*  *  *

「はーい」
「はうぅーっ」

大浴場のプールで大小朝比奈さんのビーチボールをのんびり眺めている俺はと言えば、
ビニール筏を浮かべてのんびり寝そべってトロピカルジュースのストロー何ぞを吸っていた。
無論、ビキニに包まれた大小、もとい、大と特大のビーチボールの縦揺れからは
決して目を離す事は無い。

「はーいっ」
「きゃうんっ」

朝比奈さん(小)の体が、ボールを追ってざぱーんとお湯に飛び込む。

「はーいっ」

ヒマワリの様な笑顔で、両手持ちしたボールを掲げる朝比奈さん(小)。
その真っ白いビキニのブラは右側が肩から外れてピンクいろの先っちょがまんま丸見えたまりません。

「きゃっ!」

ボールが水面に落ち、朝比奈さん(小)がバッと体の前で腕を十字に交わす。

「み、見ましたぁ?」
「いえいえい見てませんよー朝比奈さん」

真っ赤な顔できゅっと睨み付ける朝比奈さん(小)に俺が返答する。素晴らしく可愛いです。

「嘘っ」
「だって、朝比奈さんの最高のおっぱいナイスハプニングラッキースケベ、見逃したら男じゃないですって」
「もうっ、あんなに見せて上げてるのにですっ」
「ポロリにロマンがあるんですよポロリに」
「何言ってんだか男の子って」

呆れ口調の朝比奈さん(大)が、ちゃぽんとお湯に入りすいーっと筏に接近して来る。

「キョンくんも一緒に遊びましょっ」

ざばんと身を起こして目の前に立った朝比奈さん(大)が、右の腰に掌を当てて言った。
朝比奈さん(小)同様にマイクロなこちらは黒のビキニが実によくお似合いで。

「あ、いや、そのですね朝比奈さん今はちょっと腰の調子が…」
「なーに言ってるのよいい若いモンが。
そんなのいっつも私達の見せ付けて舐めろや挟めや言ってるのどこの誰ー?」
「あ、いや、朝比奈さん日常のこれと言うのはその…」

人目を憚る必要が無いと思って言ってくれちゃってる朝比奈さん(大)は、
俺がもごもごごにょごにょ言ってる間に朝比奈さん(小)に目配せをしていた。

「そーれっ」
「あーーーーーーーーうーーーーーーーー」

プールに大波が立ち上がり、微かにドリンク味の温泉を確かに賞味させてもらった。

そんな温水から顔を出し、ぶるぶると頭を振った俺は、
指差して笑っている朝比奈さん(大)、その隣でくすくす下を向いている朝比奈さん(小)の、
タイタニック筏沈没にしっかり巻き込まれた四つのたわわなフルーツの全貌をしっかりとこの目に焼き付ける。

「きゃんっ!」
「もーっ、キョンくんっ」
「い、いや、朝比奈さん今のは自滅では…」
「問答無用っ!」

それでも今さら隠すでも無く両掌を腰に当ててぷーっと膨れた朝比奈さん(大)が、
朝比奈さん(小)を従えてザブザブ歩み寄って来る。

「そーれキョンくんも脱がせーひっぺがせーっ」
「きゃーきゃー♪」

  *  *  *

「はひゃああああんっ、ああんっ、そこはああんっ」
「ああんっ、みくるちゃんいいわよぉ、もっと可愛い声でキョンくんもああんっ♪」

大浴場のど真ん中に敷かれた「スポンジふりかけ」製造ウォーターマットの上で、
ちんまり早熟大盛りグラマーの朝比奈さん(小)に成熟特盛りグラマー朝比奈さん(大)。
そんなナイスバディなグラマー美女が一糸まとわぬ姿で、
たっぷりずぶ濡れのローションだけを照明にテラテラ輝かせて艶めかしく絡み合っている。
である以上、俺としても一糸まとわぬ威容を示し、堂々たる態度でそちらに歩み寄る。

「キョンくぅーんもーっ早くぅー」

と、行きたい所だが、やっぱ王侯貴族もニワカでは気恥ずかしいものである。
そう、実際王侯貴族としてこのホテル大浴場を借り切っているのは確かだが、
常識人の精神的均衡と言うのはなかなかに強固なものだ。

