ドラ○もんの道具を悪用してエロ小説 まとめWiki
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ドラ○もんの道具を悪用してエロ小説 まとめWiki
ja
2020-11-26T03:56:00+09:00
1606330560
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J・S・KYONの冬朝
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/455.html
* * *
お断り
「涼宮ハルヒ」シリーズとのクロスです。
キョンのキャラが爽やかにぶっ壊れています。
原作との深い考証考察は鬼門です。
萌えキャラのクロスなエロをかるーくお楽しみを。
でも、エロに辿り着くまで時間がかかってます
では、スタートです。
* * *
物理的なベルの音が俺の目を覚ます。
自覚出来る程に寝覚めで不機嫌な俺の手で止められたのは、古典的な目覚まし時計だ。
ここでは、目覚まし時計Aとでも呼称しておこう。
目的から言って不安のある百円ものを使う事が躊躇され、ホームセンターで購入した
メーカー物のアナログ目覚まし時計を長時間ストップウォッチ同然に使用する。
この事一つとっても、俺自身の環境変化は明らかだ。
問題は、精神がそれに引きずられてはならない、と言う事なのだが、
一つ一つの贅沢の度に手遅れ感を禁じ得ない。
それでも、その事をまだ自覚していられるのは、俺自身が変わる前に、
まず常識と言うものが大いに不確かである事を自覚出来る数カ月間を過ごした経験の賜物だろう。
さて、そういう訳で、大まかな所はかつて俺が垂れ流した別の場所での妄言から把握して欲しい、
と言う手抜きの言い訳を放り出し、ボートやら自転車やら馬やらスクラッチカードやらの
関連業界をちょくちょく財布代わりにしている結果として矢鱈と増やす事が出来た、
更にその原因となった事情になった事情により必要となった目覚まし時計を止めた俺は、
ベッドの上で掛け布団と毛布を体からずらし、震える。
肉体的にはここまで五時間半ほどの眠りについていたが、
日本標準時刻に於いては午前三時から四時の間、と言った辺りの筈だ。
そして、この部屋、他でもない俺の実家であり自宅であるこの家で
自分の部屋として使う事が許されたこの場所も
地理的には間違いなく同じ標準時刻を使用されるテリトリーに含まれている。
季節も気候もまごう事無き冬の深夜であり、
これまでの前例で言えばそれに相応しい寝間着も当然持っているものだが、
生憎今の俺はトランクス一枚。
それも、防寒と言うよりは防具として着用していた、と言うのが実際の所だ。
そういう訳で、肌を粟立てながら電灯をつけ、
ベッドのとある箇所にさり気なく隠匿してお
2020-11-26T03:56:00+09:00
1606330560
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厨B世界ヲ救ウ/第07話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/454.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
「それじゃあ」
恭介が、プロフェッショナルな「能力カセット」の知識を借りて
市販品の中から金に糸目をつけずに購入したデジカメと
LDルームの大型テレビを接続し、データを再生する。
「おーっ、いいカメラ使ったな。
まどかの綺麗なヌードがばっちり映ってんの」
「ウェヒッ!?」
大画面表示で詢子に改めて言葉にされて、
まどかが飛び上がりそうな声と共に手で顔を覆った。
「もう、ママっ。
ママ綺麗だから一緒だと恥ずかしいよ」
「いやいや、ばっちりいい女じゃんまどか」
「でもぉ、ママおっぱい大きいし私小さいからさやかちゃんとか」
「そりゃー、二人もおっぱい飲ませてるからなー。
ほら、いい感じにふんわり膨らんでっから
将来は綺麗なお椀型おっぱいだって。
それに下の方もさわさわ生えて大人になってるし」
「うぅー………」
からから笑う詢子に、まどかもウェヒヒはにかみを返す。
そんな二人の前のテレビでは、ほんのり頬を染めてにかっと笑う詢子と、
真っ赤な顔ではにかむまどかが生まれたままの姿で並んで映り、
画面の中でも外でも詢子がまどかの肩を抱いていた。
改めて、詢子のヌードは二児の母としては一つ抜けたプロポーションに
確かな大人の成熟が加わった見事なスタイルの良さで恭介を圧倒する。
それは、まだまだグラマーとは言い難いものでも十分に女の形が始まり、
すくすく健康的に育ってこれからの未来に向かうまどかと好対照。
なんと言っても実の母娘、それも間違いなく美人と十分可愛い部類の女の子、
