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「ウルトラストップウォッチ」で止まった時間の中で、教卓の上にノートを広げた偽ネギは、
様々な書き込みの末に「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、
この教室で発動していた「きょうじき」の効果も一度リセットした。

その後で、イヤホンマイクの携帯電話から流れる時報に合わせて腕時計を直した偽ネギは、
再び「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押す。

「四次元若葉マーク」を装着してから「タケコプター」で一旦教室を出た偽ネギは、
公園のトイレで「フリーサイズぬいぐるみカメラ」で作成した着ぐるみを被る。
着ぐるみで、ダミーとして用意しておいたとある大人に化けた偽ネギは、
そのダミーの名義で購入しておいたマンションの一室で「フリーサイズぬいぐるみカメラ」を使い
適当な大人の姿に化けてから、必要な記載を行ったカードを「リザーブマシン」に次々と挿入していく。

「リザーブマシン」でチャーターした運転手付きトラックに乗り込んだ偽ネギは、
店や工場を巡って「リザーブマシン」で予約済みの商品を次々と引き取って回り、
ダミー名義で購入済みの倉庫に運び込む。

必要な支払いは、
「タイムテレビ」と馬と自転車とボートとケイ線を駆使して用意した現金でさっさと済ませる。
倉庫内で、入手した商品を使って若干の用意をし、
それらを「チッポケット二次元カメラ」で撮影してしまいこんだ偽ネギは、
「タイムベルト」を使い、若干過去に遡る。

そこで、時報で合わせた時計を注意深く観察しつつ「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、
偽ネギが抜け出したばかりの3‐Aの教室に滑り込む。

  *  *  *

例の如く誰にも気付かれない内に3‐Aの教室を脱出し教室に戻って来た偽ネギは、
「きょうじき」で改めてこの教室内で一日が経過してもそれ以外の場所では一分しか経過しない様に
教室内の時間を調整する。

更に、3‐Aの机の最前列より前のエリアで一日が経過しても教室の他の場所では一分しか経過しない様に
前方エリアの時間を「きょうじき」で調整した偽ネギは、
そんな前方エリアで窓際の一角をレースのカーテンで囲む形で「つづきをヨロシク」で固定し、
露出した黒板側の壁にはシャワーホースを付けた「なんでもじゃ口」を張り付ける。

カーテン囲みの下の床には、厚さ十センチ以上の巨大強化プラスチック板を敷く。
ダミーを通じて予め特注で用意して、「チッポケット二次元カメラ」で写真に収納しておいたその板には、
すり鉢状の広く浅い穴が空けられており、その穴の中心には「スペースイーター」が
超空間トンネルを掘っていて、そのトンネルは強化プラスチックの杭でほとんど塞がれている。

黒板前の廊下側の隅に、「チッポケット二次元カメラ」の写真から取り出した
既に膨張済みのビニールプールを置いた偽ネギは、やはり「チッポケット二次元カメラ」から取り出した
大判のプラスチック板をビニールプールの上空に「つづきをヨロシク」で固定し、
「かたづけラッカー」を吹き付ける。

プラスチック板のビニールプールに向いた面には「スペースイーター」が開けた超空間トンネルが開いており、
そのトンネルはカーテン内の床のプラスチック板の底の穴に繋がっている。
「チッポケット二次元カメラ」の写真から取り出した大きなベニヤ板を
黒板前に立てかける形で「つづきをヨロシク」で固定してから板に「壁がみトイレ」を張り付ける。

「はいはーい」

「きょうじき」で教室前方エリアの時間が教室の他の場所と同じ、つまり、
この教室内で一日が経過しても他の場所では一分しか経過しない様に調整し直した偽ネギが、
パンパンと手を叩いてにっこり明るい呼びかけを行う。

「あーあー、結構ハードな採寸にご協力いただきありがとーございましたー。
これよりちょっと休憩入りまーす。

あー、順番にですねー、お手洗いを済ませてからあのカーテンの中でシャワーを浴びてくださーい。
はい、だいじょーぶです。あのカーテンの中の事は外からは見えない様になっています。

見える様な気がするかも知れませんが、断じて外からは見えていないのですので、
安心して皆さん素っ裸になって存分に汗を流して下さいいーですねー」
「はーい♪」
“…ビバ!スナオン…”

チロッと布地の向こう側が丸見えになっているカーテンに視線を走らせながら、
偽ネギは懸命に尻をつねっていた。

「それでですねー、せっかくですから、ジャージのバッグを持ってシャワーに入って下さい。
今着ているものは脚のベルト以外ぜーんぶバッグに入れて、ジャージだけ着て席に戻って下さい。

どーせこれから新しいの作るんですから、ちょーっち汗くさくなった制服よりジャージの方がこれからの作業
効率いーんですねはいー。バッグはシャワー終わったらこっち置いといて下さい。
ちゃーんと洗ってお届けしますのでー。
バスタオルとタオルはこっちでお渡ししますから、終わったらバッグと一緒にこちらに戻して下さい」
「はーい♪」

