ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

不死の使い魔 召喚8回目

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
「はッ!ふー、ひでー夢だったぜ、ゴーレムに踏みつけられてへし折られるなんてよ」
目を覚ましたデルフリンガーが開口一番先程まで見ていた夢のことを口にする
「夢じゃないわよ」
「ってめえ胸が貧しい娘っ子、ん?さっきまで夜だったてえのに、ここぁどこだ、いったい何があったんだ」
「誰がド貧乳よ!呼んだのはディアボロであんたは呼んで無いわよ、
大体ゴーレムに踏まれて真っ二つに折れてたのに何で元に戻ってるのよ?」
「真っ二つ?傷一つどころか錆も浮いてねーぜ、夢でも見たんじゃねーの」
「だから夢じゃないって言ってるでしょ、ペシャンコに潰れたディアボロと一緒にポッキリ折れてたんだから、
て思い出させるんじゃないわよ、気持ち悪くなってきたじゃない」
剣相手に漫才を繰り広げるルイズを赤毛の少女が止めに入る
「ルイズ、ルイズ、漫才もいいんだけどそろそろ作戦を進めた方いいんじゃないかしら?
ほら、彼方の使い魔も待たせている様だし」
「え、ああ、そうね」

ルイズの説明では
ディアボロを踏み潰したゴーレムは土くれの異名をとる盗賊フーケのもの
フーケに学院の所蔵する破壊の杖をまんまと盗み出されてしまった
今ここに居る面子は破壊の杖の奪還とフーケの討伐を志願した者達
赤いのがキュルケ、青いのがタバサ、緑色のがミス・ロングビル
ここはミス・ロングビルが得た情報によるとフーケの隠れ家らしい小屋の前
突入前に偵察を行う為、ディアボロを召喚した
ということらしい

「小屋の中にフーケが居るかどうか確認して頂戴、居たら合図を送って、合図と同時に魔法で吹き飛ばすから」
「それだと俺まで吹き飛ぶぞ、小娘」
「あんた死んでも生き返るから何があっても平気でしょ」
「…殺す気か」
「じゃあ如何しろって言うのよ」
「こうすればいい」
ディアボロはデルフリンガーを持つと大きく振りかぶり、
「おい、何すんだ」
「向うに着いたら中の様子を知らせろ、いいな」
返事を待たずに小屋に向かってぶん投げた

「うおおおーーーッ」
戸をぶち破ってデルフリンガーは小屋の床に突き刺さった
「どうだ?」
「誰もいねぇよ、誰かが居た形跡もねえ」
偵察の結果を聞いたルイズ達が小屋に入ってくる
「本当に誰も居ないわね」
「何かフーケの手がかりが有るかも知れないわ、探しましょ」
「破壊の杖」
言うが早いかあっと言う間に奪還目標である破壊の杖を見つけてしまう

そんな時小屋の屋根が吹き飛んだ
これ以上無いと言う位見通しの良くなった天井からは昨晩と同じく30メートル程の大きさを誇るゴーレムが見えた
『フーケのゴーレム!!!』
三人娘が何するものぞと魔法を放つが通用しない
それを見たロングビルが前に出る
「ミス・ロングビル!」
「私もフーケと同じ土のメイジですわ、足止め位して見せます
ですから早く逃げて下さい、そして破壊の杖を学院へ」

タバサの合図で現れた風竜に乗り、4人は学院に向かって逃走に移る
しかし、しばらくするとロングビルを退けたのかゴーレムが歩幅も大きく歩き出した
「追ってくる、タバサもっとスピードでないの?」
「無理、重すぎる」
「ディアボロ、あんた囮になんなさい」
「なに?」
ルイズの蹴りがディアボロを破壊の杖ごと空中へとダイブさせた

「くッ、小娘め」「何しやがんだ、このド貧乳!」
地面に着いたディアボロとデルフリンガーに気付いたのかゴーレムが迫る
ディアボロは手元に転がっていた破壊の杖を手に取ると頭に浮かんできた使い方そのままに、
後部を引き伸ばして展開しゴーレムに筒先を向ける

(足を狙ってもこの距離では安全距離を切っている、当たっても爆発しない
しかし上を狙えば…)

ディアボロが角度を付けて引き金に触れると同時に起きた爆発がディアボロごとゴーレムの足元を吹き飛ばした


■今回のボスの死因
破壊の杖が暴発して爆死

■おまけのデルフリンガー
ボスの巻き添え食らって死亡?

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー