*  *  *

「…あーあー、グラウンドで走っている皆さんですねー、
性感帯としてのおっぱいの感度が今から十秒後に今より1.5倍ぐらい敏感になりますのでよろしく」

ラジオ体操の後、グラウンド一周を命じられた3‐A美少女軍団の姿をグラウンドの対面に見ながら、
偽ネギが「ソノウソホント」を装着した口で宣言する。

元々、ぷるぷるからぶるんぶるんの見事な縦揺れまで、
美味しそうに揺り動かしながら運動のせいばかりではなくどこかぽーっと上気していた美少女達の息遣いが、
遠目の偽ネギからも分かるぐらい熱いものとなり始める。

「はいはーい、僕も一緒に青春ダッシュいきますねー♪」

2/3周が過ぎた辺りでダッシュで最後尾に合流した偽ネギが、
見る見るそんな面々を追い抜いていく。

“…オポポwwwやっぱ那波サマに朝倉タンのぶるんぶるん上下運動wwwww
アスナさんにアキラさんゆーなさんチアーの皆さん健康的なたぷたぷぷるんぷるんでぇwww
いー感じにお顔ぽっぽしてまつねーwwwww…”
「はーい、ラストスパートいきましょー、ドリンク飲んだら
そのままダッシュで手近な柱に体ごといっちゃってくださーいっ」

偽ネギの号令に、3/4周辺りに用意されたテーブルから取った
紙コップに入ったスポーツドリンクを飲み干しながら、
惰性と「階級ワッペン」強制力が相まっての一斉ダッシュが始まる。

「はひゃらぁあーーーーー…」

ゴール地点の先には、偽ネギの手で大量の柱がおっ立てられていた。
その柱の製造過程はと言うと、

「石ころぼうし」を被り「タケコプター」で浮遊し「ビッグライト」で巨人化した偽ネギが
「スッパリ包丁」で斜め切りしたH字鋼の鉄骨を釘の様にトンカチで地面に深く打ち込んだ上に、
「粘土ふりかけ」を混ぜた大量の水を鉄骨に貼り付け「鉄ふりかけ」をふりかけて円柱状にし、

その上に、あらかじめ作っておいた分厚い円筒を上からすぽっと被せる。
その円筒は、「スポンジふりかけ」を振りかけて「ペンキふりかけ」で仕上げた水だった。

そんな柱に、両腕を広げて清々しく走り抜けた美少女達が次々と激突して行く。
柱に抱き付き、ずるずるとくずおれる美少女達の表情は、何れも恍惚として幸福感に満ち溢れていた。

  *  *  *

再び元の場所に整列、ぶるぶるたぷたぷの縦揺れ披露(例外あり)
真っ赤な顔で眉根を寄せながらの縄跳び百回をうんうんと頷いて眺めながらアップを締めた偽ネギは、
引き続きその場で柔軟を指示していた。

「それではー、ブリッジいきまーっすっ。
僕がいいって言うまでブリッジ続けて下さい。ああ、これはあくまで目標で強制ではありません。
力尽きてしまった人は、その場でちょっと休んでて下さい」

そう言った偽ネギは、白い小山やら丘やら平野やらが展開する個性豊かな橋の数々を
うんうん頷いて眺めながら、両手に「マジックハンド」を装着した。

「ひゃっ?」

「マジックハンド」の見えない手で、
ブリッジの胸に浮かぶ小山をつーっと指で撫でられた大河内アキラの口から声が漏れる。

「ひっ、ん、んっ…」

「マジックハンド」の指が、
つーっとアキラの豊かな白い小山をなで回し、その先端の一際ぽつっと膨らんだ所を指先ですりすりする。

「ふっ、ん…」

そして、ピチッとサイズを厳選されたブルマーにくっきり浮かぶ直線のへこみをその指はつーっつ撫で、
その先端にぽつっと小さく浮かぶ尖った所をくりくりとなで回す。
その間、アキラの顔には見る見る大粒の汗が浮かび、きゅっと結ばれた唇と鼻から熱い吐息が溢れ続ける。

