*  *  *

「やっ、あっ、あ、あああーーーーーーーーーーっ!!!」
「おーっ、又イッたーっ」
「噴いたwwwww」

唯は、そのたわわな膨らみも露わに、机の上に身を起こしていた。
机に上った二人の男子生徒がそんな唯の両腕を抱えている。
命令通り、足はM字に大きく開き、その膨らみと脚からその中心へと、
電動マッサージ器が這い回り、そして、散々じらして一番肝心な所で出力最大となる。

そのセオリー通りなAV的攻撃にどんなに嘲笑を浴びても、唯の女体は既に逆らう術を持たない。
唯の耳はビニールを叩く水滴の音を聞きながら、自らの肉体からハレンチな噴射音すら聞こえる様だった。
その感覚が唯の全身を突き抜けた後、唯は、両脇の男子生徒に身を起こされたまま、
ガックリと脱力して喘いでいた。

色白の柔肌はピンク色に染まって黒髪がほつれ、
一筋のヨダレすら隠せずに真っ赤な顔ではぁはぁと目に見えて呼吸している。
普段はオカタ過ぎる、そしてスタイル抜群のグラマー美少女のその様な姿だけでも、
男女関わりなく普段はごく普通の生徒たちを鷲掴みにするには十分。

「!?」

何も考えられず余韻に浸って息を荒げていた唯が、目を見開き全身を突っ張らせる。

「いいっ!?」

右に続き左の乳首にも丸目クリップを挟まれ、
唯はようやく一声漏らし、口をぱくぱくとさせる。

「こーゆー反応も実験してみるんだって」
「ふーん」

目配せで、身を起こしたままの唯の両腕が両脇の男子生徒にガッチリと抱え込まれた。

「いいっ!いっ…」
「はーい、こっちも挟みまーすっ」

二の腕、お腹、本来気にする程のものではないが、あえて挟まれると気になるのが年頃の少女、
それでも痛いものは痛い。お臍、太股、最初はやや義務的だったものが、
唯の反応を見る内に、生徒達の反応も違って来た。唯にとっては悪い意味で。

「やっぱりこっち?」
「こっち」
「反応の違いを確かめるって、これで」
「…!?!?!?」

その、最も恥ずかしい少女の花園に顔を寄せられる。その事に何かを感じる間もなかった。
激痛に飛び上がりそうになる唯だが、「アワセール」が唯の脳にかけた語彙の制約が言葉を封じる。

ここまでの刺激で濡れそぼってはいても、まだ可憐なぐらいの薄い桃色の少女の花弁。
その片側に挟まれたクリップはゴム紐付き。紐の端にはもう一つのクリップ。
紐が腰の後ろを回り、残りのクリップがもう片方の花弁にも食い込まれる。
クリップに挟まれた花弁がゴム紐に引っ張られ、その奥の秘処が剥き出しにされる。
唯は、顎を上げ、パクパクと口を動かすばかり。

「ひゃー、丸見えー」
「ちょっとグロ?」
「でもピンク色でー」
「いよいよトドメって事?」
「…いいいっっ!!!」

クリップで開かれたその上で、硬く尖る所に最後のクリップが閉じる。
さすがに、これは激痛だった。悲鳴と共に顎と背筋が反り返る。
その間にも、乳首と女性器に挟まれたクリップがカチャカチャと金属音を鳴らす。

「はーい、ここに寝てくださーい」

女子生徒の言葉に、唯の体は従順に従った。

「クリにクリ挟んだ後は、気付けもかねて…」
「…いいいいいっっっっ!!!」

机の上のマットに大の字になった唯が今度こそ絶叫し、マットから背中が浮き上がる。
それは、丸目クリップに挟まれた鰐口クリップから伸びるコードの先で、
男子生徒が電源のダイヤルを回す度に繰り返される。
その度に天に顎を突き出しあらん限りの叫びを発していた唯は、生気を失った視線をガックリと下に向ける。

