ということになり、めでたく「静・ジョースター」という名前をつけられることとなった。
 長期休暇中ということもあり、シエスタやジョセフがメインで静の世話をする中、他の三人が代わる代わる手伝いをするというパターンが成立していた。
 しばらくは慣れない子育てに七転八倒していたのも、すぐに七転八起になり、やがて全員が赤ん坊を抱く手付きにも慣れた様子が見えるようになってきた。
「魔法の勉強より大変」とタバサが呟いたのだから、平坦な道のりではなかったのだが。
 しかし一つの問題が解決したと思えてきた頃、密かにもう一つの問題が成長していた。
 すっかり春めいて花も咲き誇る頃、静はすっかりジョセフを独占してしまっていた。
 静が透明なのをさておけば、どこからどう見ても孫の世話をする祖父そのもの。
 だがそれは、ついこの間まで祖父の横にいた孫、ルイズには気に入らない事態だった。
(何よ何よ! 私の使い魔なのにどうして赤ん坊の世話にかかりっきりなのよ!)
 子供も喋れない赤ん坊に嫉妬するのもどうかと思われるが、実際に弟や妹に親を取られたと思った子供は、親の目を引こうと「子供返り」と呼ばれる退行現象を起こすことがある。

 大家族の生まれであるシエスタは赤ん坊とはあんなものだ、と割り切ることが出来たが、末っ子なルイズはそんなことだと割り切ることも出来なかった。有体に言えば、ヤキモチが悪化したということだ。
 その結果、丸一日ジョセフ達の前にルイズが姿を現さなかったのに至り、キュルケとタバサはある重大な決意を固めた。
 二つの月が大きく空を輝かせるその日の夜。主のいないルイズの部屋の中、揺りかごの中ですやすやと寝息を立てている静を、椅子に座ったまま優しげに見守るジョセフの後ろにキュルケがやってきた。
「あ、ダーリン? シズカはあたしが見てるから、ちょっとルイズのトコに行ってあげて」
「あん? いや、じゃがキュルケももう寝る時間じゃろ? なんならシエスタに……」
「あー、シエスタなら今日は仕事が多かったからって部屋で寝てるし」
 モンモランシー特製の睡眠薬で、一番のお邪魔虫は朝までぐっすりである。
「それに孫はシズカだけじゃないでしょ。ルイズもたまには構ってあげないと」
「ふむ……そうじゃの。んじゃ、ちょっとの間子守を頼めるかの」
 ジョセフはルイズを大人だと認めているので(少しの間ならほっといても大丈夫)と思っているフシがある。だがジョセフは自分も17歳だった頃をすっかり忘れてしまっているが、17歳なんていうものはまだまだ子供もいいところである。マンモーニである。
 そしてキュルケに言わせれば「ルイズもダーリンもコドモ」……と。まあそんな所である。
 と言うわけでジョセフはルイズを探しに部屋を出て行って。キュルケは苦笑しながら、音を立てないようにそぉっとジョセフが座っていた椅子に座った。

 ルイズはヴェストリの広場の片隅で一人、膝を抱えて座り込んでいた。
 もう何時間こうしてるか判らないが、部屋に帰るとイヤなコトを言ってしまいそうで帰ることは出来なかった。今もまだ、イヤなコトを言ってしまいそうなので帰れない。
 それでも、きっと。
(……ジョジョが迎えに来てくれたら、帰れるかもしれない)
 最初のうちは(迎えに来たら怒鳴り倒してやる)だったのが、(何よ自分の主人くらい迎えに来なさいよ! そんなに赤ん坊の方が大事なの!?)に変わり、やがて(……どうしよう、こんな時間になっちゃった。帰るタイミング逃した)を経て現在に至っている。
 こうやってじっと一人でいると、「なによルイズ・フランソワーズ。赤ん坊に嫉妬してどうするっていうのよ」と、冷静な考えがやっと復活する。
 色々ヤキモチだって妬いた。それこそジョセフに近付いた女性みんなにヤキモチを妬いてきた。でも、だからって。赤ん坊にまでヤキモチ妬くというのは、果たして貴族以前にオンナノコとしてどうなんだろう。
(……だってジョジョは……盛りの付いた犬で……私の使い魔なのに……目を放すとすぐに他の女の子にちょっかい出すし……で、でも、わ、わたしの……私の、おじいちゃんで……その……)
 おじいちゃん、と認めるだけでも顔が真っ赤になるのに、それ以上言おうとすれば顔から火が出るような騒ぎになる。
 しばらく奮闘していたが、結局それ以上考えることも出来ず大きく首を振った。
(何よ私)
 小さな小さな溜息を、ついて。
(……バカじゃないかしら)
 くすん、と小さく鼻を鳴らした。

