ドラ○もんの道具を悪用してエロ小説 まとめWiki
http://w.atwiki.jp/dora-eroparo/
ドラ○もんの道具を悪用してエロ小説 まとめWiki
ja
2020-11-26T03:58:35+09:00
1606330715
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連絡・要望
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/12.html
要望や改善点はこちらで指摘していただくか、直接改善していただけるとありがたいです。
当該スレでも構いませんが、こちらの方が迅速な対応が出来るかと思いますのでよろしくお願いします。
- 前まとめの「その他の作者方」分を保管。…コレからが大変ですね。管理人さん、「nameless01」を削除してください、@wikiは初めてでしたので、名前も適当でテキストモードで作ってしまいました。申し訳ありません -- 通りすがり (2007-05-19 15:12:01)
- 不慣れなのにわざわざ保管していただいてありがとうございました。&br()了解しました。削除しておきます。&br()あれだけたくさん保管していただけるとこちらの手間も省けますし、&br()皆さんも喜ぶことかと思います。&br()これからもよろしくお願いします。&br()&br()余談ですが、私がへたれ氏の作品を保管している時に&br()保管してくれていた方ですよね?w -- 370 (2007-05-19 17:33:02)
- 管理人さん、お疲れです。&br()誤字脱字を見つけたので、それぞれのSSを編集しようとして、管理権が必要だったのですが。&br()なんとかなりませんかね?&br()&br()また、それぞれのSSのURLがxxといったナンバリングになっていたので、そちらの方はどうしましょうかね?&br()へたれ作家さんの秋森良樹編 第1話とかだったら、/hetare/akimori/01.htmlといった感じでしょうか?&br() ↑ このあたり ↑&br()&br()あと、もう少し全体のフォントを大きめに出来ませんか?スレ程度の大きさが見やすいと思うのですが。 -- 名無しさん (2007-05-19 18:29:07)
- 分かりました。&br()管理権と言うか、編集権限ですよね?解除しておきます~。&br()具体的にどの場所か教えていただければ私がして置きますが…。&br()&br()私もあまりWikiは分からないのでURLはイマイチよく分かりません…。&br()調べてみますので保留でお願いしますm(_ _)m&br()フォントについてもやってみますね。作品のフォントですよね? -- 名無しさん (2007-05-19 18:35:34)
- とりあえずへたれ氏の作品保管終了。&br()次はちまちまと他の方を追加していきます。。 -- 370 (2007-05-20 18:16:51)
- 報告です。へたれ氏のプロローグはそのまま第一話へリンクしてあったので、お手軽プロローグを別に製作。テンプレのURLも勝手に改変。その他の方々をちょい補完。 -- 再び通りすがり (2007-05-25 15:48:25)
- 自分が更新しない間に他の方が…。申し訳ない。&br()私も今週の日曜と来週の木曜には更新できるかと思います。&br()&br()プロローグも作成していただいたようで…感謝です。 -- 370 (2007-05-25 17:59:00)
- 名無し[b0Mm4okP]さんの第四話がない………過去ログから誰か拾ってきてくれないかなー|д゚) -- 名無しさん (2007-05-30 13:05:34)
- 更新しようとしたら鯖が重くてできないorz -- 370 (2007-05-31 21:52:28)
- よーし、暇が出来た。今から保管開始します~♪ -- 370 (2007-06-08 22:27:56)
- …さて、今日はココまで。&br()明日も更新予定です~。&br()&br()現在保管してある作品のタイトル等見逃しがありましたら&br()教えてくださいm(_ _)m -- 370 (2007-06-08 23:13:50)
- 名無し[b0Mm4okP]さん第四話と「ひみつ」基地さんの項はおそらく5/25の自分のミスです、すいません。&br()修正されたようですが、お侘びに他の名無しさん達を補完。 -- なんどでも通りすがり (2007-06-10 22:27:04)
- いやいや。やたらと保管するペースが遅い私よりは&br()ずっと助けになります。ありがとうございます。&br()名無しさんたちの保管もありがとうございました。。 -- Admin (2007-06-11 17:21:28)
- あーなげっぱなし字書き氏の作品保管終了しました。。&br() -- 名無しさん (2007-06-16 00:03:47)
- 一日当たり200ものアクセスがあるのに更新しないのは&br()面目が立たない…。&br()と言う事で今から保管開始です。。 -- Admin (2007-07-20 10:37:44)
- 鱸氏の作品をいくつか補完。「牛と遊ぼう」は前後編ではなく、四作に分かれてたので&br()間違えて作ってしまった「第20話 『牛と遊ぼう』(前編)」の削除をお願いします。 -- 久しぶりに通りすがり (2007-08-21 18:34:10)
- ありがとうございますm(_ _)m&br()とりあえずは鱸氏の作品を全て保管することに&br()全力を尽くします。。&br()ありがとうございましたm(_ _)m -- Admin (2007-08-21 23:52:37)
- いつもお世話になっております。&br()勝手ながら、自分の作品を少し修正させていただきました。&br()今後とも宜しくお願い致します。 -- 48 (2007-09-17 10:19:35)
- あ、御本人でしたか…。&br()更新があったので何ぃ!?とか思ったりしたんですけど&br()安心しました。&br()これからもエロいゴホンゴホン作品を期待していますね♪ -- 370@管理 (2007-09-17 20:46:37)
- 先ほど3-6話の未投下分を追加させていただきました。 &br()5スレでは私の不注意でご迷惑おかけしまして申し訳ありません。 &br()次スレは立ててありますので、そちらへどうぞ…。 -- 48 (2007-10-21 23:14:18)
- わざわざありがとうございます。 &br() &br()5スレは何故か書き込みできなくてアレ?と思ったりしたので &br()助かります。 &br()ありがとうございました。 -- 370@管理 (2007-10-24 19:45:26)
- お久しぶりです管理人様。現行の6スレが &br()過去ログ行きしていたので勝手に復元光線 &br()したんですがよろしかったでしょうか…? &br()一応、ご報告とさせていただきます。 &br()ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196210080/ -- 48 (2007-11-28 09:50:19)
- ありがたいです。 &br()更新しておきました~。 &br()お気遣いありがとうございます。 -- あどみん (2007-12-07 18:13:28)
- 現行スレのアドレスが変わった? &br()http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196210080/ -- す (2008-02-11 22:10:38)
- げげ、報告ありがとうございます。 &br()最近多忙でスレッドをのぞいていませんでした…。 &br()申し訳ないです。直ちに保管します。 -- あどみん (2008-03-03 00:10:02)
- あああああああ… &br()やっと終わった。更新するのは結構しんどいですね(汗 &br()更新遅いですがコンドコトモヨロシクデス -- あどみん (2008-05-19 22:13:47)
- 文字のサイズもう少し大きくできませんかね? -- 名無しさん (2008-06-03 01:08:21)
- んー。 &br()やってみますが期待しないでください(汗 &br()ご自身のブラウザの設定で変えれたりしますが…。 -- あどみん (2008-06-03 18:48:08)
- MicrosoftInternetExploerだと、なぜか文字サイズ変えてもまったく大きさ変わらないけど。 &br() ぷらうざ自体変えないと無理なのかな。 -- 名無しさん (2008-06-10 23:51:24)
- 私もIEを使っていますが、ブラウザ上部の表示バー &br()の文字のサイズで変更したら文字は大きくなるようです。 &br()確認済みですー -- あどみん (2008-06-13 18:32:43)
- 保管完了…。 &br()疲れますねやっぱりOTL -- Admin@Wiki (2008-07-19 13:04:32)
- 以前文字のサイズ変わらなかったけれどIE6から7にバージョンアップして初めて文字のサイズが変わるようになりました。 &br()お手数おかけしました。 -- 名無しさん (2008-08-30 00:39:29)
- 更新履歴っぽく。 &br() &br()とりあえず黒ネギさんの現行分を保管終了。 &br()48さんと村人Aさんの保管に移ります。。 -- Admin@Wiki (2008-09-15 00:28:03)
- 保管完了っと。 &br()人間やればできるもんですn(ry -- Admin@Wiki (2008-09-15 00:34:33)
- 最近忙しいです…。 &br()大型更新は次回の連休になりそうです。申し訳ない。 -- Admin@Wiki (2008-10-06 16:22:08)
- 今日はたまたま早く帰ってこれたので更新します。 &br()とりあえず黒ネギさんを保管させていただきますね。 -- Admin@Wiki (2008-10-08 12:56:35)
- 一応、現行分は保管しました。 &br()ミスなどありましたらお知らせ下さい。 -- Admin@Wiki (2008-10-08 18:49:24)
- リリカルなのはシリーズ第三期で使い手はユーノかクロノ &br()まロく頼む -- 佐山 (2008-10-14 22:06:10)
- 私が保管していない間に色々として頂いたようで &br()感謝です。スレッドまで覗く時間がないので &br()ここで失礼します。 -- Wiki@Admin (2008-10-20 17:39:31)
- トップページの更新は、そちらでやっておいてくださいな。 &br() -- 名無しさん (2008-10-20 19:57:55)
- トップページの更新が終了いたしました。 &br() &br()保管していただいた方ありがとうございました。 &br()色々と目処が付いたのでWikiの人復帰しました。 &br()今後ともがんばっていくのでよろしくお願いいたします。 -- Admin@Wiki (2008-10-23 00:18:51)
- 長いこと放置してたけど、まぁ、村人Aさんなどが復活してたのでうp。 &br()ただ、『あいつがくる』の話数ごとの区切りが判らず、他の人の作品から片付けたり。 &br()・・・ふぅ。 -- 名無しさん (2008-12-26 00:51:57)
- あー申し訳ありません。 &br()中々まとまった時間がとれずに放置してたら…。 &br()一応途中で止まってたみたいなので完全に保管。 &br()保管協力ありがとうございました。 &br() &br()にしても…。結構放置してたんだなぁ(汗 -- WIki@Admin (2008-12-26 18:16:58)
- スレの方で挙げられていた、 &br()直接Wiki投下をやってみました。 &br()勝手に編集・投下をしまして申し訳ありません。 -- 48 (2008-12-27 01:19:19)
- 投稿お疲れ様です! &br()勝手に編集出来るのがWikiの利点な訳ですし、 &br()どんどん改変してくださいませ(笑 あと、作者の方の意欲を削ぐようなコメントは私の独断で削除させていただきますのでご了承くださいね。 -- Wiki@Admin (2008-12-28 00:13:41)
- 生きてます。ハイ。 &br()一応保管完了しました。不備あれば &br()仰ってくださいませ。 -- Wiki@Admin (2009-02-11 11:46:59)
- 地ニ黄色キ満開之上の最終話保管完了。 &br()作者の方、お疲れ様でした。 -- Wiki@Admin (2009-02-12 21:12:44)
- 作品になっていないネタのまとめ帳はつくれないものか・・・ &br() -- 名無しさん (2009-03-04 20:29:11)
- 正直更新疲れ気味です。 &br()投下スピードが半端ない。。私がgdgd言う事ではないのですが。 &br()頑張ります。 -- admin (2009-04-13 20:11:31)
- 管理者様お疲れ様です。 &br()更新楽しみにしています。 -- 名無しさん (2009-04-15 00:59:35)
- がんばれ男達の作者です。あまり興奮できない人もいると思います。 &br()なんとか見てもらっている状況なのでこれを入れたら? &br()と提案してくれる人がいたら書いて下さい -- 桃 (2009-06-07 14:20:53)
- 投下お疲れ様です。 &br()どうも更新する気力が…。 &br()しばらく放置ですがご容赦ください>< -- Wiki@Admin (2009-06-14 12:53:36)
- はいはいようやく保管ですよっと。 &br()サボってたツケが回ってきてます。 &br()なんだかなぁ…。 -- Wiki@Admin (2009-06-20 18:45:06)
- ふと思ったのですが &br()何の道具が使われているか明記はできないのでしょうか? &br()○○を使ったシチュが見たい時とかに探しづらいと思います -- 名無しさん (2009-06-23 18:56:32)
- えと、特定の道具を使った話でしたら左のメニューバー &br()のWiki内検索エンジンで検索したら出てきますよ~。 -- Wiki@Admin (2009-06-28 14:29:24)
- あぁそうなんですか ありがとうございます &br()言葉足らずな感じみたいだな俺 &br()探すというより嫌いなシチュでも読まないと分からないってことかな・・・? &br()一応道具がメインだし道具分けしてあればある程度ジャンル分け出来るわけですし -- 名無しさん (2009-07-01 11:52:21)
- あ~。なるほど。 &br()ジャンル分けってことですね。 &br()一時期は考えたのですが、保管する役割が &br()私しかいないですし、私もリアルが多忙になってしまったもので…。 &br()申し訳ないですが作品ほ保管のみで精一杯です。 &br()ご了承くださいorz -- Wiki@Admin (2009-07-02 10:14:20)
- 黒ネギ保管せんとかなりたまってるなぁ。 &br()新しい方も投下されたようですし、頑張らないと。。 -- Wiki@Admin (2009-08-24 13:11:59)
- 更新報告。 &br()part9~現時点までの投下作品の全保管完了。 &br()過去ログとテンプレを &br()現仕様に更新。 -- Wiki@Admin (2009-09-04 18:23:46)
- 村人Aさんの3.5話が抜けている気がする。 &br()3話でアイドルを犯して、4話でいきなりスーパーウーマンに殺された事後 &br()の話になってる。 &br()過去ログ見れんので、何スレ目の話か分からんが。 -- 名無しさん (2009-09-17 22:09:54)
- 3.5話ですか…。 &br()了解しました。近々探してうpしてみますね。 -- Wiki@Admin (2009-09-18 00:08:37)
- なんとかかんとかやって見ました。 &br()取りあえず、「あいつが来る」の過去投下分と新規投下保管完了です。 &br()改めて中の人様のこれまでのご厚情、お礼申し上げます。 -- あいつが来る (2009-09-29 04:01:08)
- >>黒ネギさん &br()投下と保管、お疲れ様です。 -- Wiki@Admin (2009-09-29 22:57:57)
- 村人Aさんの3.5話、保管させてもらいました。 -- 黒ネギぼうず (2009-10-02 01:32:51)
- >>黒ネギさん &br()ありがとうございました>< -- Wiki@Admin (2009-10-03 23:56:58)
- 第36話、投下保管しました。 -- あいつが来る (2009-10-17 22:21:10)
- 第37話、投下保管しました。 -- あいつが来る (2009-10-22 02:42:17)
- >>黒ネギさん &br()お疲れ様です。 -- Admin (2009-10-26 18:03:49)
- 規制に巻き込まれてwikiに直接投下しようとして『新規ページ作成』→『テキストモード』で新しいページを作って入れてみたら村人のページが7話までしか無い &br()何かとんでもなく失敗してしまったような気がします。というか勝手な事してゴメンナサイ・・・ -- 村人 (2009-10-31 14:45:56)
- 失敗するのが怖くて修正しようにもヘタに手を出せなかったのですが &br()親切な方が8話目の頁を作ってくださったようなのでちょっと手を加えた8話目を写させて頂きます。 &br()本当にありがとうございます。 -- 村人 (2009-11-03 18:38:46)
- あ、一応私が頁を作っておきました。 &br()投下ありがとうございました~。 -- Wiki@Admin (2009-11-03 22:58:30)
- 第38話、投下保管しました。 -- あいつが来る (2009-11-09 02:34:24)
- @村人AさんのをUP。スレに活気がない…気長に待つか。 &br()今年一年も管理人さんヨロ~。 -- 名無しさん (2010-01-14 21:40:00)
- 保管Thanksです。 &br()スレッドはまったり平和にいけばいいんじゃないでしょうかね。 &br()前みたいなことになってもアレですし。 &br()今年は更新を頑張らねば…今後ともよろしくお願いします。 -- Wiki@Admin (2010-01-16 22:31:25)
- 新作「唯物教材」投下しました。 -- 黒ネギぼうず (2010-02-08 21:23:04)
- 唯物教材第2話、投下しました。 -- 唯物教材 (2010-02-10 18:42:00)
- 唯物教材第3話、投下しました -- 唯物教材 (2010-02-11 12:57:24)
- お疲れ様です。 &br()次スレ立てもありがとうございました。 -- Wiki@Admin (2010-02-11 19:46:28)
- 唯物教材、第4話投下しました -- 唯物教材 (2010-02-12 01:10:43)
- 唯物教材、最終話投下しました -- 唯物教材 (2010-02-16 02:43:32)
- 新作「J・S・KYONの休息」第1話投下しました -- 黒ネギぼうず (2010-04-13 03:10:55)