と言う破壊力は理屈抜きだった。
「さぁー、次は上条君の番だなぁ」
「ウェヒッ!?」
にかっと笑う詢子に、恭介が変な笑みを漏らす。
「これから二人で一番肝心のトコなんだから、
上条君の肝心なトコもばっちり確認しないとまどかも困るだろうよ」
「あ、は、はい」
絶対的優位の筈が、
この辺りが人生経験の差
2019-03-05T22:40:53+09:00
1551793253
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厨B世界ヲ救ウ/第06話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/453.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
* * *
とある深夜。
「石ころぼうし」と「とうめいマント」を装着したまま
「四次元若葉マーク」を使って鹿目家に侵入した恭介は、
手始めに鹿目まどか、タツヤ、知久を「グッスリまくら」で熟睡させてから
L(リビング)D(ダイニング)ルームに移動する。
そこで、晩酌と言うか寝酒のウイスキーを舐める鹿目詢子を
「瞬間固定カメラ」で撮影していた。
それから、勝手知ったる他人の家で、たっぷりとした床に客用布団を敷いてから
「ゆめふうりん」を鳴らしてまどかをLDルームまで呼びつける。
二階に繋がる階段には、プラスチック板に取り付けた換気扇を「つづきをヨロシク」で空中浮遊させ、
その騒音を「吸音機」で吸い取る。
「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって取り付けられた手動発電機つき換気扇は
「スペースイーター」が開いた超空間トンネルに繋がり、
「つづきをヨロシク」で発電された動力によって
別のプラスチック板に開いた野外のトンネル出口に排気している。
一旦まどかを客用布団の上に寝かせた恭介は、「タイムベルト」を使って
「タイムテレビ」で確認したまどかが目覚める五分前に移動してから、
「ニクメナイン」を服用し「瞬間固定カメラ」で詢子の固定を解除する。
「よっ、上条君」
「どうも」
そして、当たり前の様に挨拶を交わす。
「ちょっとこれ読んで下さい、真実が書かれていますから」
「ん? んー、おーけーおーけー」
「かたづけラッカー」で消してちょっとだけマーカーで目印を付けた「うそつ機」を装着した恭介が
詢子にルーズリーフを渡し、詢子はやや酔いの回った色っぽい目でそれを確認する。
「上条君?」
「やあ、鹿目さん」
タオルケットをずり下ろして身を起こしたまどかが寝ぼけ声で言い、
恭介は朗らかに応じた。
「説明はここに書いてあるし、ここに書いてる事は全部正しいからそのつもりでね」
恭介として
2017-11-28T12:54:51+09:00
1511841291
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厨B世界ヲ救ウ/第05話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/452.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
* * *
「ママー、お風呂あがったよー」
「たよー」
「おー」
鹿目家L(リビング)・D(ダイニング)ルームで、
上条恭介は漫画的表現で言うなら舌打ちして指を弾いていた。
「タイムベルト」と「どこでもドア」で出発の十秒後に戻る事を前提とした夜のお散歩。
本日は、気が向くままにクラスメイトの鹿目まどかの自宅を訪れていた。
「フワフワオビ」と「四次元若葉マーク」と
「石ころぼうし」と「とうめいマント」を装着しているので、
ほこほこと湯気を立てて現れた鹿目まどか、タツヤ姉弟も
テーブルで一杯機嫌の鹿目詢子も台所の鹿目知久も、
まどかのクラスメイトである上条恭介がそこにいる事には気づかない。
クラスメイト宅へのお散歩、と言うには溢れるばかりの邪心と共に訪問した恭介ではあるが、
わざわざ下調べまではしていない。
結果、ついさっきの絶好のタイミングを逃した、とあっては、
例えその失敗を簡単に取り返せるスキルがあろうとも、
むしろだからこそちょっとした運の悪さが子どもっぽく心に響く。
「おっし」
そして、恭介の目の前で、まどか、タツヤの母親鹿目詢子が立ち上がる。
「それじゃあ、あたしも一っ風呂いただくか」
水割りのグラスを置いた詢子が一杯機嫌で風呂場に向かい、
恭介は当たり前の様にその後をすーっと移動していた。
* * *
「あ、どーも、こんばんは」
「ん?」
鹿目詢子は、一瞬飲み過ぎたか? と思った。
一流企業管理職としてメイン家計を担うワーキングマザー鹿目詢子。
この日は皆が寝室に引っ込んでからの帰宅で、
