メリー様御一行手記集@wiki

01-960

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dreamself

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だれでも歓迎! 編集
960 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/09/04(月) 06:59:07 [ sokcnVrc ]

明らかな東方な要素は無かったが
明らかに東方夢だったので書いてみる


学校の教室。いつものホームルーム
担任が転校生を紹介していた。ロングの黒髪の女の子。名前は「小阿 久麻(こあ くま)」
頭の中で別の俺が「もうわかっていると思うが■■■■■■」と何かを叫んでいたが
鬱陶しかったのでスルー

場面が変わって放課後、図書委員になったその女の子に、現実でも図書委員の俺が仕事を教える事になってた
夕陽がモロに差し込む渡り廊下を通れば、すぐ図書室に着くのだが
何故かその子は
「あのね、校内を案内して欲しいの」
という理由で、陽の当たらない校内を遠回りするルートで行こうと言い出す
俺は早く帰りたかったので「それは今度な。仕事が先だ」と断った

んで、俺が先へ進んでも、その子は渡り廊下に踏み込んで来ない
「なしたの?」と問うと、
日陰の魔術は陽に当たるとなんたら、影は光に触れるとなんたらとか言い出した(不鮮明)
だーかーらー、早く蔵書の整理を片付けて帰りたいんだ、と俺はカチンと来て
「お前はオカルト部じゃねぇ。図書委員だ。ふざけてないで、はよ来い」とその子の手を引っ張った

あっ、と小さく声を発して、その子がよろけたので振り返って見た
そして、すぐに目を逸らして見ないようにした
その子はさっきまで黒髪黒瞳だったはずなのに、髪も瞳も燃えるように真っ赤になっていた
一瞬しか見なかったけど、凄く怖くて、凄く綺麗だったのは覚えてる

(…夕陽で変な風に見えたんだ。そうだ。)と俺は自分に言い聞かせて図書室へ急いだ
が、握ったその子の手を離そうとしても、ボンドでくっついたように離せなかったので、ますます怖くなってきた
顔を見ないようにして、前だけ見て、そのまま図書室へ入ると
薄暗い見たことのないバカ広い図書館だった
気味悪かったので戻ろうとUターンすると、そこは学校じゃくて目が焼けるような赤一色の洋館の廊下だった
その廊下の遠くの左奥から、足が刃物になってる銀色の蜘蛛みたいな何かが
シャリシャリと音を立てながら天井を這って近づいて来たので、
「ああ、もう戻れないんだな」と直感して図書館に入った

女の子の手の感触はいつの間にか無くなっていて、どこかから声が聞こえた
「■■■様、連れてきました」
「遅かったのね、…って、色落ちしてるじゃないの。あれほど陽には■■■」(よく聞き取れない)
そこで突然、胸が圧迫されて壁に背中から叩きつけられる
と、思ったら体は金縛り状態で、手術台みたいな物の上で寝ていた
首だけは動いたのでイヤイヤをするように左右に頭を振ってたら
「……この子も違うわ…」と声がして、現実のベッドの上で寝ていた。


…何を企んでるんだ、ぱつりー!
ちなみに数日前、リアルで「放課後、夕陽、渡り廊下、転校生の女子と図書委員の仕事」の状況があった。
この記憶は……。


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