特に、破天荒の代名詞みたいな神様に振り回される日常をあくまで常識人の立場で運命付けられた身としては、
変な免疫の一つや二つ装備されていなければとっくに病院行きだっただろう。

確かに、あいつがこんなん目にしたら、
堂々真っ裸でとっとと哀れな獲物をを捕獲して蹂躙の限りを尽くすことは用意に想像がつく。
と言う訳で、そんな輝かしく神々しいお二人の側にそーっと腰を下ろした俺を、
背後のお二人は悪戯っぽく微笑んで見守って下さったOhマイエンジェル。

「キョンくんっ♪」

ぬるり、ぷるん、ぬるり、ぷるん、
俺の背中を朝比奈さん(大)の特盛りおっぱいローション漬けがねっぷりと動き回る。
むっちりもっちり、それで中心にコリッと硬いのがアクセントで。

「さあ、みくるちゃん」

声の調子からして、結構S入ってるんだろうなくるみお姉様こと朝比奈さん(大)。
何とも間抜けな全裸大開脚のど真ん中で何とも間抜けに、しかしこのシチュであれば当然の帰結として
おっ立ってるモンの真ん前で、朝比奈さん(小)が目を白黒させて這いつくばっている。
白い背中には栗色の濡れ髪がぞろりと長く張り付き、可愛らしいお尻も丸見え。
朝比奈さん(小)はごく一部から目を外せば全体にちんまりとした裸体を俺の目の前で丸出しにしている。

「遠慮してるんなら、くるみお姉様がぜーんぶ食べちゃうわよー」

背中にぐにゅっと押し潰される感触。肩越しにパチンとウインクした朝比奈さん(大)が
パクパクと右手で狐の影絵をやっている。

「ほうっ」

意を決した様に、朝比奈さん(小)がシャフトにキスをし、その唇を桃色の舌先で割る。
舐めるか舐めないかと言う動きの後、ぱくっと口に含んだ。

「ふーっ、ふーっ、ふー…ひゃうんっ!」

朝比奈さん(小)の口から暴れものが弾け出るのと共に、
その中身まで直撃噴射と来たモンだ。やはり、週末まで待ちに待っただけの事はある。

「これが、キョンくんの…」
「あー、ありがとうございます朝比奈さん凄く良かったです。
目に入らない内に」
「はい」

ごくごく素直な俺の心からの言葉に従い、朝比奈さん(小)は手近な洗い場でじゃぶじゃぶ洗い流す。
俺も懲りないが、朝比奈さん(小)も懲りない。いや、この場合は献身的と言うべきなのだろう。
そのごく一部だけ見事に発育した早熟柔らかおっぱいにローションをこってり塗り込み、
朝比奈さん(小)は再び俺なんぞの前に這いつくばってその白い谷間に挟み込んだ。

「んっ、んんっ」

見様見真似で両手で挟み、上下させる。温かなぷるぷるが下半身からこみ上げて来る。
朝比奈さん(大)から教わったのだろう。素直な朝比奈さん(小)は、
一生懸命体を揺すりながら、その可愛らしい唇を割って舌先でチロチロ舐め始めた。
たまりません。

「きゃうんっ!」

まだまだその勢い尋常ならず。やはり、週末まで待ちに待っただけの事はある。

「キョンくぅん、気持ちいーですかぁ?」
「そりゃもう、朝比奈シスターズWおっぱいぬるぬる責めってサイコーとかなんとかサイコー過ぎですよ」

ざぶんとばかりにバケツ入りのローションを被り、
まずは俺の腕を谷間に擦り付けてから正面から俺をぎゅっと抱き締めて上下運動していた朝比奈さん(小)は、
俺の返答にヒマワリの様にぱあっと笑みを浮かべる。ホントに罪だぜ「あいあいパラソル」。

「あ、あんっ」

その赴くままに朝比奈さん(小)をマットに押し倒し、
ぶち込んでガクガク腰を振る。飾った表現など入る余地も無い。

ぬるっとするっと入り込んで中まで熱くとろけてるのは、ローションだけじゃないだろう。
その事は、真っ赤に膨れて口を閉ざす事なく喘いでいる朝比奈さん(小)の痴態からも証明されている。
そういう事で納得させといてくれ、当たらずとも遠からじだろう。