少しの間、「マジックハンド」で先っちょクリクリを三箇所交代で続けていた偽ネギは、
「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押すと、右手の指で摘んだパールローターを、
先ほどまでいじり倒していた、汗を吸った白いシャツに半ば丸見えとなって硬く尖る
右の乳首に触れるか触れないかくらいの位置で触れさせる。

そのまま、偽ネギは左手に持った「つづきをヨロシク」を右手に吹き付けて右手をすっぽ抜く。
同じ事を、左の乳首、そして、ブルマーにもぽつっとしかしクッキリと浮かんだ所でも行い、
三箇所のローターと「つづきょヨロシク」に「かたづけラッカー」を吹き付けてから
偽ネギは元の場所に戻り「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押した。

  *  *  *

「んっ、んふんっ、んくっ、んんんんんっ!!!」
“…いや、可愛杉なんスけど…”

地面にバッタリと大の字に倒れ込んだアキラを前に、
一度「ウルトラストップウォッチ」で時間を止めている間に
ローターを回収「つづきをヨロシク」を消去してから、
ローターのリモコンスイッチを切った偽ネギは心を鬼にしてつかつかと近づく。

「あのー、アキラさん」

偽ネギに覗き込まれ、仰向けに倒れ込んだアキラは、その理由が理由だけに
元々赤く染まっていた頬を更にぽっと熱くする。

「あのですね…確かに命令ではないんですけどー、
アキラさんぐらいのスーパーなスポーツウーマンの人が一番にバッタリって、
ちょっと体育の授業舐めてます?」

偽ネギが、やや悲しそうな口調を作って尋ねる。

「!?ちっ、ちがっ…」
「虫でもいたの?」

狼狽するアキラににんまりを抑え込んだ偽ネギは、不意に予想外の発言を聞く。

「どーしたんですか、アスナさん?」

口を挟む明日菜に偽ネギが言う。

「うん、なんか、さっきからう゛んう゛んって感じでアキラの方から虫みたいな音が…」
「そーなんですかアキラさん」
「い、いえ…」
「そう…」
「そうですか」
“…やっぱ地獄耳だよこのオサル…”

アキラの返答に、偽ネギは心の中でほっと胸を撫で下ろす。

「あー、まー、何と言いますかー、いちおー一番って事で
アキラさんにはちょっと追加メニューやってもらいます」


アキラが連れて行かれたのは、鉄棒の最高段だった。

「僕がいいって言うまで手を離さないで下さいね。そのままちょっと脚上げてくださーい」
“…ナイスむっちり美脚…”

アキラに両手で鉄棒を掴ませた偽ネギは、アキラが浮かせた見事な脚を手に取り、
両方の膝上にベルトと接続した黒革のリングを填めていく。

鉄棒で一本のベルトを二つ折りにする形で両脚から伸びる二本のベルトを鉄棒で折って
ベルトの重なった部分を金具で留める。
「ウルトラストップウォッチ」で時間を停止している間に
「つづきをヨロシク」で何本もの鉄筋を空中で固定して鉄筋と鉄筋の間をベルトが通る形にする。

その結果、両脚をM字に開いたまま鉄棒に掴まっている形のアキラを前に、
偽ネギは電動マッサージ機を三本取り出し、それを、既にしっとりと色が濃くなりつつある
M字の中心と熱い息遣いを見せながら停止している豊かな双つの膨らみの中心辺りに
ちょっと押し付けるくらいの感触でマッサージ機の稼動部分を押し付け、
そのままマッサージ機を持つ手を「つづきをヨロシク」で固定化する。

そして、マッサージ機とセットで「設計図」と「メカメーカー」で製作した制御装置のケーブルを
マッサージ機に接続しプログラムを設定する。
更に、制御装置にセットされている血圧脈拍の計測器もアキラに取り付ける。