- 短編一本、保管しました。 -- 鱸 (2010-04-19 02:06:08)
- 「J・S・KYONの休息」第2話投下しました -- J・S・KYON (2010-04-19 12:13:34)
- 2ch規制されてるのでこちらで感想を投下させていただきますが、乙です。 &br()個人的には1話のようなハプニング系羞恥が好きなのですが、GJだと思います。 -- 名無しさん (2010-04-19 19:31:03)
- 感想ありがとうございます。ああ言うドタバタは私も好きです。 &br()「J・S・KYONの休息」第3話投下しました -- J・S・KYON (2010-04-20 03:09:49)
- 「J・S・KYONの休息」第4話投下しました -- J・S・KYON (2010-04-28 13:43:11)
- 「J・S・KYONの休息」第5話投下しました -- J・S・KYON (2010-05-09 03:16:38)
- 「J・S・KYONの休息」第6話投下しました -- J・S・KYON (2010-05-18 03:01:21)
- 「J・S・KYONの休息」第7話投下しました &br()少々手間取ってます、すいません。 -- J・S・KYON (2010-05-31 03:04:08)
- 「J・S・KYONの休息」第8話投下しました &br()予定話数を少し多めに作りました。 &br()多分そこまではいかないと思いますが。 -- J・S・KYON (2010-06-09 22:44:00)
- 「J・S・KYONの休息」第9話投下しました -- J・S・KYON (2010-06-18 03:31:04)
- 放置状態で申し訳ありません。Wikiの人です。 &br()どうやらリンクミスとかを訂正してくれている方が &br()おられるようで…。 &br()この場で感謝したいと思います。ありがとうございます。 -- Wiki@Admin (2010-07-25 19:26:17)
- 村人Aさん-第8話と第9話って 他と設定変えてます? &br()ルビとかリンクとか弄ろうと思ったけど失敗しました &br() -- 名無しさん (2010-07-30 14:48:12)
- 少々長かったので普段の@wikiモードではなく &br()テキストモードになっています。 &br()ページ分けたりして対応しますね。 -- Wiki@Admin (2010-08-03 10:45:10)
- 独断で一部文章を8話目の先頭→7話の最後尾へ移動して &br()@wikiモードで編集しなおしました。 &br()不具合などありましたらまたお知らせください。 -- Wiki@Admin (2010-08-03 10:54:23)
- 「J・S・KYONの休息」第10話投下しました -- J・S・KYON (2010-08-13 02:57:56)
- 「J・S・KYONの休息」第11話投下しました -- J・S・KYON (2010-08-16 21:56:41)
- 「J・S・KYONの休息」第12話投下しました -- J・S・KYON (2010-08-17 15:35:45)
- 「J・S・KYONの休息」第13話投下しました -- J・S・KYON (2010-08-18 02:06:30)
- 「J・S・KYONの休息」第13話の若干修正と &br()第14話の投下、やっときました。 -- J・S・KYON (2010-08-19 01:35:01)
- いろいろ大変だと思いますが更新して下さい。 -- 後継者 (2010-08-21 08:52:45)
- 更新したいのは山々ですが、リアル多忙のため、 &br()まとまった時間が取りにくいです。 &br()スレ住民の方が協力していただければありがたいのですが…。 -- Wiki@Admin (2010-08-28 09:24:19)
- はじめまして、あなたの作品とてもよかったです。 &br() -- yozakura (2010-09-02 10:16:00)
- 携帯版のトップページにメニューのリンクが欲しいです -- 名無しさん (2010-09-27 02:28:00)
- サンキュー -- 名無しさん (2010-10-06 17:58:05)
- まだ更新しないの? &br() -- 羅樟 (2010-10-06 18:52:10)
- はよ 更新せんね -- 最強さん (2010-10-07 15:02:06)
- 最終刊a1の投下と、 &br()それに伴うJ・S・KYONのいくつかの変更をやっておきました。 &br()間が開いてすいません。 -- J・S・KYON (2010-10-11 03:47:09)
- >>黒ネギさん &br()投下お疲れ様&ありがとうございます。 &br() &br() &br()で、上の2つのコメですが。 &br()このまとめがなぜwikiなのかと言いますと、 &br()誰でも更新できるからです。 &br()私も出来る限りの更新はしますが、協力がないと &br()ここは成り立ちません。 &br()申し訳ないですが、急かす前に保管にご協力をいただけるでしょうか。 -- Wiki@Admin (2010-10-11 18:05:47)
- 最終刊b1、b2 &br()投下しました -- J・S・KYON (2010-10-12 23:38:47)
- 「J・S・KYONの休息」の目次ページを改訂しました。 &br()近々c章を投下出来ると思います。 -- J・S・KYON (2010-11-27 03:14:18)
- 最終章c章投下完了、 &br()それに合わせてJ・S・KYONの &br()目次ページも改訂しました。 -- J・S・KYON (2010-11-28 03:37:51)
- あー、ごめんなさい &br()「最終章」と言うのは別にあるので、 &br()正確には「最終刊c章」です -- J・S・KYON (2010-11-28 03:50:59)
- こんばんは。 &br()お久しぶりです。 &br()私用で来年いっぱい、更新が困難となります。 &br()申し訳ありませんが、ご了承ください。 &br()スレのほうは時々見るかもしれないので &br()何かありましたらそちらへお願いします。 -- Wiki@Admin (2011-03-22 18:56:59)
- お久しぶりです。 &br()まずは中の人様、今まで有り難うございました。 &br() &br() &br()間が空いてすいませんが、最終刊d章投下完了しました。 -- J・S・KYON (2011-04-09 03:58:48)
- すいませんミスりました &br()今回投下したのはe章です。 &br()ここに連絡出来ませんでしたが、d章も以前に投下完了しました -- J・S・KYON (2011-04-09 04:09:29)
- J・S・KYONの休息 &br()目次ページを若干改訂 &br()最終刊f章投下完了しました。 -- J・S・KYON (2011-04-16 04:22:23)
- J・S・KYONの休息 &br()目次ページを若干改訂 &br()最終刊g章投下完了しました。 -- J・S・KYON (2011-05-24 05:11:36)
- J・S・KYONの休息 &br()最終章投下完了 &br()同作品これにて完結です。 -- J・S・KYON (2011-05-28 05:23:38)
- あいつが来る第39話投下終了。 &br()一部サブタイトルも付けてみました。 &br()本作品大変なご無沙汰で申し訳ありません。 -- あいつが来る (2011-09-03 01:55:39)
- あいつが来る &br()第40話、第41話、 &br()第42話、第43話、第44話 &br()投下終了です。 -- あいつが来る (2011-09-27 04:50:00)
- あいつが来る &br()第45話から第48話まで &br()投下終了しました -- あいつが来る (2011-10-07 03:53:39)
- 大変お久しぶりです。 &br()「あいつが来る」 &br()第49話、第50話、 &br()第51話、第52話、第53話 &br()投下終了です。 -- あいつが来る (2012-05-18 03:43:30)
- お久しぶりながらとりあえず過去ログを更新。 -- Wiki@Admin (2013-08-18 15:25:57)
- 生きてますかー -- 名無しさん (2014-08-28 23:49:04)
- 広告を消したいのでコメントで消えるか試させてください -- 名無しさん (2016-10-27 19:43:12)
- ↑消えなかったので現行スレのリンクが間違ってたの直して広告消しました -- 名無しさん (2016-10-27 19:47:04)
- たいっへんお久しぶりです。 &br()新作「厨B世界ヲ救ウ」 &br()第01話、第02話投下しました。 -- 黒ネギぼうず (2017-11-06 02:13:04)
- 第03話投下しました。 &br() -- 厨B世界ヲ救ウ (2017-11-12 23:25:49)
- 「厨B世界ヲ救ウ」 &br()第04話投下しました。 -- 厨B世界ヲ救ウ (2017-11-14 01:55:07)
- 「厨B世界ヲ救ウ」第05話投下 &br()第02話、第03話、 &br()「あいつが来る」目次ページ &br()誤字、目次ミス一部修正しました -- 厨B世界ヲ救ウ (2017-11-20 04:00:30)
- 厨B世界ヲ救ウ」第06話投下 &br()第04話、第05話 &br()加筆修正しました -- 厨B世界ヲ救ウ (2017-11-28 03:02:14)
- 大変お久しぶりです &br()「厨B世界ヲ救ウ」第07話投下しました -- 厨B世界ヲ救ウ (2019-03-05 22:42:04)
- 大変お久しぶりです。 &br()「J・S・KYONの休息」の番外読み切りで &br()「J・S・KYONの冬朝」投下しました。 -- 黒ネギぼうず (2020-11-26 03:58:35)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
2020-11-26T03:58:35+09:00
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J・S・KYONの冬朝
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* * *
お断り
「涼宮ハルヒ」シリーズとのクロスです。
キョンのキャラが爽やかにぶっ壊れています。
原作との深い考証考察は鬼門です。
萌えキャラのクロスなエロをかるーくお楽しみを。
でも、エロに辿り着くまで時間がかかってます
では、スタートです。
* * *
物理的なベルの音が俺の目を覚ます。
自覚出来る程に寝覚めで不機嫌な俺の手で止められたのは、古典的な目覚まし時計だ。
ここでは、目覚まし時計Aとでも呼称しておこう。
目的から言って不安のある百円ものを使う事が躊躇され、ホームセンターで購入した
メーカー物のアナログ目覚まし時計を長時間ストップウォッチ同然に使用する。
この事一つとっても、俺自身の環境変化は明らかだ。
問題は、精神がそれに引きずられてはならない、と言う事なのだが、
一つ一つの贅沢の度に手遅れ感を禁じ得ない。
それでも、その事をまだ自覚していられるのは、俺自身が変わる前に、
まず常識と言うものが大いに不確かである事を自覚出来る数カ月間を過ごした経験の賜物だろう。
さて、そういう訳で、大まかな所はかつて俺が垂れ流した別の場所での妄言から把握して欲しい、
と言う手抜きの言い訳を放り出し、ボートやら自転車やら馬やらスクラッチカードやらの
関連業界をちょくちょく財布代わりにしている結果として矢鱈と増やす事が出来た、
更にその原因となった事情になった事情により必要となった目覚まし時計を止めた俺は、
ベッドの上で掛け布団と毛布を体からずらし、震える。
肉体的にはここまで五時間半ほどの眠りについていたが、
日本標準時刻に於いては午前三時から四時の間、と言った辺りの筈だ。
そして、この部屋、他でもない俺の実家であり自宅であるこの家で
自分の部屋として使う事が許されたこの場所も
地理的には間違いなく同じ標準時刻を使用されるテリトリーに含まれている。
季節も気候もまごう事無き冬の深夜であり、
これまでの前例で言えばそれに相応しい寝間着も当然持っているものだが、
生憎今の俺はトランクス一枚。
それも、防寒と言うよりは防具として着用していた、と言うのが実際の所だ。
そういう訳で、肌を粟立てながら電灯をつけ、
ベッドのとある箇所にさり気なく隠匿しておいた四次元ポケットを手にして、
その中から「きょうじき」を取り出す。
宇宙人未来人超能力者に神様が加わった異世界転生もびっくりなこの世界に生きる一般人高校生、
通称キョン、その異世界感満載な良き友人達からそれ以外の友人達から教師、妹に至る迄
「キョン」以外の呼び名をとんと聞かない俺自身の状況、俺自身の可能範囲を変えた決定的な要因、
それが、この「四次元ポケット」と言う呼称を後で知った容量無限の袋、
そこから出て来る数々のトンデモアイテム。
ありていに言えば能力と書いてチカラと読む。全異世界勢力にすら押し勝つ事が出来るそんな代物だった。
大状況の説明はこの辺りにしよう。
四次元ポケットから「きょうじき」を取り出した俺は、この部屋の時間進行を一旦正常に戻す。
それまで、この部屋で十時間が経過しても外部では十分しか経過しない時間進行になっていた。
引き続き「きょうじき」を操作して、このベッドの上の時間進行だけを変化させる。
それは、寝る前に机の上に用意しておいた別のアナログ目覚まし時計、
ここでは目覚まし時計Bと呼称する目覚まし時計の長身が秒針のごとく動くペースだった。
そして、目覚まし時計Bの時刻表示は途中で劇的に変化する。
と、言うのも、既に別の場所に隠匿された「あらかじめ日記」の本日の日付ページには、
午前4時30分(日本標準時刻)に、ベッドの上を除くこの部屋、
と言うエリアの範囲内に物理的に存在している全ての時計、時刻表示機能が表示する時刻が
日本標準時刻に照らして正確なものに修正される、と記述されている。
俺が色々試した所、この道具は可能な限り現実的な辻褄を合わせるが、
どうしても無理な場合、例えば、日本時間本日午前五時にハルヒがエッフェル塔の頂上で全裸倒立する、
なんて事を、日本時間午前4時58分に現在地の半径50m以内の場所でハルヒを目の前にして書き込んだ場合、
バグッてハルヒが爆発する、なんて事にはならずに素直に瞬間移動か超高速移動を経て
本人の意思等当然ガン無視で書かれた通りの事が強制発生するまことに融通の利かない道具だと言う事だ。
なお、書き込みで指しているのは誰の事か? と言った事に就いては
書き込んだ者が考えている通り、と言う基準らしい。
チート道具の説明は一旦この辺りにしておこう。
大体具合のいい時刻になった所で、
「きょうじき」の時間進行を通常に戻して目覚まし時計Aを見る。
まだ少し時間の余裕はある。
震えながら「オコノミボックス」をベッドから少し離れた床に置き、
リクエスト用マイクでストーブ機能を発動させてから
黒い平べったい昆虫もかくやの素早さでベッドに戻り布団に滑り込む。
着々と気温が下がる冬の未明に於いても、
このベッドに入っている限りにおいては何ら問題は無かった。
俺はまず、ぎゅーっと抱き締めてぬくもりを補充する。
ストーブを用意した俺への当然のご褒美だろう。
それから、俺のいる場所とは反対側の掛け布団と毛布をはぐって見る。
そこでは、俺の同級生にして我らが団長様
涼宮ハルヒがぶるるるっと震え上がっていた。
本来であれば、ストーブを着火して何分も経たない厳寒気配の冬の未明、
そんな時にこんな真似をすれば罵詈雑言と拳がダース単位で飛んで来るのが我らが暴君涼宮ハルヒ。
何しろその姿たるや、生まれたままの姿に、たっぷり腰まで伸ばした黒髪だけをまとわりつかせた、
正直、手を合わせたくなるたまりませんな姿。
だが、「グッスリまくら」によって六時間の熟睡を決定づけられているハルヒは
柔肌を粟立て不機嫌な表情と共に膝を抱えて丸くなるだけ。
このぐらいの意趣返しにはニヤリとさせてもらおう、と言うぐらいの暴君がハルヒではあるのだが、
別に自宅のテレビで深夜で見られるタイプのアニメではないので、
豊かな黒髪が半ば全身に絡み付いていても、
それでもって都合よくピンポイントに何かが隠れている訳でもなく、
もちろん意味不明な光源がこの部屋にある訳でもない。
そういう訳で、今は腿に圧し潰されている、最早やけにもクソもなく
たっぷりグラマーな膨らみの頂きにはツンとした蕾が既に寒さに硬く尖っている訳であり、
少しでも体温をシェアするためにぴったり張り付けられた二本の太腿、
その付け根のヒップラインもスタイルのいいハルヒなのだから十分見応えなのだが、
さらにその中心の聖域とて完全に隠れている訳ではない。
身を縮めているからこそ、そこから溢れるチラリズムに臨もう、
との馬鹿げた考えが湧いてくるのはこれを見た男の性、サガ、と言うものなのかも知れないが、
女王様が不機嫌な顔でうーんうーん言い出すに至っては、
まず目覚まし時計Aで残り時間を把握し、そそくさと布団をかけ直す。
やはり、下らない嫌がらせよりもふーっと安心してる顔の方がいい。
大体、危険なレベルで不健康なチャレンジだった。
そもそもだ、ここがエロパロ板である以上、
日本標準時刻に於いてこの数時間前から話を始めるのが本来の筋道である、
と言う正論は俺としてもよくよく心得ている。
だが、その詳細を語る事に就いては、
飛騨山脈よりも高い支障と田沢湖よりも深い配慮による事情がある事をご理解いただきたい。
とは言え、俺の部屋の、体感的にはたった今まで俺が眠っていた俺のベッドの中で
やけにグラマーな美少女同級生である涼宮ハルヒが真っ裸のすっぽんぽんで熟睡に呻いているからと言って、
その過程を詳らかとした場合俺の寝床がそのまま警察署の鉄格子の中に移動する、と言う類の事情ではない。
いや、同質の事を合法的に行う事が可能なだけの
トンデモパワーの持ち主が今の俺である事を否定はしないが、今回に関してはそれではない事を確かめておく。
確かに、家族公認婚約者やらSOS団ハーレム王やらのトンチキ設定やら
「30分できく毛はえぐすり」と美容師の「能力カセット」を
勝手に駆使したハルヒのヘアスタイルをそこら中にご納得いただいたり
朝比奈さんの大盛りやら特盛りやらを攻略したり
団長様の日頃の暴虐でたまりにたまった債権債務を利子を付けて清算させてもらったり
単騎でこのポケットに必勝出来るであろう宇宙人謹製アンドロイドな長門有希に
やや内気で平凡な眼鏡っ娘文芸部員と言う束の間の休暇をプレゼントしたり、
その辺りの事に就いて「うそつ機」やら「ウソ8OO」やらの
非常識パワーを全面的に利用して、正直たまりませんな体験の数々を重ねまくって来た事は確かだ。
だが、今ここで俺の隣に寝ている涼宮ハルヒ、見た目は最優秀美少女中身は傍若無人、
その芯は熱意を持て余した人恋しい常識人な団長様。
その涼宮ハルヒと今こここうしてここに至るに至っての
基本の基本の始まりに関する事柄に就いては素の俺とハルヒのつまりあれだからして
俺以外の野郎にここ数時間のあの場面を見せるに当たってはその辺りの、
等と埒も無い言い訳を考えている内に、こちらも少々寒くなって来たのだが、と言う状況だったので、
柔らかさと華奢と黒髪の香りを腕に抱き込んで温まる。
そして、残り十分は切っているだろう。布団の中で若干距離を取って時を待つ事とする。
ー ー ー ー ー
恐らく、俺は悲鳴を上げていたのだろう。
未だ残る冷気に我が身を抱き、薄目を開けると大きな肌色が視界に入る。