ふーっと意味深な嘆息をキメつつ、俺の下半身は早々に朝比奈さん(小)の中でKO。
只ひたすらに朝比奈さん(小)に包まれるまま吸い取られるに任せるのみ。
そんなだから、朝比奈さん(小)のあの声もどこか遠くで聞いた気がした。

「んふふっ、キョンくん」

少しの間ぐったりしていた朝比奈さん(小)がのろのろと端に移動するのを待っていたかの様に、
朝比奈さん(大)が行動を開始した。
ウォーターマットに座り込み人心地ついていた俺の前にするりと回り込み、
気が付いた時には唇を奪われ舌を貪られていた。

「んっ、む…」

ぬるぬるむにゅむにゅなお胸をぎゅっと押し付けながら、
朝比奈さん(大)の手はするりと下に滑り込んでいる。

密着特盛りを直に感じながら、朝比奈さん(大)の柔らかお手々ローションつきで、
それも強く、弱く、絶妙のさじ加減でぐにぐにとされたら、
健全なる高校生男子にとって一挙に血流が到達するのは放出早々でもなんでも全く無関係。

「はんっ!」

してくれっぱなしと言うのも気が引けるので、俺の手も朝比奈さん(大)に倣う。
熱い蜜が絡み付くのを感じながら濡れ濡れの茂みからその下、
硬い芽を弄ぶと、朝比奈さん(大)は俺の目の前で白い喉を見せて身を震わせる。

しばらくいじりっこをして懸命の忍耐と共に朝比奈さん(大)の表情の変化を楽しんでいた俺だったが、
そんな俺の両方の頬が怒った様な顔の朝比奈さん(大)の手に挟まれる。

俺の唇をきつく吸った朝比奈さん(大)は、
そのまま俺の両肩に手を置いて俺はされるがままマットに横たわる。
朝比奈さん(大)がそんな俺の両脚にむっちりお尻に太股を置く。

そんな俺の目の前で朝比奈さん(大)がぱあっと両手を広げ、
すらりと長身に見事な特盛り、その先端でピッと尖った桃色の蕾まで、
素晴らしい長身グラマーが堂々と俺の目に晒される。
朝比奈さん(大)が腰を浮かせる。
豊かに成熟しながら若々しい張りに満ちた白い膨らみがたぷん、と上下し、
又、俺の下半身に電撃のごとく快感が走り抜けていた。

「キョンくん、キョンくんっ」

柔らかな膨らみをたぷん、たぷんと上下させながら、朝比奈さん(大)は喘ぎ喘ぎ連呼する。
その眼光からは、俺ごときの経験でも食い尽くさんばかりの情念が見て取れる。
朝比奈さん(小)には俺から仕掛けて、
目の当たりにする羞恥に悶える可愛らしさと欲情の間を堪能したものだが、

朝比奈さん(大)がその成熟した裸体を満開に自分から貪り尽くそうと言うそのお姿は
俺ごときがどうこうするには迫力が違いすぎる捻り潰される。
ただただ、思い付くまま体の保つままに腰を突き上げ、その時を待つ。

「あ、あ…あー…」

堕ちた女神、完璧な成熟グラマーバディが俺の上でピンと反り返り、
甘い情念に満ちた女の声が広い浴場にこだまする。
ふと視線を走らせると、俺と目の合った朝比奈さん(小)が
きゅっと閉じた太股の間に手を差し込んでかあっと真っ赤になった顔を伏せた。
これはもっぺん、朝比奈さん(小)にも想像だけでは終わらせるのは可哀相って事か。
俺の終わりまで保てば、の話だが…

  *  *  *

「うわぁー、動いてますぅ」
「豪華ねー、そろそろいいんじゃない?」
「それじゃあ乾杯!いただきますっ!」

和室をチョイスしたホテルの部屋に用意された夕食。
季節のものとは言い難いが伊勢海老鮑栄螺中心の海鮮盛りに網焼き、松阪牛のステーキ。
問答無用の豪華版を前にして、朝比奈さん(大)は一見御上品に見えるが箸の速度は半端ない。
最初は踊り焼きに怖々して見えた朝比奈さん(小)も負けてはいない。
女は割り切りが肝心と言わんばかりの食べっぷりだ。