“…わ、笑うなwまだ…”

かくして、「スナオン」と「階級ワッペン」の心身ダブル支配+「ネギ」の人望を前に、
3‐Aの美少女達はまたしてもハレンチ極まる偽ネギの指示に従順に従っていく。

ちょっと横を向くと、カーテンの向こうで元気に短めの黒髪をしっとり濡らした明石裕奈が、
偽ネギに向けてぷるんと上半身をよじる所だった。

「はーい、ネギくーん」
「…は、はいはーい、確かにお預かりしましたー」

シャッとカーテンを開き、堂々と偽ネギの前に現れてバッグを渡す明石裕奈に、
つーっと視線で裕奈を追っていた偽ネギが気を取り直して声を弾ませる。

「それでですねー、チャックこの辺まで下げるのが健康的なんですよー」
「ふーん、ありがとネギ君」

“…ムププププwあっちでむっちりこっちでぷるんwww…”

椅子に座った偽ネギの正面には、腰をかがめて偽ネギから茶菓子を受け取る裕奈の
汗が弾けるぷりぷり谷間。
ちょっと横を向くと、しっとり濡れ髪を背中に流しながら、朝倉和美が柔らかな横乳を覗かせている。

“…た…たまらんwパイナップルが洗い髪でオッパイドーンで…”

「あー、朝倉さんジャージバッグっすねー乙ですー♪
でー、ジャージのチャックこの辺まで下ろして風通し良くするのが昨今のナウなトレンドなんですねはいー」
「ふーん、ありがとーネギ君」

“…裸ジャージ裸ジャージ♪…”

ほこほこと艶やかな洗い髪の朝倉和美がつかつかと歩み寄る前で、
脚を組んで椅子にかけ、和美から受け取ったジャージバッグに念のため名前タグを付けた偽ネギは、
和美が上着ジャージのチャックをチーッと半ばまで引き下ろすのを確認してうんうんと頷く。

ここまででも結構長丁場だったと言う事で、
偽ネギ自身は椅子に掛けたままで紙コップに入った番茶と大福餅と炙ったスルメを一欠片渡す。

番茶は、隣に置いた椅子に置かれた魔法瓶から、紙コップに注いだもの。
魔法瓶が空になっても、番茶入り魔法瓶を撮影した「チッポケット二次元カメラ」の写真は
同じオリジナルから「フエルミラー」で何枚もコピーしているので、
空の魔法瓶は「チッポケット二次元カメラ」で撮影して廃棄物用ケースにしまって追加はすぐに用意出来る。

大福は袋詰めの市販品が床に置かれた籠に山積みされている。
スルメは偽ネギ自ら炙って千切ったものを山積みに用意している。
そして、にかっと笑って腰を曲げて受け取る和美のジャージからは、
むっちり豊かな膨らみが先端の桜の蕾まで半ば丸見えになっている。

“白くて柔らかでほこほこでぇ、お餅にも負けてないっスよ朝倉さーん♪ま、次は期待出来ねーし…”

ちろっとカーテンに視線を走らせ、偽ネギの表情は一瞬クールなものになる。
そちらで、これはチャームポイントと言えばチャームボインと言える
やたら豊かな黒髪を流してのシャワーが終わるのを見計らい、
偽ネギは一旦立ち上がってビニールプールに向かう。

「オユマイナスオプラスミ」

コールと共にプールの中に「物体変換銃」を発射し、プールの中に現れた弓を「チッポケット二次元カメラ」で
撮影した偽ネギは、その写真を廃棄物用ケースに放り込みながらさっさと椅子に戻った。

  *  *  *

「………」

偽ネギの視線の先で、綺麗な白い背中とお尻が、予め手渡されていたバスタオルに隠れる。
バスタオルの敷かれたスノコの上で、チラチラと見え隠れさせながらガシガシと体を拭いているのが見える。

「はーい、亜子さん栄養補給でーす」
「ありがとーネギ君」

“…ま、いっか、餅レベルに白くてうまそーてだけでも…それにぃ…”

偽ネギの視線は、早くもカーテンの向こうの未来へと向けられていた。
その胸こそスイマーの理想としてはやや過剰かも知れないが、
女としてはその長身を貧しくも過剰にも見せない見事過ぎる均衡の肉付き、膨らみ。

美少女にくくりきれない一見して美女が、その豊かな肉体に豊かな黒髪を流れるままに
無防備にシャワーを浴びているのを丸見えに見ていれば、
生唾の一つも飲みたくなるのが偽ネギ、否、漢と言うもの。

「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押した偽ネギは、
村上夏美の席までてくてくと歩いて「ウルトラストップウォッチ」で夏美に触れた。
そして、「スナオン」と「階級ワッペン」のキマッた夏美に指示を出し若干の準備をしてから
「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押す。

「あーあー、夏美さんはですねー、一瞬の隙を突いて出て行かれましたので
気が付かなかったかも知れませんが、
別の場所でちょっとしたお手伝いをしていただいていますので気になさらずにいてくださーい」
「はーい♪」