見ると、ハルヒがベッドの敷布団の上に胡坐をかいて右腕を上に伸ばし、
その煽りで俺にかかっていた掛け布団が半ばまくれた隙間に残存冷気の急襲、
これが、寝落ちしていた俺の急覚醒の理由だった。
かくして、ハルヒは俺の隣で胡坐をかいて、んーんっと可愛らしい声を上げて
背筋を伸ばし左腕で体を軽く捻りながら右腕を掲げている。
あの後、ハルヒがベッドの外に移動した形跡も無ければ、
これはコードとのチキンレースを展開している深夜のテレビアニメでもない。
以前俺が強引に伸ばした豊かな黒髪の大半は背中側に流れたまま、
質感たっぷりの丸出しおっぱいやその頂に尖るピンク色にも
パンパンに健康的な太腿の真ん中の黒い辺りにも
黒髪が無駄なラインを描いて侵略する、と言う事態も意味不明な光源が発生すると言う事態も生じていない。
そしてハルヒは、寝転がっていた俺に向けてぬっと顔を近づけ、アッカンベーでのたまった。
「エロキョン」
やれやれだ。
「でー、今何時ー?」
「まだ六時前」
生理現象通りに俺がふああと欠伸をすると、ハルヒもそのまま布団を戻して潜り込む。
「んー………」
そして、互いの腕の中に、最も心地よいフェロモン臭塗れのぬくもりをしっかと抱き込んで、
しっかと唇を重ねしっかと舌を絡め合う。
「なに?なになになに?」
唇が離れ、ケラケラ笑うハルヒを俺は構わずうつ伏せに誘導する。
流石に寝起きの跳ねは禁じ得ないが、
艶やかで芳しいハルヒの後ろ髪をひとまとめにしてタオルで束ねてからうなじに唇を這わせる。
「なーに? マッパの彼女と一緒の布団で朝一番がそれ? 変態キョーン」
「あー、真っ裸ってこの辺か?」
「あ、んっ」
そのまま、両方の掌の中にボリューミーな膨らみを包み込み、
さわさわとしながら少しずつ力を込めながら、
硬く尖った蕾への指使いも加えて行く。
「ん、んんん………」
勝手知ってる彼女の体、そのまま、手応えのいい膨らみを重点的に攻めながら、
胸板から背中からお臍をアクセントに段々下に、
時折力加減を変えながらさわさわと手指を這わせ、俺の下のハルヒの声、息遣いが
段々とくすぐったいからその上の段階にランクアップする過程を耳で楽しむ。
「エロ、キョン。当たってるのよあっついの。夜に、あんなにぃ」
「そりゃあ朝だからな、男の生理現象みたいなモンだ」
「じゃあ、今の、女のこれは、何なのよぉ?」
「そりゃあ、エロハルヒじゃないのか?」
「うっさいっ! っっっ………」
俺の手にしっかと掴ませるお尻から腿、そしてとうとうぽつっ、ともたげた宝石を繊細に手入れされ、
しっとりがぐぢゅぐぢゅになる果実の熟れ加減を俺の指に伝えながらハルヒは言葉に詰まる。
頬を寄せる様な距離感で俺が見ているのは、目を閉じて眉根を寄せながら
声を殺して喉を鳴らすハルヒの横顔。可愛いぞハルヒ。
「ああー、これは朝だから、じゃ済まねぇなハルヒ」
「ん、んんっ、ちゃんと、着けなさいよっ」
「りょーかい、団長様」
「うっさい、っ」
覆い被さり、既に溢れ返った源への俺の一撃と共に、
布団の中でハルヒの背は反り返り、ひくっ、と喉を鳴らす。
後は小細工抜き、単調なぐらいでも団長様はいたくご満悦だって事を俺は経験で知っている。
もちろん、俺もだ。
「あ、っ、キョンっ、あ………」
束ねられ除けられた黒髪の向こうから、熱っぽく潤んだ大きな瞳が見える。
ハルヒは、この時にこういう眼をする。
つい何時間か前、ベッドにあおむけになった俺を見下ろしながら
不敵だったハルヒの顔が、瞳が、声が段々と熱くとろけていったその過程を俺は思い返す。
それに合わせてぷるんぷるんが相応しい弾力で上下揺れ続け、
それを見上げなからのとろけ顔の堪能、正直、たまりません。
そんな近い過去なんかに浸る迄も無い素敵過ぎる現実。
俺は、顔のすぐ横でハルヒの意味不明な言語を耳にしている。
論理的に意味不明だと言うだけで、生物的な状態はとてもよく伝わって来ている。
相変わらず、能力面では全てに秀でたハルヒだ。
これでもトンチキパワーの力を借りて経験面ではハルヒを押していた筈なのだが、
その中に滑り込んだ俺をとらえる柔らかな絡み付きは
経験がどうこうでどうにかなるものではない。
少しの間、ぎゅーっとハルヒを抱き締めて区切りの時を迎える。
そのままとろんと夢見心地な笑顔が最高に可愛いハルヒと唇を重ねて、
夢見心地の一時に微睡むのがムードと言うものであった筈なのだが、
そこはすぱんと竹を割った様な団長様。
糸を引いて唇が離れるや、
俺は我が身からそそくさと外したゴム袋を縛って放り出す任務を遂行する事となる。
もちろん、俺が体外に排出した精子の生存率が0%である事は
「あらかじめ日記」によって日々確認されている事であり、
SOSハーレム団ハレハレハレルーヤ展開の時は
こんな辺りの事は色々とごまかしたりしているものだが、
今のハルヒは我が家の公認婚約者としてお泊りしている。
だから、文武両道頭のいい常識人の涼宮ハルヒの魅力を最大限にこの腕に抱いている以上、
これが相応しいムードになる、と言う事だ。
ー ー ー ー ー
これが夏であれば、お家の中をお手手繋いで全裸行進、と言うスリリングな道行もあり得たのだが、
「オコノミボックス」によって肌寒い、に留まっている俺の部屋はとにかく
その外は流石に厳しいと言う事で、俺とハルヒは、
俺の両親と妹が「グッスリまくら」の効果で確実に熟睡している家の中を
バスローブ姿で移動していた。
「エロキョン」
そして、白い背中を流れるに任せる豊かな黒髪に横からその質感を覗かせながら
先端に可憐な蕾を尖らせる豊かな膨らみに
どっしりとすらしながらしつこくないヒップラインからの脚線美、
と言ったものからシャワーの水滴を滴らせていたハルヒは、
そんな自分に見とれる俺に向かって一言、的確なる真実を口にする。
「無論だ」
「は?」
「ハルヒ、お前は俺がエロくなるだけの価値があり過ぎる」
だから、俺も真実を以て返礼する。
「は、はああああっ!?!?!?」
かくして、広くもない浴室を何歩も歩かずズカズカ接近して来たハルヒを受け止め、キス。
ああ、さらりと書かせてくれ。
「エロくしてんじゃないわよっ、何回目よエロキョンっ!!」
俺が人差し指を口に当てて「しーっしーっしーっ」のポーズをとると、
ハルヒも両手で口を塞ぐ。何時もの堂々過ぎるハルヒとのギャップは実に愉快だが、
笑うな、まだ、堪えるんだ、がやっぱり駄目でした、
となった場合には少々痛くなり過ぎるだろう。今この瞬間の様に。
とにかく、真っ赤な顔で両手で口を塞いで
上目遣いでうーっと唸ってるハルヒと言うのもなかなか見ものだ。
今度、竹筒を咥えて見ると言うのもいいかも知れないな。
可愛いぞ、ハルヒ。
まあ、とにかくだ、ラブラブキッスに割り込むお腹に当たった熱い違和感、
流石ハルヒは素早く目標を設定する。
本来の我が家の習慣から言えば何故か、この浴室に用意されたベビーオイルが
張り、質感、共に極上の膨らみを覆い照明をてらてら反射する。
それだけでも、ハルヒの目標ポイントへの血液充填量が体感1.5倍増しになる。
正直、たまりません。
「情けない声出してんじゃないわよエロキョン」
かくして俺は、それが好きと言うか大好きと言うか正直たまりませんな事を知り抜いているハルヒによって、
浴室に突っ立ったまま、膝立ちのハルヒの柔らかオイル漬けに挟み込まれながら
相変わらずの罵倒に身を委ねている。
こうなったらハルヒは献身的だ。その上、頭脳も技能も優秀だ。
語尾が全て「なんだからねっ!」に統一されるって辺りを気にしなければ、
使うのが口だろうが手だろうが胸だろうが全てのスキルを惜しみなく注ぎ込んで来る。
無論、俺もそんな事は気にしない。素晴らしさを前にしては気にする暇も無い。
何故なら、素晴らし過ぎてこちらが
至福の笑みを浮かべたミイラとなって発掘される未来を懸念しなければならないからだ。
ほら、既に、ちろっ、ちろっ、と、桃色の舌が俺のピンク色の先っちょに届きながら、
強烈な上目遣いを送って来て、正直、たまりません。
「ちょ、スト、ストップッ」
「念のためとか言ってちゃーんと用意してるんだもんね、エロキョン」
ついさっき、浴室の一角に滑り込ませたコンビニ購入の小さな箱は、
目聡い団長様の見逃す所ではない。
は、はは、お口にくわえて被せてくれてるよ。
何処で覚える、なんて口に出したら恐らく、生きてこの風呂場を出られない。
腰かけに座れって? 分かったよ。
まず、俺の目の前にすっくと立った結果として丸見えの所に始まって、
お臍から、その上でふるふる揺れてる所から、
お、来た、飲み込まれてる、おお、ふるふるがぷるんぷるんになって、
いい顔してるぞハルヒ、それに、声も、俺の為に最高に歌ってくれて。
それもこれも、真ん前の目の前で目の当たりにしながら肉体的至福を迎える。
ああ、ちょっと体力の限界過ぎと言うか正直調子に乗り過ぎでちょい痛いと言うか、
それもこれもぶっ飛ぶぐらいのハルヒのラストアタック。
正直、たまりません。
力の限り闘い抜いた後の歴戦の抜け殻が、ピンクのゴムに包まれたまま
ずるりとハルヒの中から表に出てだらりと休息する。
そんなだらしないモンを臍と臍の間に挟む位置で、
腰かけに座ったままの俺の両腿にハルヒの両太腿が乗っかり、
気持ちよくオイルコーティングされた素晴らしい弾力が俺の胸板に潰れる。
何故なら、俺もハルヒも双方真正面の相手をぎゅーっと抱き締めているからだ。
既に濡れ髪が頬にかかり、気怠い様なはにかむ様な、熱っぽく夢見心地なハルヒの表情。
ああ、俺としても、夢に誘われるままに唇を重ね、舌を貪る。
ー ー ー ー ー
「じゃ」
「おう」
双方、はにかみを交わし、パジャマ姿のハルヒが妹の部屋に消える。
確かに、公認婚約者として俺の家にお泊りしているハルヒだが、
色々考えた結果として、妹の部屋でのお泊りから俺の部屋に夜間に這いずって、
もちろん実際には普通にスタスタ移動して、
一通り罵詈雑言を浴びせてから一戦交えて一旦寝落ちしてから現在に至る。
取り敢えずハルヒの認識としてもこういう事になっている。
無論、俺が隙を見て「グッスリまくら」で
家族の安眠を確実なものとしているから出来る事だ。
部屋に戻った俺はと言えば、
早速「石ころぼうし」と「かくれマント」と「四次元若葉マーク」を装着して妹の部屋に侵入する。
そこでは、ベッドの妹と共に、床の客用布団に入ったハルヒも又、
如何にも心地よく疲労したと言う感じで大人しく寝息を立てていた。
そんなハルヒに一時間設定の「グッスリまくら」を抱かせ、
「きょうじき」を使って30分睡眠を早々に経過してもらってから自分の部屋に戻る。
温水霧吹きを用意した上で、ベッドの布団一式を
「タイムコピー」で増殖させて時間停止効果のある「ペタンコアイロン」と
「チッポケット二次元カメラ」で収納しておいたスペアと交換して、
今さっきまで使っていたものは何れ洗濯する前提で
「ペタンコアイロン」と「チッポケット二次元カメラ」による収納にかける。
ABCDEの5枚の「どこでもまど」を用意して、A、Bはリビングの一角と繋げる。
C、Dはそれぞれ台所と風呂場の換気扇の側に設置して、
Eを通じて台所の換気扇を最強で作動させる。風呂場の換気扇は既に作動中だ。
俺はベッドの上に乗って「きょうじき」でベッドの上の時間進行速度を変更し、
机の上の目覚まし時計の長針が秒針並みの速さで二十回転程回った辺りで「きょうじき」の効果を解いて、
「どこでもまど」Eを通じて換気扇を止めてから「どこでもまど」を撤去する。
隠匿場所から取り寄せた「あらかじめ日記」に本日の日付を入れ、
午前6時30分(日本標準時刻)にこの部屋にある全ての時計、時刻表示機能が表示する時刻が
日本標準時刻に照らして正確なものに修正される、と記述する。
「オコノミボックス」の機能を終了させてしまいこみ、
ベッドに用意した目覚まし時計Aを二時間後にセットして、
「きょうじき」でこの部屋の時間進行をここの一時間が外部の一分になる様に設定する。
ー ー ー ー ー
「キョンくーん、あっさだよーっ!!!」
恐らく、又、何か間抜けな声を上げたのだろう。
妹による必殺布団剥がしに身を縮めながら、
俺は片目で妹の凶悪に無邪気な笑顔を確かめる。
証拠隠滅は万全、万全過ぎて、「オコノミボックス」の効果も
悠々壁抜けして来たかの様なシベリア寒気団の猛威にとっくに掻き消されている。
言う迄もなく、ついほんのさっきまでこの腕に抱いていた柔らかな温もりも然りである。
ひっぺがした布団の向こうから、兄貴とセットで目をこするハルヒ義姉様が現れる、
と言うシチュエーションをあの妹に体験させると言うのは、
理論的に出来る出来ない以前にまだ俺の精神が保たん。
だからと言って、習慣そのものを変えてしまうと言うのも色々と調整が面倒だ。
故に、そんな妹の遠景に、とっくに北高のセーラー服姿で両腰を両手で掴んでいる
涼宮ハルヒが実に悪役っぽい笑顔で堂々待機している。
ああ、なんと言うかいい義姉妹じゃねーか、と合いの手を入れたくなる光景。
前衛後衛に分かれて、やんちゃの結果を微笑ましく見守っているなんて実にいい。
二人がかりの布団ひっぺがしにうひゃあと悲鳴を上げる、なんてシチュエーションは。
どちらかと言うと朝比奈さんの方が向いてそうな気がしないでもない。
「シャミー、シャミー、シャミごっはんだよーっ♪」
かくして、諸々の空気を読んでベッドの隅っこで毛布にくるまっていた愛猫「シャミセン」は
妹に抱えあげられて部屋を後にし、
それを微笑ましく眺めていたハルヒはふふんと謎の笑いと共にその後を追っていた。
ほらー、キョン早くしなさいよー、
おばさまの朝ごはん美味しいんだからー」
かくして、朝食に向かうハルヒが、着替えて洗面台に向かいすれ違う俺に一言。
外面魔王のハイスペック美少女ハルヒは今朝も既に準備万端。
自慢の朝食である事は同意するが、
そんな、生き生きとしたハルヒを眺めているだけでも飯が旨くなるのは道理だろう。
なんて事は、後始末も含めて時間がある時でなければそうそう口に出せるもんじゃない。
ついでに腰には妹がまとわりついている訳だが、
まあ、流石にあの妹だ、洗面台でお義姉様と恋愛談議、なんて事は無いだろうない筈だそうに違いない。
かくして、まことににこやかに朝食の一時を堪能したハルヒはと言えば、
玄関で靴箆片手にトントンと履いた靴の微調整等をやっている。
あの寝起き飛び跳ねだった黒髪がしっとり流れてる辺り、しっかりブラッシングしたんだろうな。
自分の靴を目で追う俺の前で、ヘアゴムで一つに束ねられてふわりと翻る光景、たまりません。
「おばさま行って来ます」
それで、告げる笑顔は向日葵と来た。可愛いぞ、ハルヒ。
「ほらー、何のたのたやってんのよ。行くわよキョン!」
へーへー。
J・S・KYONの冬朝―了―
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2020-11-26T03:56:00+09:00
1606330560
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J・S・KYONの休息
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***番外編
-[[J・S・KYONの冬朝>J・S・KYONの冬朝]]
2020-11-26T03:44:05+09:00
1606329845
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厨B世界ヲ救ウ/第07話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/454.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
「それじゃあ」
恭介が、プロフェッショナルな「能力カセット」の知識を借りて
市販品の中から金に糸目をつけずに購入したデジカメと
LDルームの大型テレビを接続し、データを再生する。
「おーっ、いいカメラ使ったな。
まどかの綺麗なヌードがばっちり映ってんの」
「ウェヒッ!?」
大画面表示で詢子に改めて言葉にされて、
まどかが飛び上がりそうな声と共に手で顔を覆った。
「もう、ママっ。
ママ綺麗だから一緒だと恥ずかしいよ」
「いやいや、ばっちりいい女じゃんまどか」
「でもぉ、ママおっぱい大きいし私小さいからさやかちゃんとか」
「そりゃー、二人もおっぱい飲ませてるからなー。
ほら、いい感じにふんわり膨らんでっから
将来は綺麗なお椀型おっぱいだって。
それに下の方もさわさわ生えて大人になってるし」
「うぅー………」
からから笑う詢子に、まどかもウェヒヒはにかみを返す。
そんな二人の前のテレビでは、ほんのり頬を染めてにかっと笑う詢子と、
真っ赤な顔ではにかむまどかが生まれたままの姿で並んで映り、
画面の中でも外でも詢子がまどかの肩を抱いていた。
改めて、詢子のヌードは二児の母としては一つ抜けたプロポーションに
確かな大人の成熟が加わった見事なスタイルの良さで恭介を圧倒する。
それは、まだまだグラマーとは言い難いものでも十分に女の形が始まり、
すくすく健康的に育ってこれからの未来に向かうまどかと好対照。
なんと言っても実の母娘、それも間違いなく美人と十分可愛い部類の女の子、
と言う破壊力は理屈抜きだった。
「さぁー、次は上条君の番だなぁ」
「ウェヒッ!?」
にかっと笑う詢子に、恭介が変な笑みを漏らす。
「これから二人で一番肝心のトコなんだから、
上条君の肝心なトコもばっちり確認しないとまどかも困るだろうよ」
「あ、は、はい」
絶対的優位の筈が、
この辺りが人生経験の差かと恭介は心中で圧倒を自覚して苦笑いする。
「ほら、立った立った、
さっきからあの大画面でおったってるんだから」
言われるまま、恭介は起立する。
ここまで無茶苦茶やって来たとは言え一応それなりに弁えている道理として、
恭介はここまで自分がやらかして来た分、過去に詢子相手に何度かして来た様に、
パジャマとトランクスを脱衣してから直立不動になった。
「………」
「んー、やっぱ同級生にガン見されるとこうなるって、
さっきまであんなパンパンにテント張ってたのにナイーブだねぇ」
まどかと共にしゃがみ込み、くくくっと笑う詢子を前に、
恭介も少しばかりバチが当たったかと心の中で苦笑いする。
「試しに触ってみ」
「いいの?」
「そりゃー、これからこれがビーンってなってまどかん中に入って来るんだからなー」
上目遣いになったまどかに、上条が苦笑いを返す。
ハッキリ言って、そんなまどかは可愛かった。
だからして、
「ほら、ビーンッてなった、若いねぇ。
まどかが食べたくてヨダレ垂らしてたんだぜ」
最初は怖々とつつく程度だったが、指と掌で少しばかりむにむにとされるだけで
恭介は跳ね橋の勢いを自覚する。
技巧とかなんとか言う以前に、恭介の知ってる鹿目まどかが
丸出しの肩と背中にウェーブの洗い髪を被せながら
斜めにちょっとおっぱいも覗かせて、
時々上目遣いになりながら柔らかな手で怖々触って、
恭介の変化を目の当たりにして変な笑みを浮かべている。
そのとんでもない可愛らしさの破壊力は、ちょっとばかしの経験が無ければ
とっくに粗相であり、その場合可愛らしいまどかの背後で
カラカラ笑っている女神が鬼に、と、そこまで恭介の思考が直結するものだった。
ー ー ー ー ー
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
恭介とまどかは、用意した客用布団の上に双方真っ裸のまま向かい合って正座をして
和風の競技開始よろしく頭を下げて挨拶を交わしていた。
「えーと、それじゃあここに寝て」
「うん」
そして、恭介が手を添えてまどかを布団の上に横たえる。
既に丸裸で結構目の当たりにして来たとは言え、
習慣で胸と下腹に添えられているまどかの手は恭介の手の誘導で移動され、
生まれたままの姿のまどかの姿が布団の上に露わになる。
(ちょっと、厳しいかな?)