「古手川二号のデカチチたまんねーけど、こっちも…」

机に上った男子生徒が、脱力した唯の体を動かす。
促されるまま、唯は、机の下の皆にぷりんと柔らかなヒップを向ける形で机に蹲る。

「いいっ!」

肉付きのいい唯のヒップから、教室中にパーンと響き渡る。
一人一人、思い思いに唯の白い尻肉に手形を残していく。

「人数はこんぐらい?じゃラスト」
「いいいいいっっっっっ!!!」

大振りの一撃に、唯はガックリと机に突っ伏していた。

「痛かったー?」

真隣から聞こえる、机に上ったらしいその朗らかな少女の声に、
唯は、虚ろな瞳を向ける事すら出来ない。
その間に、少女はぴょんと飛び下りた様だ。

「んっ!?」
「なんかほらー、お尻の向こうから机にぽたぽたしてるんだけどー。
こんなに溢れちゃってほらー」

ぐちゅっと突っ込まれた指が唯の顔の横に示されてにちゃーっと糸を引く。

「ユイちゃんって見られてエッチしておまけに痛いのもビンビン感じて濡れ濡れなっちゃう。
エロエロ淫乱の露出狂にドMまで入っちゃってる訳ー?」
「いや、それってすっげー変態じゃね?」
「モロ変態だろ」
「だよなー」

本人も知らぬ間に「ソノウソホント」によって身に着けられた属性を正確に言い当てられ、
ドッと沸き上がる笑い声の中、机に垂れた黒髪の向こうの唯の表情は外からは伺い知れない。

「実はこれ古手川遺伝子のクローンでこれが本性だとか」
「欲求不満って奴?実はさー、こんな感じで発散してんじゃないのあのハレンチ女ー」
「見てぇそれーwwwwww」

  *  *  *

一通りの笑い声の後、机の上にごろりと寝かされ、
いまだ血色良くピンク色に染まった裸体を机に敷かれた青いビニールシート、
その上の既にそこここの湿ったマットレスの上に惜しげもなく広げた唯の全身からは、
さすがにクリップが取り去られていく。
それでも、今の唯には、虚ろな目を天井に向け、呼吸で豊かな胸を上下させる事ぐらいしか出来ない。
だが、素材の見事さは、そのシンプルさの中でも遺憾なく周囲の心と股間を鷲掴む。

「もうたまんねって」
「いや、これマジあれだろ」
「それなんだけどさー」

誰かが、ズタ袋に残されたマニュアルの一節を持ち出した。

「生物観察の中で、生殖行為は重要な観察ポイントです。
人間酷似型実験動物ですので、人間との生殖行為には何等問題はありません、
と言うか貴重な学習機会として大歓迎です。
無論、病気については日々チェック済み、
実験動物ですので、受精に至っても何等問題はありません当方で処置しますby実験動物管理部門、だって」
「つー事は?」

ギラリと血走った目は、「糸なし糸電話型トランシーバー」で囁かれた命令通りの唯の笑顔を見る。
その心中の途方もない恐怖など知る由も無い事。
教室に、カチャカチャと金属音がうるさい程に響き渡る。
教室の空気に当てられた一部の女子生徒達は、ニヤニヤ笑ってその様子を見ている。
下半身裸になった一人男子生徒が、ガバッと机の上に乗った。

「こ、こ、ここかっ!?」
「あんっ!」
「おおっ!」

既にたっぷりと潤い、そして、既に昨晩こってりと散らされた所に、
既に一度下着の中で精液に塗れて尚ビンビンの若い男性器がずりゅっと呑み込まれる。
顎を反らし高い声を立てた唯の裸体にのし掛かり、
男子生徒は突き動かされるままに腰を動かし、瞬時に脱力する。
ふーっと嘆息して男子生徒がその場を離れ、
その瞬間に短く喘ぎ、豊かな胸を荒い呼吸に震わせていた唯の黒髪を一人の女子生徒が掴む。

「良かったねー古手川二号ー、
古手川オリジナルなんてアイアンバージン一直線だもんねー、女のヨロコビ体験感謝しなよー」
「もしくは、KY説教された逆恨みDQNの輪姦調教コースーっとか」
「あるーwwwww」

唯が、パチパチと瞬きしている間にも、ズン、と、荒々しい感触が唯の下半身を貫いていた。

「おっおっおおっ」
「ああっ…」

唯が眉根を寄せ、顎を反らした時には、
そんな唯の裸体は男子生徒の脱力した体重を受け止めていた。

「結構早いんだね」
「ちょwwwwwwwww」
「でもこのスピードでも入った途端にイッちゃうんだーこっちのユイちゃんはーwww」
「だからちょwwwwwwwww」
「真面目な古手川唯委員と違ってー、
チ○ポ大好きチ○ポならつーか入ればなんでもオッケーな淫乱ユイちゃんだもんなー」