教室の明るい返事を聞きながら、偽ネギはそっと自分の足下に向けて「きょうじき」を使い
静止同然になっていたそこの時間進行を教室内の時間進行に合わせる。
そうこうしている内にも、アキラが偽ネギの全行程監視の下、シャワーを終えてカーテンから出て来る。

「はい、どーぞですアキラさん」
「ありがとうネギ君」

偽ネギから丁重なジャージの着こなし指導を受け、お茶とお菓子を受け取って素直に礼を述べるアキラは、
いつの間にか、膝掛けにしては偽ネギの腰の辺りまですっぽり隠れているタオルケットが
もぞもぞと動いている事も特に気にはしていなかった。

  *  *  *

「ふーっ…」

パッキン細グラマービューテホー雪広あやか以下個性的な面々が一通りシャワーを終えた所で、
偽ネギは「ウルトラストップウォッチ」で時間を止める。

「はいはーい乙です」

腰に掛けていたタオルケットをどけた偽ネギは、その下でほぼ全裸で跪いている夏美を
「ウルトラストップウォッチ」でちょんと叩く。


偽ネギに作業終了を許され、ちゅぽっと口を離してきょとんとしていた夏美は、
偽ネギに命じられるままとててとシャワーコーナーに入り、偽ネギが時間停止を解除するのとほぼ同時に
「なんでもじゃ口」に「38度の番茶」とコールして
番茶のシャワーを口に受けてガラガラとうがいを始める。

「………」

椅子に座って脚を組んだ偽ネギの視線の先では、薄めの胸を(3‐A規格比)反らして
命令通り三十回のうがいを終えた夏美が、
「38度のお湯」とコールした「なんでもじゃ口」のシャワーを浴びている。
無防備にシャワーを浴びる夏美の赤っぽい癖っ毛がたっぷりと湯を含み、
柔らかく膨らみ始めた白い裸体にシャワーの水流がピチピチと跳ね返る。

偽ネギは、それを眺めながら「きょうじき」を使って、
自分の机で待機する面々が静止同然に見える様に机の無い教室前方エリアの時間を調整する。
そんな偽ネギはと言えば、「石ころぼうし」を被ってその場でさっさと素っ裸になり、
「四次元ポケット」を張り付けてポケットごと「かたづけラッカー」を吹き付けてある
腹巻き一枚身に着けてカーテンの中に入って行く。

堂々とシャワーコーナーに入場した偽ネギは、夏美の脳天に背後から「キュービットの矢」をぶっ刺した。

「ひゃっ!」
「あうんあうんあうん♪」
「んー、もーっ」

「石ころぼうし」を「四次元ポケット」にしまいこみ、後ろからガバッと抱き付くバカ丸出しの偽ネギに、
夏美はちょっと困った満更でも無い顔で応じる。

「お姫様のご入浴ぅ、我慢出来ませんですますはいぃー」
「もーっ、ネギ君、教室だよーみんなにぃ…」
「だいじょーぶだいじょーぶでつぅ、てか、教室でシャワー浴びてる時点で疑問持てよボソッ…」
「ん?何?」
「なんでもないでつないでつ、だーいじょうぶ、ちゃーんと一瞬の隙を突いて入って来たですからー、
外から見えませんしー、うまくごまかしてますからちょっとぐらい長引いても全然だいじょーぶですぅ」
「んー、そう?」
「そーなんですはいー」

偽ネギの馬鹿丸出しの返答に、偽ネギの腕の力が緩んだ所で、夏美はするりと偽ネギを向いてにっこり微笑む。

“…ま、ものの順序つーかムードって奴で…”

取りあえず、既に熱く反り返ったのを夏美の剥き出しのお腹に押し付けながら、
夏美に求められるまま偽ネギはその唇を夏美の唇に寄せた。

「はーい、夏美さーん。お肌ツルツル最高級ローションですよー」
「ありがとーネギ君、ひゃんっ」

さっと用意した小型バケツ入りローションを掌に取った偽ネギが、
早速立たせたままの夏美の胸を両手掴みにして塗り込んで行く。

「はいはーい、お胸にお腹にぃー、お腹もきれーに引き締まるそーでーす。
それからそれからー、やっぱここでしょー、一番敏感なトコは大切にしましょーねー」
「あんっ、ネギ君そこぉ、ひゃんっ」

「お肌から吸収されてエッチな刺激に心も体も敏感になる媚薬成分入りでーす」とコールした
「アワセール」を照射されたローションを胸からお腹にたっぷりすり込み、
お臍にちょっと悪戯した偽ネギは、年相応にそろそろ伸び始めた茂みを一撫でした後、
既に頭を見せ始めたつるりとした小粒にたっぷりとローションの乗った指をつるりと走らせる。

