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  *  *  *

貴和子は、二つのバケツの水を使ったタオルで、表向きの汚れを一通り拭われた。強姦魔達の手によって。
そして、雅彦も戒めを解かれ、立ち上がる事を許されていた。
だが、既に様々な録画データは別のパソコンに転送済みであり、
携帯電話一つ、あるいは時間内にパスワードを入れなければインターネット上に公表される、
と、釘を刺されていた。

そうでなくても、元々異常な格闘能力を見せつけられた事もあり、
そして、最早それぞれに大切な被害者同士各自の疲弊状態が掴めない状態では、
とてもどうにかしようと言う気力すら起きなかった。
促されるまま、貴和子と雅彦は生まれたままの姿でベッドの上に上げられた。

「ひっひ、たまには正統派カプってのもいいもんだからなぁ」

鉢巻き男がニヤついて言い、貴和子の顔に僅かに力、反発力が戻る。
どうやら、聞かされているのは貴和子だけらしい。

「雅彦さん」

貴和子は、雅彦に迫りベッドの上に静かに横たえる。

「雅彦さん」
「貴、和子…」

貴和子の手が、柔らかいままの雅彦のそこに触れる。
そして、周辺からは強姦魔達にニヤニヤと嘲笑され、雅彦にも段々状況が読めてくる。
いくら若い男性が魅力的な女性から素っ裸で迫られているとは言え、
生物学的にもリミッターにかなり近づく所まで奮戦したのは確かな筈。

それに、この周辺の視線と言うファクターもある。
事情が事情なだけに、そして、何と言っても貴和子は魅力的なのだから、
もう少しだけ時間があれば、と、その点では雅彦もその事に関してだけはやや楽観してはいた、が、
身を起こした貴和子を見て、雅彦はごくりと息を呑む。

豊かな黒髪を白い乳房に掛ける様にぞろりと垂らし、
のそりと身を起こした貴和子の目は、ほんの一瞬だったが、確かに夜叉の光を帯びていた。
だが、それも一瞬、貴和子は雅彦に頬を擦り付ける様にしてきゅっと抱き付く。
そして、改めて雅彦の身をベッドに横たえ、貴和子はその上に重なる。

「雅彦さん、お願い、私に、任せて」

それだけを言うと、貴和子の体はずりずりと下に向かう。
首筋から始まり乳首、そして胸板から腹へと雅彦に吸い付き、
時に舌を動かしてくすぐったく動いていた貴和子の唇は、
ついには雅彦の既に力を失った部分をすっぽりと呑み込んだ。
改めて、雅彦の体を愛おしげに撫で回し、吸い立て奮い立たせようとする。
元々、雅彦の優しい性質、只でさえ魅力的な貴和子なのだからそう多くは求めない、
そんな雅彦にとって余り経験の無い刺激に雅彦がそちらを見ると、一転、雅彦は慈母の微笑みを見た。

「貴、和子…」

雅彦の足下から徐々に中心に近づきながら、貴和子は小さく頷いた。

「あ、ああっ!」
「くううっ!」

ジューシーによく熟れた果実の沈み込みに、雅彦は声を漏らした。
沈み込んだ瞬間、貴和子も又、白い喉を反らして高い声を発する。
雅彦の目の前で、貴和子がゆさゆさと上下に動き出す。
貴和子は、その動きを徐々に激しく、アップダウンを大きなものにしながらも、
愛する男との繋がりは決して手放そうとはしない。

「あ、ああっ、雅彦さん、雅彦さんっ!」
「貴和子っ」

様々に汚されている筈だったが、そんなものは吹き飛ばされた。
豊かな白い膨らみを揺らし、汗みずくの裸体を上下させながら既にその白い肌をピンク色に染め、
最早溢れ出す牝の声を隠そうとはしない。そうやってひたすらに雅彦を貪ろうとする。
そんな貴和子は哀しくも、綺麗だった。ちょっと気を抜けばすぐにでも振り落とされてしまいそう。
だが、そうしたら、この地獄の中の刹那の安らぎ、それすら貴和子から奪ってしまう、
そんな予感が雅彦になけなしの忍耐力を発揮させていた。

「うっ、く、き、貴和子っ、」
「あああっ!!雅彦さんっ!雅彦さんああっ雅彦さんの私にいっ
あっ、ああっ雅彦さんっ雅彦さん私、ああっ雅彦さんのおっ!
雅彦さん雅彦さんああっ、雅彦さん私私の雅彦さん私のっ、
私のおっああっ私雅彦さん私あ、ああっ、あああーーーーーっっっ!!!」