「キョンくん、美味しいですね」ニコッ

美味し過ぎです朝比奈さん。
しかし、そのちっこい体のどこにそんなに入るのか、

「キョンくーん、やっぱ前の方で脂肪になってるんだろーなーとか考えてるでしょー」

一人だけビールを頼んでいた朝比奈さん(小)の浴衣特盛りがお行儀悪く俺の背中にむにゅっと。

  *  *  *

「きゃあきゃあ」
「はーい、捕まえたー♪」

白いショーツにむっちり太股、もちろん大盛り特盛りぷるぷる縦揺れ見せつけて、
浴衣はほとんど引っかけ状態畳の上でじゃれじゃれキャットファイト、たまりませんですはい。

「はーい、キョンくんコイン入れてー」
「分っかりましたー朝比奈少佐っ」
「あううー」
「あ、はあんっ♪」

朝比奈さん(大)に後ろからガッチリ抱き付かれた朝比奈さん(小)の目の前で、
俺がコイン投入したテレビは堂々料金分の働きを見せつける。

「ああーんっ♪おっきいぃーっ♪いいーんっ♪」
「あらあら、お目々うるうるしちゃって。あんなに見たくなーい見たくなーいって逃げ回ってたのにぃ。
ホントはこういうの興味アリアリなんでしょー」
「ひゃうんっ」

俺の隣で、朝比奈さん(大)の掌が、
とっくに谷間の汗まで丸見えな朝比奈さん(小)浴衣の胸元に潜り込む。

「んふふっ、やっぱり張りが違うのかしらね張りがシャワーとか弾き返してるんでしょうねぇ」
「い、いたたっ、あっ、はあぁんっ」
「あーら、ごめんあさーせ。何かしらこの硬いのはこんなにピンピンにちゃってるのねみくるちゃん♪」
「あんっ、あうぅー…ひゃっ!?」
「あんっ!」

目の前で今正に、まあ何度目か分かったもんじゃないがモザイク越しの接合が成立したその時、
俺の隣でも朝比奈さん(小)の体がひくっと跳ねて生々しい生のアニメ的生声が。
で、朝比奈さん(大)の右の掌はと言うと、左をおっぱいに残して右は
辛うじて巻き付いている朝比奈さん(小)の帯の下にあるのは腕の位置関係からしても確かな事で。

「は、はあんっ」
「んふふっ、何かしらこの布の向こうで硬くなってる小さいのは?
あらぁ、何か湿って来てるけど、みくるちゃん高○生にもなってお漏らしーじゃないわよねー♪
こうやってしてるのかしらねーみくるちゃんのこここーやってぇ♪」
「あんっ、やっ、ああんっ」

あー、ジタバタともがく腕がチラチラと視界に入り、
朝比奈さん(小)の声が段々と喘ぎ声に変わっていく。

ホテルの有料放送ガン見しながら、
真隣ではリアルタイムでグラマー系最萌え美少女が次第に快感に我を忘れて乱れていると。
いやいや、女同士ってのはツボを心得ていてねちっこくしつこいってのがここまでとはね、
たまらんのはこっちだ。

そーっとそちらを見ると朝比奈さん(大)の
挑む様な視線と目が合ってフッと笑ったりしてくれちゃったりするんだから、
いくら今までの狼藉三昧遠慮無用な間柄だったとしても、
だからこそ、ここで独りティッシュに手を伸ばすのは余りにも虚しい。
これは本当の拷問でじらされてるのは俺の方だったって事だ。