そして、一番敏感なクレバスの一帯につーっと指を這わせる。
過去の実験データからも、このぐらいで十分の筈だった。

「あぁー、なんかポカポカするぅ」
「そーですかそーですか、効き目抜群ですねーはいー」

真実を語る偽ネギの邪悪な笑みは天使の様な外観だった。

「ムニムニー♪クリクリー♪
こーでつかー、ここがこーやってこれがいーんでつかー?」
「はっ、ああっ、そ、そこおはああっ」

立ったままの夏美の裸体をまずはやわやわと弄び、段々と核心に迫って
ぽつんと尖った辺りを上も下もローションに濡れた指、繊細な手つきで迫られ、
既に腰の砕けそうな夏美は、両手をカーテンの掛かった壁に着きながら熱く喘ぎ声を響かせる。

「ひゃっ!」
「ムプププーw夏美さーんwww」

後ろからガバッと抱き付かれ、夏美が可愛らしい悲鳴を上げる。

「夏美さんのかわいー声、僕もーたまらんですたいぃwww
だからほら、こーんななっちゃってるでつー」
「あっ…うん、ネギ君…ああっ!!」

言葉も中身も馬鹿丸出しモードの偽ネギとしては、
目の前のくりっと可愛いお尻にぐいぐい押し付けていた熱いものをより奥深くに移動せずにはおれない。
夏美自身から溢れさせた蜜で十分潤ったそこは、入る時にはぬるっとするっと偽ネギを受け容れていた。

“…けど、やっぱ入ったらいい感じに締まってんぜぇおおっ…

ニヤッと笑った偽ネギが、そのまま後ろから両手で夏美の初々しい膨らみをまとめて鷲掴みし、
ぎしぎしと腰を使いながら、ガバッと大胆に掴んだ果実をやわやわと優しく揉みしだく。

「このぉ、お手々にすっぽりなのがいー感じですぅ」
「ちょいネギ君、遠回しにペチャパイとか言ってないはああんっ♪」
「いーえいーえ、年相応のぷりぷりパイ気持ちヨスでつよー♪
夏美さんも気持ちいーですかぁ?」

「あっ、うんっ、いいっネギ君ああんっ♪」
「そーでつかそーでつか♪先っちょクリクリー、こっちもクリクリー♪」
「あっ、そ、そこああんっ!」
「ムプププwこっちの先っちょクリクリしたらぁー、
とろとろしたのが夏美さんの中からどんどん溢れて来るですよー、
中から溢れてー、夏美さんの中で僕のをぐにぐにしてすっごいですあうぅー」

「ああんっ、それはぁ…ああっ!」
「こーゆー事なんですねー夏美さーん、こーゆーのが欲しくてとろとろしてるんですね夏美さん」
「あ、ああんっ、そう、そうああっ!ネギ君の、ネギ君のずんずん入ってるうっ!」
「あっ、くっ、夏美さんの中、熱くてぬるぬるぐにぐにぃ…」

「はっ、あんっ、ネギ君、ネギ君のぉっ」
「あっ、僕、ああっ、夏美さんの中、僕ぅ」
「んっ、いいっ、ネギ君いいっ、いいよああああっ!!」
「くうううっ!!」

ぎゅっと後ろから夏美に抱き付きながらぎしぎしと腰を動かしていた偽ネギが、限界を迎え、解き放つ。
既にかなりの本音が口から溢れていた事に、偽ネギ自身どこまで気付いていたのか定かではない。
そんな偽ネギの目の前で、辛うじて壁に手を着いたままの夏美の首がガックリと垂れ、
しっとり垂れた赤みがかった癖っ毛が床にボタボタと雨を降らせる。

“…やーいやーい犬ー犬ーざまーみろざまーみろ…
まー、あんだけボリュームドーンだったからなぁー、たまには…”

「白身魚も…」
「んー?ネギ君お魚食べたいのー?」
「いいいえ、何でもないですはいぃーげふんげふん」

虚しい勝利宣言と共にぼそっと呟いた偽ネギが、寝ぼけた様な夏美の言葉に慌てふためき、
夏美の中からじゅぽっと引き抜いて夏美をゆっくりと床に座らせる。

「はいはーい、きれーきれーしましょーねー夏美さーん♪…」

じゃーっと、さっきまで偽ネギがはまり込んでいた夏美の中と夏美の全身を
一通りシャワーで洗い流した偽ネギは、用意していた防水のストップウォッチをチラッと確認し、
「石ころぼうし」を被ってから夏美の脳天をダイヤル調整した「ワスレンボー」でとんと叩いて
「キュービットの矢」を回収してからシャワーコーナーを後にする。

「あー、なんかすっごいすっきりしたー♪」
「はいはーい、あー、夏美さーん、そのジャージのチャックその辺まで下ろしたらもーっと格好ヨスですよー。
はい、お風呂上がりの栄養補給ですー」
「ありがと、ネギ君」
「いえいえどーいたしましてー」