よいしょと机に上った男子生徒は、
馬鹿丸出しな言葉と共に丸出し勃起チ○ポを身を起こした唯の鼻先に突き付けていた。

「そんなに好きならフェラとか出来たりしてなー、動物がやったらすげーけど、
ほらユイやってみろよおフェラ…おおお…」

まず唇を寄せ、僅かに舌を伸ばしつーっと幹を撫で、
表面を丹念に撫でてから、開いた口の中に包み込む。
ちゅっ、ちゅっと引き締め、上下する。とても、我慢出来るものではない。

「おおおおっ!!…」

未経験レベルの味と粘りに些かの苦戦を覚え、唇の端から僅かに黄色っぽい液体を覗かせながらも、
唯はごくんと喉を鳴らし、目の前で垂れ始めたものに残る痕跡を丹念に舐め取る。

「おーっ…」
「マジ…」
「お利口過ぎるこの動物」
「これで見た目古手川ってありえねー」
「いやー、結構さー、彼氏出来たらメロメロなんでもしてあげる系とか」
「こんなハレンチあなただけなんだからねっw」
「免疫なさそーだもんねー、彼氏色に染められてそのまま貢いでフーゾク一直線ー」

「んっ、んんっ、んっ…んんんっ!!」

馬鹿話をBGMにすっかり調子に乗った他の男子生徒のものをじゅぷじゅぷ口に含んでいた唯は、
その間にも背後から腰を抱えられ、ずぷっと一撃で貫く感触に白い背筋を反らせ黒髪を波打たせる。

「んっ、んんっ、んーっ、んんんーっ!!」

ごくりと喉を鳴らしながら机に突っ伏す唯の背後では、
そんな唯の腰を抱えていた男子生徒がぶるりと震え、唯の背中が唯の甘い悲鳴と共にもう一度反り返る。

「めっけめっけーっ」

大して大きくもなさそうなズタ袋からどうして次から次へと新アイテムが見付かるのか等と考えもせず、
その答えは「かくれマント」を被って潜伏中の梅雨槻が用意しているからだと言う事など知る由もなく、
男子生徒の一人がボトルを手に机に上る。
そんな男子に、唯は冷めた視線を送る。どうせ、同じ事をして吐き出したいのだろうと。
どうせ抵抗も出来ないのだからと。

「ん、っ…」

胸に走るぬるっとした感触に、唯が声を漏らした。

「気持ちいー?ユイちゃんの柔らかおっぱいローションの感触たまんねー」

そうやって、唯の乳房を改めてローションまみれの手でこってりとこね回した男子生徒は、
既に教室の空気に当てられ、恥ずかしげもなく下半身裸、ぶるんと逞しい程のものを晒して近づいてくる。

「こんだけでかいんだもんなー、パイズリとかしたら気持ちいーだろーなー、
パイズリ出来る?やってみてよーおおおっ」
「おおーっ」
「すげっ」
「キタ―――――――――――――――――」
「エロ単語だけは万能な訳このイキモノはーっwww」

小刻みに呼吸をしながら、唯は目の前の男子生徒に体ごと押し付ける様にして、
教えられた通り胸の膨らみを両手で外側から挟み、ずりゅっ、ずりゅっと上下する。

「おっ、柔らか、おっ、おおおおっ!!」
「おーっ」

ここまでは唯にしっかり包み込まれその体内に呑み込まれていたため、
このハレンチ学園教室でも目の当たりにする事の無かった力強い程の噴射が、他の生徒の歓声を呼ぶ。

「あんっ」

膝を着き、ツンと形のいい鼻からも顎からも滴らせるままに荒い息を整えていた唯が、
背後からぬるぬるに濡れ光る膨らみを鷲掴みされ甘い声を上げる。

「パイズリでもいっちゃったのユイちゃんは?
スーパー敏感美巨乳だもんねー、こんな感じにー」
「いいいいっ!!」
「キャハハーwww」

実際にその柔らかな膨らみに熱い肉塊を挟み、すり付けながら、どう仕様もなく昂ぶっていた。
きゅっと乳首を摘まれ、背筋を反らして悲鳴と共に脱力した唯に抗う言葉はなかった。