 さく、さく、と草を踏みしめながら近付いてくる足音にも、顔を上げなかった。
「おお、ここにおったか」
「……何しにきたのよ」
 尻尾があれば思わずぴんと立っていただろうに、口から出るのはいつもの憎まれ口。
「老いぼれの犬めが寂しがりのご主人様を探しに来たんですじゃよ」
「うるさいっ」
 不貞腐れてそのままでいれば、左によっこらしょと座った気配が感じられた。それから大きな右手で、優しく頭を撫でられる。
 ルイズは抗うこともせず、ただ撫でられるままになっていた。
「あーと。ほら、機嫌直せ。いつからここに座っとったんじゃ、すっかり髪の毛が冷えちまっとるぞ。こんなじゃ風邪引いちまうじゃろ」
「……いいのよ。どうせ私はバカなんだから風邪なんか引かないわよ」
「迷信じゃよそんなモン」
 そう言ったジョセフは、ルイズの腰を両手で掴んで軽々と持ち上げてしまうと、そのまま自分の膝の上に彼女を乗せてしまった。
「っ、何するのよ勝手に!」
 抗議と共に背後のジョセフに振り向き睨み付けはするものの、相変わらずの気楽な笑みが見えただけだった。
「ほれ、冷えた身体を暖めてやらんとな。女の子は身体を冷やしちゃいかんからの」
 腰に当てられた手からほのかに日差しのような光が漏れ、ルイズの身体に波紋のような暖かさが回っていく。
 決して不快ではない心地よい温度に、ルイズは不服そうにしながらも静かに目を閉じた。
「またわしがなんかやったんかの。最近は……特に何もやっとらんつもりじゃったんじゃが」

「……別に何もないわ」
 一瞬言葉を選んだ後で出てくる否定の言葉が、決して彼女の意思を忠実に表しているわけではないことは、もうそろそろ一年を経過する付き合いを経たジョセフにはよく判る。
「えーと。あれか。静のコトかの」
 当てずっぽで言った言葉に、小さな肩がぴくりと震えた。
「……うるさいわね。いいわよ、主人なんかほっといて赤ちゃんの世話でもずっとしてなさいよ。ガンダールヴなんかやってるより子守やってる方がよっぽどお似合いだわっ」
 その言葉に、ジョセフはおおよその事情を察した。隠せない苦笑を隠す努力もせず、腰に当てていた手を肩に回して、自分に振り向かせた。
「……何よっ。何か言いたいことでもあるの」
 月明かりに照らされる少女の両目は、月光を受けて色濃く潤んでいた。泣き虫なこの少女は、自分に泣き顔を見せるのをあまり良しとしないのだ。
「んじゃまあ僭越ながら。静も大切じゃが、ご主人様もとても大切に思ってるんじゃよ」
「……あたしとシズカのどっちが大切なのよ」
「そりゃ両方じゃよ」
「嘘でもこういう時はご主人様って言いなさいよっ。気が利かないわねっ」
 赤ん坊に張り合う17歳というのも、どういうモンじゃろうなあ。と思ってしまうのは、仕方のないことだった。
 呆れも半分、微笑ましさも半分。
 なおも何かを言い募ろうとするルイズの言葉を飲み込むように、唇を重ねた。
「んっ……」
 きゅ、と瞼を固く閉じるが、ジョセフの唇を拒もうとはしない。
 誰もいない広場の片隅に、ほんの少しの間だけ沈黙が訪れた。

 そして、唇が離れた時。ルイズの小さな手はジョセフの耳を摘んでひねっていた。
「アイチチチチチ、お気に召しませんでしたかの」
 その言葉に、更にぎゅうううう、と力を込めてひねり。そして、耳元に濡れた唇を寄せて囁いて。
 ジョセフだけに聞こえた言葉に笑みを漏らすと、今度は両頬と額に、キスが落ち。それから
もう一度、唇が重なった。

 結局二人が部屋に帰った頃には、キュルケは椅子の上ではなくベッドの上ですやすやと寝入っていた。
 ルイズに叩き起こされたキュルケは、寝癖の付いた赤毛を気だるそうにかき上げながら言った。

「シズカに弟か妹を拵えるのは、せめて学院卒業してからになさいよ」

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