シャワーを出て、「きょうじき」でシャワーコーナーも静止状態にしてから
体を拭いて着替えを済ませた偽ネギは、改めて「きょうじき」で教室全体の時間進行を調整し、
外部で一日が経過しても一分しか経過しない教室内で元通り教室前方に置いた椅子に掛けて、
待ち構えた夏美にもみんなと同じ待遇を用意する。

”…ま、控え目な標準谷間も味の内ってか…”

極上の笑顔と共に去って行く夏美を前に、偽ネギは一人自分の中で答えを探す。

  *  *  *

とにもかくにもお茶の時間が終わった頃合いに、偽ネギは立ち上がる。

「すぅぱぁコンピューターです」

黒板の前に立った偽ネギは、「設計機」を前にしてあながち間違いではない説明をする。
そして、苦心の末に収拾した全員分のデータ収集用紙を「設計機」に挿入していく。

偽ネギが書き込んだ用紙は、言わば都合のいい条件付けと実際に計測した数値が書かれていて、
「設計機」がその妄想を具体的な図面として製図していく。

「それではー、皆さん、ご自分の設計図は行き渡りましたねー。
では、これより皆さんにはお裁縫をしていただきます。
ええ、これは本来家庭科の授業ですから。
その設計図通り、今日一日皆さんが学校で着る指定服一式を自分の手で作っていただきます」

そこまで言って、偽ネギは「ソノウソホント」を装着した。

「だーいじょうぶ大丈夫、皆さんなら出来ますって、
ええ、出来ますとも、何てったって、皆さんはお裁縫の天才集団なんですからー。
出来ます。皆さんなら出来る、Yes you can!
では、始めて下さい」

力説した偽ネギは、にっこり笑ってスタートと共に「ソノウソホント」をそっと外した。

「あーあー、次は体育ですから、完成し次第机の上に立って体操着を着て
机の上で正座をして待機していてくださーいねー。
だいじょーぶです、一番最初に完成した人は手を上げて下さい。そしたら僕はちゃんと席を外しますのでー」

「いいのー、ちゃんと見てなくてー?」
「ネギ君ならいいんだけどなー♪」
「な、何をおっしゃってあなた達…」
「ああー、いいんちょ鼻血ー」
「何想像してんのよいいんちょ」

美砂と裕奈が同時に鋭い質問を発し、まき絵の一言にKOされたあやかの実状を双子が報告し明日菜が嘆息し
皆がドッと笑う。

“…いえいえ、イギリス紳士wですからwwwどうぞお気遣いなく…”

「出来たえー、ネギくーん」
「はーい、さっすがこのかさん」
「お見事ですお嬢様」
“…「ソノウソホント」に狂い無し…それでも個体差は出るモンだな…”
「それでは」
「えー、いいのネギ君?」
「だいじょーぶですからどーぞどーぞ」

清掃用のロッカーに入った偽ネギは、即座に「ウルトラストップウォッチ」で時間を止め、
「石ころぼうし」を被ってロッカーを出てから「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押す。

“…ムポポポwwwやっぱり真っ白シルクの柔肌がwwwww
オポポポッwwwキタキタキタダイナマーイツッ!!…”

偽ネギ責任編集「雑誌づくりセット」製造全校集会奨励済み流行カタログ雑誌に深く学び、
クラス、全校の皆々と共にノーパンノーブラ健康法を堂々実践しながら新品の体操服に袖を通す
木乃香の机の回りを小蝿よろしくぶんぶん動き回っていた偽ネギだったが、

明石裕奈、那波千鶴のこちらも何れ劣らぬ嫁入りオッケーグループがゴールインすると、
繊細な侘び寂びの魅力もいいが、やはりそのダイナマイツな魅力に吸い寄せられるのが
偽ネギの性と言うものであった。

  *  *  *

偽ネギとて鬼ではない。
全員の正座を確認するや「ウルトラストップウォッチ」で時間を止め、
クラス全員を一人ずつ、「ウルトラストップウォッチ」で触れると同時に「瞬間固定カメラ」で撮影して回る。

全員を撮影してから「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、
教室内での「きょうじき」の効力をキャンセルする。

その後でも偽ネギが「きょうじき」を駆使した結果、
教室の中は、二時限目が終わる少し前の時刻で時間の進行は通常通りの状態となる。

「あーあー、この教室内で発動している「瞬間固定カメラ」の効果は十秒後に終了になりまーす」

そう言って、装着していた「ソノウソホント」を外した偽ネギは速やかにロッカーの中に戻った。

「出て来ていいよー、ネギくーん♪」
「出て来なよー、ネギ君お待ちかねのお着替えタイム真っ最中だよー♪」
「嘘嘘、だいじょーぶだってネギくーん♪」
「はーい」

入り交じる可愛い声の中、偽ネギは右手を掲げてにこやかにロッカーから凱旋した。

「あー、はいはい、乙ですー、さっすが最先端体操着見事にお似合いですねー、
あー、チャイム鳴ったら起立礼しましょーねー」

偽ネギが言うが早いか、キーンコーンカーンコーンと聞き慣れたチャイムが鳴り響いた。

「あつっ!」
「あうっ!」

机から下りようとした裕奈の胸を顔面で受け止めた偽ネギが、しっかと裕奈の体を支える。

「あーごめんネギ君、あー、脚がぁー…」
「あははー、ゆーなさんはやかっげふんげふん…ずっと正座でしたもんねー。
あー、皆さん結構来てますねー、はいはい那波さんも無理なさらないでくださいねー、
ちょっともっぺんここに座っていただいていいですからー」
「あら、ごめんないネギ先生♪」

