*  *  *

「オジサマぁ、あ、ああっ、オジサマはあっ、また、お願いぎゅっと又ああっ…」

「アワセール」によって媚薬成分たっぷりとなったティータイムにすっかり当てられ、
ベッドに座ったまままさぐられているお嬢様風美少女が、熱に浮かされる様に口走り続ける。
ふっくら膨らみ始めた乳房の先端はピンク色にピッと尖り、
俺様の指の攪拌を受けて、うっすらと生え始めた向こうがぴちゃぴちゃと音を立てる。

「ああっ、オジサマぁ…」

若干高めの精神年齢に裕福でも冷たい家庭とやらにやや屈折した思いを抱くと言う、
実年齢よりは高めのいわゆる厨二と言う類らしき少女は、
その切れ長の瞼から熱く潤んだ瞳で俺様を見上げてやまない。
無論、もてる男と言うのは俺様のためにあるべき言葉なのだから、熱い眼差しなど当然の事。

「はううっ!」

テーブルの側では、テーブルの脇に立たされた少年が、
その全裸の背中にぐにゅっと柔らかなものを押し付けられながら、
全体にぷにぷにな同年代の少女の右手で正面に反り返った肉体の一部分をしごかれ
懲りずに床を汚している所だった。
元々命令通りではあるのだが、何か、「ほらほらあんたも」とでも言う様な丸ぽちゃ少女との意思疎通の末、
少年の後ろに回ったボブヘアのメスガキも又、既にてろんと垂れたものを右手で包み始めた。

「はあああっ!!」

ベッドに寝そべった俺様の目の前で、たっぷりとした黒髪がばさっと散った。

「はあっ!オジサマあっ!私、私いっ!!」

しばらく眺めていた俺様だったが、おもむろに身を起こす。
まあ、回数制限がきついが、その分一回が長持ちと言う肉体も悪くない。

「ほれ、見てみぃ」

俺様に抱きすくめられ、ぎしぎしと腰だけを使い続ける目の前のガキを促し視線を向けさせる。

「君があんなに情熱的に淫乱だからのぉ、オカズにしとるガキが何回でもビンビンたまらんゆーちょるわい」
「は、はああっ…」
「ダメだこりゃ」

その間にも自らの腰の動きに陶酔するメスガキに、俺様は聞こえよがしに言いながらも唇をニヤリと歪める。

「はんっ、はん、はんんっ!!」

四つん這いになった少女の黒髪がベッドの上にばさりと流れ、
そんなメスガキのまだまだ青いケツを抱えて貫いた俺様のドスドス逞しい腰使いに合わせてばさばさ揺れ動く。
既に、胸も又僅かだがそれに合わせてふるふる震えるだけの質感を伴っている。

何よりかにより、美少女と言ってもいい、どこか京人形の様ですらあったお嬢様風の美少女が、
見た事も無い顔、見た事も無い声を響かせながら目の前で素っ裸の四つん這いになっている。

そして、やはり全裸の同年代の、こちらもまあ可愛い部類に入る
女の子に密着されてしごかれていると言うあり得ない事態とあっては、
我慢とかなんとか言う以前の問題だった。

「のほほぉー、ほれーっ、まーた出しよったわい、元気ぢゃのぉーっ、
そーらそらそらあっ、まだまだ若いモンには負けんぞなもしぃーっ!!」

と、言う訳で、ロングヘアの美少女は、白い噴水を目の当たりにし実際その顔に一部を感じながら、
抱えられたお尻の方から中の中までガクガクと突き立てられかき回される。
その、熱く逞しく激しいものにただただ振り回されるままに体を揺り動かしながら、
牝獣の遠吠えの如く尾を引く甲高い叫びと共に背筋を反らせ、くてっとベッドに顔を埋めた。

  *  *  *

「ほれ、誰がいーんじゃ、んー?」

俺様に髪の毛を掴まれた元来大人しくすっかりこの場に当てられた少年は、ちろっと視線を走らせる。
結果、ベッドの上に正座した少年がぺこっと頭を下げ、
その対面で、やはりベッドの上に正座したロングヘアの少女がこっくり頷く。

「は、はああっ!」

しかし、そんな美少女がベッドの上に白い背中を丸出しに這い進み、
既に普段には無い酷使で痛みも走り始めた所にぺろぺろと桃色の舌を這わせ
伏せた睫ポニテのうなじを見せると、そこは又ひょこんと動きを見せる。