鉄筋とマッサージ機、制御装置と各種の計測器、
「つづきをヨロシク」に「かたづけラッカー」を吹きつけてから
偽ネギが時間停止を解除すると、空中に固定された見えない鉄筋の間を通るベルトはほとんど動く事なく、
アキラは両脚を大きくM字に開いたまま鉄棒に掴まっていると言う姿勢を維持している。

「では、特別レッスンと言う事で、僕がいいって言うまでそのままの姿勢でいて下さいねー。
これは特訓ですから、終わるまでお口は閉じていてくださいねー」
「はい、ネギ先生…んんっ…」

にっこり微笑んだ偽ネギの前で、
制御装置による微弱出力が始まり、アキラが改めて眉根を寄せている所だった。
ランダムなペースで段々上がって行くマッサージ機への出力は、
計測器が感知する血圧脈拍がある状態になればクールダウンする設定となっている。

  *  *  *

「あーあー、アキラさんにはちょっと特別メニューやってもらってますのでー、
他の皆さんにはこちらをやっていただきますです」

偽ネギが示したのは、四本の柱だった。

明日菜達のいない隙を見計らい、女子寮643号室で
「なんでもじゃ口」で浴槽にミネラルウォーターをある程度満たし、
「エアコンスーツ」と防寒服を着て「空気中継衛星」で南極の空気を取り込んで凍結させてから
「氷ざいくこて」で適当な大きさ厚さの水槽を作って
その氷の水槽に改めてぬるめのミネラルウォーターを満たすのが第一工程。

その氷の水槽を「チッポケット二次元カメラ」で撮影した写真を「フエルミラー」で大量にコピーし、
やはり無人のタイミングで学園のプールに侵入してコピーした写真を大量に乾いたプールにばらまき
「神さまセット」でプールの中に湯を注ぎ込むのが第二工程。

プールの中を埋め尽くした大方の水槽が溶解した頃合いに
「水加工用ふりかけ」の「スポンジふりかけ」をプールの中に投入し、
その巨大な水スポンジを「チッポケット二次元カメラ」で撮影して
「フエルミラー」で容易にコピー可能にしてから、後は必要なだけ切り出して加工する。

そうやって製造されたのがこの四本の柱。

プールの水スポンジに「粘土ふりかけ」をふりかけ、
ちょうどいい形に切り出してから「鉄ふりかけ」を振りかけたもので、
杭の様に先を尖らせて「石ころぼうし」を被り「ビックライト」で巨人化した偽ネギが
一緒に巨大化したトンカチで釘の様に地面に打ち込み、安定する様に地面との境界は鍔状に広がっている。

鍔の上には安全上「スポンジふりかけ」を振りかけた水が厚く乗せられていた。
そして、長い二本の柱の間と短い二本の柱の間には地面と平行に縄が張られており、
日本の縄は上から見ると一本に見える位置。縄の高さはハンドル操作で調整可能だった。

「あー、それでは長谷川千雨さんにお手本見せていただきまーす」
「私っ!?」

帰宅部の中の帰宅部を自認する千雨が思わず悲鳴を上げる。

「はーい、そうでーすっ、
むしろ長谷川さんみたいな帰宅部のネトもといそーゆー人でも軽々出来るって事でお願いしまーすっ
あううううーっ…」

すれ違いざまに出来たコブを抑える偽ネギの前で、千雨がつかつかと柱に近づく。

「それで、どうするんですかネギ先生?」
「ああ、簡単です、高い方の縄に掴まって、柱から柱まで手で縄を掴んでゴールして下さい」
「いや、簡単に言うけど、これ結構」
「始めて下さい千雨さん」
「はいっ!」

