ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

味も見ておく使い魔-9

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匿名ユーザー

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「まさかミス・ロングビルが犯人じゃったとはのう」

集まった人全員の『死ねば?つーかくたばれ』光線を浴びながらも、オールドオスマンは鷹揚に笑っていた。
聞けば、酒場で尻を触っても起こらなかったから雇ったという。

「まあ、何はともあれ、皆ご苦労じゃった」
「ミス・ヴァリエールの使い魔の罪は今後問わんことにしよう」
「ありがとうございます。オールドオスマン」
ブチャラティのみお礼を言う。大先生?鼻歌を歌ってるね…
「それに、ミス・ヴァリエールとミス・ツェルプストーの二人については『シュバリエ』の爵位申請を宮廷に出しておいた。
ミス・タバサはすでに『シュバリエ』の爵位を持っているから、精霊勲章の授与を申請しておいた。」
ルイズとキュルケの顔が喜んだり驚いたりで忙しい。

「ありがとうございます!」

「タバサ!アンタ本当なの?」

「今日は『フリッグの舞踏会』じゃ。
『破壊の杖』ももどってきた事じゃし、予定通り行おう。重ねて言うが、皆ご苦労じゃった」
「ああ、使い魔君たちは残ってくれんかね?」
「私とミスタ・コルベールが話がある」


生徒達が出て行くのを確認したあと、オスマン氏は語り始めた。
「それでじゃ、ミスタ・ロハン」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「ワシの生徒たちを『本』にするのはもうやめてもらおうかの?」

「げえッ!」
露伴は、戦場で呂布と遭遇した武将のような反応を示した。

「ああ、今後はワシとミスタ・コルベールが君を監視するからそのつもりで」
「監視にはミスタ・ブチャラティも協力してくれるとありがたい」
「了解した」

「わ、分かった。もう『本』にはしない」

退室しようとするロハンを呼び止める。
「まだじゃ。話は終わってないぞい?」
オスマン氏に不気味な笑顔が浮かぶ。


「君には、今後学院内で『悪さ』をするようならどんな目にあうかを体験してもらおう。モートソグニル?」
 オールドオスマンは自分の使い魔であるドブネズミを呼んだ。

 ドブネズミ?

ドドドドドドドドドドドドドド・・・

「承太郎さんに聞いたことがある…まさか、それは!」
耳に不自然な穴が開いたドブネズミが現れた。
その傍らに『対戦車砲』のようなものが見える。

「おや?この『能力』を知っているのか?奇遇じゃのう。
なに、心配いらんわい。うちの学院の人間はこの『針攻撃』の治療経験が豊富じゃからのう。
すぐ直るワイ。それに痛いのは最初だけじゃ…多分」


「ま、待て!僕はルイズの使い魔だ。そういうことはご主人の許可が要るんじゃないか?」

「必要ないわい。じゃって君、最初から『使い魔じゃない』じゃろう?」

「「な、なんだってー!!」」

ブチャラティとコルベールが声をそろえた。


「『使い魔』のルーンには『ある種の洗脳効果』があるといわれておる。
マンガ家の君は自分の記憶のリアリティが失われるのを恐れたんじゃろう」 
「召喚された時点で、君は『自分に対してはルーンは刻めるし、ここの会話もできるようになるが契約は成立しない』とルイズ君を書き換えた…違うかね?」 
「ば、ばれてましたぁ~?」

「さて、ミスタ・ロハン。はじめようか」

「何とか言ってくれブチャラティ!同郷のよしみだろう?」
「俺からは何も言うことはない…おとなしくこの制裁を受けるんだな…
むしろこの程度の『お仕置き』でラッキーだと思うことだ」
ブチャラティが『ジッパー』で露伴を『確保』する。

 ガチャリ

『アレ』の照準がセットされる。


「ちょっとカンベン…ヤッッダーバァー!!!!」



岸辺露伴   → 再起『可』能
ブチャラティ → 後でこっそり露伴に頼み、ルーンの『洗脳効果』のみ解除。
M72      → ブチャラティが解体。使用不能に。

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