「うっ、くううっ…」

再び解かれた黒髪がばらりとベッドに散り、
促されるまま、そんな少女に覆い被さり鮮やかに濡れ光る所を貫いた。
その光景は、安楽椅子の俺様の足下に跪きぺろぺろと舌を動かすメスガキ共にも気に掛かる事らしく、
チロチロと視線が後ろを向くのを寛大な俺様は許しの精神で見守ってやる。
ベッドの上では、既に力の抜けた少年の背中を下敷きになった少女の白い手が撫でている所だった。

「んふふー、したげるねー」

交代でベッドに上り、ベッドに仰向けに寝たままの少年の股間まで這い進んでぺちゃぺちゃ舐め清めていた
小太り少女は、そのまま、ローションを垂らした胸に挟み込み体を前後させる。

で、贅沢にも寝そべったままの少年の腰に跨り、つるりと肌色の下腹を指でぐいと押し開いて
ぬらぬらと滴り落ちているサーモンピンクの中に上から貫いたプチデブなメスガキが
セミロングの黒髪をばさばさと揺らしその歳の割には胸をたっぷりたぷたぷさせながら喘いでいる。

その光景を目の当たりにしている俺様はと言えば、相変わらず安楽椅子を決め込んでいる。
そんな俺様に背中を晒しているボブヘアのメスガキはと言えば、
満開に開いた股のぐっしょりな中心で俺様の男の何たるかを受け止め、
床に黒髪を垂らしてその前に跪いたもう一匹のメスガキにそんな男と女の繋ぎ目やその上の小さな粒に
ぺろぺろくりくりと舌を這わされてひたすら喘ぎ腰を振っている。

「んっ、くっ、んんっんくっ…」
「はっ、ああっ、いいのおっ、オジサマいいのああああっ!!!」

順番と言うもので、ベッドの上では、命令通りに四つん這いになったボブヘアのメスガキが、
さすがにこの回数では長期戦にも耐え得る、ただし戦闘開始が可能であれば、
と言う状態で点火に成功した少年からバックからガンガン腰を打ち込まれて喘ぎ悶えている。

ぞろりと長い黒髪を垂らしてベッドの縁を掴みながら、
やはりバックから俺様の逞しい打ち込みをガンガンと食らってやまぬメスガキとはキスでも出来る距離であり、
実際に昂ぶりのままに淫売メスガキ同士唇を貪っているのだから発情とは恐ろしきものである。

目の前のペアの腰の動きが止まり、その全身がぶるりと震える。
くてっとベッドに顔を埋めたメスガキの後ろで、何度目かの放出を遂げたオスガキがふーっと息を吐く。
ロクでも無い親に文字通り売られる様な星の下でも、たまにはこういう事もあってもいいだろう。

俺様の目の前でもばさりと黒髪が揺れてピンク色に染まっていた肉体がくてっと脱力し、
接続を解除したメスガキをベッドに放り出してから一息ついた俺様は、
すたすたと室内を移動する。

そして、体に傷こそつけなくても俺様の持ち込んだ十字架にほぼ全裸のまま文字通り磔にされ、
ほぼ全裸のほぼ、と言う部分に於いて、ギリギリまで布地をコンパクト化して下半身に身に着けた革製品の下で
身を抉る電動模擬男性とその上の小さな突き出しを震わせる電動繭と
そんな状態で目の前で展開される異様な、ある種の関係者にとっては天国に他ならない光景に
ヨダレと脂汗と別の液体を垂れ流して身悶えしていた。
そんなBチームの三人に、ついにやって来た出番を告げようと行動を開始した。

  *  *  *

ガウン姿で廊下を突き進んだ俺様は、同じ姿の小便臭いメスガキを三匹連れながら、一瞬周囲に視線を向ける。
あらかじめ調べておいた防犯カメラの死角に入った事を確認すると、
そっと壁に接近し、壁に設置しておいた機械のスイッチを押す。

その機械とは、「メカメーカー」で製造した防風安定「シナリオライター」着火維持装置であり、
一人でに動き出した、今現在俺様の魂が込められている肉体はと言えば、
近くの壁に近づき、「壁」と書かれた「代用シール」を剥がす。
代用シールの向こうから現れたのは、大の字になって壁に張り付いた若い男の肉体。