にっこり微笑む偽ネギを前に、ワッペン強制力の発動した千雨が高い方の縄を掴みスタートする。

「あーあー、脚と脚の間に低い方の縄挟んでくださーい」
「こうか?って、ちょっ…」
「はいどんどん進んで下さいですー」

偽ネギの指示通りにした場合、千雨はつま先立ちになり、
低い方の柱と柱の間に貼られた縄を両腿の間でぎゅっとその上に挟み込みながら縄を手掴みして進む事になる。

「はーい、ちょっときゅーけい、ああ、ゴールまで手は離したらいけませんよ手はー」
「んっ、ちょっ…」
「あー、そこでストップしてて下さいストップー」

その時、千雨の脚に挟み込まれた低い方の荒縄には、しっかりと結び玉が出来ていた。

「いっ!?おまっ、ちょっ…」
「はいー、千雨さーん、そのまま動いたらいけませんよー」

のんびり言う偽ネギの目の前では、「メカメーカー」によって低い柱に仕込まれた装置により、
偽ネギの秘かなリモコン操作で低い柱の縄が小さく振動を始めていた。

「いっ、あ、う…」
「はーい、スタートでーす、少しゆっくり目にぃー、はいストーップッ」

縄の振動に千雨の脚もガクガクと震えを帯び始めていたが、
ストップした箇所での千雨の下半身には、やはりゴロッと硬い結び玉が食い込んでいた。
そして、その時は、心なし振動も大きなものとなっていた。

「はいはーい、そのまま腰振ってくださーい、前に後ろにリズミカルにぃー♪
腿に力入れて下の方に押し付けながらですぅー」
「ちょっ!?お…う、ぐっ、ああっ!ガキ、てめ…」

“…おーきくもちーさくもなくー、いー感じに美乳ぷるぷるしてますですうんうん”

「あーあー、これはあくまで体育の授業の一環でしてー、
この綱渡りをちゃーんとやらないと単位が危なくなるってカリキュラム上仕方が無いんですー。
それからですねー、この縄には特殊なマッサージ装置が内蔵されていますのでー、
この振動、この振動が骨盤骨格体の歪みを調整して体内のモヤモヤを吹っ飛ばして
健全な肉体を作って下さるんですねー。
つー訳で、色々とキツイ事もありますが、これはあくまで体育の授業としては最高のプログラムですのでー」

眼鏡越しにぐわっと血走った目を向けられ、
「かたづけラッカー」を吹き付けた「うそつ機」を装着した偽ネギがにこにことうそぶいてそれを外した。

「むっ、ぐ、あ…」
“…ま、そろそろかわいそーだしw…”
「ぐ、あ…くはああああっ!!」

全長30メートルの綱渡りも終盤、ゴール近くで結び玉を挟んだまま休憩を強いられていた千雨は、
見る見る激しくなる結び玉の振動と共にしっかりと食い込んだ結び玉の辺りからバタバタと大量に滴らせて
顎を反らして悲鳴を上げ、「階級ワッペン」の強制力で辛うじて転倒だけを免れてガックリと首を折った。

「はーい、ゴールしてくださーい、乙でーっすっ♪」

「階級ワッペン」の強制力で手だけを動かし、
「かたづけラッカー」を吹き付けた「うそつ機」を装着した偽ネギは
ほとんど体だけゴールした千雨を抱き留めてその甘い汗と髪の毛の香りを深々と吸い込んでいた。

「ね、気持ち良かったでしょー千雨さん。これが最上級体育授業の効果なんですよー♪」

偽ネギの言葉にも、偽ネギの体操着の肩にヨダレを垂らしながらぐったりと身を委ねる千雨に
答える気力は残されていなかった。

  *  *  *

「はあっ、ほおおっ、はおあああっ、ですわああぁぁ…」

偽ネギが珍しく出しているTシャツの裾が前面でぽっこりと膨らみ、そんな偽ネギの目の前で
ミルクの様な頬を真っ赤に染め見事な膨らみをぶるんぶるんと柔らかく上下させるあやかの奮戦に頷いていた
偽ネギは、ほぼ全裸の姿で「かたづけラッカー」を吹き付けられて目の前に跪いていた
村上夏美の頭をシャツの裾から出し、自分のハーフパンツを若干修正してゴールへと向かう。

「はあぁ…ネギ先生…」
“…細くてしっかりしてたっぷりで…ビバお嬢様…”

