*  *  *

燦々と降り注ぐ日差しの下、
生まれたままの姿の朝比奈さん(大)が、たわわな実りを存分に揺らして砂浜を駆ける。
カメラに向けて前屈みでにこっと微笑みを浮かべた後で、
流木に腰掛け、栗色の髪を風になびかせてちょっと斜めに憂い顔を見せる。

砂浜にうつぶせに寝そべりながらカメラを見上げ、
右半身だけ身を起こし、或いは、両膝で立って見せる。
立ち上がり、ばしゃばしゃと波打ち際から深みへと駆け出して、
ゴーグル一つ装着して砂を洗い流しながら髪をなびかせマーメイドになって見せる。

「ぷはあっ!」

海中から顔を出し、浅瀬で立ち上がってぶるりと頭を振ってから、
こちらに向けてにこにこと手を振る。
お招きに預かった俺は、お約束の両手ですくった海水の掛け合いで、
はしゃぎ回る朝比奈さん(大)のまばゆいほぼ全裸を前にしたならば、
塩水の直撃を前にしてもゴーグル不要の誘惑に駆られるのは道理と言うものだ。

そのまま、砂浜に上がってビニールシートにうつぶせに寝そべる朝比奈さん(大)に近づき、
俺はそのご用命に応じてサンオイルを使用する。俺に、ではなく朝比奈さん(大)の柔肌にだ。
背中から腕から、もちろんなかなかのボリュームながら形のいいお尻から太股にも、
こってりたっぷり塗り込んだ後で、
朝比奈さん(大)はゆっくりとシートの上の裸体を反転させる。

「あ、あんっ、キョンくぅんああんっ」

行き着く先は、てらてらぬるぬるとオイルに輝いた朝比奈さん(大)の
素晴らしくボリューム溢れる柔らかな女体を抱き締め、
更に熱く潤ったそこへと、砂は何も負けず熱く煮えたぎったものを音を立てて出し入れして、
となるのも当然の成り行きだな。

事前に「スナオン」を一服盛られた国木田が、ここが完全ヌーディストビーチであり
自分がカメラマンでありここでの朝比奈さん(大)の全てを撮影する義務があると俺から説得された以上、
彼は用意された防水デジカムでその使命を忠実に果たしている。
元々が真面目な性格だしな。性格は性格、肉体は肉体。
この朝比奈さん(大)を前にして、デジカムを両手持ちにした状態にして
浜の魚に自分の体から濃厚な給餌を行ったのは健全な男子高校生として当然の事だ。

朝比奈さん(大)の甲高い声を聞きながら俺の方も限界を迎えたその後、
俺と朝比奈さん(大)は後始末もかねて海に戻って一泳ぎする。
この朝比奈さん(大)は久しぶりって事になるのか、
海の物珍しさもあってか目の前でぷるんぷるんの丸出しでぶるぶるばしゃばしゃされては、
露出狂の気など無い筈なのだが、それ以前に憚る必要を忘れたかの様に手がそこに伸びてしまう。

隠すものすら無い浅瀬で、勿体なくも危うく自己処理してしまう寸前の俺に、
ずぶ濡れの朝比奈さん(大)がばしゃばしゃ駆け寄ってにっこり微笑んだ。
そのまま、一度きゅっと抱き合い温もりを確かめ合う。
もちろん、朝比奈さん(大)のお腹には最も熱い所が押し付けられたままだ。

「あっ、あんっ、あっ、あんっ…」

そして、やはりちょっとは隠すのがムードってモンだ。
胸近くまで海水に浸かりながら、ぐにぐにと俺の胸板に特盛りを上下に擦り付けているその下では、
海中へと蜜を吐き出し続けている朝比奈さん(大)の中へと呑み込まれ、包み込まれながら出入りしている。
温かな朝比奈さん(大)の中から海中へと俺の奥底から吐き出されたものをぶちまけながら、
浮力に乗りながらガックリと前のめりになる朝比奈さん(大)を支える。

  *  *  *

三人揃って滝壺近くの流れに潜り、海水を洗い流しながら歓声を上げて水を掛け合う。
その間、デジカムは岸辺で三脚の上だ。
どうせ無人島だからと言う身も蓋もない理由で、
大嘘な説明すらなし崩しにして海辺から塩の吹いた身一つでここまで歩いて来たのが実際だ。