俺様はその男に「瞬間固定カメラ」のレンズを向けてシャッターを切り、
固定を解除された若い男が何か動き出す前に、俺様と若い男は「入れかえロープ」の両端を握る。
「シナリオライター」の指示通り、「かたづけラッカー」で消された四次元ポケットの禅譲も無事終了し、
さっきより遥かに若い肉体を手に入れた俺様は、
「かたづけラッカー」で装置ごと消されている「シナリオライター」に記されたその結末を待つ事とする。
無論、老人の眼鏡も通常のものと交換した上でだ。

と、言う訳で、「シナリオライター」に導かれるまま、近くに落ちていた錠剤を飲み下した
ガウン姿の老人一人メスガキ三匹がホテルのパーティーホールへと姿を消す。
「石ころぼうし」を被り「とうめいマント」をはおった俺様もその後を追ってホールに入り、
甲高い悲鳴の中、事態の推移を見守る。

そして、予定通り、テーブルクロスのかかった下に潜り込んで
「石ころぼうし」と「とうめいマント」を外して待っていると、
テーブルの上でガウンを捨てたご老体も又、
「シナリオライター」に導かれるまま同じテーブルの下に姿を現す。

このテーブルの下を「きょうじき」で外部の一分がここでの一日になる様に設定した俺様は、
まずは「ワスレンボー」でご老体の脳天を一撃してから「さいみんグラス」を装着し、
そんなご老体に「ここは自宅の風呂だ」とこってり言い聞かせる。

そして、再び「石ころぼうし」と「とうめいマント」を装着して、
ご老体共々テーブルの下からホールに戻る。
そして、ご老体同様ホールでガウンを脱ぎ捨てた残り三人の脳天にも、
ダイヤル調節をし直した「ワスレンボー」を叩き付ける。

丁度その頃、ホールの入口から新たな団体が姿を現す。
ご老体は意味不明な開き直りを喚きながら引きずり出され、
真っ裸で呆然としていたメスガキ三匹もほぼ同様の有様だった。

  *  *  *

「ああ、ほな検事長も来てるんやな?ああ、分かった」

自宅で寛いでいた服部平蔵は一瞬、細い目から鬼の眼光を覗かせ、
スーツの袖に腕を通す。

「お静、ちぃと行って来るさかいな」

愛妻に見送られて玄関の向こうへ、既に寝屋川の夜闇に停車する車へと足を進めた。

  *  *  *

「速報?」

夕食後、コナンは電子音を響かせるテレビに目を向けた。

「鈴木HD代表取締役会長鈴木史郎容疑者を逮捕 公然わいせつ容疑 京都府警」

「ガシャン」と言う陶器の破砕音にコナンが振り返り、呆然と突っ立っている蘭の姿を確認した。

  *  *  *

「京都府警は、昨夜………ホテルのパーティーホールで全裸になったとして、
公然わいせつの容疑で鈴木財閥鈴木HD会長鈴木史郎容疑者と15歳と14歳の女子中学生を逮捕、
12歳の女子中学生を補導しました。
調べによりますと鈴木容疑者らは…」
「これで、公然わいせつ?…」

ぽつりと呟いた英理の一言に、朝の食卓テーブルの空気の重さは倍増される。

  *  *  *

「お早うございます、京都府警です。
公然わいせつ、児童買春児童ポルノ禁止法違反及び麻薬取締法、大麻取締法違反の疑いで家宅捜索を行います」

園子も学校に行く事の出来る精神状態ではなく、残された鈴木家の女性陣は為す術無く捜索を見守っていた。
捜査員の一部が史郎の書斎の捜索を始める。

「………」

捜査員が何やら打ち合わせを始めた。
そして、天井や壁の隅に移動し、一斉に何かを引っ張った。
天井や壁に貼られていた壁紙が剥がれ落ちたその下は、大部分の面積が肌色で塗り潰されていた。
同じ姿でも、もう少し後の撮影であれば黒く彩られている筈の所も大半が肌色か僅かに黒。
中には、そこから鮮やかな桃色すら覗いている写真写真写真に埋め尽くされている。