雅彦の上で伸びやかな白い裸体が反り返り、
その本来豪奢系美人な顔の縁々から涙とヨダレがつーっと溢れ出ていた。

  *  *  *

「おーおー色男、二人まとめて天国ご案内かー絶倫マン」
「おーし、元気な所でもっ一発気合い入れていってみよーかー」

くてっと自分の上に重なった貴和子をきゅっと抱き締めた雅彦に、
もうどこからもよく分からない野卑な声が飛ぶ。
雅彦が貴和子を横たえた時、貴和子の目はどことなく現実感を失った様な、
この世ならぬ光を帯びていた。

「あ、んんっ!」

雅彦はぎゅっと貴和子の乳房を掴み、その先端を吸う。
そして、無心に吸い立てるその仕草は、男として丸で初めてそれを許されたかの様だった。
そんな雅彦の乱暴なアプローチを受けて、
貴和子はいつの間にか雅彦の髪の毛を優しく撫でていた。

「ん…あ、んっ」

それでも、貴和子の下半身に差し込まれた雅彦の手は、
貴和子の敏感な所へと伸びるに当たって決していたわりを忘れない。
それでいて、その動きはいつになく情熱的に貪欲なものだ。

秘めやかに水音が響き、雅彦の指に新たにわき出る欲情の証が絡み付く。
いつしか、貴和子の手も又、既に短期的には百戦錬磨になりつつある雅彦の部分に手を伸ばし、
貴和子は己の求めるままその柔らかな掌を動かす。

貴和子は、辛うじて残っている心の原形のどこかで、
古い言葉で言えば自分がなんとはしたない、と感じていた。
婚約を交わした男女として求め合った事は何度もあった。
だが、その時も、雅彦の性質は基本的には変わらない。

あくまで雅彦は優しい。加えて、貴和子が魅力的な女性であるため、
若い男として淡泊とは言わないが貪欲過ぎる事もない男として、
満足するためにあえて多くを求める必要も無かった。

そして、貴和子も又、奔放に見える所はあっても根は誠実で堅実な女性だ。
時には不慣れやちょっとした我が儘、青春の衝動が無いとは言わなかったが、
お互い、そんなお互いに十分満足していた。

それが今、ひたすらに求め、突き進み、
そうやって縋り付く事しかどこかに振り切れそうな心をつなぎ止める事が出来ない。

「あ、ああっ、ま、さひこさんっ」
「貴和子」

しっかりした声、精悍な眼差しで貴和子を見た雅彦に、
貴和子は小さく頷いた。

「あ、ああっ!」
「ううっ」

雅彦が貴和子の上に覆い被さり、そして、何とか奮い立ったものを押し込み動かす。
そうしながら、二人は互いにぎゅっと抱き合い、そして互いを擦り合う様に動く。
この、想像を絶する状況の中で貴和子はどれ程恐怖で不安なのか、
恐らく男である自分の想像を遙かに絶する事の筈。

とにかく、今は縋り付く貴和子を抱き留めよう、自分を求める貴和子を受け止めよう。
雅彦は、もう周囲の何も見る事なく、その事だけを考え、実行に移していた。
何も出来ない自分でも、少しでも心だけでも頼りになればと。
その時、一際力強く二人は抱き合い、涙を流して唇を重ねていた。

  *  *  *

「あ、ああ、あああーーーーーーーーーーっっっ!!!」

床の上では、はるみが輪姦されていた。
その豊かな乳房に雅彦の顔を埋める様にくずおれた後、
はるみは黒覆面達によって椅子から引きずりおろされ、
床に敷かれたマットレスに放り出されてそのままうつぶせに伏せられて獣欲の赴くままに犯され続けた。

男たちの腹が尻肉を叩き、それでいてぐちゅぐちゅに熟れきった牝肉を背後からかき回され、
そして鼻を摘まれてその口の中にも硬く反り返ったものをねじ込まれる。
そうやって、もう何度となく四つん這いのままされるがままのはるみの体の中に、
前後から汚らわしく恐ろしいものが溢れ返る程に解き放たれて来た。