「あーん、もうっ、キョンくんっ!」

俺の大振りすくい上げで跳ね上げられる水しぶきを避けて、
朝比奈さん(大)は飛び付く様に国木田に抱き付く。
そして、背中に張り付く栗色の濡れ髪を揺らしながら、
国木田の目の前で優美に背中から脚までの流れを見せて川に飛び込み沈み込む。

「ぷはあっ!」

そして、一度顔を上げてぶるぶると頭を振ってから、すいーっと背泳ぎを始めたりする。
そんな朝比奈さん(大)が滝の脇で岩壁に手を着いてお尻を突き出しそれに応じて俺が突入する。
そんな俺の手は、吸い込まれそうに柔らかな特盛りから実際吸い込まれて離れない。

パン、パンとリズミカルな肉の音は滝の轟音にも負けぬ勢いで、降り注ぐ清水が熱い交わりに心地いい。
途方もなく艶めかしくエンジェルに昇天なさった朝比奈さん(大)と、
その後ろにへばりついた俺の至福の表情は、
岸辺でカメラマン業に復帰した国木田の手で最新の防水デジカムに克明に記録されたであろう。

些かの名残惜しさを感じつつ、キスと共にするりと離れた俺と朝比奈さん(大)は、
滝壺にどぷんと沈んでもう一泳ぎで流れの中に洗い流す。
その後は、日向ぼっこも兼ねて近くの草原に移動。
この島の時間にして半月ほど前に「スーパー手ぶくろ」で木々を引っこ抜いて山に放り投げ、
種を植えておいた場所だ。

腰を下ろした朝比奈さん(大)の、その唯一身に着けた頭の花冠にも勝るヒマワリの笑み、
それからぴょんぴょんはしゃぎ回り、しまいに蝶々まで追い回す、
その姿は現世の妖精以外の何物でもない。国木田、ゆめゆめ奇跡の記録、怠ってはなるまいぞ。

そんな天国な光景を眺めながら、俺は予め厚く積んでおいた干し草の上にばふっと仰向けに寝そべる。
たっぷりと陽の光を吸収した温もりといい芳しい香りと言い、
既に蓄積された心地よい疲労を刺激して瞼が重くなる。
ああ、朝比奈さん(大)、そうやって立ったまま腰を曲げて、
ぷるんぷるんに揺らして下の方の栗色も露わに覗き込まれると逆光でも素晴らしい。
ええ、ですから当然、準備は全然オッケーですよ。

おおっ、潤ってますな。ずりゅっと呑み込まれて、見上げる特盛がぶるんぶるんと上下して、
お色気満点の喘ぎ声に草葉を鳴らす風が入れ乱れてそれを抜ける様な青空の下で見上げる、
正直、たまりませんたまらな過ぎです朝比奈さん(大)。
デジタル映像越しに見てもそう思うだろう国木田体は正直だぜ。

  *  *  *

愉快な撮影会も終わり、
「メモリーディスク」で国木田の記憶を水着付き第一次的接触省略の穏便なものに書き換え、
「アワセール」とかってチート道具で国木田が撮影したメモリーカードの説得も済ませた所で、
夕食前の一仕事だ。

夕方の別荘で、「ウルトラストップウォッチ」で時間を停止した隙に、
俺は当面の同居人である二人に「グッスリまくら」を抱かせる。
それから、二人を「チッポケット二次元カメラ」で撮影し、
撮影して写真を持って「はこび矢」でB島に移動する。

そこで、先ほどとほぼ同じ手順で、今度は分身と本体の精神と肉体を一致させる。
後は、「はこび矢」でA島に戻り、今度は心身共に本体である二人から
一部を除いてB島での出来事の記憶を消して転た寝からの帰還を歓迎するのは前回と同じ。

  *  *  *

「いっただっきまーっすっ」

ここまで結構な重労働もあったしな、俺も国木田も、こいつを前に気取ってはいられない。
念のためにウェルダンに焼いた鹿肉ステーキ、
脂よりも赤身のいい所を冷蔵庫で一晩寝かせたのを七輪焼きにしてシンプルな塩コショウでドカンと一皿。
それに、ハツとレバーの野蒜炒めがついて、玄米と大麦のガーリック・ライスも大盛りで。
シンプルな冷たい井戸水と共に、盛大に飲みかつ食う、シンプルな楽しみだ。

食後、二人を「ネムケスイトール」で銃撃し、
「チッポケット二次元カメラ」で撮影してから「はこび矢」でC島に向かう。
そこで、俺達三人は、前にもやった流れで、
「入れかえロープ」を使って分身と本体の肉体と精神がチグハグな状態になる。