実際に行われている事は、元々奥手な女の子が
この歳で恋人でもない異性の前で真っ裸で横たわっている、
と、頭がパンクして当たり前の状況。
それを洗脳的な反則技をごっちゃり使って辻褄を合わせてはいるが、
真っ赤な顔で横を向く視線と体の端端の震え迄は抑えきれない。
「鹿目さん、ちょっと体どかして」
「う、うん」
「ん?」
「ウェヒ?」
「指導役」の詢子が、ちょっと意外な展開にくくっと笑った。
まどかは、自分の体に普段寝る時の様に布団が被せられた事に気付く。
但し、普段通りではないのは隣に恭介がいる事。
そのままきゅっと抱き寄せられたが、そんな恭介にまどかはにっこり微笑みを返した。
元々、恭介としては、どちらかと言うと釣り逃した獲物は大きく感じた、
に近い所から始めたところではあったが、
ここまで来たらこの美味しそうな女の子を最後迄味わいたい、と言うのと
幼馴染への女の子へのちょっとした気遣い、
ついでに一緒に布団に入るのもなんとなく楽しそうだと言うのが頭の中でそのまま同居していた。
「じゃ、これもセックスの練習って事で、
恋愛とかファーストキスとかはノーカウントの」
「うん」
そして、ちゅっ、と、唇と唇が触れる。
基本的に恭介の言う事は信じる脳内理論は完成している訳だし、
確かにたった今まで明るい下で間近から裸を丸ごと見られる事に
かっちんこっちんに緊張していた事を今では覚えているが、
元々恋愛ではないが小学校以来の男の子の友達のちょっとした気遣いが
根本的な疑問を忘れたまどかの頭には十分効果的だった。
(キスしちゃったウェヒヒヒ
お腹に上条君の硬くて熱くなって………)
唇が離れ、ゆるゆると抱き締められてくっついたお腹に熱く硬いものを感じる。
目と目が合ったまどかと恭介が苦笑を交わした。
「いっ、つっ」
「痛かった?」
「うん、ちょっとウェヒヒヒ」
「そう。じゃあ」
恭介も多少の経験は積んだ心算だったが、
それまで優しく教えてくれたお姉様達の成熟した膨らみとは勝手が違うらしい。
「ウェヒッ?」
それでも、掌にすっぽり収まる中のむにむにとした弾力は、
芯を残しながらも間違いなく女性を示す柔らかさだった。
「ティヒッ、ウェヒッ、ウェヒヒヒ………」
ー ー ー ー ー
「おーおー、お目目とろーんってしちゃって」
掛け布団がさり気なく除けられ、先程まで掛け布団をもぞもぞさせながら
喉を鳴らしていた愛娘の可愛らしい牝の表情に
側で座って見ていた詢子も苦笑を漏らす。
そうやって半開きの瞳を潤ませ、全身ピンク色の血色で
慎ましい膨らみを微かに上下させて横たわるまどかの横で、
さて、これが突然正気に戻ったら、と、ちょっと頭をかすめただけでも
恭介にとってはなかなかスリリングである。
「な、上条君結構上手だろ?」
「うん、くすぐったくて………」
最初はちょっと痛い事もあったが、
その後はくすぐったい感じでやっぱり上条君の手は繊細、等と思っている内に
おっぱいから背中、髪の毛を撫でられ、背中からお尻、太腿、
そして中心に向けて優しく撫でられたり、時にちょっと強めに掴まれたり、
そうしている内に段々とお腹に響く様な強い感触になって、それが決して不快ではなくて
気が付いたらちょっと物足りない、まどかの記憶はそんな感じだった。
「それじゃあ鹿目さん、そろそろ、脚を」
「う、うん」
恭介がまどかの脚側に回り、恭介に手を添えられて段々と脚を開く。
そう言えば、気が付いたら恥ずかしい所がぬるぬると気持ち悪くなっていた事もあり、
まどかは改めて熱くなった頬に両手を当てて顔を覆おうとするが、
ふと、膝立ちになった恭介が視界に入り、目が丸くなった。
「上条、君、えっと、その、それが私に入る、んだっけ?」
「う、うん」
「ああ、そうだよ。
こんな澄ましたお坊ちゃんが思い切りやんちゃ坊主だろ。
先っぽから涎垂らしてまどかの事狙ってるの」
「あ、はは、ええと、まどかさんが凄く可愛いから」
「嬉しい事言ってくれるねぇ」
「ウ、ウェヒヒヒ………」
「だーいじょうぶだって、上条君、まどかの事優しーく濡らしてくれただろ?
まどかの体もしっかり女なんだから、
イザってなったら赤ちゃんの一人二人出て来る様に出来てるんだから
こんぐらい大丈夫に出来てんの」
「そ、そうなんだ」
「ああ。それにこの坊やに仕込んだのあたしだからさ、
ホントの無理やり乱暴に、なんて出来ないから
どーんと任せてみな、なぁ」
「は、はい。詢子さんに色々教えてもらったから、僕の事信じて」
「う、うん」
改めて、無茶苦茶な会話である。
恭介としても、いよいよ詐欺師だなぁ、とも思ってしまうが、
ここは大真面目に乗り切るしかないと言う所だった。
かくして、恭介はまどかの両脚の間に割り込み、腰を浮かせる。
まどかも覚悟を決めた顔つきだった。
(ちょっとまだ硬い? こういう時は、ムード、ムード………)
恭介はまどかを一度そっと抱き寄せ、軽く唇を吸う。
まどかがニコッと笑った。
カッと頭が熱くなったそのままの勢いで、恭介は力強く腰を使っていた。
「い、っ」
「大丈夫?」
「ちょっと、いたっ」
まどかが顔を顰めているが、恭介の感触は悪くない。
少なくとも、何も知らない頃ならとっくに終わっていたであろう強烈な感触が恭介にも伝わる。
確かに、十分潤いながらも若さを思わせるきつい締め付け。
それでも、今までの経験から一山超えて刻み込む事に成功した事は把握していた。
「い、っ、上、条くん、エッ、ウエヒッ、あ、あー………」
詢子は自分が教え込んだ恭介を信用していたが、
痛みに顰めていたまどかの顔が段々と緩くなり、
喉を反らして喘ぎ始めるのを目を細めて眺めていた。
----
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2019-03-05T22:40:53+09:00
1551793253
-
厨B世界ヲ救ウ/第06話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/453.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
* * *
とある深夜。
「石ころぼうし」と「とうめいマント」を装着したまま
「四次元若葉マーク」を使って鹿目家に侵入した恭介は、
手始めに鹿目まどか、タツヤ、知久を「グッスリまくら」で熟睡させてから
L(リビング)D(ダイニング)ルームに移動する。
そこで、晩酌と言うか寝酒のウイスキーを舐める鹿目詢子を
「瞬間固定カメラ」で撮影していた。
それから、勝手知ったる他人の家で、たっぷりとした床に客用布団を敷いてから
「ゆめふうりん」を鳴らしてまどかをLDルームまで呼びつける。
二階に繋がる階段には、プラスチック板に取り付けた換気扇を「つづきをヨロシク」で空中浮遊させ、
その騒音を「吸音機」で吸い取る。
「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって取り付けられた手動発電機つき換気扇は
「スペースイーター」が開いた超空間トンネルに繋がり、
「つづきをヨロシク」で発電された動力によって
別のプラスチック板に開いた野外のトンネル出口に排気している。
一旦まどかを客用布団の上に寝かせた恭介は、「タイムベルト」を使って
「タイムテレビ」で確認したまどかが目覚める五分前に移動してから、
「ニクメナイン」を服用し「瞬間固定カメラ」で詢子の固定を解除する。
「よっ、上条君」
「どうも」
そして、当たり前の様に挨拶を交わす。
「ちょっとこれ読んで下さい、真実が書かれていますから」
「ん? んー、おーけーおーけー」
「かたづけラッカー」で消してちょっとだけマーカーで目印を付けた「うそつ機」を装着した恭介が
詢子にルーズリーフを渡し、詢子はやや酔いの回った色っぽい目でそれを確認する。
「上条君?」
「やあ、鹿目さん」
タオルケットをずり下ろして身を起こしたまどかが寝ぼけ声で言い、
恭介は朗らかに応じた。
「説明はここに書いてあるし、ここに書いてる事は全部正しいからそのつもりでね」
恭介としては寝起きのまどかも可愛らしいとは思ったが、
話が進まなくなりそうなので、「グッスリまくら」の効力が消えてからは
さりげなく「ネムケスイトール」でまどかの意識を覚醒しつつ話を進める。
「つまり、ちょっと奥手でねんねっぽい鹿目さんは知らなかったかも知れないけど、
僕は風習に従って詢子さんに夜這いをして筆おろしをしてもらって
セックスのなんたるかを教えてもらった訳。
その場合、まだセックスを知らない同じお年頃の娘がいる場合は、
ママの指導の下で、僕が先輩としてお嬢様にセックスを教える風習になってるから。
これは、不倫とか恋愛とは全く別次元の事で、
あくまで恋愛とか結婚とかのセックスが上手くいく様に
暗黙の了解でこっそり行われる教育的な風習って事でよろしく」
(うわwwwwwwwwwいつもながら何言ってんだ僕、
特注「能力カセット」の「エロラ○ベ先生」が作った原稿だけど本当に大丈夫?)
「………そうなんだ?」
まどかが、布団の上にお座りしてまだちょっと寝起きの様な口調で言った。
「そ、そう。もちろん、どうしても絶対嫌な相手だったらまずいみたいだけど………」
「………ううん、上条君ならそんなに駄目じゃないかなウェヒヒヒ」
「あ、どうも」
「ああ、まどかの前にあたしもこってり味見させてもらったけど、
ま、駄目じゃないなビンビン元気だし」
「ど、どうも」
ニカッと笑う詢子に恭介が小さく頭を下げる。
「えーと、それじゃあ、ママが上条君と?」
「おー、上条君の童貞ぺろっといただきましたー。
そうかー、まどかももうそんな年頃なんだなー」
「うん………んー、まだちょっとよく分からない、かな」
「大丈夫、あたしがきっちり教えてやっから。
上条君にもしっかり叩き込んであるからね、
ま、精々優しくしてやってくれよ」
「はい」
からからと笑う詢子に恭介もからりと応じる。
「それじゃあ、早速だけど鹿目さんには裸になってもらおうかな」
「え?」
「うん、セックスって一般的に男と女が裸になって抱き合って行うもの、
って当然知ってるよね?」
「う、うん」
ちょっと俯いてまどかが答える。基本、年齢的にはねんねに近いまどかも、
なんとなく漫画やテレビでイメージした知識ぐらいはある。
加えて、しっかり者の母親からもしっかりと釘を刺されている。
「特に最初が肝心だから、指導に当たってはお相手の体の事をよく知っておく事。
上手く進める秘訣だからはい脱いで」
「ま、そういう事だ。
後々の予行演習だからすっぱり裸になって上条君に見せてあげな」
ちろっと視線を送った詢子にからからと明るく言われ、
こくっ、と、喉を動かしたまどかがパジャマに手をかけた。
「あ、あの、全部、脱ぐの?」
「そう、全部脱ぐの」
パジャマの上下を脱ぎ、胸の前で腕を交えたまどかの問いに恭介が答え、
まどかは恐る恐るショーツに手をかける。
「うそつ機」で信じ込ませたメモには、
こんなの絶対おかしいよ、と思う事であっても、
それはたまたま知らなかった事であって
世の中は以下に書かれているルールで間違いなく動いていて
これに従う事は自分のためにも社会のためにも絶対必要である、
と最初に明記した上で、
この儀式では、パートナーとなる先輩の指示には従うべしと書き込まれていた。
ついでに、現状では負傷の影響が残っているため
「つけかえ手ぶくろ」によって人造品に入れ替えている手足に就いても、
国家機密に属する技術により一時的に動かせる様になったと言う事にしてある。
そして、詢子は恭介よりも上の立場と言う事になっているが、
基本的には恭介の自主性尊重、
直接的に危ない事や無理な事がない限り恭介がまどかの扱いを覚える事も
詢子による指導の一つである、と、そういうルールになっていた。
「じゃ、ここに立って、頭の後ろで手を組んで」
「う、うん、ウエ、ヒヒヒヒ」
元々が、異性関係には見るからに奥手な女の子だった事は恭介も知っている。
それが、年頃の女の子が恋人でもない顔馴染みの異性の同級生の前で真っ裸になって
何も隠すものもなく全て丸見えに突っ立っている。
無理やり納得させたとしても、脳味噌が少々ショートしても不思議ではない、
まどかのそんな笑い声が少々恭介の懸念も呼ぶが、
まあ、最悪記憶ごとどうにかすればいいかとも思い直す。
そして、ごくっ、と生唾を飲んだ。
まどかの背丈は平均から見て低い方に入る。
普段の両隣が年齢的に言って背が高くスタイルがいい方な事と
その性格が愛されて育ったのんびりさんである事が
彼女の子どもっぽさをより印象付けている。
それは、裸になっても客観的には大体その通りであり、
恭介としても、別にそこに価値があるのよ、
とドヤって通報される性的価値観の持ち主ではない、と自覚している。
それでも、昔からの顔なじみで大人しめのはにかみ屋さん、
付け加えると美少女的に言って十分可愛い範疇に入る。
そんな普段とはかけ離れたとんでもなく貴重で丸ごとセクシー過ぎる姿に
何か根こそぎ持っていかれるのはこの年頃の少年として当然の反応と言える。
こうして恭介が目の当たりにしたまどかのフルヌードは、
特にこれまで見て来た同年代のさやかや仁美と比べても
少なくともグラマーと言う点では一歩二歩劣るお子ちゃま。
それでも、こうして見ると、少々おチビさんでもすくすく育っているのが分かる。
全体にプラスにもマイナスにも悪目立ちする部分がなく、
いかにもこれから本格的にメリハリしそうに膨らむ所はふっくら膨らんだ、
ぷにぷにふわふわ柔らかそうな女の子の裸だと恭介は感じていた。
「ううう………」
しかし、真っ赤の顔を伏せて微かな声を漏らすまどかを見ていると、
特に一種の強制力で確実に拘束している事を理解している恭介としては、
なんとも趣味が悪い、と言うか本来非道な事に違いないと思いつつ
今や全身ピンク色のまどかを自分の眼差しでもう少し困らせたい、と思ってしまう。
実際、見ていてなかなか飽きない。
胸はバンと目立つ程ではないが、間違いなく女性の形を見せて
頂の突起が薄目に色づいて存在を示している。
変に痩せた所のない柔らかな女の子のボディーラインがあって、
お臍の下を黒いしるしが微かに飾っている。
そして、そんな僅かばかりの大人の証では丸で追い付いていない、
上から下への見て行っての逆の頂きつまり底からちょっと上に向けて、
無造作なぐらいに小さく切れ込んでいるのも恭介は丸見えに見えている。
そこまで見て、まあ、どう考えても尋常な状況であれば発狂するなと、
そろそろご都合的に隔離していた恭介の良心らしきものも疼き出す。
「それじゃあ鹿目さん、ちょっとそのまま回れ右して」
「うん」
(鹿目さんでも、って失礼か、洗い髪ってやっぱり………)
言われるまま、まどかがくるりと後ろを向くと、
緩くウェーブした髪が生まれたままの背中に自然に流れている。
まだくりくりと可愛らしさを見せるお尻から太腿のラインも健康的なもので、
女性へと向かっている弾力を感じさせる。
そして、恭介は一続きの関心の赴くままに、全く以て良心的の欠片もない事を心に決める。
「一番大切で肝心な所だからね、よーくよーく確認して把握しておかないと、
不慮の事態とかも起きるかも知れないから」
「う、うん、こ、こう、で、いいのかな?」
「オーケーオーケー」
震え声のまどかに、恭介は敢えて親指を立てて応じる。
そして、ソファーにお尻をついて、
両方の足の裏を両脚が交差しない様にソファーのお尻の横に着け、
トドメに恭介に言われるまま、まだつるりとしたお腹の一番下に指をつけて
両サイドの外側に広げているまどかの前に恭介はしっかり座り込む。
むっちり柔らかく肉付いた太腿が中心に向かった先で、
すっと一筋からぐにっと小さく歪んだ裂け目が指でぐっと広げられ、
その中から桃色の粘膜の構造が開かれている。
まだ中に収納されていたものを無理やり覗かれている感じで、
いかにも手つかずに整ったまま、陰りも見えない色艶に見える。
本当であれば当然見る事などあり得る筈もないここに、
自分のナニをどうしてこうして、等と考えながら、
このとんでもない状況に、恭介は普通の反応として感動を覚えていた。
「上、条くぅん………」
(そろそろ、マジ限界、かな?)