その後も、ほとんどの面子が綱渡りを終え、特別助手に任命されていた村上夏美も
「ウルトラストップウォッチ」で時間停止されている間に元の姿に戻されて綱渡りに挑戦した。

“…ふむ…ぽよんとそれなりに瑞々しくと言った所であるか…”
「へへぇ…ゴールしたぁえへらえへら…」

事前に確保したデータ通り、一人ずつハンドルで縄の高さを変化させながらの綱渡りはほぼ全員が終了し、
そのことごとくのたっぷりむっちりをゴールで抱き留めて優しく地面に導いた偽ネギは、
地面で死屍累々と寛ぐ面々を尻目に鉄棒へと向かった。

鉄棒に向かった偽ネギの前では、真っ赤な顔をしたアキラがきゅっと結ばれた唇の端から
白っぽい液体を溢れさせて眉根を寄せた真っ赤な顔でしゅうしゅうと鼻息を噴き出し、
時折ごくりと喉を鳴らしながらくっと顎を反らしてはガックリと顎を垂れていた。

“…ムププw汗びっしょりおっきいぷるぷるおっぱい丸見えwww
オマタもすっくりぐっしょりでつねーwwwww…”
「はーい、お口開けてヨスでつよー♪」
「くはあああっ!あああ…あああぁ…」

ごくりと喉を鳴らし、普段の寡黙からは想像出来ない様な溜めに溜めた一声を上げたアキラだったが、
「メカメーカー」の最新技術が作り上げた制御装置により生殺しモード絶賛発動中のもどかしさが、
本音ではもう誰が見てようが一挙に振り切りたいアキラの声もなまめかしい中途半端に留める。

「ウルトラストップウォッチ」で一度時間を止めた偽ネギは、
つかつかとアキラに近づいて「ウルトラストップウォッチ」で必要な箇所に触れ、
「つづきをヨロシク」を消去し鉄筋や制御装置や制御装置に繋がっている各種の器具を回収してしまいこみ
鉄棒とアキラの脚の革リングを繋ぐベルトの金具を外して行く。

「…あ…ネギ先生…」
「あーあー、アキラさん、僕が支えてますからゆっくり下ろしてくださーい。
脚が伸びたら鉄棒から離れてもらってけっこーです」

「ウルトラストップウォッチ」の時間停止が解除され、
アキラから見るとアキラのむっちり太股をいつの間にか下から支えている偽ネギがにっこり笑って言った。

「それじゃー、アキラさんもみんなとおんなじ綱渡りやっていただきましょーか」

偽ネギに案内され、
「きょうじき」によってグラウンドの他の箇所で一時間が経過する間に五時間が経過する様に設定された
綱渡り会場にアキラがおぼつかない足取りで歩み寄る。

「はーい。じゃあ、しっかりオマタに挟んでー、渡り終わるまで手は離してはいけませんよー。
じゃあスタート…はーい、ここでちょっちストーップ…」
「…んっ…ああっ…おおおっ…はああああっ…あおあああああ…」

さすがの運動神経で綱を渡っていくアキラの姿はそれだけで絵になったが、
偽ネギは慌てず騒がず、結び玉をアキラが挟み込む度に休憩を命じ、
結び玉の縄に繋がる装置の振動を微弱から徐々に上げていき、
アキラが眉根を寄せ息が荒くなり「階級ワッペン」の強制力で上の縄から手を離せないで吊されている

全身を縄の振動以上にぷるぷると震わせて白い喉を見せて今正にその境地に到達しよう、
と言うその寸前に振動を止め、振動停止状態で一分間の文字通りの停止を命じてから前進を命じる。
これを、二十個以上ある結び玉をアキラが挟み込む度に毎回律儀に繰り返す。