  *  *  *

「そーれっ♪」
「きゃうんっ」

地獄極楽映像観賞会が終わり、
朝比奈さん(大)の手ででっかい布団の上に放り出された朝比奈さん(小)目がけ、
浴衣を放り出した俺は勇躍する。

「だ、だめえんっキョンくぅんっ」

いや、さすがにちょっと乱暴だったか、と後から思う訳だが、
気が付いた時には、後ろから覆い被さってガシッと生パイ二つ掴み取っていた。

「はああんっ、キョンくん駄目シャワーぁ」
「いいんですよ朝比奈さん汗のにほいも芳しい。それにもっと甘い香りが」
「やああんっ」

そんな事なら全然オッケー。
乱れた髪の向こうからちょっとこちらを向いた朝比奈さん(小)のお目目はうるうる、
身に着けていた浴衣はさっさと宙を舞い、でっかい至宝を俺の掌でぐにぐにされながら、
早速に朝比奈さん(小)は喉を反らして喘ぎ悶える。

その間にも、パンパンに中身の詰まった俺のトランクスの先端が
ピチッと白いショーツに包まれた可愛らしいお尻にグリグリと押し付けられて
それだけでも非常な忍耐力を要求される。

で、その忍耐力への自信を喪失しつつあった俺としては、
とっととショーツを下に引き下ろし、ずちゅっと手を突っ込む。
そう、ずちゅっとね。

「は、はああんっ!」
「あー、なんかー、さっきのテレビにも全然負けてませんねーこの音」
「やあぁキョンくんばかぁ…はっ…はっ…はあぁ…」

実際、そこら中に聞こえそうな音を立てながら俺の指は盛んに責め立て、
朝比奈さん(小)のピンク色に染まった裸体がひくひくし出したら一呼吸。
朝比奈さん(小)のうるうるお目目が段々とろんととろけて来る。
俺もまあ、使い手になったもんだ。

「キョンくんキョンくぅんっ」
「なんですかぁ朝比奈さん?」

こう可愛らしく切羽詰まってお願いされて、更なるお伺いを立ててしまうのはサガって奴ですかねぇ。

「はんっ、はあぁんっ、キョンくぅん、キョンくんの、キョンくんのぉ」
「ええ、俺ならここにいますよ朝比奈さん?」
「ああんっ、キョンくんのぉキョンくんのボショボショゴショゴショ…はうぅ…」

俺の耳から脳味噌までとろけるぐらいに満足した。

「はひゃあんっ!」

その瞬間、白い背中の上で栗色の御髪がばさっと乱れ、朝比奈さん(小)は目を剥いて背筋をピンと反らす。
先に大浴場で組んず解れつヌルヌルムチムチなパラダイスを通過していなければ、
温かい肉体に解き放つには十分過ぎる破壊力ですマイエンジェル。

「ふんっふんっふんっ!」
「あん、ああんっあんっ!」

朝比奈さん(小)も我慢出来なかったみたいだが、
そんな朝比奈さん(小)のうるうるなハイパワーオールヌードを前にして、
俺ごときが我慢できる訳ないじゃないですか朝比奈さん。
突くのみ突くのみ突くのみ朝比奈さん(小)も喘ぎ声で髪振り乱して
腰振って腰振って喜んでくれて…

「はあああんっ!」

思わず、下に向いてたぷんたぷん前後していた見事な膨らみを鷲掴みにしていた訳だが、
思い切り身を反らして叫んだ朝比奈さん(小)は知った事じゃないと言った感じで、
実際、俺も知った事じゃなかった。

  *  *  *

「…凄い…」

傍らで余裕ぶっこいて眺めていた朝比奈さん(大)は、腰が抜けた様だった。
すいませんねぇ朝比奈さん。「ウルトラストップウォッチ」で一瞬の隙を突かせてもらいました。
その回りがほんのり赤くてうるうるなお目々に半開きの唇の動き。
「ソノウソホント」で遅効性強力媚薬と化した目薬はビールと一緒に完全に回っちゃってますね。

