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99 :名前が無い程度の能力:2006/12/26(火) 21:34:43 ID:niSB7j.A0
繁華街で、歩く人達の流れを見ていた。
なぜだか急に不安に襲われて、身動きすら取れなくなったとき、背中をぽすぽすと叩かれた。
辛うじて振り向くことはできた。
視線の先にいたのは、艶やかな緑髪を持った少女。
ところどころに小さな黒いリボンのついたYシャツに、暗めの赤のネクタイをしめ、長めのプリーツスカート。
はてこんな知り合いいたか? と思って見つめると、少女は口を開いた。
「大丈夫です。××××××××」
大丈夫です、のあとに何をいっていたのかは聞き取れなかったけれど、その言葉にひどく安心した。
微かに笑うと、今度は二の腕あたりをぽすぽすと叩いて、少女は去っていった。
身体が動けるというのに、少女の去る背中をその場で固まって見送っていると、
彼女は歩きながら、手を軽く斜め下に振った。
泡立つような光と共に現れたのは、複雑な文様の浮かんだ杓。
「あれは、四季様
気づいたところで目が覚めた。


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