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番外『ナギサの魔界大冒険!』~その1~


「ファンタジー世界を冒険してみたい」

その言葉を聞いた近藤睦樹はため息をつく。白崎渚が前触れ無く突飛なことを言うの
にはもう慣れた。猫みたいに気まぐれ。本人は犬派らしいが。

「秘密道具がある時点でもうファンタジーじゃないか」

睦樹の言葉に、渚が「それは違う」と首を振る。

「そんな屁理屈言ってる暇があったら気楽に書き殴った文章でもいいから今すぐ書いて
 長々とダラけてたことを反省しろ! そしてお詫びとしてアタシの番外を書け!」

────ッ!?

 反論できなかった。
 別にファンタジーである必要ないじゃんと思いつつ、ゆる~い設定で気楽に楽しむ
かと睦樹は気持ちを入れ替えた。
 ファンタジーと聞いて、真っ先に『もしもボックス』を思い浮かべたが、設定の説明
やら事後処理が色々と面倒くさいという理由から『ユメグラス』+『夢コントローラー』
で再現する事にした。ご都合主義全開の夢オチだ。
 さて、どんな設定の世界にしようか……。


 ……とある国の城内に、1人の少女がいた。名はナギサ。布面積の少ない赤地に花柄
のビキニ水着とテンガロンハットを身に纏い、『名刀電光丸』の使い手としてその名を
知られる凄腕の女剣士だ。いいのかこの設定。
 癖っ毛のあるショートの黒髪、歩くたびにユサユサと揺れる巨乳、くびれた腰、誘う
ようなヒップに、思わず挟まれたくなる太もも。男勝りな性格と、グラマラスな身体を
惜しげもなく晒すセクシーかつ整った容姿で、男女問わずファンが多い。

 彼女が呼ばれた理由は他でもない、親友であるカオル姫が何者かに連れ去られ、その
救出を依頼されたからだ。ちなみにビーチに転向した某バレーボール選手は関係ない。

「敵は魔界に住む悪魔王子ムツキンとその手下の悪魔たち。決して大量のゾンビを相手
 にするようなことはないので安心してほしい」
「いきなり予防線を張るのはやめてください国王」

カオル姫を救出するため、3度にも渡って派遣された国防軍の特殊部隊。しかし、どの
部隊も連絡が途絶え、帰ってはこなかった。

「面白いじゃない。カオルはあたしが絶対に救い出してみせますよ国王」
「魔界は邪気に溢れた世界、まずは聖水による清めの洗礼を受けるといいでしょう」
「……人の話聞いてます?」

ナギサを無視して、国王は軽やかな足取りで聖水を取りに行く。あんなキャラでは
なかったはずだが……姫が連れ去られて気が狂ったのかもしれない。

「ほひひ、では早速儀式を始めよう。まずはそのけしからん巨乳を聖水で清めるぞい」
「はあっ!? ちょっ、なに言ってんのよ、あっ、こらぁっ……」

威厳の欠片も無い緩みきった顔で、国王は聖水を垂らしたナギサの胸を揉みしだく。
時折水着の裏地で乳首が擦れ、甘い声が漏れそうになる。乳首は弱いのだ。

「ほひひ、じゃ次は四つん這いになって~~お尻とアソコを清めちゃうぞ~~」
「くっ、ふざけっ……いい加減にしろこの変態がぁっ!!」

今まで遠慮がちに抵抗していたナギサだが、遂に名刀電光丸を抜き国王を思いきり
薙ぎ倒す……はずだった。
 手応えを感じて、国王が弾き飛ばされると同時に、何故かナギサの振るう電光丸も
弾き返されたのだ。

「……いや~参ったね。一国の王様にいきなり刀を振るうかね?」

起き上がった国王には、電光丸の直撃を受けたにも関わらずダメージがあるようには
見えなかった。

「驚くのも無理はない。俺も内側に『ひらりマント』がなかったら無傷は無理だった
 からな。全然マント振るえないから、かなり衝撃はきたし~~」

国王の身体が、まるで着ぐるみのように脱ぎ去られる。ナギサの目の前に、ドラキュラ
伯爵のような格好をした男が姿を現した。

「『フリーサイズぬいぐるみカメラ』で変装してたのね……悪魔王子ムツキン!」
「その通り。国王は向こうの寝室で眠ってるよ」

ムツキンが黒いマントを翻しながら、笑みを浮かべる。あのマントがひらりマントなの
だろう。となると、なかなか面倒である。防御は相手の方が上だ。それに……

「ふん、聖水の正体はただの媚薬でしょ。そんなもの使わなきゃ女を堕とせないの?」

ムツキンを挑発するような言葉を発し強がってみせるが、ナギサは内心焦っていた。
胸に塗りこまれた媚薬の効果が思いのほか強く、時間が経つ毎にジンジンとした疼きが
大きくなっているのだ。