LDルームで北の方の国産ウイスキーを傾けている所に
いる筈の無い姿と声が入り込んできた。
「えーと、上条君?」
「ええ、上条恭介です。
お招きいただき有難うございました」
「ああ、そうだっけ」
既にして「スナオン」は効いているらしい。
先日
2017-11-28T02:48:45+09:00
1511804925
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厨B世界ヲ救ウ/第04話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/451.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
* * *
「あら?」
「あれ?」
とある放課後、美樹さやかは病院のロビーで志筑仁美と遭遇していた。
「仁美も恭介のお見舞い?」
「ええ」
さやかと仁美は仲のいい友人だが、
ここで会うのは珍しい、と、さやかは思った。
この見滝原市立病院に入院している上条恭介と美樹さやかは幼稚園以来の幼馴染で
取り敢えず今の所は仲のいい友人、と、さやかは思っている。
だから、恭介が交通事故で入院してからは
連日の様にお見舞いに訪れている。
一方、さやかと仁美は仲のいい、親友と言ってもいい友人同士であり、
その縁で恭介と仁美も知らない仲ではない、
この年頃の異性にしては仲のいい間柄なのだが、
この病院では余り会わないな、と言うのがさやかの実感だった。
無論、そんな仁美の心境がちょっと変わった事に、
もっと言うと仁美の多忙なお稽古事に意外な空白が生じた事に、
「あらかじめ日記」等と言う代物が関わっていた事を
そこに名前を書かれた二人は知る由もなかった。
ー ー ー ー ー
「やあ、さやか、志筑さんも」
「やっ、恭介」
「こんにちは」
恭介ちとしては、気持ちに余裕が出来たためか、
今までのさやか一人でもそれなりに楽しかったが、
仲のいいさやかと、クラス公認美少女の仁美がいそいそと花を取り替えたりしていると、
それだけでも雰囲気が華やいでいい気分だった。
「それで、腕の方は?」
「うん、段々良くなってるみたい」
「大変な先生が執刀したと伺いましたが?」
「うん。なんか突然だったけどね、
父さんとこの病院の先生にたまたまツテが繋がったって言うか、
本当に幸運だったって言われたよ」
恭介が答える。ついでに、結構裕福な上条家であっても、
今回の奇跡の手術の負担は少々痛いと「きりかえ式タイムスコープ」で察知した恭介は
「あらかじめ日記」で母親が宝くじを当てる様に手配しておいた訳だが、
無
2017-11-28T02:39:28+09:00
1511804368
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厨B世界ヲ救ウ/第03話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/450.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
* * *
「恭介っ」
「やあ」
学校で言えば放課後に当たる時間。
上条恭介は入院中の病室で日課の様に美樹さやかのお見舞いを受けていた。
お見舞いのお花を生けたさやかが差し出したのは、CDだった。
病室と言う事で、恭介はプレイヤーにセットしたCDをイヤホンで楽しむ。
二股のイヤホンの一方をさやかに差し出して。
さやかには、少なくとも悪気はないのだろう。
と言うか、百パーセント善意なのは恭介にもよく理解出来る。
クラシックには素人同然のさやかが持って来るのは、
恭介好みのクラシック、ヴァイオリンの名曲。それも、相当なレア物だ。
さやか自身は謙遜しているが、手間も予算も決して簡単ではない。
「恭介?」
「ん?」
ふと、声をかけられた恭介がさやかの方を見る。
さやかは、たった今まで窓を見て物思いしていた恭介を少し心配そうに見ていた。
「ありがとう」
「う、うん」
「難しいけど見込みがあるって言うから、
こんな素晴らしい演奏が出来る様に僕も頑張らないとね」
「う、うんっ」
さやかは、少しほっとした様だった。
思えば運がいい、例え交通事故に遭ったにせよ、それは新聞上の日常茶飯事。
それでもあのポケットを手に入れる事が出来た自分は運がいいに決まっている、と、
恭介はややこんがらかった理屈を一応納得していた。
さやかは、幼い頃から、ステージで演奏して来た恭介の事を知っている。
もしもこれで左腕が動かないままで、
過去の自分を誰よりも知っているさやかが連日辟易する程にクラシックのCD等持って来た日には、
動かない筈の左手の空手チョップでCDを叩き割っていたかも知れない。
真面目にそうであっただろうと、今なら自覚出来るだけに、
今こうして隣にいるさやかの存在に、恭介は自分の幸運を痛感する。