ロッカーで「あらかじめ日記」に書き込んでおいた通り、
胸の谷底をしっかりと顔面で支えながら、偽ネギが千鶴を支えて座り直させる。

「いいですよー、無理しないで次の体育間に合うまで楽にしててくださーい」

そう言って、偽ネギは美脚を伸ばして机の上に寛ぐ全員から「階級ワッペン」つきベルトを回収して回る。

「いいんちょさんは大丈夫でしたかー?」
「当然ですわ、ネギ先生。不詳雪広あやか、お茶にお花にお琴に薙刀合気道…」
「ふんっ、自慢しちゃって、このぐらいの正座どうって事ないでしょ」

「それはアスナさんは、このぐらいのお裁縫で指が穴だらけですもの、正座の時間も無かったですわね。
ああ、そうそう、確かにアスナさんも、あれだけ新田先生のお世話になっていれば」
「いちいちムカ付くわねいいんちょ!」
「何ですの?」
「何よっ」

「おおーっ、やれやれー…あつつつ…」
「あううー、駄目ですよー」

パンパン体操服の左右の乙女にぐにゅっと挟み込まれた偽ネギの涙目は、笑っていた。

  *  *  *

もみくちゃをたっぷり堪能して後、そっと教室を出た偽ネギは、
「貸し切りチップ」を張り付けた男子トイレで「ソノウソホント」を装着してそっと呟く。

「あーあー、今から十秒後、3‐Aの教室内にある全ての時計の時刻表示は、
デジタルもアナログも全部、兵庫県明石市の正確な時間を指し示す事になります。
その事について、疑問を持つ人はだーれもいません。それから、今から一分後…」

偽ネギは、全校集会終了後、偽ネギが教室に入った時刻を告げた。

「この時刻よりも後に3‐Aの教室内で使用された、このポケットから出て来た秘密道具の効力は、
3‐Aの生徒さんの肉体的な部分に影響している効力については全て終了になります。
終了するのは今現在も継続して影響している効力だけですのでその辺よろしくです」



  *  *  *

「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押して3‐Aの教室に戻った偽ネギはと言えば、
「ウルトラストップウォッチ」で必要な箇所に次々と触れていき、
「つづきをヨロシク」に「とり消しガス」を噴射してから、
カーテンや床のプラスチック、シャワーホース、ビニールプール、
「壁がみトイレ」を貼ったベニヤ板を「チッポケット二次元カメラ」で撮影していく。

「あーあー、ここにですねー、何かカーテンのシャワーコーナーとか
ビニールプールとかトイレのあるベニヤ板とかあったのでは、と思っているかも知れませんが、
見ての通りそんなものはありません。それはみーんな気のせいですのでよろしく」

「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、「うそつ機」を装着してつらっと言った偽ネギは、
そこで改めて「ソノウソホント」や「メモリーディスク」を駆使して、
不審の残らない様に微調整してから次の授業に備えるのだった。

  *  *  *

「はいはーい、三時間目は体育ですねー。
あー、体育の授業も今日は引き続き僕が受け持ちますのでよろしくですー。
僕はですねー、ザ・体育教師の資格も持っている訳ですからー、
僕がこれから教える体育の技術は体育の授業としては常に正しい最高権威なのでありー、
僕の言う通りに体育の授業を受けないと単位も危なくなる訳ですねー。
それではー、はーいせいれーっつっ」

グラウンドでは、「うそつ機」を装着してうそぶくTシャツハーフパンツ姿の偽ネギの前に、
クラスの面々が疑う素振りも見せず素直に六列整列して行く。

“…ムッチンプリンの体操着ヨカデスタイwwwww…”

学校では指定の服装を着こなす事こそが最先端の流行だと言う偽ネギ責任編集カタログ雑誌に深く影響され、
先ほど手作りした体操着姿の3‐Aすくすく発育(例外あり)美少女軍団が整列する姿に、
偽ネギはにんまり目を細める。

上は、学校指定を示す名前入りの刻印がほんの小さく取り付けられた以外は無地同然の真っ白Tシャツ。
下は、偽ネギ特別設計コンセプトによるものである以上、昭和末期型ブルマーである事は言うまでもない。

何れも、精密で我が儘のギリギリまで許される「設計機」と、
こちらも万能秘密道具「ソノウソホント」により神の手と化した天才的裁縫技術があればこそ可能であった、
透明度と収縮性、強度の芸術的な妥協の下で完成したその体操服は、
3‐A美少女すくすく発育バディ(例外あり)を締める所はピチッと締めながらちろっとお臍を覗かせる
絶妙のバランス感覚を保っていた。