「カオル姫は無事なんでしょうね? なんのためにカオルを攫ったの!?」
「カオルは俺の嫁」
「それ言いたいだけだろ! 大体なんだ悪魔王子って。魔界なんだから魔王くらい
 名乗れよ。あたしも女剣士じゃなくて女勇者とかがよかったし!」
「設定に文句つけんな。勇者と魔王はもう決まってるからダメなの。それにこうして
 枠を空けとけば友情出演もあるかもしれないじゃないか!」

何も言い返せず、ナギサは唇を噛む。

「本筋へ戻ろう。噂通り良い身体をしているな。お前も俺の肉奴隷にしてやろうか?」
「ふざけるな! そのためにカオル姫を……薫流まで巻き込んだの!?」
「そうだ。現実世界じゃヒドイ事はできんが、夢の世界ならピーとかピーしてピーな
 プレイも薫流にやり放題だからな!」

こいつ最低だ。ナギサは心の中でそう吐き捨てた。
 そんなことはお構いなしとばかりに、ムツキンは何やら分厚い本を取り出す。

「それは……魔法事典っ!?」
「ご名答。こんな世界だからこそ無理なく積極的に使えちゃう、最強系道具の1つだ」

ムツキンが、宝石を3つ宙に放り投げる。

「チンカラホイ!」

魔法事典を開いたムツキンが、どこか懐かしい呪文を唱える。次の瞬間、ボンッと音を
立てて宝石が3体の悪魔へと姿を変えた。

「さて、1ツ星悪魔を相手にお手並み拝見といこうか……行けっ!」

 3体の悪魔達が、黒い三連星となって一直線に向かってくる。ナギサは名刀電光丸を
構えるが、電光丸は何も反応しない。

「なんでぇっ!?」

仕方なく目の前に迫っていた先頭の悪魔を、ナギサは自分の力で思いきり叩き潰す。が、
回り込んできた別の悪魔に後ろから羽交い絞めにされ、もう1体にも両足にしがみ付かれて
拘束されてしまう。
 その際、ぐっと張り出された胸が水着に擦れ、甘い快感が全身に伝わる。

(どうして……電光丸はレーダーで自動的に相手を探知して反応するはずなのに……)

困惑するナギサに、ムツキンは不敵な笑みを浮かべる。

「ちなみに名刀電光丸のチート過ぎる機能はバッテリー切れで使えない設定だ」
「ふざけんなぁぁーー!!」

名刀どころかナマクラ以下じゃないか。

「誰もお前の無双乱舞なんぞ期待しとらんわ。求められているのは戦う女が敵に敗れ、
 陵辱され快感に堕ちていく様を見せること、それだけだ!」

ムツキンの合図で、2体の悪魔がその長い舌を全身に這わせてきた。むき出しのお腹や
背中、太ももをヌルヌルとした舌が這い回る。

「うぅ……き、気持ち悪い……この程度で、あたしが堕ちると思ってるわけ?」

身動きが取れないまま、好き放題に身体を舐め回されるのは屈辱だったが、この程度
で快感を覚えたりはしない……ナギサはそう思っていた。

(あ、れ……? なんか、変……身体、熱くなって、やっ、嘘、こんなはずじゃ……!)

悪魔の舌で舐められた部分が、ジンジンと熱を持って疼いてくる。ゾクゾクとした感覚
が背中を駆け上がり、その部分を再び舌が這う度、身体がビクビクと反応してしまう。

「ちなみに、その1ツ星悪魔たちの唾液も強烈な媚薬効果がある設定だ」

ムツキンの説明で合点がいった。バッテリー切れの電光丸でも一撃で1体倒せたあたり、
この悪魔達は戦闘能力はほとんどなく色責め専門なのだろう。
 全身の肌から染み込んだ媚薬がジワジワと全身に回り、ナギサの肉体と精神を蝕む。
恥ずかしい蜜壺は内側から溢れてきた愛液にじっとりと濡れだし、水着越しに見て分か
るほど乳首は固く尖っている。
 ぷっくりと浮き出た乳首を、何者かが水着越しにキュッと摘んできた。

