ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

偉大なる使い魔-4

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匿名ユーザー

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 わたしは考えるよりも先に行動していた
「やめなさい!」
 ギーシュを庇う様に立つ
「どうゆうつもりだ、ルイズ」
「ここまでよ、勝負はついたわ」
「コイツはまだ生きている、勝負は付いちゃいねえ」
「もう、ついたのよ。昔は命を取り合ってたけど、今は違うわ」
「なんだそりゃ、ええ、おい。」

 貴族だメイジだ、つっても、そこら辺のナンパストリートや仲よしクラブで
 大口叩いているいるような負け犬どもと同じじゃねーか

 貴族を侮辱する様な考えが流れてくる。違うと言ってやりたいけど
 言うと、もう取り返しがつかなくなるので我慢する

「それに殺したら捕まって牢屋に入れられるわ、もちろん主人である、わたしもね、
 そんなの嫌よ。だから・・・お願い、プロシュート」
 まさか、わたしが使い魔に命令じゃなく、お願いをする事になるなんて
「・・・お前やっと俺を名前で呼んだな」
 そうだっけ?
「ハン、いいだろう。その小僧は殺す価値も無い」
「ありがとう、プロシュート」

 それにしても、この使い魔が名前で呼ぶことを気にしていたなんて
 意外でなんだか可笑しかった

 先生にギーシュの治癒を頼み、空き部屋のベットに寝かしつけた。
 今、この部屋には、わたしとプロシュート、ギーシュとモンモランシー。そして、メイドが1人いる
 メイドがプロシュートに声を掛ける
「あの、すいません。あのとき、逃げ出してしまって」
 食堂の騒ぎの時、彼女もその場にいたのだろう
「別に、お前は関係ねえだろ」
「ありがとうございます」 メイドが深くお辞儀をした後、部屋から出て行く
 プロシュートの冷たい態度もメイドには巻き込まない為の思いやりに見えたのだろう
「ルイズ。彼は何者なんだ?この僕のワルキューレを倒すなんて・・・」
 起きたのだろうギーシュがわたしに疑問を投げかける
「ただの平民でしょ」
「ただの平民だな」
 わたしと、プロシュートが答える
「君たちは、僕を馬鹿にしてるのかい」
「よく気がついたなマンモーニ」
 プロシュートがニヤリと笑う
「「ぷっ」」
 わたしとモンモランシーが吹き出す


「なっ、モンモランシー君まで笑うなんて酷いじゃないか」
「でもギーシュ、あなた何時も、父上兄上って言ってるじゃない」
 わたしが答えてあげる
「先祖を誇りに思う、何がいけないと言うんだね」
 ギーシュが反論する
「誇りに思うことと、乳離れ出来ねえのは別だぜマンモーニ」
 プロシュートが言い放つ、ギーシュは顔を赤くし唸っている
「もう、大丈夫だな行くぞルイズ」
「何、仕切ってのよ」
 プロシュートが部屋から出て行く
「待ちたまえ、話はまだ終わっていない。彼は一体何者なんだね?」
 部屋からギーシュの声が聞こえてくる

 そんな事、わたしが教えてほしいわ

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