「…んっ…んくっ…くふうぅ…」
「はーい、ゴールしていーですよぉ」

ようやく最後の前進を許され、
息も絶え絶えにゴールにたどり着いたアキラの豊かな肉体がどさっと投げ出されるのを、
しっかと支えた偽ネギは思わず生唾を飲んでいた。

“…うわぁ、髪の毛とその他諸々いー匂い、訴えかけるうるうるお目々もたまらんす。
大体、カッチリして見えんのにこの柔らかさはヤバイって…”

「あーあー、アキラさん、もう我慢出来ないですかー?」
「…我慢…出来ない…」
「あーあー、アキラさん、もうイキたいですかーイカせてほしーですか?」
「…イキたい…イカせてぇ…」

“…あのアキラたんがイキたいって言ってるよイキたいってぇwwwww…”
「はいはーい、では、頑張ったアキラさんはちょーっとあっちで休憩しますのでー、
皆さんももう少しそこで休憩しててくださーい」

そこは原料ネギの偽ネギ、魔法使いの「戦いの歌」を唱えてからひょいとアキラの巨体を背負って
近くに用意しておいたプレハブ小屋に入って行った。

「はーい、ここに立ってくださーい」

偽ネギに言われるまま、アキラはおぼつかない足取りでプレハブ小屋の壁に背中を預けて立ち上がる。
偽ネギがアキラの前に立つと、頬を真っ赤に染めたアキラがとろんとした眼差しで偽ネギを見つめていた。

“…う、うるうるお目々が”
「あー、アキラさん、ポニテもかわいーですけど、ここはやっぱ髪の毛解きましょーねー」

ごくりと生唾を飲んだ偽ネギがアキラの髪を解き、豊かな黒髪がばらりと流れ落ちる。
その間にも、偽ネギはごそごそとハーフパンツとトランクスの脚の穴から
ぐいっと三本目の硬い脚を引っ張り出し、
きゅっとしたアキラのお尻に手を回してブルマを引き下ろす。

「あくうううっ!!」

ずん、と、狙いを定めて濡れそぼった標的に背伸びをして侵入を果たすと、
偽ネギはくうっと眉根を寄せるアキラの顔を見上げながらアキラのTシャツをぺろんまくり上げた。

「あっ、ネギせん…あんっ」

ぷるんと弾け出した豊かな乳房。きゅっと上向きな乳房の頂きにちゅっと吸い付かれ、
アキラは顎を反らして甲高い声を上げる。

“…普段物静かって、やっぱすげぇー…”
「はっ、はおっ、あぐおっ、あおおおっ!
いぐっ、あっ、あおっ、ああいくいぐああいぐいぐいぐううぅぅぅぅ
あほごおおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!」

偽ネギがむしゃぶりついている横で、アキラの黒髪がバサッ、バサッと乱れ揺れ動く。
「きょうじき」でグラウンド内で十時間が経過してもここでは一分しか経過しない様に設定された
プレハブ小屋の中に、獣も裸足で逃げ出しそうな絶叫が果てしなく轟いた。

  *  *  *

あの頼もしいぐらいのアキラが、何もかも解き放たれた様なとろんとした眼差しで
ハーフパンツとトランクスをズリ下げて仁王立ちする偽ネギの前にひざまずく。

ぷるんと張りのある豊かな乳房をTシャツからはだけるままに
目の前の不浄のものをくちゅくちゅと可愛い口で清めている、偽ネギ至福の一時。

その洗浄の刺激が過ぎてみなぎった偽ネギはと言えば、
早速にアキラに壁に手を着いてそのぷりんと豊かでありながらぐりっと締まったお尻を突き出す様に命じ、
まだまだぐちゅぐちゅに濡れそぼりそれを求めて蠢くピンク色の秘部へと力強く突進する。

「はっ、はっ、はあっ、はああああっ!!」

頼もしい大きな白い背中、その先で、アキラの黒い頭がぐーっと持ち上がり、
垂らした黒髪と共にガクンと下を向く。

「んっ、くうううっ…」

目から力が失せ、唇から舌が漏れるアキラを横から覗き、満足する間もなく偽ネギもまた、
その見事な湿度と締め付けを前にうめき声を上げる。
そして、意識が半ば天国に飛んだままのアキラは、「階級ワッペン」の強制力のまま、
やっぱり偽ネギの前にひざまずき同じ場所へとかぶりつき滑らかに舌を使う。