「あんっ、だめぇキョンくんみくるちゃあんっ」

よいしょとばかりに二人がかりで布団に乗せられながら、
朝比奈さん(大)は弱々しい抵抗を見せてそれは全て無駄な足掻きに終わる。

「くるみお姉様おっぱいおっきくて綺麗ですぅ」

こちらも、雰囲気にすっかり当てられた朝比奈さん(小)が、
朝比奈さん(大)の浴衣の前をぐいっと開くが抵抗の素振りすら見せない。

「こんなにスマートで背も高いのにぷるんぷるんなおっきいおっぱい素敵ですぅ。
ふふっ、乳首もこんなにピンッて尖って、そんなにこーふんしたんですかくるみお姉様ぁ」

「やっ、らめぇはあんっ!」
「きゃっ、かわいーお姉様」

ちゅうっと乳首を吸われただけで飛び上がりそうになる朝比奈さん(大)の上で、
頬に掛かった髪の毛をふわりとよけた朝比奈さん(小)は悪戯っぽく微笑んでいた。

「はっ、やあっ、はあっ…」
「うふふっ、お姉様、お姉様のショーツまるでお漏らししたみたいぐちょぐちょの洪水ですぅ」
「あんっ、らめえそんなああんっ!」
「ちょっと大きいんですねぇ、それですっごく感じるのぉ。
それにおっぱいも柔らかくて大きくて敏感でぇ」
「は、ああんっ!!」

朝比奈さん(大)の上に覆い被さった朝比奈さん(小)が、
乳首をちゅうちゅう吸いながら左手でやわやわと揉んで、
右手はとっくに真っ二つに分けられた浴衣からショーツの中に、
布越しの動きと連動してビクッビクッと律動する朝比奈さん(大)。
頬は真っ赤に染まり、熱い吐息が断続的に甘い声を交えて、
いやいや、目の保養と言うか目の毒と言うかこれはもう。

「お、ねがいみくるちゃんはあっみくるちゃんもうあああんっ」
「いかせて欲しいんですかお姉様ぁ?」
「そ、そう、お願いああっもうっ」
「駄目ですよー」

無邪気なぐらいの微笑みを見せる朝比奈さん(小)。
その下で、朝比奈さん(大)がくううっと声を漏らして身を縮める。
だが、はぁはぁと荒い息を吐いた朝比奈さん(大)は、潤んだ眼差しを怨みっぽく朝比奈さん(小)に向ける。

「ちゃんとお願いして下さい。ホントはお姉様もして欲しいんでしょう」
「やっ、ああっ、駄目っおかしくああっはああっ…」

朝比奈さん(大)の呼吸が切羽詰まったものになる度に、
ショーツの中でぴちゃぴちゃと聞こえるぐらいに動いていた朝比奈さん(小)の手はその動きを止める。

「ちょ…だい…」

ゴクリと、自分の喉が鳴る音を俺は聞いた。

「ちょうだい、キョンくん、キョンくんのおち○ちん、
キョンくんのビンビンのおち○ちん、くるみお姉様の濡れ濡れおま○こにぶち込んでぇ」

俺の目の前で、一回り力強さの増したヒップがくねくねと誘っている。
既にピンク色のショーツが引き下ろされたその奥からは、
太股まで照り返す蜜を吐き出して生々しい、しかし秘やかなピンク色を残す花弁が、
確かな黒いかげりに縁取られてぐにぐにと求めている。

「はあああっっっ!」

奥まで一息に杭打たれて、朝比奈さん(大)は一際甲高い声を上げて髪の毛を踊らせ背筋を反り返らせた。
その後は、そんな朝比奈さん(大)を前に忍耐力の限界に挑む俺の前で、
朝比奈さん(大)も又熱く、激しく狂態とでも言うべき炎上を見せる。
うん、上下に両隣の部屋も借り切っておいて正解だった。

「す、すごいですぅ…」

そんな朝比奈さん(大)を前に腰を抜かした朝比奈さん(小)は、
布団の上でぺたんと腰を抜かし、もはや無意識の領域で楚々とした臍下の草むらの下に指を走らせる。

「ふふっ、みくるちゃん、いらっしゃいはああんっ!」

俺がペースを緩めた隙に、朝比奈さん(大)の妖艶な声に誘われ朝比奈さん(小)はふらふらと動き出した。

「ひゃんっ!」
「あっ、はああっ!!」

朝比奈さん(大)の舌がぴちゃぴちゃと音を立てて動き続ける度に、
朝比奈さん(大)の前に立った朝比奈さん(小)は白い喉を見せて甘く喘ぎ続ける。
そんな朝比奈さん(大)も、俺の力強い打ち込みを前にしてはひたすら尻を振って快楽を貪るしか無い有様。