「うっし!うらあっ!!」

そんな黒覆面の一人がはるみの口から引っこ抜き、顔面に放出する。典型的なAVテクニックかと、
経験薄いはるみにもその馬鹿馬鹿しい非常識さが何となく伝わる。

「ふひひひ、お兄ちゃんも彼女の中でイッちゃったみたいだなぁー、
彼女いい声で泣いてんよほらあっ!」

ド汚い粘液に目をやられない様に注意しながらチラッとそちらに視線を走らせる。
ベッドの上では、全裸の男女が文字通り重なり合い絡み合いながらぎゅっと抱き合い、
丸で片時も離れぬと決意したかの様。はるみは、ついっと虚ろな瞳を前方に戻す。

「負けてらんねぇぞぉ、あんな優男のフニャ○ンなんざ目じゃなーぐれーに
はるみちゃんイカセまくっちゃうからさー!!!」

馬鹿語録を更新しながら、はるみの背後で荒々しい抉り込みが再開された。
はるみにとって重要な問題は、
言葉に関してだけ言えば変な道具を使っている訳でもないのにその語録が着々と近づいている事だった。

「い、やあっ、あっ、やあっ、ああっ、や、やだ、あ、あぁー…」

誰とも分からぬ卑劣な強姦魔が、気遣いも何も無しに闇雲に叩き込む度に、
はるみの体の奥からはおぞましい反応が沸き上がって来る。
自分でも信じ難い声が抑えられない。何より頭の中がその度ごとに飛びそうになる。

「あ、あっ、ああぁーっ!!」

これでもう何度目、何人目か、こんなクズみたいな男が自分の中で獣欲を果たす。
女性としてこれ以上恐ろしい事態は無い。
そんな最後が訪れる度に、丸でそれに合わせる様に自らも又、高みへと突き抜ける。
それも、何人もの男に輪姦されると言う最悪の恐怖、屈辱を受けながら、
それはその度ごとに体の奥から全身を巻き込んで呑み込んでしまう。

そうやって、心底の恐怖と恥辱に震えるはるみの背後から、満足の吐息が聞こえる。
ずりゅっと引き抜かれてはるみの肉体は、芯を失った様にマットレスの上に倒れ込む。
心も体も疲れ切っていたが、その芯に何か甘い痺れがある事が否定できない。
それを思うと又、涙が溢れそうになる。

最悪の上の最悪。
何よりも恥ずべき、心の底から痛感しているそんな状態を見ているのは、
その原因を作った卑劣な強姦魔達ばかりではない。

でも次、遅いなぁ、等と場違いと言うか馬鹿馬鹿しいぐらいにぼんやり考えていると、
はるみは気配に気付いて僅かに身を起こそうとした。
そこには、僅かに急所だけを隠した貴和子がぼんやりとはるみを見下ろしている。
審判の時だ、と、いよいよもってはるみは消沈しそうになる。
貴和子は、マットレスの上ではるみの側に静かに片膝を着き、
くずおれそうになったはるみの身を起こす。

「んっ!?」

そして、熱いキスをした。
されるがまま舌の侵入を許し、そして絡め取られ蹂躙される。
既にぐらぐらになっている頭にはその粘膜の刺激だけでも強烈だった。
思わずぼうっとされるがままにされていたはるみは、
既に糸を引いて離脱した貴和子が静かに、
優しいぐらいの顔立ちでこちらを見ている事に気付き赤面しそうになる。
こんな時と言う所を棚上げすれば、貴和子にはこういう魅力があるのをはるみも知っている。

「雅彦さんのためなの、仕方がないの」

貴和子が小声でさらりと言うと、はるみも小さく頷いた。

「ん、んふっ、ん、んふふっ、んんっ」

改めて、唇を重ね、唇を、舌を貪り合う。
そうしながら、互いに互いの、海に愛され健康的に肉付いた右の腿を付け根で挟み込む様に座り込む。
そんな二人の肩から、黒覆面達がバケツ入りのローションをどぷりと浴びせた。

「ん、んふっ、んあっ」
「はあっ、あ、あんっ」

用意されたサーチライトにてらてらと輝きながら、ぷりぷりと弾みを見せる四つの膨らみが押し合い、
潰れ合うそれだけでも、そんな二人からは熱い吐息が漏れる。
そうしながら二人の唇は何度も重なっては離れ、
美女二人の下半身からじゅっ、じゅっと生々しく粘っこい音が鳴り響く。