「うん、手離して楽にしていいよ」
恭介が言うと、まどかはソファーに掛けたまま脚を普通の姿勢で前に下ろし
本当にだらんと脱力してしまった。
(やっぱ精神的にかなりクルのかな? はぁはぁしてるのちょっと色っぽい)
「それじゃあ、鹿目さんの初めてのフルヌードでの手解きを記念して」
言いながら詢子に耳打ちして、詢子がにっこり笑う。
「マ、ママ?」
「詢子さんには
これから裸の付き合いの先輩として色々お手伝いしてもらいますから」
「そ、よろしく、まどか」
誇らしげに右手を腰に当たる真っ裸の詢子に言われ、
まどかはつつつと下を向く。
「だから、その前にまずは記念写真」
「え、えーっ?」
「初めて記念だからこれもレッスンの一環、はい並んで並んでー」
「う、うん、ハズカシイ………」
「ほら、見ろよ、まどかの裸が美味しそうだって、
上条君のアレ、あんなにパンパンになってるの」
「え、そ、そうなの?」
「アハハハハ、はい、チーズ」
既に明るく照明されたリビングに、
鹿目詢子、まどか母娘が生まれたままの姿で立ち、
恭介がそれを写真撮影していた。
----
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2017-11-28T12:54:51+09:00
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厨B世界ヲ救ウ/第05話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/452.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
* * *
「ママー、お風呂あがったよー」
「たよー」
「おー」
鹿目家L(リビング)・D(ダイニング)ルームで、
上条恭介は漫画的表現で言うなら舌打ちして指を弾いていた。
「タイムベルト」と「どこでもドア」で出発の十秒後に戻る事を前提とした夜のお散歩。
本日は、気が向くままにクラスメイトの鹿目まどかの自宅を訪れていた。
「フワフワオビ」と「四次元若葉マーク」と
「石ころぼうし」と「とうめいマント」を装着しているので、
ほこほこと湯気を立てて現れた鹿目まどか、タツヤ姉弟も
テーブルで一杯機嫌の鹿目詢子も台所の鹿目知久も、
まどかのクラスメイトである上条恭介がそこにいる事には気づかない。
クラスメイト宅へのお散歩、と言うには溢れるばかりの邪心と共に訪問した恭介ではあるが、
わざわざ下調べまではしていない。
結果、ついさっきの絶好のタイミングを逃した、とあっては、
例えその失敗を簡単に取り返せるスキルがあろうとも、
むしろだからこそちょっとした運の悪さが子どもっぽく心に響く。
「おっし」
そして、恭介の目の前で、まどか、タツヤの母親鹿目詢子が立ち上がる。
「それじゃあ、あたしも一っ風呂いただくか」
水割りのグラスを置いた詢子が一杯機嫌で風呂場に向かい、
恭介は当たり前の様にその後をすーっと移動していた。
* * *
「あ、どーも、こんばんは」
「ん?」
鹿目詢子は、一瞬飲み過ぎたか? と思った。
一流企業管理職としてメイン家計を担うワーキングマザー鹿目詢子。
この日は皆が寝室に引っ込んでからの帰宅で、
LDルームで北の方の国産ウイスキーを傾けている所に
いる筈の無い姿と声が入り込んできた。
「えーと、上条君?」
「ええ、上条恭介です。
お招きいただき有難うございました」
「ああ、そうだっけ」
既にして「スナオン」は効いているらしい。
先日、鹿目家を訪れて以降色々と研究を重ね、
この独り晩酌に狙いをつけて訪問した恭介は、
「ウルトラストップウォッチ」で時間を停止している間に、
「スナオン」を砕いた水溶液を、
スポイトを使ってウイスキーと一緒に詢子の口に流し込んでいた。
既に、この家の他の家人に対しては、
「グッスリまくら」で安眠を保障している。
二階に繋がる階段の途中には、「つづきをヨロシク」によって
階段を塞ぐ様にプラスチック板が浮遊している。
そのプラスチック板には「スペースイーター」によって
野外にある別のプラスチック板に繋がる超空間トンネルが開いており、
ここにあるプラスチック板には「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって
超空間トンネルを塞ぐ形での換気扇が取り付けられて
現在稼働中の換気扇には「吸音機」が向けられていた。
「ええ、その通りです。今夜は夜這いに来ました」
「ん?」
「僕らの年頃の男子は、友達の母親の所に夜這いに行って
筆おろしをしてもらってセックスの手ほどきをしてもらう。
それが習慣だと伺いましたもので。
この辺の伝統的習慣によりますと、その時に夜這いの相手に選ばれると言う事は、
女性にとってはいわば女性としてのステイタスであって、
だからセックスのやり方女体の扱い方を懇切丁寧に教えながら
若いツバメとのセックスをエンジョイ出来るぐらいに仕込むのが大人の女の嗜みであると。
もちろん、今の時代の建前もありますから、それはあくまで暗黙の了解だと言う事で、
旦那様を初めわざわざ他人に喋る事ではない、秘密の儀式であり秘密の慣習である、
僕はそう教わったのですけど」
「自動販売タイムマシン」で特注した「エロ○ノベ先生」の
「能力カセット」が草稿した恭介の真面目腐ったふざけた弁舌を聞きながら、
目をぱちくりさせていた詢子はにかっと笑った。
「スナオン」と「ニクメナイン」の相乗効果は偉大である。
そう、恭介の記憶ではこの鹿目詢子と言う人はそういう女性だった。
そういう女性、と言っても、
この恭介の話に合致するレベルの電波でも淫乱でもない、筈。
恭介が彼女と出会ったのは小学校の入学式の日、
校門でまどかと一緒に記念写真を撮っていた綺麗なお母さんだった。
もっとも、最初に興味を抱いたのは恭介の隣にいたさやかで、
さやかがその場でさっさとまどかに声をかけて友達になり、
自動的に恭介とまどかが友達になったから恭介も記憶していた。
鹿目家が平均から見て少々変わった専業主夫家庭だと言う事は後で知ったが、
それでも詢子は可能な限り愛娘の行事等には顔を出していた。
流石にさやかは別にしての
同級生に異性を意識する様になってからは関わる機会も減ったが、
それでも、昔はお誕生日等にお呼ばれもしていた。
つまり、恭介が見て来た詢子はあくまで家庭の顔ではあるが、
それでも、その社交的に溌溂とした雰囲気は、
恭介の周囲から見ても異色の魅力として印象に残っていた。
「ああー、そうか、上条君もそんな年頃かー、
まどかと一緒だもんなー。
おーけーおーけー、そう言やケガの方は?」
「ああ、大丈夫です。今だけ特殊な方法で普通に動く様になってますけど、
これは一時的な事で、ついでに国家機密に関わる技術が使われていますので、
今だけでも普通に動くと言う事は内密にお願いします」
「そうか。ま、こっちこっち」
かくして、「つけかえ手ぶくろ」で動かない手足を人造品と入れ替えた恭介は
招かれるままに部屋の一角にある来客用ソファーに接近した。
「………よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
詢子の隣に座り、文字通りお願いした恭介に詢子もにこにこと礼を返す。
まずは、詢子のムードを心得た動きに乗せられて、
恭介は僅かにウイスキーの香りを感じる。
「ん、んっ(これが、ディープキス?)」
唇がすぽっと離れ、
詢子は薄目で恭介を見る。
「な、キスって言っても馬鹿に出来ないだろ」
「はいっ」
恭介は素直にそう思う。
それは、下半身まで突き抜けかねない、そんな感覚がそう言わせていた。
「じゃあ、脱がせてみるか?」
「はい」
勧められるままに、恭介は詢子のバスローブの紐を解き、前を開く。
そこからあらわになった乳房にそっと手を添えた。
「お、っ、丁寧だね」
多少の経験を踏まえた恭介の手つきに、詢子がふふっと笑った。
質感のある大人の乳房だと、それを手づかみにした恭介は
理屈にするとそう感じていた。
やたら大きな訳でもないが、
掌に十分な手ごたえがあって懐かしい様な柔らかさを感じる。
先日、詢子を風呂場まで追跡してから今夜ここに来る事を決めた訳であるが、
まばゆいぐらいにスタイルのいい大人の女性だと、その事を恭介は目に焼き付けていた。
「どうだい?」
「はい、柔らかくて気持ちいいです」
「ああ、あたしもだよ、おっ」
まだまだ垂れている、とは到底言えないもっちりとした膨らみをこね回しながら
ぷっくり膨らみ出した乳首をすっすっといじくり出した恭介の手つきに、
詢子が上ずった声を上げた。
「あの」
「ん?」
「吸っていいですか?」
「ああ、どうぞ。だけど、その前にちょいちょいキスでもしたら
女はもっと喜ぶかな」
「はい」
友達の母親の、恭介の馬鹿話通りの丁寧な言葉に、
恭介はしっとり湯上りの弾力に軽く唇を寄せながらいただきに近づく。
そして、今まで見た中では濃い目かな、と正直思う、
堂々たる赤茶っぽい膨らみを吸い立てた。
「つっ、油断して力入れ過ぎない」
「はい」
指導が入り、それに従いながら恭介は仕切り直す。
「………おばさん」
「ん?」
「やっぱり、まどかさんやタツヤ君もこんな風に?」
「ああー、まどかの奴、あれで結構大食らいさ」
からから笑いながら、詢子は、
すっと詢子に抱き着いてちゅうちゅう吸い立てる恭介の後ろ髪を優しく撫でた。
「そろそろ、か?」
「はい」
詢子に誘導されるまま、ソファーに身を横たえる詢子を前に、
恭介はローブの裾をくつろげる。
やはり、見事な下半身だった。
無論、詢子もいい歳ではある、が、その道の経験を積んだ者であれば、
子どもを二人も生んだとは思えない、を誉め言葉にするだろう。
しっかりとした腰つき、腿から長い脚へと、
その評価を、頼もしい母親の逞しさと同居させている。
しっとりとした漆黒の草叢も、
色濃く大人の存在感を示しながらも見苦しさの手前で整えられている。
恭介が更に脚を緩めると、綻んだそこはうっすら濡れ光って見えた。
「は、はは、ちょっと恥ずいな。なんか、病院以来だ」
「あ、ごめんなさい」
無遠慮に覗き込んでいた恭介が詢子の言葉に顔を上げ、
同時に生々しさを覚える。
「そ、そう、ですか」
「そ、ここからまどかもタツヤも出て来たって訳」
「そうですか」
やや乾いた笑いと共に、恭介はもう少し距離をとってそこを見る。
確かに、今まで恭介が見て来た女性、と言うか少女とは年季が違い過ぎる、
それだけの濃厚さ、複雑さは見た目にも十分現れているが、
恭介は不快と思うものでもない。
あるいは、そう思う要素があったかも知れないが、
詢子が恭介も知る愛しい歴史をあけすけに話してくれた事が打ち消したのかも知れない。
人によっては逆に萎える所かも知れないが、恭介としてはそうであった。
ごくっ、と、喉を鳴らした恭介が、
一旦ソファーを降りてパジャマもトランクスも脱ぎ捨てた。
「おー、逞しいねぇ。若いわー」
詢子がからから笑う前で恭介はぽっと頬を赤らめて下を向くが、
それも不快な事ではなかった。
「けど、ここはもう少し、前戯ってのをやってからだな。
まだ、我慢できるか?」
「はい」
本当の所は、この時のために一日耐えた上に
目の当たりにして手で触れて改めての詢子の魅力に爆発寸前ではあったが、
それでも、恭介は男の矜持を示す。
今までの経験なしにこの状態であれば、
既にして粗相は確実であっただろうと恭介は心中で無駄に胸を撫で下ろす。
「そう、太腿から、さっきのおっぱいも良かったけど、
周りから段々、優しくな。
女の気持ちいい所って敏感だから、
いきなりジャーンッてビビらせんじゃなくて、
優しく優しくしながら盛り上げていくの」
昔馴染みの恭介に合わせて教えてくれる詢子の言葉に、
恭介の口からも笑みがこぼれた。
そして、教わった通り、太腿を優しく撫で回す所から始めて、
段々と女性の、そして母親の源へとその手に力を込めていく。
「ひゃっ!」
「気持ちいいですか?」
「こぉら、この悪戯小僧っ」
にゅっ、と、見事なぐらいに顔を出した艶めいた突起をぺろりと舐められ、
詢子が声を上げてから二人でくすくす笑う。
そして、詢子は恭介に、改めてその辺りの繊細な扱いを教えてくれた。
「お、っ、いいわ、やっぱり繊細だな上条君。
濡らして保護したら、もちょっと強めでもいいぞ」
「こう、ですか?」
「あ、ああ、ちょっとぴりぴり来るぐらい、っ」
言われるまま、敏感な所を探り当て、
詢子自身が分泌する蜜液をクッションにしながらの、
まだあのぼんやりと同い年な小僧っ子の恭介の理解の速さ器用さは
やっぱり手先とそれを使って来た頭の才能なのかと詢子も不敵な笑みを覚える。
「お、おおっ、もう、溢れてるだろ。
だから、もう、そこ、あたしが欲しがってるんだから、
女に恥、掻かせないで、っ」
気が付いた時には、顔中ベタベタにしながら
一心に透明な女の蜜を舐め取っていた恭介に
詢子は切羽詰まった声で迫っていた。
「は、はいっ」
切羽詰まった詢子の声に、
恭介は慌てて詢子に覆いかぶさりながら腰を浮かせた。
柔らかながら吸い込まれる様な感触のその部分は、
既にその指で確かめていた。
「ん、んんっ」
「ああっ」
恭介は、後頭部を優しく撫でられていた。
そこで初めて、ぎゅーっと痛いぐらいに詢子に抱き着いていた事に気づく。
率直に言って、焦りと気持ちよさで、
恭介の記憶は半分ぐらい飛んでいたらしい。
「あ、あのっ」
「カチカチのが思いきり突っ込んで来て、
なかなか良かったよ、一瞬だったけどな」
下手をすれば男性として年単位で勃起が危なくなる言葉であったが、
本人も本当に満足したらしいにこにこ笑ってのカラッとした言葉は、
恭介にも明るい笑いをもたらすに十分なものだった。
ー ー ー ー ー
「なんかすいません、こんな事まで」
「いーのいーの、こういう事前事後のムードもセックスの内なんだから」
鹿目家の深夜の浴室で、背中流しに続き髪の毛にシャンプーされながら恭介が恐縮し、
詢子がからから笑って応じる。
そして、じゃーっとシャワーで洗い流されている訳だが、
そうしながらも詢子は時々そのむっちり熟れた女体で抱き着いて来たりする。
「じゃーんっ、ベビーオイルー」
「え?」
「ただのソープは刺激強いからなー、
あたしの目の前でピンク色で旨そうなのビンビンさせちゃって」
「え、あ、あ、あああっ!!!」
詢子がベビーオイルを右手に注いでにまーっと笑ってから
恭介が甲高い声で叫ぶまでに分単位は要らなかった。
「あたしん中であんだけビクビクドクドク出しといて、
それでも飛ぶほど出るんだなー。
あー、タツヤも後十年もしたら、
こんな風に部屋でシコシコしてうるせぇクソババアとか言い出すのかねー」
「いや、詢子さんにそれ言う度胸ある男いないですから」
「お、詢子さんって? 上条恭介君」
「あ、すいません、さすがにおばさんって言うのはムードが」
「嬉しいねぇ、いや、もっちろん知久とはラブラブだけど、
母親してる娘とおんなじ若いのに女扱いしてもらえるって
これ結構トキメクわー」
じゃーっとシャワーで流した右手の親指で頬をつんつんされ、
恭介もにこにこ笑っていた。
恭介にも多少の記憶はある。
タツヤが生まれた時には既に高学年だったから関わりも薄くなりつつあったが、
それでも多少の面識はあるし、
確か、お腹の大きい詢子の事も今思い出せば思い出せる。
「ふふふっ」
そして、詢子は腰かけに座る恭介に後ろから抱き着き、頬を寄せる。
「休みん時はなるべくしてるけど、
基本、タツヤのお風呂とかまどかか知久だからなー。
流石にまどかの時はなるだけ時間とったけど、
あっつー間なんだろうなー」
ふと思い立って、恭介は自分の肩を抱く詢子の右手を取り、
その中指にちゅっと唇を寄せる。
二人は顔を見合わせ、笑みを交わした。
「あ、あっ」
目を閉じた恭介が、天井を見て声を上げた。
「気持ちいいか?」
「はい」
「おーおー、早速こんなにして。
エロ本とかだとよくあるシチュエーションだけど、
精液って相当まずいし普通にしてもらえると思うなよ」
「はい」
真っ裸で床にうずくまった詢子から釘を刺されるが、
そんな姿の詢子に柔らかくなった男性自身をお口でもごもごされては、
ここまで二度の発射もなんのその。
詢子も、自分の体で奮い立った若いものに
指を絡めて可愛らしく妖艶に微笑んでいた。
「あ、あっ!」
「つっ」
自分の目の前に反り返る裸体を目の当たりにしながら、
恭介は声を詰まらせて、こらえる。
詢子に飲み込まれた下半身からは、
溢れ返った女性の分泌液にとろけ切った柔肉の感触が続け様に伝わって来る。
先程は覚える間すらなかった、
男として最も神経が尖っている所を熟れた女性そのものが包み込む感触。
ここまで、散々な事はしていても、
恭介は顔なじみのおばさん、お母さんにすっかり甘え切っていた事を今は実感する。
だから、その方面でメスの顔、と呼ばれるのも分かる、
腰かけに掛けた恭介と対面する形でそんな淫らな、
そしてとても可愛らしい顔、声を露わにしている詢子をもっと見ていたい。
そして詢子を喜ばせる事が出来ているのなら自分と一緒に満足して欲しい。
そんな事を感じながら、恭介は三度目、だからどうした、
と言う脳髄までとろけそうな快感を懸命に耐え、
僅かばかりの、ほんの僅かばかりの意地を見せた。
「は、あぁー………」
「ん、ぷっ」
詢子が、歯を食いしばり続けていた恭介の頭をきゅっと抱く。
柔らかな窒息が離れ、顔を上げた恭介が詢子の笑顔を見る。
お風呂だからでもあろうが、汗みずくで真っ赤な顔だ。
「なかなか良かったよ、
硬くて逞しいのがずんずん上がって来てさ。
まずは男の第一関門クリアだ」
「ありがとうございます」
そんな笑顔の詢子にぐしゅぐしゅ髪を撫でられ頬を寄せられると、
嬉しくなった恭介は、まあ、子どもでもいいか、と思ったりもした。
ー ー ー ー ー
「最後にもう一つだけ、お願いいいですか?」
「何? まだやり足りない?
若いねー、若い子だったらちょっと壊れちゃうレベルだぞー」
リビングで苦笑いする詢子に、恭介も小さく笑って首を横に振る。
「………ちょっと、恥ずいかな。
流石におばさんだし、今時のグラビアみたいにはねー」
「綺麗です、すごく」
「ありがと、ま、おばさんだもん今更なー」
明るいリビングで、お願いされて生まれたままの姿で立つ詢子を、
恭介は素直に賞賛して詢子は苦笑いで応じた。
「座って下さい」
「ん………ガキ、甘えん坊。
相手選べよ、下手打ったら思い切り引かれるからな」
「んっ、詢子さんなら?」
「ふふっ、たまには可愛いもんだよ」
自分も真っ裸になって、ソファーに掛けた詢子の隣に座り、
柔らかな乳房の頂きに吸い付いた恭介の髪の毛を、
詢子は苦笑しながら優しく撫でていた。
「ここは、赤ちゃんじゃないなーマセガキが」
「はい、すいません」
恭介が明るく謝り、詢子はさっさと束で抜いたティッシュの中で恭介を満足させ、
ウエットティッシュによる後始末まで
恭介の感覚としては、やっぱり最後まで心地よい子ども扱いだった。
ー ー ー ー ー
「それじゃあ」
改めて、寝間着姿でリビングに立った恭介が口を開いた。
「これを読んで下さい。
最近は夜這いも混乱していますから、これがルールであり本当の事です。
読み終わったらビリビリにちぎってトイレに流して下さい」
「ああ、分かったよ」
「かたづけラッカー」を噴射した「うそつ機」を口に装着した恭介から、
都合のいい電波話を書き連ねたルーズリーフを受け取った詢子が言った。
「それじゃあ、ありがとうございました」
「ああ、こっちこそ。
知久も重労働だしあたしも最近忙しかったからなー、
若い活きのいいの、楽しませてもらったよ。
ぼちぼち夫婦生活したくなったわ。じゃあな」
人によっては萎えそうな事を、詢子はあけすけに愛情たっぷりに言う。
もちろん恭介が感覚を狂わせた訳だが、
ベースは子どもの頃から知ってる娘の友達と言う親しみだろう。
この様に、言ってる事はとんでもないが、
なんでもない事の様に恭介自身が辻褄を合わせたとは言え、
結局の所、普通に友達の家から帰る様だと恭介は心中で苦笑していた。
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2017-11-28T02:48:45+09:00
1511804925
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厨B世界ヲ救ウ/第04話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/451.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
――――――――――――――――――――
* * *
「あら?」
「あれ?」
とある放課後、美樹さやかは病院のロビーで志筑仁美と遭遇していた。
「仁美も恭介のお見舞い?」
「ええ」
さやかと仁美は仲のいい友人だが、
ここで会うのは珍しい、と、さやかは思った。
この見滝原市立病院に入院している上条恭介と美樹さやかは幼稚園以来の幼馴染で
取り敢えず今の所は仲のいい友人、と、さやかは思っている。
だから、恭介が交通事故で入院してからは
連日の様にお見舞いに訪れている。
一方、さやかと仁美は仲のいい、親友と言ってもいい友人同士であり、
その縁で恭介と仁美も知らない仲ではない、
この年頃の異性にしては仲のいい間柄なのだが、
この病院では余り会わないな、と言うのがさやかの実感だった。
無論、そんな仁美の心境がちょっと変わった事に、
もっと言うと仁美の多忙なお稽古事に意外な空白が生じた事に、
「あらかじめ日記」等と言う代物が関わっていた事を
そこに名前を書かれた二人は知る由もなかった。
ー ー ー ー ー
「やあ、さやか、志筑さんも」
「やっ、恭介」
「こんにちは」
恭介ちとしては、気持ちに余裕が出来たためか、
今までのさやか一人でもそれなりに楽しかったが、
仲のいいさやかと、クラス公認美少女の仁美がいそいそと花を取り替えたりしていると、
それだけでも雰囲気が華やいでいい気分だった。
「それで、腕の方は?」
「うん、段々良くなってるみたい」
「大変な先生が執刀したと伺いましたが?」
「うん。なんか突然だったけどね、
父さんとこの病院の先生にたまたまツテが繋がったって言うか、
本当に幸運だったって言われたよ」
恭介が答える。ついでに、結構裕福な上条家であっても、
今回の奇跡の手術の負担は少々痛いと「きりかえ式タイムスコープ」で察知した恭介は
「あらかじめ日記」で母親が宝くじを当てる様に手配しておいた訳だが、
無論、そんな事を話す必要はない。
ー ー ー ー ー
「あれ、なんだろ?」
「わたくしも」
「どうかした?」
病室内で、違和感を訴えたさやかに仁美が同調した。
それは、ちょうどいいお口の具合を狙って、
恭介が「ウルトラストップウォッチ」を使って
二人の口の中に「スナオン」を放り込んだ結果だった。
既に恭介は「ニクメナイン」を服用し、
病室の中の三時間が外の一分になる様に「きょうじき」で設定されていた。
「ところでさやか、志筑さん、ちょっと手伝ってくれないかな?」
「え、何?」
「なんですの?」
「うん、実は、今も言った通り手術もリハビリも上手くいきそうなんだけど、
二人に手伝ってもらえたらもっと上手くいきそうなんだよね」
「そうなの?」
「ぜひ、手伝わせていただきますわ」
ベッドに迫って食い気味に言う二人の女の子に、
恭介の胸の中でちくりとするものがないでも無かったが、
「自動販売タイムマシン」で特注した「エロラ○ベ先生」の
「能力カセット」が創造する弁舌は滑らかだった。
かくして、恭介の目の前では、
緩く脚を開いて立った二人の女の子が両腕を広げていた、真っ裸で。
そして、二人が姿勢を前に倒すと、確かに完全な大人と比べるのは酷であるが、
それぞれに双つの小山が綺麗な曲線を描いて見える。
姿勢を直した二人が、腕の動きと共に割とばたばた足踏みしたりポーズをとったり
脚を動かす度に、未だ慎ましやかな黒い陰りの下で
秘めやかな部分がぐにぐにと柔らかな動きを見せる。
二人が一体何をしているのかと言えば、体操だった。
最近知った、綺羅星の如き名優達がひしめき出演していた
テレビドラマで使われていたラジオ体操の親戚みたいな体操であり、
味のあるドラマではあったが、生憎この二人が知っているとは思い難かったので、
二人から見て正面に当たる壁に
レコーダーと接続した「かべかけテレビ」をかけて参考にしてもらっている。
「結構いい汗かいたー」
「これで、よろしかったのですか?」
「うん、ありがとう」
揃ってボーズを決めた後に問われて、恭介は朗らかに答えていた。
「今の体操で、肉体の動きを目で再確認するって凄く重要な事なんだって。
それも、出来れば柔らかい女の子の体をガン見した方がいいって」
「ふーん」
「そういうものですの」
「じゃあ、次のお手伝い、二人ともこっちに来て」
「うん」
「はい」
恭介のご都合丸出しの解説に頷きながら、
さやかと仁美は言われるままにベッドに腰かける。
「さやか、もっとこっち」
「う、うん」
「スナオン」は効いている筈なのだが、
それでも想像以上に真っ赤なさやかの顔とそれに合わせた様な声を聞くと、
恭介も少々ひやりとする。
「いいかい、僕が感じる手触りと、それに対するさやかの反応で
これから繊細な感覚を取り戻すてがかりにするんだ」
「う、うん………つっ」
恭介の左手の動きは昔に比べると微々たるものだが、
恭介の右手に包み込まれた乳房を掴まれたさやかが声を上げた。
「痛かった? 正直に言って」
「う、うん、ちょっと」
(やっぱり、ちょっと勝手が違うのかな?)