A島に戻り、分身の肉体を得た精神的本体の二人が転た寝から帰還するのを歓迎する。
朝比奈さん(大)の衣服交換の記憶の一部が国木田本体の精神に若干残っているのを除いては、
「メモリーディスク」や「ワスレンボー」を駆使した結果、
B島行きや人格交換に関しては俺の本体の精神だけが覚えている事だ。

「どうぞ」
「ああ、どうも」
「どうも」

食後の一時、ポーカーに興じていた俺と国木田が朝比奈さん(大)からお茶を受け取り、
俺は朝比奈茶に対するいつものスタイル、国木田もはにかみで礼を言う。
朝比奈茶である以上は、と言う事になろうか、
朝比奈さん(大)でありながら、その姿はメイド服だ。

ただし、朝比奈さん(小)との大きな違いは、
原料が野草である、なんて事は朝比奈茶であると言う事実を前に大した問題ではない。

大きい、実に大きく見えるその違いとは、
アクセントに白布が覗く真っ黒小悪魔スカッとミニで何より谷間バーンな、
確実に「メイド風」なある種の特殊店舗以外に存在しそうに無い
布地面積にして何分の一だろうかと言うアダルトセクシーメイド服だと言う事だ。

「じゃあ、私も入っていいかしら?」
「ええ、どうぞどうぞ」
「は、はい」

さり気なく、俺と国木田の斜め前に朝比奈さん(大)が座る形で、
カードを受け取った朝比奈さん(大)が、
カチューシャ振り振りぺたぺたと床にカードを並べながらの七並べが始まる。

  *  *  *

夜の水面に、栗色の髪の毛が豊かに広がる。
その下に白い背中。そして、大人の柔らかなヒップが月の様に浮き沈みして、どぷんと沈む。
滝壺から少し下流の川の真ん中、その水面が音を立てて盛り上がり、
特にそう、特盛が今夜もその迫力を見せつける。

濡れ髪を揺らしてゆったりと周囲を見回すその美貌。
スタイルのいい上半身特に白い豊かな双つの膨らみ、その頂きに咲く蕾が、
青白い月明かりに照らされて幻想的などと言う月並みな表現が口を突く。

「朝比奈さーんっ」
「きゃうんっ!もうっ、やったなキョンくんっ!!」

ああ、こっち向かれてにっこりされた照れ隠しってのもあるんだろうな、
ご無礼して両手すくいの水を俺にぶっかけられた朝比奈さん(大)は、
ぎゅっと怒った様な顔を笑顔に代えてお返しを、
もちろん、朝比奈さん(大)のお手手から口に入れば皆甘露ですとも。

「あんっ!」

どぷんと川に沈み、朝比奈さん(大)の背後に回って、
後は急襲下から特盛鷲掴み。
ああ、可愛いお尻に熱いの押し付けちゃってますよ当然じゃないですかこんなん見せつけられて。

「んふふっ、キョンくん」

俺の手が緩んだ隙に、朝比奈さん(大)もゴーグルを着け直して潜水する。
とぷんと顔だけ現れた朝比奈さん(大)が手招きする。
問う迄もない。ぱちゃぱちゃ音を立てて俺はそちらに向かう。

「おうっ!」

と、声が出るのも当然の事だ。川の水すら沸き立ちそうに熱く反り返った俺のものが、
ちゃぷんと水の中から顔を出した朝比奈さん(大)にかぷっとくわえられてるんだからな。
ちょうど、腰の高さが水から上がっている辺りで、
朝比奈さん(大)のお口の中でたっぷりと生温かくぬるぬるとまぶされてから、
水に濡れながらも柔らかな温もりがふにゅっとそいつを挟み込む。

「お、お、おおっ!」

いや、たまらん。川の真ん中で真っ裸で背筋を反り返って目をつぶって、と言う間抜け振りもなんのその、
これはもう極上の温もりを堪能するだけだ。
そんな俺の不作法を受けて顔をまだらに汚しながらも微笑んで下さった朝比奈さん(大)。
れろれろと気持ち良すぎる後始末の後は、どぷんと流れに沈んでばしゃばしゃと、瞬時に魚の餌って事さ。

