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秋森良樹編 第三話『美人教師の秘密』(3)

 28人分の戦利品をスペアポケットに詰め込むと、俺は教室を出た。一度振り返って
教室の状態を確認する。クラスメート全員、『起立』の号令がかかったままの姿で
硬直している。もちろん、脱がした女子たちもきちんと制服を着て立っていた。ただ
撮影用に造った笑顔だけはそのままだったが。俺がかけた精液は拭っておいたが、
口に入れられた子の中までは拭き取っていない。戻って時間を動かした時の反応が楽しみだ。
 1階へ向かう道すがら、時間の止まったままの教室に順番に顔を突っ込んでいく。
立っている女子がいればさらに戦利品の数を増やそうと思っていたのだが、あの時に
起立していたのは俺のクラスだけだったらしく、どの生徒も着席済みで談笑していたり
授業のノートを取っていた。結局下につくまでに増えた下着は一つもなかった。残念。

 靴をはいて校舎裏に行く。校舎と自転車置き場の間に、フェンスに密着するような形で
焼却炉がポツンと置かれていた。法律が変わるまで、随分長く使われていたんだろう。
銀色のはずのボディはすっかり黒く煤けていて、所々浮いた錆でだんだら模様までできている。
 俺は打ち捨てられたようにたたずんでいる焼却炉の後に回りこむと、フェンスとの間、
舗装のコンクリートが砕けて地面が露出している部分に『ポップ地下室』を仕掛ける。
点火レバーを押すとボンッ!と車のタイヤが破裂したような音がして、入り口が出来た。
秘密道具を使うための、秘密基地の完成だ。

「ええっと……確か使った奴以外には開けられない鍵をかける道具が……」
 スペアポケットをまさぐり、大きな鍵型の秘密道具――後で『ゴマロック』と判明――を
取り出して地下室のドアに触れた。さらにドアの上に土と散らばっていたコンクリートの破片を
乗せてカムフラージュする。こんな場所にわざわざ来たがる奴はいないと思うが、念のためだ。
 『どこでもドア』を使って中に入り明かりをつける。体育館ほどの大きさの空間が目の前に
広がっていた。
 俺は早速地下室の真中に、女子高生たちから黙って譲り受けてきたブラとパンティを撒き散らすと
全裸になってその上に寝転がる。すべすべとした下着の感触が体全体をくすぐり、少女たちの
甘酸っぱい残り香が俺を包んだ。
 当然、俺の一物は勃起しているが、それほど強い欲望は感じていない。登校中に2発、
教室で1発と短い間に3発も出したせいだろう。
 しばらくその感覚を楽しんだ後、俺は幾つかの秘密道具を取り出して行く。教室で
ダチと話した妄想話を実行するためだ。
 まずは『ポータブル国会』でブルマの復活。メモ用紙をちぎって『中学から大学までの
女子は体育時にブルマを着用する事』と書く。それを半分まで『国会』に入れたところで、
俺は少し考えてそのメモを握りつぶすと、新しいメモに『中学から大学までの女子は
特定のユニフォームの無いスポーツを行う時は、ハイレグブルマを着用する事』と書いた。
「……やっぱり『極薄の』とか『ノーパンで』とか書いた方が良かったかな?」
 ピポピポと電子音を鳴らしてメモを処理している『国会』を見ながら、そんな事を思った。
 次に取り出したのは『カネバチ』と『フエール銀行』、それに『どこでも窓』。

それぞれを壁に並べて置き、『窓』を『スモールライト』で5cm角ほどの大きさにして、
俺の家の植え込みの中に繋ぐ。これならハチの出入りは自由だし、他の物が
ここにやってくる事もないだろう。もうすでにカネバチたちが働き出している。後は溜まったお金を
『銀行』に預けるだけだ。
「後は、『ウルトラミキサー』を使うんだったな」
 さっきの会話を思い出しながら各種の道具を取り出し、合体させていく。『タンマウォッチ』と
『マッドウォッチ』と俺の腕時計を合わせて『タイムウォッチ』を合成し、デジカメと
『六面カメラ』『手に取り望遠鏡』『すけすけ望遠鏡』を合わせて特製デジカメを作ったり……。
 合体させた後元に戻せなくなる可能性も考えて、保険のつもりで『フエルミラー』で
物を増やしてあるから、どんな合体も気楽なものだ。
 ついでに携帯電話も取り寄せて色々と合体させ、さらに『天才ヘルメット』『技術手袋』で
改造を行う。0円携帯ならいくつ取っていっても損害は出ないだろうと軽い気持ちで
取り寄せたのだけど、契約しないとタダにはならないと知って罪悪感を覚えたのは、
それから1ヶ月ほど経ってからだった。

 ネタも尽きた所で俺は教室に戻って時間を動かした。
「礼、着席」
 ルーチンワークとなった委員長の号令に、これまたルーチンワークとして答える生徒たち。
だが男たちは無表情で従っているのに対し、女子には軽いパニックに近い表情が見えた。
しっかりと身に着けていたはずの下着がないんだ、当然だな。それに一部の、俺の精液を
流しこまれた女子は顔をしかめていた。