優しい看護師さんが、女性の乳房は元々繊細なもの、
乱暴に扱うと痛いもの、と教えてくれたのを思い出しながら、
恭介は力の加減を変えていく。
「今度は?」
「う、うん、それぐらい、いい」
何と言うか、本来の煩悩まみれの目的と言うよりは
演奏する様な技巧を楽しむゾーンに入ってしまったクソガキ上条恭介には、
その反応を示す声の微かな違いは耳に入っても、
すっかりメスの顔のさやかと、真っ裸でベッドの上に座り込んだまま
文字通り指をくわえてそれを眺める仁美の事は余り気になっていなかった。
「ん?」
ふと視界に入り、ようやく気付いた。
恭介と目が合って、仁美はハッと唇から指を話して
真っ赤な顔で斜め下を見る。
「じゃあ、交代してくれる?」
「う、うん」
「はいですの」
かくして、仁美が恭介の斜め前に移動する。
(ふわっと髪の毛のいい匂い………
さやかもそうだったけど………)
「あ、んっ」
僅かな慣れが彼の本来の器用さと共鳴したためか、
志筑仁美は一掴み目にして牝の声であった。
(さやかはぷるんぷるんした感じだったけど、
志筑さん柔らかい、それに、この声………)
「あ、あの、どう? 志筑さん?」
「い、いい、ですわ。
上条君の手が、すごく、優しくて」
「あ、そう」
言いながら、恭介の声も上ずって来る。
恭介も多少は慣れたつもりだったが、
さやかに続く志筑仁美の破壊力は少々想定を上回っていたらしい。
「さ、さやかっ」
「うんっ!?」
幕がかかった様な眼差しで、
やはり指をくわえて体を前倒しにしていたさやかが、
不意の呼びかけにぴょこんと反応した。
「緊急事態、そう、そこを開いてそこを下げて、
出て来た所を口にくわえてっ!」
恭介からきびきび指示され、言われるままに行動した結果、
「んっ!」
「んんんっ!?」
ある種の大惨事であった。
さやかが恭介のトランクスを引き下ろし、
ぴょこんと飛び出したものを言われるままに口に含む。
次の瞬間、それは爆ぜていた。
経験のない感触で喉奥を直撃され、咳き込むは顔にかかるわ、
それを見ていた恭介は目を丸くしていたが、
同時に、何か愉快なものを感じていた。
「だ、大丈夫っ!?」
「う、うん」
用意しておいたタオルを渡され、さやかは取り敢えず顔を拭い目を保護する。
それを見ながら、恭介は驚いたのも本当だったが、
お転婆さやかには随分悪戯されて泣かされた、そんな見当違いの感慨を覚えていた。
それにしても、精神的な興奮もあったのだろうが、
見るだけならよくあるものとして見ていた行為が、
初めてやられて見ると想像以上に刺激的な感触だと思い知る。
「あ、あの、その、フェ○チオ、ですわよね………」
「え?」
「あ、いやあのそのたまたま、たまたまですわね、
お友達の持っていた雑誌にその様なこの様などの様な」
目が点になった恭介の前で、仁美はわたわたと手を振っていた。
「う、うん、そうなんだ。
さやかにはちょっと悪い事したけど、
あの段階で気持ちよく射精する事は、
無理がかからない様にするためには必要な事だったんだ」
「ふうん、それならいいよ」
「ごめんね、さやか」
素直に応じてくれたさやかに、
恭介は割と心から言葉をかける。
そんな会話を交わしながら、
健康的なさやかの両腿はぴたりと閉じられ、
そうしながらどこかもじもじと、中心の黒い茂みを揺らしている。
「じゃあ、肉体観察その二、始めるよ」
どうやら、「エロ○ノベ先生」の能力カセットは、
キャラごとの扱い方を分析してくれるらしい。
今のさやかの姿勢は、M字に近い形で脚を開き、
両掌と両足の裏、そしてお尻をベッドの上につける姿勢だった。
(これって………)
まずは、ドストレートに禁断の花園を目に焼き付ける。
もしかしたらさやかのは大昔に見た事があるかも知れない、
と思いながらも、取り敢えず当時の視覚記憶は恭介の脳内アーカイブを外れていた。
そして、今恭介が見ているのは、
僅かに綻んだピンク色の花園、
そこからは透明な蜜液がうっすらと溢れ出し、
裂け目の一端からは艶々な突起が可愛らしく顔を出している。
そんな、女の子の全てをとっくりと眺めながら、
真っ赤な顔のさやかがこちらを見ている事に気づいた恭介は
ちょっと距離をとりこほんと咳払いをする。
「これを持って、限界になりそうになったら一番下まで下げて、
十回深呼吸したら段々上げていくんだ。
やってみれば分かるから」
「? ………!?」
恭介なスイッチを渡され、きょとんとしていたさやかは
すぐにぴくっ、と、全身を震わせた。
「に、これ? あ、あっ………」
「そう、そのままの姿勢、
微弱振動による影響を観察するのが大事なんだ」
もっともらしい事を言いながらも、
さやかの声に恭介は息を飲んでいた。
そんなさやかの胸と下腹部も三つの突起には、
リモコンと連動したパールローターが、
「ウルトラストップウォッチ」で時間停止した隙に
「かたづけラッカー」と「位置固定スプレー」を吹き付けられた状態で固定されている。
さやかは言われるまま、自分の肉体が命じるまま、
段々と自分の体が上り詰めていく度にリモコンの出力を最低に下げて深呼吸し、
そこから段々と上げていって、と言う事を繰り返し、
その度に甘く、可愛らしい声を部屋に響かせ続ける。
(さやかって、こういう時、こんな声なんだ。
凄く女っぽい、って言うか………)
恭介がふと脇を見ると、相変わらず全裸の仁美が
顔も体も白い肌を全身茹蛸の様にピンクに染めながら
斜め下を向いてしきりに唇をなめ続けて喉を鳴らしていた。
「志筑さん」
「ひゃいっ!?」
ここまで来ると、流石に恭介にも察するものがある。
そして、お嬢様を取り繕う仁美に、
傲慢な絶対者の悪戯心が沸いた。
「大事な事だから正直に答えてね」
「はい」
「志筑さん、オ○ニーってした事あるの?」
「は、はい」
「へえー」
と言うのは、恭介の本心だった。
知識としてはとにかく、
おっとりお上品な仁美お嬢様からそう言われると感じるものはある。
「今もしてるの?」
「はい」
「どのぐらい?」
「そ、その、少し、だけ、時々、もやもやした時に………」
極限の乙女の恥じらいは、「スナオン」にすら僅かばかりの抵抗を試みるらしい。
とにかく、限界まで真っ赤っかに俯いて答える仁美は途方もなく可愛かった。
「じゃあ、ここでして見せて、
繊細な動きと、それによる体の動きをよく覚えておかないといけないんだ」
「は、はい、上条君がそうおっしゃる、なら」
そう言って、ピアノ嗜むと言うほっそりとした右手の指を、
仁美はそこに添えた。
もぞもぞとした動きだったが、それでも繊細な指の動きに合わせて
くちゅっ、ぴちゃっ、と、湿った音が聞こえてくる。
「ん、んんっ」
何よりも、眉根を寄せて結んだ唇から切ない声を漏らす
仁美の破壊力は恭介には芸術的にすら見える。
「あ、あっ、あああっ………」
一方のさやかも、その健康的で結構グラマーな裸体を汗みずくにして、
恭介からは丸見えの位置から蜜液を滴らせて
とろける様な女の声をこちらはさやからしくあけすけに漏らし続ける。
こうなって来ると恭介だけ我慢する事もない、
と言うか我慢出来ないと言うのが正しい。
「志筑さんっ」
「はいですのっ!」
かくして、志筑仁美は言われるまま、
ローションを塗られた左手でむき出しに反り返った肉の弓をしごき始める。
(志筑さんの左手、柔らか、っ………)
「う、うんっ、恭、すけっ………」
「うん、いいよ、最大出力にして、それからもう楽にしていいからっ」
「うん………んんんんんんっっっっっ!!!!!」
長い付き合いであるが、だからこそ、
こちらにも甚大な被害のお漏らし、等と言うものは
紳士の嗜みとして見なかった事にすると恭介は心に誓う。
恭介自身、方角的にもさやかに向けて、
直撃する勢いで結構な量の粘液を解き放った訳だから。
「かみ、じょうくん………」
そうして、恭介の欲望を解き放ってくれた仁美お嬢様は、
自らの欲望にも素直に、満ち足りた表情で
こてんと恭介の肩に頭を預けていた。
ー ー ー ー ー
「ああー、気持ちいー」
「ですわー」
ぐっちゃぐっちゃのどろどろ状態を一旦離れて、
美樹さやかと志筑仁美は熱い湯を堪能していた。
ここに至るまでの経緯を若干説明すると、
ふーっと安らぎに満ちたベッドの上で嘆息を吐いた上条恭介は、
まずは仁美にちょっとだけ離れてもらって
「ウルトラストップウォッチ」で時間を停止した。
そして、空中浮遊したパールローターは、「ソノウソホント」で
「かたづけラッカー」と「位置固定スプレー」の効力を消してさっさと撤去し、
「つけかえ手ぶくろ」で左腕と脚を人造品と交換すると、
タオルで応急処置してから
「自動販売タイムマシン」で特注した
「かべ紙銭湯」と「かべ紙コインランドリー」を用意する。
そして、二つのかべ紙の中の時間設定を
「きょうじき」で病室の中に合わせてからベッドに戻る。
そこで、さやかと仁美に対して、「ウルトラストップウォッチ」で一度叩き、
「看護師」の「能力カセット」を挿入してから
「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを二度押しする。
と言う事を行ってから、腕脚を人造品から元に戻して時間停止を解除した。
かくして、悲劇的な衣服やら布団やらを洗濯しながら、
恭介はさやかと仁美に運ばれて一風呂浴びていた。
「大丈夫、恭介?」
「うん、大丈夫。有難う」
このトンデモシチュエーションはとにかく、
恐らく薬が無くてもそうであった様に素直に心配するさやかに、
不自由な肉体で混浴中の恭介も素直に答える。
「そう、良かった」
(えっ?)
成り行きで当たり前の様に
恭介は横にいるさやかに体を支えられていたのだが、
気が付いた時には、ちゅっ、と、
さやかの唇が恭介の唇に触れていた。
そして、目の前ではにかむさやかを、
恭介は可愛い、と思った。
「あらあらさやかさん」
そして、気が付いた時には、
透明度の高いお湯越しに白い裸体丸見えの志筑仁美が、
恭介の前にざぶざぶ登場して
ふわっ、と恭介の唇を吸っていた。
既に半ば頭の中が茹っていた事もあり、
さっきベッドの上であれだけ馬鹿げた事をしていれば、
このぐらいの事はあって当然か、と、恭介は勝手に納得していた。
ー ー ー ー ー
さっぱりと体を清め、布団も清めてから、
三人は生まれたままの姿で病室のベッドに戻る。
むろん、今の恭介から見たら感動すら覚える二人の裸体を前に、
恭介としてもあそこまでやった以上当然行き着く先まで、
まだまだそのぐらいの余裕は、と言う思いは当然あった。
だが、銭湯で結構な重労働でもしっかり隅々まで洗ってもらい、
「スナオン」を飲んで優しくこちらを見ている二人を前にしては、
確かに準備万端漲ってはいても思うところが、と言うのが恭介の心境だった。
と、言う訳で、ベッドの上では真っ裸の男女三人が何の変哲もない双六を楽しんでいた。
その脇で、用意されていた大きな機械箱が稼働している。
それは、「自動販売タイムマシン」で購入した市販の材料と「能力カセット」、
「天才ヘルメット」と「技術手袋」と「スペースイーター」
で製造した超高性能エア・コンディショナーだった。
「技術者」の「能力カセット」で材料含む基礎理論を把握し、
「天才ヘルメット」と「技術手袋」で製造。
そのエアコンの一部として、プラスチック板同士で開いた
「スペースイーター」の超空間トンネルにファンを取り付けて
とある屋上と繋いだ換気排気を可能とする。
かくして、室温快適湿度低目に設定された病室で、
恭介は湯上り感がなくなるまでの時間を稼いでいた。
ー ー ー ー ー
「ん?」
「あら?」
「あ、目、覚めた?」
病室のベッドの上で目をこする二人の少女に、上条恭介は声をかけた。
既に病室内の「きょうじき」の効力は解除され、
「ソノウソホント」によって、
室内にある全ての時計は一度明石市標準時に時刻が設定されていた。
「あれ? えっと………」
「二人とも、お見舞いに来てくれて、そのままうたたねしてたんだよ。
いいお天気だからね。気持ちよさそうだったからそのままにしといたけど」
「ああ、ごめんお見舞いにきといて」
「ですわ、はしたない」
「ううん、来てくれてありがとう」
取り敢えず「スナオン」影響したで元通りの服装になり、
「グッスリガス」で眠っている間に「ワスレンボー」で記憶を消され、
「能力カセット」を抜き出されて「ソノウソホント」による時刻指定で
ついさっき「スナオン」と「グッスリガス」の効力が切れた
二人の可愛い友人に恭介は笑顔を向け、
それに対して二人も少々頬を赤らめた笑みで応じていた。
やはり、こんな所で居眠りと言うのは気恥ずかしかったのだろう、
と、恭介は理解する。
そして、二人を見送った後で上条恭介は考える。
せっかくぷるぷるおっぱいも間近で揺らして、
二人がかりでぴかぴかに磨いてくれたのはありがたいのだが、
その体を清拭されては少々面倒だと言う事で、
やっぱり「入れかえロープ」を使って「分身ハンマー」の分身と入れ替わってから
事に臨んだのは正解であった、と。
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2017-11-28T02:39:28+09:00
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◆uSuCWXdK22さん-2
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*◆uSuCWXdK22さんの投稿作品 ページ2
**長編小説
***“あいつが来る”(名探偵コナンとのコラボ作品)
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2017-11-20T03:58:27+09:00
1511117907
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厨B世界ヲ救ウ/第02話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/449.html
ー ー ー ー ー
「それじゃあ早速、呼びつけブザー、美樹さやか、志筑仁美」
九エモンの言葉と共に、
たった今立ち去った筈の二人の少女がたったったっと屋上に戻って来た。
「ふにゃらぁー………」
「!?」
そして、九エモンの銃撃を受けてその場にへたり込む。
「な、な………」
「安心しろ、ネムケスイトールだ。
こんな事もあろうかと、
野良猫の惰眠を略奪しておいた僕の手際に感謝して欲しいぐらいだよ」
「どんな事だよっ!?」
「温泉ロープー、シナリオライター、タイムふろしきーっ、
かるがるつりざおーっ、市販のタオルセットーっ」
「な、な、何?」
車椅子の上で目を丸くする恭介の前で、
顔見知りの女の子が二人、目を閉じたままむくりと立ち上がって
てきぱきと服を脱いで真っ裸になっていた。
恭介はなんとか車椅子を移動させようとするが、
その前に美樹さやかがぺたぺたと恭介に接近し、後ろに回る。
「!?」
そして、恭介は宙に浮かんでいた。
恭介が斜め後ろを見ると、そこに見えるのはぷりんと張りのある、
歳の割には豊かで瑞々しい膨らみ。
それが可愛らしいぽっちもそのままに恭介から丸見えなのは、
右手に釣り竿を持ってその釣り糸で恭介を持ち上げている、
取り敢えず恭介からは辛うじてそう見える、と言う事情も大きい。
その間に、恭介に白い背中、それを半ば覆う緩いウェーブの髪の毛を見せながら
丁寧に脱ぎ捨てられた衣服を床に畳んでいた志筑仁美は、
タオルを拾って、ほかほかと湯気を立てているロープの囲みへと足を運ぶ。
その間、恭介からは、つるりと形のいい仁美のお尻が丸見えだった。
(え、えっと、あの、志筑さんっ?)