「こりゃあ、一枚一枚出ドコ洗って引っ張らなあきまへんなぁ…」
「お母様、お気を確かにっ!!」

  *  *  *

京都府警五条警察署捜査本部。

「出ました!」

向日葵の種の端っこを摘んで胸ポケットに向けていた綾小路警部が、部下から紙片を受け取る。

「こいつが拉致してから現場仕切ってたと、マル被もマル害もみんなこいつに間違いない言うてます」
「筋モンか」

「ええ、殿河岸印次、ヘルスやら何やら握って一時期は結構な羽振りだったみたいですが、
ちょうどでかいシノギで手形切った矢先に系列店が一斉に挙げられて、
引っ張られたのは店長張ってた若いモンでも金繰りは相当わやな事になってたみたいですわ。
それが、最近になって一番ヤバイ筋だけはきちんと金返して、やばいシノギでもしてたんちゃうかと。
組対も生安も自分らのルートで動き出してます」

「下っ端はみんなこいつにおっ被せてる、こいつが接点やな。ほな行こか」

  *  *  *

「工藤か?鈴木会長の事やな?洒落なってへんぞ」

帝丹小学校内の潜伏先で、コナンは携帯越しに服部平次の引きつった声を聞いていた。

「会長、一体何やらかしたんだ?」
「公然わいせつ、援交、薬、もしかしたら拉致監禁に集団レイプ」
「は?」
「全部大マジや。
まず、ホテルでどこぞのお嬢様学校の中等部高等部合同の柔道部剣道部合同遠征合宿デナーに
会長がJC三人とカチ込み掛けて、テーブル上って真っ裸になって最後までやらかしよった。
府警もよっぽど泡食ったんやろな、全員ワッパ填めて逮捕しといて、
実は対象外が一人混じってて補導に切り替えた言う話やから。

しかも、同じホテルで会長が本名で宿泊してた部屋には、
真っ裸でへろへろんなった女が三人男が一人、全員アンダー13。
そのホテルで逮捕やら保護やらされた全員の小便からカンナビスやらMDMAやらが検出、
部屋ん中からはMDMAの錠剤に大麻キセルとハシシ、大麻クッキーを発見。同じく…」

平次の低い声が一段と低くなる。

「女七人の膣内と少年の肛門内から精虫が出て来よった。
簡易鑑定結果は鈴木会長と矛盾無しで本鑑定中やて」
「は、はは、は…いや、ちょっと待てそれ医学的にあり得ねーだろ」

「ホンマやからしゃあないやろ。
んでもって、その前に、京都の別の場所で交通事故があってな、
酔っ払いのトラックが赤信号の交差点ぶっち切って、
正面迫られたワンボックスカーが慌てて急発進して十字路交差点突っ切って街灯へし折った。

まあー、幸い誰も大したケガはしてへんかったけど、事故処理のPCがワンボックスカーの後部座席から
後ろ手錠填められて毛布被せられてぷんぷんせーえき臭い痣だらけのJS発見してその場で御用。

その供述から、他にも何人も女の子がいたって分かって、
その娘らの携帯電話の微弱電波が一つのセルに集中しとったさかい、
京都府警がそこに大集合掛けたら
エリア内のホテルから会長らが裸踊りしてるて通報が入った。こういう流れや。
たまたま近くでデカイ捕り物あって、それが終わった矢先て事もあったけどな」

「おいおい、じゃあ、鈴木会長は女の子らを拉致って…」

「いや、それはちぃと分からん。
ホテルの部屋で保護された少年ちゅうのはどうも親に売り飛ばされたらしいがな、
他の少女に関しては援交狙いのナンパ野郎に引っ掛かったらしい。
保護された女の子は全員、おんなじナンパ野郎に引っかけられてる」

「プロか?」

「まず間違いないやろ。ネット関係に網張ってたらしいが、
面はそこそこ、超イケメンちゅう奴でもないらしい。金払いはいい。
何やらお子ちゃまをぽーっとさせるなんかがあったらしい。
何遍か会ってる内に、そいつに引っ掛かっていそいそ待ち合わせ場所に行く途中で拉致されて、
廃工場に連れ込まれたのがSが四人C三人の計七人。

そこでこわーいにぃさん方に囲まれて、後からワンボックスカーに積まれた娘はな、
可哀相に見せしめのためにその場で一人だけボコられてシャブ打たれて輪姦されたちゅう事や。
で、残りの六人はそのままホテルに連れてかれて鈴木会長に売り飛ばされた。
少なくとも分かってる限りではマル害もマル被もそううとうとるらしいわな」