「んー…」

プレハブ小屋の床で、アキラがついさっき「ワスレンボー」でちょんと叩かれた頭を振る。
「よくお休みでしたアキラさん。ちょっとハード過ぎたでしょうか…」
「いえ、私の気が緩んでいたのかと…」

“…いや、真面目杉だからアキラさん…”
「とにかく、みんなの所に戻りましょーか、ああ、そうそう、お休みに痛そーでしたから、
髪の毛解いておきましたねー」
「ありがとう、ネギ先生」

豊かな黒髪を結い直すアキラを、偽ネギは惚れ惚れと眺めていた。

  *  *  *

グラウンドの一角に、ちょうど電話ボックスの骨組みみたいな形で
「水加工用ふりかけ」を掛けられた水の棒が組まれ、柱となる水の棒が地面に突き立てられていた。

ただし、電話ボックスよりははるかに大きなスペースで、中央よりやや壁寄りに
何本か横に枝の付いた柱が立てられ、その柱を避けて床にはスノコが敷かれている。

その、骨組みの側面四つの内、三つの面には透明なビニールシートが貼られ、
残りの一つの面には、同じビニールがカーテンとして掛けられていた。

「あーあー、皆さん頑張ってくれましたからちょっと休憩入りまーす。
あちらがシャワールームになります。
えー、もしかしたら壁もカーテンもスケスケビニールに見えるかも知れませんが、
あれは非常に特殊な素材でして、今から三十秒たったら外からは中の様子は見えなくなります。
見える様な気がするかも知れませんが、それは気のせいですので気にしないで下さい」

そううそぶいて、偽ネギは「うそつ機」を外す。

「体操着は中にあるタライに入れておいて、取りあえずシャワーを上がったらこれを着ていて下さい。
あー、これですね、これと同じものを皆さんにお渡しします。
もしかしたらスケスケシースルーに見えるかも知れませんけど、それは気のせいです。
別にこれを身に着けても、下が透けて見えると言う事はありません。
透けて見える様に見えるかも知れませんけど、それはあくまで気のせいですので気にしないで下さい」

どこからどう見てもスケスケシースルー以外の何物にも見えない素材の、
口にゴムの入った着替え用の布の筒を掲げてうそぶいた偽ネギは、再び装着していた「うそつ機」を外す。

「ひゃー、冷たっ!」
偽ネギからタオル一式と着替え筒を渡され、シャワーコーナーに入って、
コーナー内の柱に取り付けられた爽快な「なんでもじゃ口」の冷水シャワーを浴びてはしゃぐ
明石裕奈のたっぷん縦揺れに、偽ネギの胸もまた踊っている。

「にゃはははっ、きんもちいぃーっ!」
“そうそう、そのぷるんぷるんに挟んだらきんもちヨカでしょうねぇーwwwww”

等と言う偽ネギの邪念など知る由もなく、無防備そのものの姿で爽快に汗を流した明石裕奈が
着替え筒をすっぽり被ってゴム入りの筒口から首だけを出してシャワーコーナーを出る。

「はいはいどーぞ」
“…オポポポポwwwピンクの先っちょも黒いのもスケスケスケスケ谷間ドーンwwwww”
「ありがとーネギ君」

用意のパイプ椅子に掛けた偽ネギから紙コップの番茶とチーズ、ミニ大福を渡され、
腰を曲げて受け取った裕奈がにっこり笑って受け取った。
そんな過去も捨てがたいが、偽ネギがチラッと横に視線を走らせた現在では、
いつものパイナップルをさらりと下ろした朝倉和美が、爽快な冷水シャワーにはしゃぎながら
偽ネギにその豊満に柔らかな側面を見せていた。
“…もーちょい、もーちょい横、先っちょ…おーピンクゥー”