「顔見せて顔ー」
「はーい」

下からのリクエストに、机に上った女子生徒が唯の黒髪を掴み、顔をそちらに向ける。

「わーっ、顔射ー」
「あれだなー、やっぱまんま古手川顔にってのがなー」
「征服欲って奴ー?」
「うおっしっ!」

別の男子生徒が机に上り、まだ上澄み液の滴る鼻を摘んで開いた口にねじ込むと、
じゅぷじゅぷと息が詰まる程に唯の喉に向けて一杯に反り返った男性器を上下させる。

「うおおおおっ!!」
「んっ!」

じゅぽっと弾け出すや、勢いのいい迸りと共に、唯の顔にそれだけでもどろりと濃厚な感触が広がる。

「ほらー、お掃除お掃除ー」
「はははーっ、すっげーっお顔ドロドロきたねー」
「ちゃーんとぺろぺろ後始末してるしー」

馬鹿話の間にも、新手が机に上り支度に入っている。

「んっ、んふっ、んんっ…」
「俺はごっくんの方がいいなー」

机に這い、別の男子生徒に背後から腰を抱えられ貫かれながら、
脳天近い黒髪を掴まれる痛みにやや顔をしかめながらも、
唯は虚ろな瞳を向けじゅぷじゅぷと首を振り口から出入りさせる。
そして、目の前のうめき声と共に、動きを止めずるりと離れてごくりと喉を鳴らす。
その内、背後からも痙攣が伝わって来る。

  *  *  *

「おーし、いいかー?」
「おーっ」

二人の男子生徒に両脇から腕を抱えられた唯の裸体が机の上で浮き上がる。
その下に別の男子生徒がもう素っ裸で仰向けに横たわっている。
既に男のものでも女のものでもどろどろに溢れかえった唯の女性器に、
その下で反り返った男性器がずぷりと呑み込まれる。

「はああーっ、あーっ、あああーっ、あーっ」
「おーっ、すっげーっ」
「乳ブルブルー」
「貪ってる貪ってるーw」
「古手川なアヘ顔ってすげーっ」
「はああっ、あーっ、はあああーっ…あ…ああ…」
「おーっ、又イク又イク?」
「ううっ!」

両脇の男子生徒が唯を解放しても、
唯の裸体はその豊かな膨らみを存分に揺らしながらひたすら上下運動を続ける。
黒髪がバサバサと揺れ動き、喘ぎ声と共にその豊満な程の裸体をギシギシ揺らす唯だったが、
背筋がピンと反り返り、声を漏らしながら全体にガクリと下へと下りる。
その余韻も冷めやらぬまま、促されるままに唯は、隣に寝そべる男子生徒相手に同じ事を始める。

「はあああっ!」

その内、唯の正面に立った男子生徒がぶるぶる揺れる乳房にローションを垂らし、
昂ぶった男性自身をその谷間に挟み込む。
唯の腰つきが、跳ねるものから押し込む様に変化する。

「むんんっ!!」

正面の男子生徒が、自分の手で自分の逸物を挟み込むお餅の様な膨らみを挟み込む間に、
唯の首はぐいっと横を向けられ、その口にねじ込まれる。
そして、いつしかその両手にも熱く昂ぶった肉棒がしっかと握られていた。

この学園の全ての男子生徒は、「タイムベルト」でタイムスリップした梅雨槻の手によって
「シナリオライター」で操られ、
「マスターベージョン」とコールした上で「ありがたみわかり機」のスイッチを押していた。
その事実は、「ワスレンボー」の効力によって本人に自覚されてはいない。
使用した「ありがたみわかり機」は「アワセール」によって二六〇万秒の時間制限を設定されているため、
この教室に関して言えば、昼休み頃に時間制限は超過する計算だった。

ただ、条件付けが余りに過酷だったためか、
この学校の男子生徒の一割近くが現在交通事故などで入院している。
その不運を免れた男たちの闘いは始まったばかりだった。

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最終更新:2010年02月11日 12:56