「きゃはあぁぁぅっ!! な、なんで……あっあっ、ソコは、ダメぇ……!」
「強がった割に、身体の方は正直だな。ここをこんなに尖らせて何を期待している?」

水着越しに、ナギサは乳首を弄ばれる。どうやらムツキンの仕業らしいが、彼は離れた
場所で見ているだけだ。まるで、見えない手で触られているような感覚。

(お得意の『透明ハンド』ね……アンッ、ダメぇ……乳首、弱いのに……!)
「ふむ、乳首が弱いみたいだな。ならば悪魔たちに責めさせてやろう」

マズイ。そう思っても、悪魔たちに拘束されている身体は動かない。透明ハンドに
水着を捲りあげられ、自慢のバストがぷるんとこぼれ出す。
 悪魔たちの長い舌が、胸の裾野にぐるりと巻きつき、絞り上げるようにキュッと
締め付けてきた。さらに敏感な乳首も舌の先端でチロチロと舐められ、時にツンツン
と突つかれる。

「や、やめっ……ひぁんっ! そ、そんなとこっ、だめっ、んあぁぁぁ!」
「おーおー巨乳なのに敏感だな。どれ、そろそろイカせてやろう」

次の瞬間、水着のフロント部分が見えない手によって細く絞られ、グイッと引っ張り
上げられた。細くなったクロッチ部分が、敏感な割れ目に突然食い込んでくる。

「んああぁぁっ!? ひっ、引っ張らないでぇっ……み、見えちゃうからぁぁっ!」
「良い眺めだなぁ。巨乳に舌が巻きついて、乳首を弄繰り回されて。アソコの割れ目
 もクッキリ、土手もぷっくりはみ出した恥ずかしい格好でよがってる女の姿ってのは」
「い、いちいち言うなぁぁ……この、変態っ……卑怯者ぉっ……くふっ、やぁん……!」

ムツキンの言葉責めに、カァッと顔が熱くなる。水着を引っ張り上げられた下腹部が
どうなっているのか、自分からは見えない事が余計にナギサの羞恥心を煽った。
 ムツキンが引っ張った水着を微妙に振動させ、水着の裏地で敏感なアソコと媚薬の
効果でぷっくりと膨らんでしまったクリトリスを刺激してくる。
 乳首への舌責めと、擦られる刺激だけでも膝が震え、腰が抜けそうなほどの快感に
襲われるというのに、ムツキンは責めの手を緩めない。もう一方の透明ハンドで水着
越しにクリトリスを摘み、ブルブルと振動させ弄り回してきた。

「ひああぁぁぁっ! それダメッ! 激しすぎっ……もう、んああぁぁぁっ!」
(イクッ、イクッ、イッちゃう! イカされちゃううぅぅぅっっ!!)

絶頂に押し上げられたナギサの全身がビクンビクンと震える。太ももの内側がブルブル
と痙攣し、一瞬頭が真っ白になった。やがて、グッタリと全身が弛緩し、その拍子に
電光丸を手から落としてしまう。

「あ~あ、もう水着がビショビショだ。水着がこんなになるってよっぽどだぞ?」
「やっ、はっ、止め、止めて……おっぱい、ダメなの……もう、いいでしょ……」

ムツキンの言葉に、痴態を晒してしまった恥ずかしさが込み上げてきた。イカされて
からも止まらない悪魔たちの舌責めにアソコの奥がキュンキュンと疼き、熱い愛液が
溢れてくる。

「そうか、胸はもう十分か。じゃ、お望みどおり下の方をたっぷり弄ってやろう」
「えっ、ちょ、ちょっと待って!? そういう意味じゃ、なっ、やだっ、いやぁっ!」

悪魔たちの舌が胸を離れ、するりと水着の中へ潜り込んでくる。一方はクリトリスを
なぞりながら愛液で溢れた蜜壺に、もう一方の舌はお尻の割れ目をなぞって、後ろの
恥ずかし過ぎる穴に、舌先を挿し込んできた。

「くひゃあぁぅっ! そこ違うっ! そっちはダメだからぁっっ!!」
「ちなみに1ツ星悪魔は後ろの穴を責める方が好きという設定だ」
「余計な設定つけんなバカあぁぁぁっっ!!!」

悪魔の長い舌が、にゅるりと入り込んでくる。唾液にまみれた舌は後ろの穴であっても
ズブズブと舌先を進め、前も後ろも絶対に舐められる事のないような場所をチロチロと
刺激してくる。

「あぁっ! そ、そんなとこぉぉ……んひゃあぅぅっ! ぬ、抜いてよぉぉ……!」
「やれやれ、1ツ星を相手にこの様じゃ俺を倒すなんて夢のまた夢だな」

そう言ってムツキンは、くるりと背を向ける。

「ま、待ちなさいよ! んあぁっ、どこへ、行くつもり……っ!?」
「どこって、城へ帰るだけさ。後ろの穴で感じてる淫乱巨乳剣士さん。カオル姫を
 調教して快楽を教え込むっていう大事な仕事があるんだ」