「だ、だめっ貴和子、あ、あっ、貴和子っ、あ、あー、あぁ…」

貴和子の繊細な指が、はるみの最も敏感な部分をまさぐり続ける。
はるみの声が切羽詰まるに連れ、貴和子の指は、
たっぷりとローションで保護しながらもむしろ荒々しい程に、ぷっくりと膨らんだ小さな核を挟みすり上げる。
そうしながらも、いよいよ、と言うその時には、貴和子の右手はつるりと柔らかな太股に退避し、
左手が改めて、やわやわと優しくはるみの乳房を包み込み撫で回す所から始める。

「おいおい、妹ちゃん、お目々とろーんってしちゃってるよー」
「あーあー、ほっぺも真っ赤だよー妹ちゃん、自分でするのとどっちがいいのー?」

ぐらぐらと熱い頭に、野卑な野次がぐるぐる回る。
それははるみ自身が一番分かっている事だ。
はるみの胸を、そして下半身を優しく刺激しているその手に徐々に力を込めながら、
貴和子の唇がはるみの首筋から頬へと、時折舌先を密着させながら上昇する。

「あ、んっ」
「はるみ、可愛い」

ぺろりと耳朶を舐められ、囁かれた時、はるみの背筋にぞわっとしたものが走る。
そのくすぐったいぐらいの刺激は徐々に強まる方々からの刺激と相乗して、
はるみに耐えきれない程の疼きを呼び起こそうとする。

「あ、ああっ!」
「ほらはるみ、どうして欲しいの?ふふっ、体は正直よはるみ」

貴和子の右手が巧みにはるみの急所を捉え、
その度に、じゅっ、じゅっと粘っこく響く。
それがローションばかりではない事ははるみが一番よく分かっていた。

貴和子が非常に魅力的な女性である事に異存はない。
だからと言って、自分自身の性癖が至ってノーマルである事に就いて、
はるみは何一つ異論は無いしむしろ自覚的な筈だった。
それでも、貴和子の優しい手つき指さばきが徐々に荒々しいものになり、
それでいて、はるみ自身の肉体が渇望するその一歩手前で適度にクールダウンする迄撤退する。

それが命令である事は薄々気付いていても、
「あらかじめ日記」にその命令の成就が書かれている事までは流石に気付いていないが、
その絶妙な繰り返しに何度も何度も晒されている内に、
はるみは舌をしまう事すら忘れそうになり、今にもとんでもない事を口走りかねない。

今にもこんな状態で目の当たりにされている前で
その事をはるみは心底恐れ最後の意思、羞恥心を懸命に握っている。
そろそろと言う辺りで鉢巻き男は、「ウルトラストップウォッチ」で時間を停止している間に
つい先ほど書き込んだ一冊の「あらかじめ日記」を少し離れた場所にある焚き火の石油缶に放り込む。

「あ、んんっ!」

貴和子はちょっとびっくりしていたが、
それでも、はるみを見た貴和子の顔はあくまで優しく、微笑んでいる様にすら見えた。

「あ、あっ、はるみ、ぃっ」

藁をも掴む様な、特に指示も出ていない様な中ではるみが貴和子に伸ばした手、
逆の立場で同じ所を責めているその手を貴和子は受け容れた。

「あんっ、き、貴和子っ!!」
「ああっ、はるみ、ん、うんっ、あ、ああっ」

互いにまさぐりながら、再びのキスの応酬。
丸でアシスタントと化した黒覆面が差し入れた塊みたいなクッションに貴和子が座り、
見事な脚をフルオープンにしたその真ん中にはるみが這いつくばり
内から溢れる蜜をぺちょぺちょとすすり舐め取る。
その内、それはマットレスに降りてのお互い様の状態になる。

「いっ、き、貴和子、貴和子っ、わた、私っ、あ、あっ、ああああっ!!」
「はるみ、そうああっはるみっ、私も、私もはっ、あ、ああああぁーーーーーっっっ!!!」

実際は難しいと言うが、結局の所はうまくいったらしい。
要は、互いに互いの下腹をその付け根で挟み込み、
互いにぬるぬるに溢れ返ったその源を押し付け最も敏感なポイントを押し合いすり合う。
その結果は、パーフェクトな迄に、今互いの肉体が渇望して求めているものをゲットした、
幸せそうにしか見えない堕天使二人の昇天の図に他ならなかった。