取りあえず、職員室でも「うそつ機」を使って貸し切り状態となっているグラウンドに
クラスの面々を整列させた偽ネギは、
グラウンドの時間進行を外部の一分とグラウンドの一日が同じになる様に「きょうじき」で設定する。
その後で「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、全員の足下に小さな布の袋を置く。

「あーあー、皆さんの足下に袋がありますねー。
ああ、皆さんが気が付かなかっただけで前からちゃーんとあったんですよー」

「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、相変わらず「うそつ機」をはめたまま
つらっと言う偽ネギの前で、一同がその袋を拾い上げる。

「まずはですねー、その中にある飴玉を舐めてくださーい。ええ、今回の体育の授業は結構ハードですのでー、
最初にちょっと糖分補給しておいた方がいーんですねーはいー」

偽ネギの言葉に、一同が用意された飴玉を口に放り込む。
飴自体は市販品であるが、「アワセール」によってじんわり効いてくる
感度1.5倍増しぐらいのちょっとした媚薬成分が発動する事になっている。

「それからですねー、その中に入っているベルトを脛に装着して下さい。
これは、今回の授業で非常に重要な補助器具ですから、必ず装着して下さい」

それは太い黒革のベルトで、一度填めると少し手間のかかる金具を動かさなければ外れないものだった。
そのベルトには、「階級ワッペン」が張り付けられており、
そのワッペンに対応する「大将」のワッペンは全て偽ネギが装着しているサポーターに貼り付けられていた。

  *  *  *

「あーあー、用意出来ましたねー、そのベルトはー、僕が外していいと言うまで外してはいけません。
これは、最優先命令です。他の命令に優先してこの事は命令しておきます。
では、準備体操とアップいきまーっすっ。あーあーアスナさん」

「私?」
「はいそーです神楽坂明日菜さんでーす。
体育の成績だけはピカ一のアスナさんですのでー」
「なんですってぇーっ!?」

「あううー、ですからー、体育マスターのアスナさんに模範体操をお願いします」
「へ?」
「あー、ですから、BGM掛けますのでそこのお立ち台昇ってラジオ体操お願いします。
やっぱりこーゆーのは生徒の参加が好ましいですからねー。
僕は後ろで参加してますので後はアスナさんお願いします」

「良かったですわねアスナさん、体育の成績だけは優秀ですから」
「何ですってーっ!?」
「あううー…」

小一時間の喧嘩の後、明日菜は満更でもない顔でお立ち台に昇る。

「では、お願いします。
あーあー、これからアスナさんの体操に皆さん合わせていただく訳ですがー」

そこまで言って、偽ネギは「うそつ機」をそっと装着する。

「途中で何かアスナさんの格好が変に見えるかも知れませんが気のせいです。
アスナさんはちゃんとフツーに体操着を着て体操をして下さりますので、
途中で何かおかしな格好に見えたとしても、それは気のせいですのでよろしく」

そこまで言って、偽ネギは「うそつ機」をそっと外す。

「それでは、僕は後ろで体操してますので」

ラジカセがタイマー起動し、聞き慣れたラジオ体操の音楽が流れ出す。
それに合わせて、明日菜が堂々と体操を始めて、他の面々もそれに倣う。
順調なスタートを見て取った偽ネギの顔に、ニヤッと笑みが浮かぶ。
そして、空の「きせかえカメラ」のレンズを壇上の明日菜に向ける。

「あー、きせかえカメラさんきせかえカメラさん、
あそこのアスナさんが脚に着けているワッペンつきのベルトですね、
あのワッペンもベルトも、あなたの力をもってしても分解は不可ですからヨロシク」

「ソノウソホント」を装着した口で呟いてから、偽ネギは「ソノウソホント」を外し、シャッターを切る。

“…腹イテ腹イテ腹イテェェェェェwwwww”

何事も無かったかの様に淡々と、そして堂々と壇上で続けられるラジオ体操を前にして、
偽ネギはとうとう堪えきれずに「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、地面を叩いて悶絶する。

“…さて、と…”

もう一度「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、
偽ネギは改めて目の前で展開される体操に視線を向ける。
笑撃派はなんとか発散してやり過ごした偽ネギだったが、明日菜は客観的に見ても美少女の部類に入る。

体力バカのバカレッドながら見た目は美しい若い娘と言ってもいい、
年齢を云々しなくても健康的ムチプルナイスバディ。
それが燦々と輝く太陽を浴びて、しかも一番肝心な所の僅かな生理的かげりすらなく、
全てをさらけ出して一片も臆する事なくはつらつ元気なぷるぷるぶるんぶるんラジオ体操。

これは、確かに笑える。笑えると同時に、漢ならば当然、もよおす。
ラジオ体操二番に差し掛かる頃合いを見て、偽ネギは地面に「村上夏美」と書かれた単語帳を置き、
それに「物体変換クロス」を被せてカードに書かれた名前を呼んでから「うそつ機」を装着する。