「何だよそれ…鈴木会長は?」

「とにかく知らぬ存ぜぬの一点張りちゅう事や。
工藤もさっき言うとったが、今ん所拉致と鈴木会長が直接繋がってへん。
下っ端のチンピラグループ仕切って拉致や強姦、
それから女の子らをホテルに連れてって鈴木会長に引き渡した。

その現場仕切っとったマルBがいるねんけど、
チンピラや子どもらの供述から身元割れた時には飛んだ後やったて。
京都府警の現場は廃工場の事件でそいつのオフダ(逮捕状)取って血眼で探してるけど、
京都府警でも上の方はまだフリーズや」

「フリーズっておいっ」

「何せ相手が相手、
しかも、言うたら何やが鈴木会長のやった事としては余りにアホ過ぎて外道過ぎて無茶苦茶でござりますがな。
京都ちゅうトコは色々ややこしい絡みがあってなぁ、刑事が強い街やない。
府警もマスコミも上の方でこれどこまで出してええもんか踏ん切りつきかねてる」

「おいー、そういう段階じゃないだろ…」

「その通りや。大阪府警にも組対のルートなんかで非公式に協力要請来とるけど、
マロはんがキャリアのルートで、これ以上公表引っ張ったら国会の問題になるて
東京のサツ庁にやんわり釘刺したて話も聞こえてきとる」

「へー、あの人がな」

「殺しやなくても子どもに薬や、現場でこのクソ外道に燃えへんタンテイはいぃへんわ。
京都府警の現場はそんな任侠の欠片も無いクソマルBとっとと公開手配掛けぇて
突き上げで爆発寸前や言うから、そうなったら、こんな自主規制いっぺんに吹っ飛ぶやろな」
「…そのマルB、生きてんだろな?…」

  *  *  *

「まず、最初のニュースです。
鈴木財閥鈴木HD会長鈴木史郎会長が公然わいせつの疑いで逮捕された事件で、
京都府警は今日…」
「…入りまーす…」

東都テレビ副調整室で、「石ころぼうし」を被った俺様は「ウルトラストップウォッチ」を押す。
今正に吸い込まれようとしているディスクトレイの上のディスクをひょいと持ち上げ、別のディスクを乗せる。
我が美声ではないのは惜しい事であるが、この熱い夜に我が熱唱は相応しい。
一応「あらかじめ日記」の記載内容を確認してから、
俺様は再び「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押した。

  *  *  *

報道スタジオから切り替わったテレビに、コナンが違和感を覚える。
明らかに画面がおかしい、この状況で入るとは思えないハンディカメラの映像。
それに続き、これも明らかに素人音声としか思えない、
98年頃のダンスミュージック系のチャラいアニメソングが割り込んで来るのも違和感バリバリだ。

それは、女子中○生が素っ裸の背中に背負い紐で背負ったラジカセから
市販のCDを流しているのだから当然だ。
だが、それに続く絶叫には、コナンの目は点になっていた。

「NAKADAAAAAASHIIIIIIIIII!!!」

報道スタジオから切り替わると、画面には絶叫と共に何か異様なものが映し出されていた。

「NAKAAADASHI!ho!!NAKAAADASHI!Yo!!
サッサとNAKADASHIィィオッケーッ!!
NAKAAADASHI!Yey!!NAKAAADASHI!Hyo!!
GENKIにNAKADASHILet’s go!!」

画面の中央では、素っ裸でテーブル、
それもパーティー用の大型テーブルの上に堂々と仁王立ちした初老の男性が絶叫と共に、
年齢を経て尚堂々と反り返っている男性の象徴を自ら握り、
一応リズムのあるらしい絶叫を響かせながらその手を上下させている。

「はっ、はああんっ」
「はああーんっああーんっ」

その両サイドでは、やはり素っ裸の少女二人が、おっぴろげにM字に脚を開き、
濡れそぼったピンク色の中心に指を這わせて喘いでいる。
見た目からして、どちらの少女も自分の本来の年齢より下、それも五つ以内、とコナンは見当を付ける。

「NAKAAADASHI!NAKAAADASHI!元気にNAKADASHIア・センキュー!!
hooooooooooooooooFireeeeeeeeeeeeee!!!!!
「あーんっいーんっああーんっ」
「はああーんっあああーんん…」

男性がテーブルの上をちょっと後退したその隙に
二人の少女がするすると画面中央に寄って熱く唇を交わし、
ぷっくりと様になった乳房とまだまだうっすら盛り上がり始めた乳房を摺り合わせながら
互いの指で秘め処をぴちゃぴちゃとまさぐり甘い声を糸引かせる。