カオル姫。この言葉に、快感で霞がかったナギサの意識が覚醒する。カオルを助け
るために自分は呼ばれたのだ。

「カオルに何かしたら許さないわよっ! うくっ、ふあぁっ! あはぁぁぅっ!!」

悪魔たちが舌を激しく動かし、ナギサの言葉を遮った。前と後ろで抜き差しされる
舌の動きが、中の肉壁越しにぶつかるのが分かる。媚薬の効果も手伝い、今まで感じた
こともないような快感が下半身から全身へと突き抜けてくる。

「説得力がないな。とりあえず、イク時はイクッて言えるようになってから来たまえ。
 その時は、親友のカオル姫と3Pで楽しませてもらうからさ」

快感に悶えるナギサを一瞥し、ムツキンは『どこでもドア』の向こうへと消えた。
 悔しさを噛み締める暇も無く、悪魔たちの舌責めはさらに激しさを増す。蠢く舌を
力を入れて締め付けるが、唾液と愛液にまみれた舌はヌルヌルと滑り、キツク締め付け
たことで舌の微妙な凹凸やザラつきまでもハッキリと感じられてしまう。
 前後の穴だけでなく、クリトリスも蜜壺の舌が抜き差しされる度にヌルヌルと擦られ
ているのだ。我慢し続ける事など不可能であった。

(悔しい……こんな下っ端の悪魔に、好き放題されるなんて……)
「ひあああっ、いやっ、ダメ、くるっ! またきちゃ……んあぁぁぁっ!!」

再びの絶頂に、腰がガクガクと揺れる。羽交い絞めにされて突き出した格好の巨乳が
絶頂の震えに合わせてユサユサと揺れ、媚薬に蝕まれた身体はそれだけでも甘美な
快感を感じてしまう。
 イッてからも、悪魔たちは舌の動きを止める様子は無かった。ナギサが完全に堕ちる
まで、快楽責めをやめるつもりはないのだろう。

「んああぁぁぁっ! イッてる! イッてるから、止めてぇぇぇ!!」

頭は左右に振り、全身をクネらせて叫ぶが、悪魔たちはナギサの身体をガッシリと押さ
えたまま、無慈悲に舌を動かし続ける。次の絶頂感があっという間に込み上げてきて
イカされる。それが延々と繰り返された。

「──あっあっ! イクッ! またイクッ! もうやめてイッちゃううぅぅっ!!」

ナギサは遂に自ら絶頂の言葉を口にした。荒れた呼吸を整えながら、潤んだ目が宙を
彷徨う。
 そのナギサの言葉を待っていたとばかりに、悪魔たちは舌を抜き、水着をずり下げて
ナギサを四つん這いに押し倒す。むき出しになった桃尻を悪魔の1体ががっしりと掴み、
我慢できないとばかりに勃起した肉棒を後ろの穴にあてがってきた。

「ふああぁぁ……お尻、ダメぇ……お尻ばっかり、壊れちゃうからぁぁ……」

快感にトロけきった声で、ナギサはまるで誘うようにお尻を振って逃れようとする。
 その時、不意に手が何かを掴んだ。先ほど落としてしまった、名刀電光丸だ。

(そうだ……アタシは、カオルを助けなきゃいけないんだ……こんなところでっ!)

負けるわけにはいかない。電光丸を手に取り、腰を掴む悪魔の腕に片手で打ち込む。
悪魔が怯んだ隙に立ち上がり、思いきり振り下ろして叩き込んだ。
 残りの1ツ星悪魔が長い舌を這わせてきて、一瞬快感に膝が折れるが、戦闘力の
無さが幸いした。舌を電光丸で叩き落とし、さっきと同じように叩き潰す。
 倒された悪魔の姿が消えて、床には宝石が残った。いいのかこの演出。

「くっ、あぁ……1ツ星に、こんなに手こずるなんて……ん、くぅ……」

悪魔が消えても、媚薬効果はまた残っている。気を抜けば、今すぐにでも秘所や乳首に
手が伸びて自慰に浸ってしまいそうなほどの疼きがナギサの全身を支配していた。


 ……乱れた水着を直し、ナギサは魔界への入口を前にする。ここから先は、先ほど
以上の強敵が待ち構えているだろう。
 果たして女剣士ナギサは魔界で待つムツキンの罠をくぐり抜け、カオル姫を救うこと
はできるのだろうか。もしかしたら続く。