言おうとするが、言葉が出ない、ケガや浮遊を差し引いても体が上手く動かない。
その間に、タオルを手に恭介に接近した志筑仁美は、
その場で恭介の下半身を丸裸にするや、
未だぬるぬるそのものの恭介の下腹部にタオルを当てた。
「九エモンこれはっ!?」
「オーダーに従って効率的に事を運んでいる筈だけど。
ちょうどいい人手が欲しかった所だし、
水仕事の汚れ仕事だから裸の方が証拠隠滅の手間もかからないだろう?」
「嘘だ、絶対嘘だっ! 風呂場で解体する訳じゃあるまいにっ!!」
「彼女達が目を覚ます方が手間を増やす事になると思うよ少年」
「おいっ………っっっ!?」
何しろこの年頃の男女で、それもクラスメイトの公認美少女、
それが一糸まとわぬ姿で綺麗な胸の膨らみも、
ちょっと視線を動かせば淡く黒い部分も丸見えの姿で、
温かなタオルで少年の下腹部を拭っている。
上条恭介少年がこの状況に耐えられると思う方がおかしい訳で、
実際、彼の凶器は、たった今と言ってもいい過去にこうしてぬるぬるならしめておきながら
矢の如きスピードで堂々反り返りタオルを受けていた。
「ああっ!?」
で、あるからして、秒の時間の間に、
瞼を閉じてて良かった仁美のお嬢様フェイスや滑らかな膨らみに
欲情の証を夥しく解き放つ、と言うこの事態も当然過ぎる程当然の結末だった。
それに対して、仁美は手持ちのタオルで淡々と自分の始末をすると、
さやかと役割交代を行う。
「さやか………」
仁美もそうであったが、さやかの手つきも又意外なぐらいに丁寧で、
頭の中で懸命に音符を反芻し、やっぱりそれも陶酔しそうだからと
数学と英単語の羅列に脳内を切り替えた恭介の下腹部から
付着した不快な汚れを優しく丁寧に拭い去る。
既に三度目の準備と言う肉体的余裕こそあったものの、
それでも堂々天を衝いて透明液を湧出させた状態を辛うじてキープした、
何とか次の段階を阻止した自らの忍耐力にふーっと一息つく恭介の前で、
さやかは床に落ちたズボンとトランクスを回収し、「タイムふろしき」に包み込む。
「ここに誰か来たら、って事に就いては、
既にこの屋上は“きょうじき”の支配下にあるからその懸念は無用だよ」
さやかにトランクスを履かされながら九エモンを睨み付ける恭介に
九エモンは明るく応じた。
ー ー ー ー ー
「あれ?」
「あら、ここは?」
「オ、オハヨウサヤカ、シヅキサン。
お見舞いに来てくれてうたたねしてたんだね」
「あ、そうだっけ」
「あらあらわたくしとした事がはしたない」
「いや、お見舞いありがとう」
「うん、えっと、恭介も頑張って」
「お大事にして下さいまし」
「うん」
かくして、ベッドの上でひらひらと手を振る上条恭介の張り付いた笑顔を背に、
二人のクラスメイト少女は病室を出て戸を閉める。
「改めて話を聞こうか」
その声音は、G型トラクターの広告を読んで讃美歌13番に導かれた依頼の確認、
と、言っても通る迫力を秘めていた。
「まあ、さっき言った通りなんだけどね」
「確か、君のいる22世紀の世界が滅びそうで、
その原因が、今のこの時代の僕が原因とかって話だったっけ?」
「大体合ってる」
「なんでそんな事に?」
「それがよく分からないんだ。
僕達の時代から過去の時代を観測する事が出来るんだけど、
観測出来る情報の精度が異常に下がってて不安定過ぎる。
その情報の乱れの中心辺りに君がいるって事はなんとか分かったんだけど」
「だから、僕が世界を滅ぼすって?」
とんでもない経験をしたためか、
しかもその内容がとてつもなく嬉しかったからか、
恭介は無邪気にあははっと笑っていた。
「それで、君は一体何をしたいの?
まさか僕が邪魔だから消すとでも?」
「うーん、それも検討されたんだけど、
それやったら極めて高い確率で
最悪方面のルートに突っ込むってシミュレーションされてるから」
「検討はしたんだ」
「と言うか、分析の結果、君のストレスが大きな要因で、
実際にそれに相応しいだけの個人的問題があった、
って事は分かってるから」
「まあ、君がそう言うのならそうかもね。
さっきも言った通り、あのままだったら百に一つやそれ以上の確率で飛び降りてたと思うし、
世界の一つや二つ出来るものなら滅ぼしたいって思っても不思議じゃない。
それに、なんか「ウソ800」とやらの効果は消してもらったけど、
次の検査までにこの素晴らしい左腕をどうにかしないと大変な事になるし」
「そこの所はその時までに考えるけど」
「頼りにさせてもらうよ。
それで、まあ、ここまででも色々な事してもらったけど」
「そうだね、手始めに君の左腕を治して、
君のオーダー通りに君のクラスメイトの可愛い女の子二人に
君の目の前で
真っ裸で素っ裸ですっぽんぽんでおっぱいぷるんぷるんな全裸ラジオ体操をしてもらって、
それからお二人にはちょっと眠っていただいて
丸裸の姿で君の男性器周辺の汚れを拭い去って衣服に付着したそれも綺麗にしてもらった。
この汚れの原因は、クラスメイトの女の子二人のオールヌードに性的に興奮した君の脳が
君の男性器に指令を発した事によって平均値以上の質量で射精された精液だったね。
後は、それらの事が君の社会的生命の終了に繋がる要素をなくすために、
メモリーディスクを使って二人の記憶を都合よく改竄した所までだね、ここまでの僕の仕事は」
「詳しい解説をありがとう。君は嫌がらせのためにここに来たんだね」
「あくまで、世界を救うためさ。
そのために、君の役に立たせてもらうよ」
「役に立つ、ねぇ。たった今、
屋上でそのまま青空に飛び立つに十分過ぎる辱めを受けた原因は
主に君だったと記憶しているんだけど」
「でも、その痕跡は記憶ごと綺麗に抹消しただろう?
あのまま放置していたら
多分君のプライドと社会的評価には重大な汚点が残ったと思うんだけどな」
「多分、原因のスタートからして間違っていると思うんだけど、
まあ確かに、僕だけが覚えてるらしい事を色々と飲み込めば
結果的に上手くいってるみたいだから。
ここまででも色々な事が出来る、ってのは分かったけど、
実際にどれぐらいの事か出来るの?」
「まあ、こんなところかな?」
「ひみ………大事典?」
「これに全部載ってる筈だよ、公式だからね」
「だから公式って何? ………こんな事も………
こんな事………できたら………」
片手サイズながら手ごろに分厚い大事典に上条恭介は没頭する。
「ねえ、九エモン?」
「何かな少年?」
「これって、僕が使っていいの?」
「いいよー」
「ええーっと、ルールとかなんとか」
「君に任せる」
「マジ?」
「マジ。ぶっちゃけ分からないんだよねー。
22世紀から観測しても
ファクターがごちゃごちゃし過ぎてこんがらがって絡み合ってマジ分かんない。
だったらいっそ、任せてみようかと。
マジ非常事態だから世界を滅ぼさないならなんでもいいよ。
どんな形であれ、ここで掴んだ幸せを手放そうとしないであろう事は確かだろうしね。
だから、君が好きな様にやってくれたまへなのだよ少年」
「は、ははは………」
* * *
ふぅーっ、と、恭介は気持ちを落ち着け、一礼する。
そして、美貌のソプラノ歌手秋○怜○に歩み寄り、握手を交わす。
彼女に比べ少々地味に見えるが素晴らしい技量の第一ヴァイオリン、
今の楽器の経験こそ浅いが老練のオルガン奏者とも。
それと共に、恭介の周囲から彼、彼女達は煙のごとく姿を消した。
「やあやあ、ご機嫌だね少年」
「うん」
九エモンの登場に、そう応じた恭介は満面の笑顔だった。
「架空人物たまご、特注品“戦○の楽○” セット、気に入ってもらえたみたいで」
「うん、最高の演奏だったよ。自動販売タイムマシン、便利なものだね。
君からは元々便利なものを色々貸してもらってるけど、この“○慄の○譜”セットとか、
お金さえ積めばもっともっと融通が利く」
「君も、道具の使い方が随分と上達したね」
「考える時間は山ほどあるからね。
あの絶望がなくなってみれば結構快適な個室で長い長いお休み、
これは両親に感謝する所だけど。
その時間すら自由自在に出来るんだから。
スマホ一つで手に入る基本的な知識を道具で無限に正確に出来る。
お陰で、ジェニー・リンド、
マリー・アントワネットとかヒットラーとかの隣でも演奏を聴いた。
最初はタイムテレビで、それでもとんでもない贅沢だったけど、
古今東西の神にも等しい演奏を、楽器の調べをこの目で耳でっ!!」
「どこでもドアとタイムベルト、
四次元若葉マークと石ころぼうしとフワフワオビととうめいマント。
よく考えたものだ」
「逃がせる訳ないだろ、こんな機会。
どんな権力者、王侯貴族だって一つ二つしか聞く事が出来なかった、
そんな奇跡の音楽を、全てを目の当たりに出来るんだっ!!!」
「喜んでもらえて何より」
そういう九エモンを後目に、恭介は用意した機械箱のスイッチを押す。
それは、「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって、
着火、防空、延焼防止を簡単に改造した「シナリオライター」だった。
恭介は、床に置いた写真に温水の霧吹きを二度吹きかける。
「チッポケット二次元カメラ」の写真は「ペタンコアイロン」のノシイカと化し、
ノシイカは上条恭介の姿となる。
ノシイカだった上条恭介は、
「きせかえカメラ」によって燕尾服姿になって先ほどまで霧吹きを手にしていた
上条恭介の補助を受けて車いすに座る。
そして、二人の上条恭介は、「入れかえロープ」を握ってその肉体を交換する。
その後で、燕尾服姿の恭介は
その場でヴァイオリンを手に取り存分に弾き込んでから、
現在車椅子に座る恭介に「分身ハンマー」で殴打され本体に吸収合併される形で消滅する。
「ヴァイオリンを弾きたくて弾きたくてたまらない、分身にはもってこいだ。
ソノウソホントで一度完全回復した自分の分身を呼び出して、
回復を無効化してからその分身の体を借りる。
こういうやり方もあるって事か」
「奇跡や魔法をそのまんま公表するのは色々と面倒だからね。
精密検査の上で唐突に神の手な天才外科医が現れて
半年後を目途に完全に回復する様にあらかじめ日記で予約させてもらったよ。
太平洋上の隕石とか砂漠の竜巻とかで確認したから、あの日記の効果は確かなんだろ」
「もちろん」
ー ー ー ー ー
「きょうじき」によって中の三時間が外の一分になる様に設定された
「かべ紙コンサートホール」を出た恭介は、
寝心地も慣れ始めた病室のベッドで一息つく。
「かべ紙コンサートホール、完全バリアフリー仕様で、これも特注品か。
結構かかっただろう」
「まあ、それなりにね。最初は数字選択宝くじとか、
フリーサイズぬいぐるみカメラで適当な大人の姿を借りて
競輪とか競馬とか」
「悪い子だなぁ、賭け事、ギャンブルじゃないけど君の場合」
「自分でやっといてなんだけど、只取りもどうかと思うけどね。
この道具があってやり方さえ分かればなんて事ない」
「それじゃあ、今夜の所は失礼するよ」
「お休み」
「通りぬけフープ」をつけた壁から「ヘリトンボ」で病室を去る九エモンを見送り、
恭介は身を起こす。
22世紀品質だと言う人造の手足を用意して、
「つけかえ手ぶくろ」で当面負傷したままの左手や脚と交換する。
この人造手足は欠陥品も多いらしく、恭介もテストに少々手間取ったが、
一応使用に支障のないものを把握してあった。
預かった「スペアポケット」を手にベッドを出た恭介は、
一人用にしては広い個室の壁に「かべ紙秘密基地」を張り、その中に入ると、
「きょうじき」を使って基地内の三時間を外の一分に設定した。
いかにヴァイオリン馬鹿の上条恭介とは言っても、
音だけを食べて生きている訳ではない。
特に、退屈な入院生活に無限の娯楽ソースが無限に等しい時間と共に降って来たら
多感な少年がそれを試そうと言うのも当然と言うもの。
実際の「食べる」と言う点に関しては、
只でさえ検査のある病院で寝そべりローマ貴族の真似をする訳にもいかないので、
先ほどの様に「分身ハンマー」の分身の肉体を借りる形で
風見野の美味しいラーメンからフレンチフルコース、
満漢全席を試した時には、今度幼馴染を誘ってみようかなとか、
他にもテレビで見かけた漁師飯やら市場飯やらスイーツから焼肉まで、
「グルメテーブルかけ」で古今東西の美味珍味を堪能していた。
だが、今夜はグルメと言う気分ではない。
「水加工用ふりかけ」で製造した一人掛けソファーに身を沈めた恭介は、
リモコン操作を行う。
操作したのは、「天才ヘルメット」と「技術手袋」でブルーレイプレイヤーと接続した
「超巨大スクリーン立体テレビ」だった。
ブルーレイの再生が始まると、
全裸の上にショルダーバッグを装着し、「とうめいマント」と「石ころぼうし」と
「フワフワオビ」と「四次元若葉マーク」を身に着けた恭介は
テレビ画面の中にするりと入り込む。
ふわふわ浮遊している恭介の間近では、
恭介と十歳も変わらない年上美女と逞しい男性が全裸で絡み合っている。
茶臼の体勢でこすり合わせる様にしながらベッドを揺らしたり、
壁に手をついてバックから突っ込まれたり、
そうしながら、彼女は恭介の下半身を直撃する喘ぎ声よがり泣きを響かせる。
恭介が最近見た雑誌でも当たり前にランキング上位だけあって、
美人でスタイルも抜群。ちょうど今姿勢をお馬さんに転換した所でもあり、
そこで揺れるおっぱいも文句なしのド迫力。
モニターに映る画像に合わせる仕様らしく、
時折興ざめする程巨大化するのが難点と言えなくもないが、
「この遊び」を覚えた当初の恭介であれば、
今の時点で己の意思に無関係にまき散らしていただろう。
それはまあ、少々気難しい芸術家気質の品行方正なお坊ちゃん、
で通っている上条恭介君としても年頃並の興味や関心はある。
ざっくりとなんでも出来る力を手に入れた訳で、
入院生活の中で
「とうめいマント」と「石ころぼうし」と「フワフワオビ」と「四次元若葉マーク」
での散歩漫遊も当たり前になったとあれば、
今まででは立ち入れなかったあれやこれやが目を引くのも当たり前と言うものだった。
元々、コンビニで目についても購入できる年齢でもなければ
裕福でも折り目正しく躾ける親からも無駄にお小遣いは貰っていない。
と言う訳で、当初はコンビニ、最近では店丸ごと成人指定なビデオ書店に堂々出入りして、
なんとも自堕落だと自戒しつつも、
メモした商品を「自動販売タイムマシン」で購入しては
この秘密基地で未知だった肌色世界を再生し読み散らかし、
「チッポケット二次元カメラ」を使って片付けている。
そして今、「テレビの中」でクライマックス近くのクライマックスが近づいた辺りで、
恭介は、店丸ごと成人指定なビデオ書店で見つけて現在自らの肉体に装着中の
シリコン詰めローションコーティング・アニメーションデザインカップを
ひときわ激しく上下移動させてふーっと一息つきながらスイッチを押す。
そして、真っ裸のまましどけなくとろけ切った状態で静止した巨大全裸美女を
少々名残惜しく目でこってりと嘗め回してからテレビの外へと移動する。
実の所、一度エンドロールに巻き込まれて少々パニックになりかけながら、
幸いにも特典映像にワープして這う這うの体で脱出した事がある。
だから、空間的には繋がっているプレイヤー本体に強力に作用するリモコンも持ち歩いている。
秘密基地に戻った恭介は、装着していたカップは一旦ビニール袋に入れて放置すると、
近くで湯気を上げる「温泉ロープ」の囲みの中に脚から浸かる。
どこかで覚えた俗語で賢者モードとは全くその通りだと乾いた笑いもこみ上げる。
実際、今までにも似た様な事をストリップ劇場始め
繁華街やガイド本で目に付いたあちこちの店でもやってみた。
それはそれで、普通に考えたら随分な贅沢に見合うだけの
綺麗で淫ら、淫らで綺麗なものをそれなりに楽しめた。
上条恭介はそろそろ限界近いまどろみを自覚していた。
「温泉ロープ」の近くの床に厚く敷いたタオルケットの上に立ち、
バスタオルで湯に浸した下半身を拭う。
そうして、恭介は寝間着を身に着けながら、
次はいっそ、何かの道具で大人の姿と肉体を借りるか、
それとも「悪魔のパスポート」、「オールマイティパス」辺りを使って、
それはそれで手間がかかりそうだけど、等と考えていた。
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2017-11-20T03:52:03+09:00
1511117523
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厨B世界ヲ救ウ/第03話
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/450.html
お断り
本作は「魔法少女まどか☆マギカ」及びその外伝とのクロスです。
キャラが爽やかにぶっ壊れています。
一応、馬鹿話的なものを作る予定ですが、
それは流れ次第と言う部分も。
それでは今回の投下、入ります。
* * *
「恭介っ」
「やあ」
学校で言えば放課後に当たる時間。
上条恭介は入院中の病室で日課の様に美樹さやかのお見舞いを受けていた。
お見舞いのお花を生けたさやかが差し出したのは、CDだった。
病室と言う事で、恭介はプレイヤーにセットしたCDをイヤホンで楽しむ。
二股のイヤホンの一方をさやかに差し出して。
さやかには、少なくとも悪気はないのだろう。
と言うか、百パーセント善意なのは恭介にもよく理解出来る。
クラシックには素人同然のさやかが持って来るのは、
恭介好みのクラシック、ヴァイオリンの名曲。それも、相当なレア物だ。
さやか自身は謙遜しているが、手間も予算も決して簡単ではない。
「恭介?」
「ん?」
ふと、声をかけられた恭介がさやかの方を見る。
さやかは、たった今まで窓を見て物思いしていた恭介を少し心配そうに見ていた。
「ありがとう」
「う、うん」
「難しいけど見込みがあるって言うから、
こんな素晴らしい演奏が出来る様に僕も頑張らないとね」
「う、うんっ」
さやかは、少しほっとした様だった。
思えば運がいい、例え交通事故に遭ったにせよ、それは新聞上の日常茶飯事。
それでもあのポケットを手に入れる事が出来た自分は運がいいに決まっている、と、
恭介はややこんがらかった理屈を一応納得していた。
さやかは、幼い頃から、ステージで演奏して来た恭介の事を知っている。
もしもこれで左腕が動かないままで、
過去の自分を誰よりも知っているさやかが連日辟易する程にクラシックのCD等持って来た日には、
動かない筈の左手の空手チョップでCDを叩き割っていたかも知れない。
真面目にそうであっただろうと、今なら自覚出来るだけに、
今こうして隣にいるさやかの存在に、恭介は自分の幸運を痛感する。
恭介が気が付いた時には、さやかはつつつと下を向いていた。
それまでの間、客観的に言えば恭介はじっとさやかを見つめていたと言う事になる。
体の余裕が心の余裕となった恭介がふっと微笑みを浮かべると、
さやかはますます縮こまっていた。
「………」
そして、恭介はふと思い出す。
(さやかって、スタイルいいんだよな………)
とんでもないアイテムが手に入った勢いに任せて、
見るだけなら「大人のプロ」を見まくった後な訳だが、
だからこそ、恭介の歳にして分かる事もある。
プロはそれ以外よりも非常識だからこそ売り物になるのであり、
最初のハプニングで見たさやかは常識的に見て決して見劣りしない筈だと。
今のご時世にさやかや仁美のその姿を見るのは、
プロ相手の遥か彼方に非常識である、と言う事はひとまずおく。
幼い頃から一緒で、幼い頃から男勝りだった女の子が、
年頃の少年から見てすっかり女性そのものの肉体を備えていた、と、
その事を恭介は目の当たりにしていた。
(そう言えば志筑さんも………
何考えてるんだ、折角お見舞い来てくれたのに)
志筑仁美は関係性では「友達の友達」に近い間柄だが、
それでも他の女子よりは親しい、そしてクラス公認と言ってもいい美少女なお嬢様。
その志筑仁美が可愛い女の子はある意味当然として、
今まであまり女の子として接して来なかったが、
可愛い女の子ではないのか? と改めて考えるなら、
「寒かった?」
「ちょっとね」
すすっとベッドの掛布団をずり上げる恭介にさやかが尋ねた。
* * *
「さやか」
「やっ、恭介」
「上条君、こちらですわ」
「うん」
何をしていたのかもよく覚えていないが、
恭介はさやか、仁美とのんびりとした時間を過ごしていた。
その時、さやかと仁美は一糸まとわぬ真っ裸で、恭介からは何もかも丸見え、
柔らかで綺麗な姿に感心はしたかも知れないが、
そんな姿の二人と穏やかなひと時を過ごす事に就いて、
恭介はひとかけらの違和感も覚えていなかった。
ー ー ー ー ー
ぱちっ、と、目を開けた恭介は、
既に陽の光を含んだカーテンの向こうから雀の声を聞いていた。
「おはよう、上条君」
「ああ、おはようございます」
目をこすりながら、恭介は顔見知りの看護師とあいさつを交わす。
「今朝はゆっくりだったわね」
「ええ、ちょっと本を読み過ぎたみたいで」
「そう。それじゃあ始めますね」
そう言って、彼女は先輩ナースと共にテキパキと仕事を始める。
彼女はまだ一見すると二十歳前後にも見える若手で、
最近までは心の余裕どころではなかった恭介ではあるが、
それでも当初からの付き合いで、ちょっと可愛らしい感じの若手看護師とは
多少は事務的を超える程度に打ち解けた間柄だった。
特に、少し前までの自分であれば、
看護師も苦労しただろうと今では恭介も自覚している。
「………!? ち、ちょっと待ってっ」
「?」
未だ、表向きは腕も脚も回復には程遠い、と言う事で、
いつも通りの着替えの手伝いを突如制止する恭介に
二人の女性看護師がちょっと首を傾げる。
「どうしましたかー?」
後輩ナースが、仕事的な、それでいて優しい何時もの口調で尋ねた。
「あ、えっと、ちょっと、待って下さいね」
恭介が、身を起こしたままの布団を一度ずずずっとずり上げて上ずった声で言う。
無論、異性の看護よる着替え、それも思春期の男子と言う事で、
普段であっても看護師はタオル等を用意して、
露出と心の負担が最低限になる様に配慮してくれている。
今では、恭介もそれを普通に受け入れていたのだが、
「えっ、と………続けて下さい」
「分かりました」
気持ちを切り替え、恭介は観念する。
入院生活も続いていたと言う事で、
なんと言う事はない筈、と、半ば自己暗示をかける。
その通り、二人の看護師も何という事もなく、
いつも通りに手際よく清拭と着替えを進めていく。
「………ありがとうございました」
それが終了した時には、恭介はいつもより多めに頭を下げていた。
「まあ、今は体も不自由な事だし、
生理現象みたいなものだって分かるでしょう?