恭介が気が付いた時には、さやかはつつつと下を向いていた。
それまでの間、客観的に言えば恭介はじっとさやかを見つめていたと言う事になる。
2017-11-20T03:49:11+09:00
1511117351
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厨B世界ヲ救ウ/第02話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/449.html
ー ー ー ー ー
「それじゃあ早速、呼びつけブザー、美樹さやか、志筑仁美」
九エモンの言葉と共に、
たった今立ち去った筈の二人の少女がたったったっと屋上に戻って来た。
「ふにゃらぁー………」
「!?」
そして、九エモンの銃撃を受けてその場にへたり込む。
「な、な………」
「安心しろ、ネムケスイトールだ。
こんな事もあろうかと、
野良猫の惰眠を略奪しておいた僕の手際に感謝して欲しいぐらいだよ」
「どんな事だよっ!?」
「温泉ロープー、シナリオライター、タイムふろしきーっ、
かるがるつりざおーっ、市販のタオルセットーっ」
「な、な、何?」
車椅子の上で目を丸くする恭介の前で、
顔見知りの女の子が二人、目を閉じたままむくりと立ち上がって
てきぱきと服を脱いで真っ裸になっていた。
恭介はなんとか車椅子を移動させようとするが、
その前に美樹さやかがぺたぺたと恭介に接近し、後ろに回る。
「!?」
そして、恭介は宙に浮かんでいた。
恭介が斜め後ろを見ると、そこに見えるのはぷりんと張りのある、
歳の割には豊かで瑞々しい膨らみ。
それが可愛らしいぽっちもそのままに恭介から丸見えなのは、
右手に釣り竿を持ってその釣り糸で恭介を持ち上げている、
取り敢えず恭介からは辛うじてそう見える、と言う事情も大きい。
その間に、恭介に白い背中、それを半ば覆う緩いウェーブの髪の毛を見せながら
丁寧に脱ぎ捨てられた衣服を床に畳んでいた志筑仁美は、
タオルを拾って、ほかほかと湯気を立てているロープの囲みへと足を運ぶ。
その間、恭介からは、つるりと形のいい仁美のお尻が丸見えだった。
(え、えっと、あの、志筑さんっ?)
言おうとするが、言葉が出ない、ケガや浮遊を差し引いても体が上手く動かない。
その間に、タオルを手に恭介に接近した志筑仁美は、
その場で恭介の下半身を丸裸にするや、
未だぬるぬるそのものの恭介の下腹部にタオルを当てた。
「九エモンこれはっ!?」
「オーダーに従って効率的に事を運んでいる筈だけど。
ちょうどいい人手が欲しかった所だし、
水仕事の汚れ仕事だから裸の方が証拠隠滅の手間もかからないだろう?」
「嘘だ、絶対嘘だっ! 風呂場で解体する訳じゃあるまい
2017-11-20T03:52:03+09:00
1511117523
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厨B世界ヲ救ウ/第01話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/448.html
* * *
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは、スタートです。
* * *
突然として空中に穴が空き、得体の知れないものがぬおっと現れる。
見滝原中学に在籍しつつ入院生活を続ける上条恭介は、
そんな異次元な光景を無感動に眺めていた。
「こんにちは、ぼく九エモンです」
ずんぐりとした何者かが声をかけた時、
恭介はベッドからむくりと身を起こす。
ー ー ー ー ー
「今一よく分からないんだけど」
見滝原市立病院の、
明らかに上流階級的な個室病室から病院の屋上まで移動した九エモンとやらは、
車椅子で彼の前を移動していた上条恭介に声をかける。
「どうして無言でこんな所に移動しているのかな?」
「こんなものが見えるって事は、
絶望の余り精神的に破綻したのか頭の方もどうしようもなく痛めたのか
どっちかの筈だからね。もう、疲れたよパt」
「うん、まだ作者は明言してない訳だけど、
少なくとも僕の造形が犬型ロボットじゃないのは確かだから」
「………一応確認するけど、
君は僕の壊れた精神か脳細胞が見せている幻覚ではない、
と、そう言いたい訳?」
「そういう事。
そもそも、この屋上はそんな手抜きな設計にはなっていないみたいだし、
それでも青空の向こう側に突破しようと言うのなら、
ここで僕が人を呼ぶ方が遥かに早いと思うから。
結論を言えば、無駄な抵抗はやめろ、君は完全に包囲されている」
「君一人しかいないみたいだけど、結論は変わらないみたいだよね」
「じゃあ、話を進めようか。
僕はタイプウサギツネ子守ロボットの九エモン。
22世紀の未来から来ました」
「未来から来た子守ロボット?