 授業の中身は特に語る事も無いだろう。俺が運んできた化石を配ってそれを見ながら
先生が話している。その間中、女子は座りながらもスカートの裾を気にしてうつむいたままだった。
「……ねぇ、なんか寒くない?」
 チャイムが鳴って終了の号令がかかり、騒がしくなり始めた教室でそんな女子の声が聞こえてきた。
「うん、なんか今日は寒いよね。なんかスカートだけだと風邪引きそうだよ」
 そう言ってスカートを押さえるもう一人。
「言われてみればそうだよね~」
「ほんとほんと~」
 すると次々に女子たちの賛同の声が上がり、我も我もとロッカーからハーフパンツを取り出して
妙に慎重な動作で穿き始める。彼女たちの椅子に目を移すと、いくつかはわずかに湿って
光を反射していた。
「……そんなに寒いか?」
「いや、そうでもないと思うが……」
 その光景を、俺以外の男子は首をかしげて見ていた。
「ところで長久、朝言ってた『もう一つ』ってなんだ?」
 隣にやって来た長久に尋ねる。こいつが思いついた秘密道具の使い方に、時人と亮輔も
興味があるようだ。
「うん、それなんだけど……」
 それから、俺たちは妄想話で盛りあがった。俺はもっぱら聞きにまわり、他の3人に
話をさせる。3人とも授業そっちのけで考えていたらしく、様々な話が出てきた。中には
かなり鬼畜な物もあったが、おおむね、エロネタばかりだった。
「……ところで、良樹。なんで俺たちの話をメモに取ってるんだ?」
 『講釈モード』に突入していない時人が疑問を口にする。そのおかげで他の二人も俺が隠れて
メモを取っていた事に気づいたようだ。
「いやな、話が面白くて、つい後で読み返して妄想にふけろうかと……」

 ハハハと、ごまかすように笑う。まさか「実行するための資料」だなんて言えるはずも無い。
「なんだ、ずりぃぞ、一人だけ」
「そうそう。俺たちにもコピーくれよ」
 亮輔と長久が苦笑しつつ俺を小突く。時人もやれやれ、といった感じで笑っていた。
「まったく、メモなんて取る必要もないだろう。俺たちの話は全ての過去・現在・未来において
大いなる世界(スレッド)に記載され、記録(ログ)が取られて行くのだから、それを見ればいい」
「……スレッド? ログ? なんだ、そりゃ?」
 亮輔が眉を寄せて首をかしげる。時々、時人は今みたいに一般人には訳の分からない事を口して
俺たちを混乱させる事がある。時人に言わせれば『神とのチャンネルが繋がるのだ』
という事らしいが……。
 時人は少し自嘲気味な笑いを浮かべた。
「いや、済まない。どうやらTOEが言わせたらしいな。俺にも意味は分からん」
「なんだよ、それ」
 俺は呆れた。そもそも、TOEってなんなんだ?

 休憩時間が終わりそうになった所で、俺は再び時間を止めた。腕時計に増えたネジを
押すだけで済むから、ポケットの中に手を入れるよりスムーズだ。
 回りが停止したのを確認して地下室へ。
 『カネバチ』の巣をひっくり返すと、大量の小銭と少々の札が流れ出た。
「おー、あるある」
 俺はそれをまとめて『フエール銀行』に持っていく。
”全部デ3754円デス。普通預金ニシマカ? 定期ニシマスカ?”
「……一年定期で」

 『銀行』の合成音声に少しだけ考え、定期預金を選択する。引き出しに制限がかかる代わり、
利息が普通預金の何倍もつくし、たった一時間で4千円近く集まったのならこれ以降に
集まるお金を普通預金で預けても十分な物になるだろう。今日一日でどれだけ溜まるか……
いままで欲しかったCDや服が頭の中に浮かび、俺は顔がにやけて行くのを止められなかった。

 2時間目が終わった後、俺はトイレに立った。教室へ戻る途中、窓から隣の校舎で
カーテンが完全に引かれている教室が見えた。
「着替え中……かな?」
 この学校では、元々女子校だったせいか体育の時などの着替えでも更衣室を使わない。
体育のある時は女子は中に体操服を着てくるか、男子に見えないようにするか、
トイレを使うか、数少ない男子を追い出して着替える。うららかな春の日差しを遮ってまで
カーテンが完全に引かれているという事は、男を追い出して着替えてる最中なのだろう。
 俺はニヤリと笑って時を止めると、その教室に行った。
 やはりそこでは2年生が着替えていた。休みの時間が半分ほど過ぎているためか、着替え途中の
女子の姿は少ない。しかし下着姿で体操服を着ようとしている女子たちは、さすがというべきか、
1年生の子供っぽい体よりもよく発達していた。胸もお尻も、クラスメートたちより
大きい子が多い。
 俺はデジカメを取り出すと、朝やったように一人一人の顔と下着姿と全裸を撮る。集合写真も
撮りたかったけれど、顔も名前も知らない2年生の事、場所を動かしてしまうと元の位置に戻せずに
無用の混乱を引き起こしかねないため、断念した。よくよく考えれば、多少場所を動かしたって
俺が時間を止めて動かしたなんて分からないから、別に良いのだが……。

 とりあえず、着替え済みの先輩たちから色・形取り取りの下着を抜き取る程度でやめておく。
その下着も、一年生に比べて大人っぽいのが多かった。一人だけかなり可愛い子がいたので、
その子だけにはキスしたり胸やアソコを舐めたり、口を開けさせて強制フェラさせたりしたけど。
 次の時は、姿を隠して入りこんで、生着替えを盗撮させてもらおうかな……。