そして、そんな二人の少女の髪の毛に、
あまーい声をあげながらくてっと互いの体温に身を預ける二人の少女。
その髪の毛に、背後で背筋をそっくり返らせて受け手のいない
疑似生殖行為を完遂させたその成果がぴゅうぴゅうと降り掛かる。

  *  *  *

「何やってんだっ!?」
「止まりませんっ!」
「ふざけてるのかっ!?」
「電源切れ電源っ!!」
「切れませんっ!」
「はあっ!?」

  *  *  *

ちょっと茶色がかったサラサラのセミロングヘアが重力に従い、
まだまだ子どもだが割と健康的な中背の肉付きの裸体がテーブルの上に四つん這いになる。
青臭くも女の形を見せている乳房も下を向いてふるふる震えているのを横からのレンズはしっかり映し出し、
そんな少女の背後に立った初老の男性がくりっと硬さの残る少女の尻を抱えて腰を使うや、
少女は明らかに女のものである喘ぎ声を漏らす。

「おおーっ、いいぞー、いいぞーっ」
「はああーんっ、おじさまー、おじさまいいのぉーっ、
オジサマのチ○ポが………の中にズンズン来てるのぉーっ!!」

カメラはぐるりと周り、周辺で呆然としている、
中には幼さの残る瞳を爛々と輝かせて注視している周辺事情を映し出してから元のアングルに戻り、
ガンガンガクガクひたすら腰を振り続けるヒト科のオスとメスを観察する。

「おーっ、いいぞーっ、出すぞーっ、中に出すぞぉーっ」
「はああーんっ、いいーっ、出してぇ、一杯一杯中に出してえぇーっ!!」

ガスン、と、腰が打ち込まれ、画面からでも分かる甘美な痙攣と共に揃って腰が砕ける。

「おおーっ、来たかーっ」
「はあーんっ、オジサマあーんっ」

どう見てもまだ女の子と言った風情の、ボブヘアを左右でゴム束ねにした少女が、
その小さなお尻を丸見えにテーブルを這い進み、
既に接続を解いてテーブルに座り込む老体の股間に顔を埋める。

「んふっ、んふふっ、おじさまー、早く元気になってねー」
「ああー、もちろんだとも、ほーれっ!」
「きゃうんっ」

男が、少女を軽々と抱え上げた。
カメラの前で少女の健康的なむっちり脚が大きくM字に開かれる。
その中心の黒い筋が幾筋かと言うその下では僅かに覗くピンク色がグロテスクなまでに拡張され、
浅黒く逞しい幹がその中にずぶずぶと呑み込まれながら蜜が滴り落ちている。

その一局が画面にアップされ、それから、後ろから少女を抱く老体の全体像が映し出される。
裸体がガクガクと震え、幼さの残る声が甘く喘ぎ、画面はアップとバックを繰り返す。
その内、少女は悲鳴と共にヨダレの溢れる口を開いたままガックリと後ろに体重を預け、
別の生き物の様に蠢く接合部のみが男女の粘液を溢れさせる。

画面には、全裸の少女同士が、きゃっきゃとはしゃぎながら
ラジカセと撮影中のビデオカメラの交換を行っている状況が映し出される。

「若いモンの相手は疲れるからのー、少し楽をさせてもらおーか」
「まっかせてー、私がオジサマびんびんいかせてあげちゃうんだからーっ♪」

テーブルの上に全裸で寝そべった初老の男性に、
つい先ほどまでビデオ撮影係だった全裸の少女がまたがる。
既に溢れ返った粘液をかき乱しながら鮮やかなサーモンピンクが呑み込み擦り付けるアップと、
170に迫るタッパの腰まで届く黒髪や
四捨五入90センチのバストをぶるんぶるんと揺らしながら上下する女体、
パッと目を引く美少女な美貌が、画面の中で近づいては遠ざかり遠ざかっては近づく。

「はああーんっ、オジサマいくのぉオジサマのビンビンのオチ○チ○ンで
オマ○コすっごく気持ちいいイッちゃうのおぉーっ」

どさりと言う音で、画面に釘付けの意識が我に返る。

「お母様、しっかりっ!!いっ、医者はどこおっ!?」

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最終更新:2011年10月07日 03:45