「はああんっ、キョンくん、あっ、あっあっ、あ、キョンくぅんあああっ…」

その声は徐々に、すぐ隣の滝の音すら押し返さんばかりに熱く、激しく、そして甘いものへと進化していく。
滝の横の岩壁に手を着き、垂れた髪の毛から全身から止め処なく滴らせて
びしょ濡れになりながらお尻を突き出す朝比奈さん(大)の背後で、
俺は俺でそんな水音にも負けじと朝比奈さん(大)の柔らかなお尻を腹で叩いてひたすらに打ち込む。
ああ、何せ熱い闘いなモンで飛び散る水しぶきが気持ちいいくらいさ。

俺の打ち込みを受けてぷるんぷるん揺れる特盛を掴んでも、
走る水滴の大集合ってだけでもちょっとしたアクセントだな。
なんて思ってる内に、おっ、来たっ、朝比奈さん(大)も体が反り返り、顎が上がって来たっ。
至福の一時を経て、互いの痕跡を洗い流すのもかねてどぷんと一泳ぎしてから、
俺達は月下の水面から川原に向かう。

段々と水は浅くなり、隣を見ると、月明かりに濡れ光る朝比奈(大)さんが、
無造作なぐらいにほぼ全身水から上がってぱしゃぱしゃと歩いている。

そんな俺達の前では、引き続き夜間カメラマンに任命された国木田がデジカムを手に距離を取っている。
国木田のサイズに合わせて手に入れて、
「タイムふろしき」で適当にボロくしておいたスニーカーを
「うそつ機」によって自分のものだと思って着用している以外は俺達同様生まれたままの姿で、
水の妖精の様な朝比奈(大)さんがどこで戯れていようが奴は決してその任務を怠る事は無かった。

  *  *  *

深夜、最後の力を振り絞り、俺は「ネムケスイトール」で体内から睡魔を絞り出す。
ステーキデーの仕上げに向けて途中を一度割愛し、かつ、その割愛部分を逆算しつつ改めて表現するとだ、
俺は、別荘の寝室の壁に貼り付けた「かべ紙ハウス」の中にいた。

初期設定ではガランとしているそこそこ広いその超空間には、シンプルなパソコン机が何台か。
その内の一台に椅子と、
朝比奈さん(小)にはすいませんが体を張って下さったもの以上にハイスペックなデスクトップパソコン。

他の机には、DVDレコーダー、外付けHDD、ノートパソコンなんてもんが鎮座して、
その全てがケーブル接続されている。

接続やら何やらは本来の仕様を超えているのだが、「天才ヘルメット」と「技術手袋」による改造接続だ。
その、机に乗った改造済みの機械と椅子を撮影した「チッポケット二次元カメラ」に
この「かべ紙ハウス」の中で湯を垂らし、附属しておいたメモを読みつつケーブル接続を済ませたって事だ。

「メモリーディスク」のプレーヤーとDVDレコーダーをケーブル接続して、
「メモリーディスク」で再生している映像データをDVDRWにダビングする。
もちろん、本来の機能では無いので、「無生物さいみんメガフォン」でその辺の事はよく言い聞かせてある。

「メモリーディスク」で再生しているのは本日の国木田の記憶ディスクで、
「タイムコピー」で確保しておいた改ざん前の記憶ディスクだ。
「きょうじき」でダビング速度を早めてDVDRWに焼いてから改めて中身を確認したが、
そこに映し出される別荘内の映像は、そのままでもMIKURU(大)フォルダとして通用しそうな内容だった。
これは、男として当然の結果だ。あの部室に日参している俺が言うのだから間違いない。
ましてや相手はMIKURU(大)女神様。一瞬視線を外すだけでもどれ程の後ろ髪が鷲掴みされるものか。

その国木田の記憶映像をDVDRWから外付けHDD、呼称HDD(A)にコピーする。
それと共に、秘かに設置しておいた「配役いれかえビデオ」撮影機で撮影したビデオテープ。
その内、国木田がせっせとデジカムで撮影をしていた撮影会を撮影したテープを
「配役いれかえビデオ」デッキにセットし、俺がキャスティングされている所に国木田をはめ込む。

それが終わってから、「配役いれかえビデオ」とDVDレコーダーを
「天才ヘルメット」と「技術手袋」と「無生物さいみんメガフォン」による特殊ケーブルで接続して
配役転換済みのテープの映像をDVDRWにダビングしてから、
DVDRWのデーターをHDD(A)にコピーする。

HDD(A)のデータを、別の外付けHDD、呼称HDD(B)にコピーする。
HDD(A)はバックアップとしておいて、
HDD(B)にコピーされた「メモリーディスク」発の記憶映像データから余分な所を削除、
場面ごとに分割して特別動画編集MIKURU(大)フォルダと化した映像ファイルと
「配役いれかえビデオ」発の映像ファイルを時系列に合わせて並べ替える。