私達も仕事だから、ね」
「ありがとうございます」
いい意味でビジネスライクな若い看護師の言葉に、恭介はもう一度頭を下げていた。
ー ー ー ー ー
「………」
夜、「きょうじき」によって中の三時間が外の一分に設定された「かべ紙秘密基地」で
まずは思い切りヴァイオリンを弾き込んだ上条恭介は、
「水細工ふりかけ」で作った一人用ソファーに身を埋めながら、
「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって市販の大型テレビに接続した
「アニメばこ」の作品を鑑賞していた。
「やっぱり、こういう事になるのかなぁ」
「アニメばこ」は、原作となる書籍を引き出しに入れたら
それを自動的にアニメ化してしまう。
アニメオリジナリティーないい意味で期待を裏切るのはなさそうな機械であるが、
原作レイプとか作画崩壊とか万策尽きた等と言う事とは無縁な機械である。
そして、今、恭介がぶっ続けに鑑賞していたのは、
入院前ならそもそも趣味から外れていたし、気恥ずかしくてとても手が出ない類の、
絵柄だけは萌えアニメチックに可愛い、中身は流行りのライトノベルよりも更に
ワンランクツーランク上にそのものズバリのエロ系がメインの代物だった。
昨今、その界隈ではチート、ある日突然トンデモ能力を駆使して、
と言うものが流行りと言うか定番化している。
時間停止もあるが、王道は催眠だろう。
ああ言う事をしてこういう事をして、しまいにはクラスの女子全員
壁に手をつかせて一列に並ばせて後ろから以下略で、
学校丸ごとハーレムの頂点に君臨して好き放題にやりまくりながら初恋もget、と、
乱暴に平均化すればこういう事になるだろうか。
そんなだからして、「四次元若葉マーク」と「石ころぼうし」と
「とうめいマント」と「フワフワオビ」と「タイムベルト」と「どこでもドア」を駆使した
病院脱走散歩中に。それが出来る境遇となった恭介の食指が動き、
早速に有り余る現金を「自動販売タイムマシン」に投入して
買い揃えてアニメ鑑賞に至っていた。
元来、上条恭介は真面目でストイックな人間である、
少なくともそういう一面を強く持っている。
そうでなければ、取り敢えず地元の同年代では指折りと言われる程の修練は出来ない。
だから、ポケットを手に入れて一通り遊び倒してケガによる将来への不安も解消してからは、
一度すっぱり縁を切ってスペアポケットをしまいこんでいた。
幼少期からのヴァイオリニスト志望者として、
うっかり子どもらしく遊び倒してしまう事の怖さ危うさを叩き込まれ、
我慢する事を身に着けていたからこその判断でもあった。
例外として、この「かべ紙秘密基地」の中で、
完全治癒状態でのヴァイオリンの弾き込みは続けている。
前にも書いたので若干略するが、
一旦「ソノウソホント」で完全治癒してから「分身ハンマー」で分身を呼び出し、
「入れかえロープ」でその分身と入れ替わった肉体を使って、
元々の肉体は「ペタンコアイロン」で一時的に停止して収納。
練習が終われば「入れかえロープ」で元に戻ってから
「ソノウソホント」で完全治癒も取り消す事になる。
愛用のヴァイオリンは、父に頼んで外部での弾き込みを継続してもらっているが、
「タイムコピー」を使ってこちらにも取り寄せて「かべ紙秘密基地」に隠し持っていた。
力一杯時間の限り弾き込むと甘いものの一つも欲しくなるし、
余り時間の進行を歪め過ぎると肉体が成長、老化しかねない気がする、
と言う事で、病院での検査対策もかねて練習には分身の肉体を使っている。
そんなだからこそ、治る、と絶対保障されると言う比較で言えば恵まれた状況ではあっても、
感覚としては遅々として進まない本来の自分の肉体に苛立つのも仕方がない。
とにかく、優先度の低い我欲はすぱっと後回しにして諦める。
今までヴァイオリンのためにそうして来た恭介は、
今回も誘惑が特大であるからこそ、まずは自分でルール設定して封印に挑んだ。
ここ暫くは、ヴァイオリン練習以外のポケット使用を控え、
楽しみと言えばお見舞いに来る幼馴染の美樹さやかと他愛の無い話をする事ぐらい。
後は、リハビリと読書と勉強に黙々と時間を費やしている。
元々、努力する習慣を身に着けて来ただけに、
回復が約束されていると言う恵まれた状況での努力には十分希望を持っている。
それでも、演奏技術とまではいかなくても「つけかえ手ぶくろ」を使えば
人目のない所ぐらい不自由のない人造手足で勉強や日常生活を、と、
思う事は何度でも何度でも何度でもあるが、
意思の力であえて封印して入院生活を送る。
そうやって、今までもそうして来ただろう、
そもそも本当なら出来なかった事だ、とばかりに、
無尽蔵に欲望を叶えるポケットごと煩悩らしきものをまとめて心の押し入れに押し込んで
ひたすら先の先に見える未来だけを見て
小さく小さく黙々と歩みを進めて来た、と言うのがつい先日までの事。
その結果、頭の方が先行し過ぎて体の方から無理だと言って来た、
と、気恥ずかしさ溢れる経験でそう解釈した恭介は、
これ又すっぱりといっぺん楽しめるだけ楽しんでみようと頭を切り替えて今に至る。
* * *
夜、恭介の病室の扉がノックされた。
「いいですかー?」
「どうぞ」
扉を開けて入って来た女性は、顔見知りの若手看護師だった。
いつもの定期巡回、いつもの質問に恭介は答える。
しかし、布団の中では、さりげなく「きょうじき」が発動し、
病室内の三時間が外部の一分に設定されていた。
付け加えると、シフトを確認するのも面倒なので、
この日の夜勤は「あらかじめ日記」で恭介が設定したものだった。
「まだ時間は十分あるし、
たまには少しばかりお話するのもいい事じゃないですか?」
「そうね」
「腹話ロボット」を装着した恭介の言葉に、
彼女は疑いも見せず来客用の椅子に掛ける。
学校に通っていた頃は、身近にさやかがいた事もあって
ごく普通に人間関係を過ごしていたつもりだった。
だが、特に入院してから、只でさえおかしな事をするに当たって、
例え言葉の信憑性にどれだけ下駄をはかせる事が出来たとしても、
少なくとも女性を口説くのには向いていない。そんな自分を恭介も理解しつつあった。
「だから、年頃のダメージを回復するためには、何と言う事もないと。
だから自然な事だとアーダコーダアーダコーダ」
自分の口から発せられる詭弁の山とそれが齎す結果に、
元々は自分の意思とは言え、恭介は心の底から呆れ返る。
「どうかしら上条君?」
「凄く、綺麗です」
恭介は、生唾を飲んで本音をそのまま答えた。
そんな恭介の目の前では、
二十歳を幾つも過ぎていない若い女性が、
昨今ではむしろ実務的には使わないナースキャップだけを身に着けた姿で
飾り気もなくまるで何時もの仕事中の様に立っている。
彼女は、僅かばかり妖艶な笑みを浮かべ、ベッドの縁に裸のヒップを乗せる。
「あ、あの?」
「何かしら?」
「その、おっぱい、どれぐらい大きいんですか?」
実の所、この作戦の決行の前、
チート道具を手に入れた馬鹿者の行動を試す心境になった恭介は、
手始めにタイムテレビで病院の更衣室をあちこち探っていた。
そして、顔見知りでちょっと気になる彼女のいるタイミングを見つけると、
「四次元若葉マーク」と「石ころぼうし」と「とうめいマント」と「フワフワオビ」と
「タイムベルト」と「どこでもドア」の病院脱走セットでそこに突入したりもしている。
そこで分かった事は、どちらかと言うと美人と言うよりまだ可愛いタイプの彼女は
意外なぐらいにグラマーだったと言う事。
暫くストイックに徹していた恭介だけに、
豊満な大人の膨らみと柔らかに見える下半身を持ちながらも、
仕事柄結構な筋肉質で締まる所は締まった全身を下着姿で見ただけでも
直ちに自分一人で欲望を遂げよう、と発想するには十分過ぎた。
十分過ぎたのだが、それでも自制し、そこで自制した結果
何故かどうせならと言う事で今に至っている。
「93センチのFカップ」
「そう、ですか」
「興奮した?」
「は、はい」
ちょっとにじり寄っての問いに、恭介は素直に答える。
既に、「腹話ロボット」のスーパー詭弁パワーにより、
今は恭介の性的好奇心に尽くす事がナースなお仕事だと確信している。
「触っても、いいですか?」
「どうぞ」
(柔らかい………)
まず、頭に浮かんだのはその一言だった。
成人女性として十分に豊かな双つの膨らみ。
右手と、僅かずつ動き出した左手でその感触を確かめる。
温かくて柔らかい、それだけでも、恭介の若い本能はこれはまずい、と警告する。
そして、恭介が何かを口に出す前に「腹話ロボット」が彼の口を塞ぐ。
「僕のペ○スで健康的なオ○ニーのお手本を見せてくれますか?」
「ええ」
かくして、彼女は職業的な手際の良さで恭介の下腹部を裸に剥くと、
右手にローションを塗って既に熱く天を衝くものを握り、
用意されていたタオルを上から被せた。
タオルとローションはあらかじめ用意されていたものだった。
「あ、あっ」
恭介が喉を見せて天を仰ぎ、脱力するまでの時間は秒の単位だった。
「手も自由にならないし、入院してるとね。
でも、オナ○ー自体に害はないけど、
変に刺激的なやり方だと将来困った事になるから、
こうやって適度な圧力で包み込むのがいいの」
「ありがとうございます」
用意されていたぬるま湯での手際のいい後始末を受けながら、
恭介はぽーとした表情でお礼を述べる。
そして、自分の下腹部が清められるのを見下ろしながら、
恭介はもう一度生唾を飲んだ。
「はい、出来た………」
「あの………」
「何?」
優しい微笑みを見ながら、恭介は意を決する。
ー ー ー ー ー
「ん、んっ」
病室に、くぐもった声が小さく響く。
結局の所上半身裸、下半身も半ば裸になった恭介は、
ベッドの上で右腕で彼女に抱き着き、
豊かな膨らみにちょっと顔を埋めてから無心に乳首を吸っていた。
恭介がレンタルDVDで目に付くままにチョイスした、
ごく最近観たDVD映画が随分昔の脱税映画だった事の影響があったのかどうなのか。
ともあれ、寂しい彼には今はそれが必要だ、と、
「腹話ロボット」の力説に頷いた若い女性看護師は、
左手で恭介の頭を優しく撫で、
その内に下半身にタオルを被せて再びローションを塗った右手で
そのタオルの下を優しくしごき、未だにねばっこい青臭い液体を放出していた。
「ちょっと、ここに立って下さい」
「ええ」
看護師が再び恭介の身を清め、衣服を治した後は、少しの間雑談が続いていた。
その間、彼女は恭介よりちょっと大人の成人女性として、
彼女自身は持て余す事はあるのか、その時はどうしているのか、
初体験から体験記、イザと言う時のための実用知識まで、
問われるまま、更にその上の事もあけすけに朗らかに語っていた。
その後で、看護師は恭介にお願いされそれに従う。
そして、恭介は上から下まで可愛いお姉さんナースの結構なプロポーションを目に焼き付けてから、
布団の中で「ウルトラストップウォッチ」を発動させた。
そして、まずは「腹話ロボット」を外すと、
作業用に「つけかえ手ぶくろ」で不自由な手足を人造品に交換した。
必要なものは「ウルトラストップウォッチ」で叩いて時間停止を解除しながら、
私的に用意したローションや汚れたタオルやぬるま湯のバケツを
一度「チッポケット二次元カメラ」で写真化してベッドに隠す。
そして、部屋の隅においておいた機械箱の摘まみを下ろしておいてから、
「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押した。
恭介の目の前で真っ裸で突っ立っていた女性看護師は、
目を真ん丸に見開きながらも何も言う事も出来ず、
「天才ヘルメット」と「技術手袋」で作られた機械箱に仕込まれた
「シナリオライター」からの指令通りに
つつつつーっと両腕を上げてくるくると回転し、
丸見えのおっぱいからその下のお臍、黒い陰り、
白い背中に頼もしい重みを感じるお尻、太腿まで改めて披露してから
恭介が用意したナースキャップを外し元の下着と白衣を身に着ける。
恭介は、それを見届けてから再び「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、
布団の中で動いていた市販のストップウオッチの時間を確認すると、
「ウルトラストップウォッチ」で叩いた「ワスレンボー」を手にベッドを降り、
背後から看護師の頭を「ウルトラストップウォッチ」で、続いて「ワスレンボー」で
こんと叩いてから「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを二度押しする。
「ワスレンボー」には、「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって、
有線の精密記憶喪失タイマーが接続されていた。
ー ー ー ー ー
「あの、どうしました?」
「ウルトラストップウォッチ」の時間停止を解除した後、
そう尋ねた恭介は、実際の所心拍数の急上昇を自覚していた。
「え?」
「いや、なんかぼーっとして」
「う、ううん、なんでもない。
お加減は大丈夫ですね」
「ええ、大丈夫です」
恭介が言うが早いか、つかつかと歩み寄る看護師に恭介は目を丸くしていた。
それは、恭介自身自分でも声が上ずっていると分かるのだから無理はない。
「上条君は真面目過ぎるタイプだから言っておくけど、
こないだの本当に気にしてないし気にしてたら仕事にならないし
一通りの生理現象はもちろん心得てるから。
だから、右手は使えるんだからテキトーに抜くもの抜いてぐっすり寝てちょうだい。
リハビリとかも頑張ってるんだから、以上」
「分かりました」
思いの他、可愛らしいぐらいににっこり素直な返答が返って来て、看護師は内心ほっとする。
只でさえ最近は少々落ち着いたが元々気難しい所のある少年患者相手に、
一歩間違えなくても子どもへのセクハラそのものだが、
まだまだ未熟者の職業的な勘がこれがいい、と言うものに従った言動だった。
かくして、背中からヒップラインをリアル過ぎる描写で心眼透視されている事等露知らず、
若きナースは少々気難しい患者の部屋を去って行く。
それを見届けた恭介は、「つづきをヨロシク」で病室のあちこちの空中に固定し、
「かたづけラッカー」で消しておいた市販の高性能デジタルビデオカメラを回収して、
本日三度目は少々きつくてもありがたい助言に従おうと心に決めていた。
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2017-11-20T03:49:11+09:00
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