僕が見た限りだと、嘘だって断言できる段階じゃないよね。
最初に戻って僕の頭が壊れていない限りだけど」
「大丈夫、精神的には大分追い込まれているみたいだけど、
外科的な意味での問題はない筈だから。
だから、世界を救うために君を救いに来たんだ?」
「僕を、救う? 世界を救う?」
2017-11-06T02:01:40+09:00
1509901300
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◆uSuCWXdK22さん-7
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/447.html
*◆uSuCWXdK22さんの投稿作品 ページ7
**中編小説?
***厨B世界ヲ救ウ (「魔法少女まどか☆マギカ」のコラボ作品)
-[[解説&厨B世界ヲ救ウ/第01話>厨B世界ヲ救ウ/第01話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第02話>厨B世界ヲ救ウ/第02話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第03話>厨B世界ヲ救ウ/第03話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第04話>厨B世界ヲ救ウ/第04話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第05話>厨B世界ヲ救ウ/第05話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第06話>厨B世界ヲ救ウ/第06話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第07話>厨B世界ヲ救ウ/第07話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第08話>厨B世界ヲ救ウ/第08話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第09話>厨B世界ヲ救ウ/第09話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第10話>厨B世界ヲ救ウ/第10話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第11話>厨B世界ヲ救ウ/第11話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第12話>厨B世界ヲ救ウ/第12話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第13話>厨B世界ヲ救ウ/第13話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第14話>厨B世界ヲ救ウ/第14話]]
-[[厨B世界ヲ救ウ/第15話>厨B世界ヲ救ウ/第15話]]
2017-11-12T23:24:32+09:00
1510496672
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単発のSS書き(じょしらくパロ)
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/446.html
――えぇ、本日もいっぱいのお運び、ありがとうございます。
……モノの価値っては、何とも不確かなもんでして、どこの誰が決めたのやら、実に適当なものでございます。
たとえばここに、一枚の絵がある。その絵を見て、
「おお、いい絵だねえ。この絵は人の宿業とか、そういう物を見事に描き出しておる」
と誉める人もいれば、
「何でえ、おいらが昨日呑みすぎて、反吐ついたのの方がよほどマシじゃねえか」
なんておっしゃる御仁もいる。
何も人に限った話じゃございません。同じモノなのに、古今東西、時代や場所が異なるだけで、がらりと価値が変わっちまう
こともあるんです。
現にあたしも、先のコミケで始発で並んで、じりじりじりじりお天道様に焦がされながら、どうにかこうにか手に入れられた
シャッター前の新刊が、一週間後にクズみたいな値段でオクに流れてるのを見た時にゃあ、思わずその本叩きつけてやろうかと
思ったもんですが、まあこれは今回の噺とはあんまり関係がない。
……とある演芸場の楽屋。ここに、五人の噺家がおりました。
この噺家たち、なんと全員が女流落語家。絶世の美女、とまでは参りませんが、五人が五人ともそれなりの器量よしでございます。
と言って、内面の方も見かけに違わぬ美人なのかは、あたしの知るところじゃあございませんが。
それでまあ、彼女達が集まって何をしてるかってえ申しますと、これが実にくだらないお喋りをしている。犬と猫ならどちらが
好きかだの、遊びに行くなら海か山かだの、あまりに他愛無い。
移ろいやすい世の中ではございますが、いつの時代も女性のお喋りってのは、くだらないものと相場が決まっておりますようで……
「ねえ……ちょっと聞いていい?」
すうっ、と、楽屋の襖が開き、防波亭手寅が顔を覗かせた。
「……ん?」
その問いかけに、楽屋でちゃぶ台を囲んでいた四人が、一斉に手寅に注目する。
四人の顔を、意味ありげにぐるりと見回した後、一拍おいて、手寅が切り出した。
「ドラ○もんの道具の中で、一つもらえるなら何が欲しい?」
「つまんねー事聞くなよ!」
間髪を入れずそう突っ込むのは、蕪羅亭魔梨威――仲間内では、親
2013-05-21T17:34:36+09:00
1369125276