  *  *  *

別荘の寝室に戻り、タオルケットで雑魚寝中の朝比奈さん(大)と国木田の枕元にしゃがみ込む。
二人とも「グッスリまくら」による安眠を保障されている訳だが、
「ユメテレビ」で朝比奈さん(大)の夢を映し出すと、
「ゆめコントローラー」のコントロールを外れた今でも、
俺が与えたスタートから外れる事なくビキニ姿で海水浴のお楽しみだ。

それだけでも楽しめる所ではない縦揺れ破壊力に満ち溢れているのだが、
そこに狙いを付けて「テレビとりもち」を突っ込む。

「きゃんっ、キョンくん?」
「あー、朝比奈さん、お楽しみの所を大変すいませんが、
これを着けて引っ張ってくれませんか?」

モニターから上半身を突き出して
俺の目の前で真下に向けられた特盛ビキニはみ出し包みをたっぷん揺らした朝比奈さん(大)は、
さすがに驚いた様だったが、それでも快く「スーパー手ぶくろ」を装着して、
俺の掴んだ「テレビとりもち」を「ユメテレビ」の中に引っ張り込んでくれた。

「うふふっ、キョンくん」
「朝比奈さん」

ちょっとの間砂浜をかけっこして後ろから鷲掴みに捕まえて
そのままビキニの上も下もズラして柔らかなお尻の内側にぶっ込んで、
青空の下ほとんど真っ裸で砂浜に突っ立った
朝比奈さん(大)のよがり泣きと朝比奈さん(大)のジューシーに柔らかな締め付けを堪能したりするのは
当然の成り行きと言うものだが、そろそろ本題に入ろう。

ここでは下手に意思力を示されると取り返しのつかない事になる。
この夢空間では、マスターの意思が絶対の支配力を持つ。言わば、神様みたいなモンだ。
自分の夢空間エリアの中では、マスターの思うがまま、
どんな願望にでも合わせて世界そのものを改変する事が出来る。
そんな神の如き変態的パワーを自覚する前に、
こちらで先手を打ってその現実からかけ離れた所で色々と納得してもらう。な、簡単な話だろ?

まず、「うそつ機」で改めて、不遜ながら惚れた中にも礼儀ありの明確な上下関係を
朝比奈さん(大)自身の意思として疑いようもなく納得していただき、
一応サポーターごと「かたづけラッカー」で消した
大佐の「階級ワッペン」つきサポーターも装着してもらう。
無論、俺は大将のワッペンを貼ったサポーターを装着済みだ。

隣の夢を覗き込むと、国木田は朝比奈さん(大)とプールでビーチボールに興じている。
こちらも、俺の慈悲による「ゆめコントローラー」の初期設定から自主的に発展した夢なのだが、
こちらの朝比奈さん(大)の水着は黒に近い紫のワンピース。
後ろから見ると栗色の髪の毛の下で紐がバッテンしているだけで、
前は袖無し、首から臍までV字がザックリと。そして、見事なハイレッグ。
これだけでもお腹いっぱいの筈だ。ましてや今の状態の国木田であればな。

「国木田くーんっ♪」

ビキニ朝比奈さん(大)の声に、国木田はきょとんとしてこちらを向く。
そして、にこにこ微笑むビキニ朝比奈さん(大)の手招きに疑う素振りも見せず、
「夢はしご」を渡ってほいほいこちらに渡って来た。

「国木田くん、そのままここに座って、楽にしていいから」

夢支配者である朝比奈さん(大)に言われるまま、海パン姿の国木田はその場に座る。
そんな国木田の前で、ビキニ姿の朝比奈さん(大)は腰を曲げ栗色の髪の毛を垂らして
何よりも髪の毛と一緒にビキニからむっちりはみ出しそうな特盛も重力に従わせながら
にこにこと国木田の顔を覗き込む。

そして、その朝比奈さん(大)にそうする様に指令を発した俺は、
「石ころぼうし」と「かくれマント」を装着して、
あぐらをかいた国木田の腕と脚に「ゴルゴンの首」光線を当てる。
そして、「天才ヘルメット」と「技術手袋」で若干の改造を施した「感覚モニター」を
「かたづけラッカー」で消して国木田の頭に乗せる。