だと気取って言ってる俺はと言えば、ひたすら精神集中絞り込んで一時でも長く、
朝比奈さん(大)の艶めかし過ぎる痴態と素晴らしい肉体構造を生々しく味わう。
その欲望に従うのみ。
そんな太陽系的欲張りが長く続く、俺ごときがだ、そう考える方がどうかしている。

「く、ううっ」
「んっ、あああっ」
「はあぁあんっ…」

かくして、ばかでかい布団の上では、三人まとめてくてーっとへたばったのが笑い合って、
ニワカな王様お妃様は、要はそんな裸の付き合いだったって事だ。

「?」

携帯電話に気付いた俺は、蓋を開けると後ろの二人に向けて人差し指を唇に当てる。

「あー、もしもし」
「もしもしキョン!?」
「ああ、ハルヒか、まだ起きてたのか?」
「んー、なんとなくね」

元祖神様、勘を甘く見てはいけないと言う事か。

「どうだ、そっちは?スキーだったか?」
「そ、スキーして温泉入ってステーキ食べてまあ楽しませて貰ってるわ」
「そいつは良かった」

俺の手は、素早く「予定メモ帳」を埋めていく。

「一等賞の長野ファミリー旅行なんて、私の普段の行いが物を言ったのねー。
ああ、昼間あんだけ滑ったら眠くなって来ちゃったわ。お休みっ!」
「ああ、お休み」

ふーっと胸を撫で下ろし、肩を鳴らして後ろを向いた俺は、天使と女神の微笑みを前に笑みの交換に参入する。
福引きのメッキ玉は、
「あらかじめ日記」なんてチート道具を授かった本家神様からのささやかなプレゼントだ。
不思議探索もいいが、たまには親孝行でもして来いハルヒ。

俺は俺でこうして伊勢志摩一夫多妻一泊二日ツアーを心行くまで満喫してる、何も遠慮する事は無い。
まあ、あいつの辞書を紐解けば遠慮なんて辺りは落丁本なのは目に見えてるがな。
そうだ、この部屋だって、
このホテルの親会社の取締役会にホテルの支配人以下を呼びつけて予約したんだったな。

それも、自主映画撮影だと言いくるめて
俺とお揃いの黒スーツサングラスを装着させた谷口と国木田を引き連れて、
一ヶ月以上前にタイムトラベルしてだから、ごまかすのに苦労したぜ。

と言う訳で、谷口と国木田がアタッシェケースを開いて見せた問答無用の札束と紹介状。
こいつを使って、国の浮沈に関わる某国の王族のお忍びと称して、
一日とは言わないが数時間の温泉貸し切りと部屋の大量予約。
お上品と言うよりは迫力で勝負な大盛り料理とプライベートの干渉無用をこうして買い取ったって事だ。

紹介状の筆跡は一応「ソノウソホント」で変化させた別人の筆跡で印鑑は三文判。
大臣やら国会議員やらミスタープレジデントやらの名前を書くだけなら、まあ俺程度の学力でも出来る。
それが本物だと「うそつ機」を使って保証してやれば何の問題も無い。

支配人を本社に呼んだのも「うそつ機」で本社の会長に命令を出させたもので、
念のためこのホテル現場でも「うそつ機」使用ミスターエージェントス○スとして管理職に釘を刺して、
あいつらが実在以外の何物でも無い状況を自主製作映画だと信じた顛末も同じく。
そっちの方は、後で「メモリーディスク」で記憶ごと消去したのは言うまでもない。

いかんな、ちょっとはしゃぎ過ぎたか。うつらうつらしている内にそんな走馬燈が…
ああ、背中にふにゅって温かい生乳が隣でにこにこヒマワリの微笑みの、
それで、俺の目の前では、淫靡な笑みを浮かべた朝比奈さん(大)が、つーっと俺の顎を指で撫でて、
目の前で何の隠し事も無く露わにされた白い豊満なキャンパスに小さな黒い星が揺れて…
嗚呼、俺は生きて夜明けを迎えられるのでしゃうか…

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最終更新:2010年05月18日 03:00