朝比奈さん(大)の夢エリアの奥地では、「超巨大立体テレビ」が何台も設置され、
その一台一台にDVDプレーヤーが接続されている。
そのDVDプレーヤー一台一台に、
二台のHDDと操作端末を兼ねたノーパソをケーブル接続してネットワーク化している。

二台のHDDの内の一台は先ほど「かべ紙ハウス」で映像をコピーしたHDD(B)を
丸ごと「タイムコピー」でコピーしたものであり、それをDVDプレーヤーのHDDに接続し、
言わばHDD(B)がDVDプレーヤーの拡張メモリとなった状態で保存した映像を視聴できる状態にする。
もう一台のHDDはネットワーク内の機器を操作するための特殊プログラムを内蔵している。

更に、それとは別に、各種の機器にプログラムに従い順番に無線で指示を出す
でっかいアンテナ付き機械箱形状の中央制御装置も設置する。
この各種の設定や接続は本来の仕様を飛び越えた内容なので、
「天才ヘルメット」と「技術手袋」でそれに合わせた改造を施しておく。

分かりやすく説明すると、テレビは5台あり、
拡張されたDVDプレーヤーのHDDに保存されている映像タイトルも5つある、
実数はもっとあるのだが、説明の都合で仮にそういう事にしておく。
五つのテレビの呼称と録画タイトルの名前は映像を撮影した時系列に従いAーE。
それぞれのテレビに接続されたプレーヤーは、同じ名前のタイトルの録画映像を再生する。

それぞれのタイトルのスタート時点では「超巨大立体テレビ」では
中の人が等身大の縮尺になる様にそれぞれのタイトルは編集されており、
スタートと共に、俺は「超巨大立体テレビ」の中に入り、「感覚送信アンテナ」を中の人に装着する。
この、中の人と言うのは、どのテレビにおいても国木田がこれを担当する事になる。

その後で改めてスタートした時点では、Aが通常の再生状態で、
それ以外は終了しない様にランダムに早送り、巻き戻しを繰り返す。
Aの再生が終了した時点でAは電源が落ちてBが通常再生状態になる。以後Eに至るまで繰り返す。

そして、国木田の装着した「感覚モニター」に装着された機械は、
通常再生状態のテレビ内で装着された「感覚送信アンテナ」に「感覚モニター」のチャンネルを合わせる。
以上の事を、中央制御装置は時間割で設定されたプログラムに従い、無線によって各種の機械に指令する。

最後に、朝比奈さん(大)には「ネムケスイトール」で夢の中でも夢を見ていただいて、
「ガリバートンネル」を設置する。
「ミニ飛行機」で「ガリバートンネル」をくぐり、「ユメテレビ」侵入時に俺の体にくくりつけておいて
侵入成功後に体から外したホースを通って別荘の寝室に帰還。
ホースを回収し「テレビとりもち」で「ガリバートンネル」も回収しておく。
「夢はしご」で簡単に出入りできると言う説もある様だが、手堅い性格なんでな。

  *  *  *

無人島生活九日目早朝五時、何やらむずかる様な声を上げていた国木田は、
上半身からタオルケットをずらしてガバッと身を起こした。
まん丸く目を見開いて身を起こした国木田は、タオルケットの中を覗き込み、少しの間黙考する。

きょろきょろと周囲を伺ってからギリギリまで腰を曲げつつ
ごそごそと自分の荷物を漁ってからそーっと寝室を出る。
そのまま、寝巻代わりのTシャツに赤いジャージズボン姿の国木田は、そーっと別荘から外に出る。

しばらくして、
水色のジャージにTシャツ姿の国木田が戻って来て、
タオルケットに潜り込みすーすーとわざとらしい呼吸音を立て始める。
本来、独りでこの別荘を出るのはルール違反なんだが、
見なかった事にしておいてやる、男の仁義って奴だ。
「桃太郎印のきびだんご」で餌付けした熊を人知れず別荘周辺に巡回させておいたからな、
今さらながら安心していいぞ。

さて、一日の始まりの前に、
こうして見ると相変わらず可愛らしい寝顔の朝比奈さん(大)の記憶から、
「メモリーディスク」で本題に入った後の部分を消去しておく。
それから、朝飯前にC島に行って人格交換。
分身の精神に預けておいた俺達の本体の肉体を取り戻し、
俺達が使用していた分身の肉体を分身の精神に返還する。「入れかえロープ」を使ってな。
無論。その事を記憶しているのは俺だけで十分って事だ。「メモリーディスク」を使って。