「はれ?」

「あーあー、
夏美さんはこのザ・体育教師ネギの鋭敏なる観察眼によりちょっと別の筋肉の運動をしていただきます。
ですから他の皆さんは引き続き、しっかりと前を見て、いいですか、これは命令ですよ、しっかりと前を見て、
音楽が終わるまでラジオ体操を続けて下さい」

「はーい♪」
「それではー、夏美さんは僕の書いたこの高度なプログラム通りの行動をして下さい」

そう言って、偽ネギは色紙を取り出し、サインペンで「今すぐ素っ裸になってその場にひざまずく」
とサラサラと書き付け、夏美に見せる。
その間に、偽ネギはずるっとハーフパンツとトランクスをズリ下げている。

「あー、それではー、このまま僕の体の一部を特別に提供してほっぺと顎と舌の運動いきますねー♪」

堂々たる伸びやかな裸体の躍動を目に焼き付けながら、体ごと顎を反らした偽ネギが告げた。

  *  *  *

「はーい、夏美さん乙でーっすっ」

ラジオ体操が終わる頃合いに、既に服装を直し、
偽ネギに渡された500ミリリットルウーロン茶ペットボトルを使ってガラガラとうがいをする夏美の前で
バケツを両手に抱えた偽ネギが言った。

「あーあー、アスナさん、音楽終わったら、僕がいーって言うまでこっち向きに開脚倒立しててくださーい。
はいはーい、別にアスナさんは変な格好はしてませんよー、
これからー、ごくフツーの体操着で開脚倒立するんですからねー」

「ワスレンボー」で頭を叩いた夏美がとててと列に戻るのを見届け、
「うそつ機」を装着して告げた偽ネギだったが、偽ネギの命令が実行された瞬間、
さすがの偽ネギも再び「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押さずにはいられなかった。

“…腹イテ腹イテ腹イテェェェェェwwwww”

こうなると、偽ネギとしてはお約束に走らずにはいられない。
止まった時間の中、地面をドンドン叩いて悶絶していた偽ネギは、
開脚倒立されたすらっと見事な脚の付け根、そのつるんとした真ん中に走る裂け目に沿って
丁度リレー用のバトンの様な棒を乗せる。

それは、市販のバイブレーターその他を原料に「設計機」と「メカメーカー」で製造した
バトン型バイブレーターなのだが、
偽ネギは、そのバトン型バイブの大部分を占める振動部の両端に取り付けられた
握り用の固定部分を順番に掴みながら掴んだ自分の両手に「つづきをヨロシク」を吹き付けて、
バイブと「つづきをヨロシク」に「かたづけラッカー」を吹き付ける。

「ひゃっ!?ちょっ、これ、なっ、はひはあっ?…」
“…腹イテ腹イテ腹イテェェェェェwwwww”

「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、バトン型バイブのリモコンでスイッチを入れると、
さっきまではむしろ得意げなぐらいに倒立していた明日菜が一転狼狽を浮かべ、
長いツインテールをお立ち台の床にぞろりと垂らして真っ赤な顔ではひはひ喘ぎ出す姿には、

偽ネギとしても「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押して
地面をドンドン叩いて悶絶せずにはおれない。

そうこうしている内に、
上からお臍に向けてつーっと一筋二筋と流れだし、豊満なぐらいの胸に谷川すら流れ始める。

「はふっ、はっ、あっ…」

元々逆立ちに血が上り始めた明日菜の顔は、可愛らしい小鼻がぷっくり膨らみ、
ぱくぱくとした唇から荒い息を続けている。
そんな唇から溢れる液体と胸の谷川がつーっと下へと滑る。
である以上、ここは徐々にバイブにパワーアップを掛けて噴水ショーで締め、と言うのが常道である。

「はっ、くうっ、あくううっ…」
「………」

胸の谷川が喉首に到達しそうになり、涙とヨダレがつーっと床に向かおうとする。
くっきりと白かった普段隠れている部分がピンク色に染まり、だらだらと汗が下へと伝っている。
そんな全身をガタガタと震わせながらも、
「階級ワッペン」の強制力でスーパーセクシー開脚倒立を続けている明日菜を眺めていた偽ネギは、
リモコンの出力を下げ、スイッチを切った。

「はーい、アスナさん終了乙ですたー」

一度「ウルトラストップウォッチ」で時間を止め、「つづきをヨロシク」を消去し
バトン型バイブを回収してから元の場所で「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押した偽ネギの言葉に、
明日菜はツインテールをばさっと動かしながらすとんとお立ち台に着地した。

“…あ、あのアヘアヘから…さすがオサルぱねぇ…”

「あー、はいはい乙です乙ですー」
「あ、ありがとネギ」

お立ち台に昇り、後の事を考えてフェイスタオルとストロー付きスポーツドリンクを渡した偽ネギに、
明日菜はにこっと笑って応じた。
「きょうじき」でお立ち台の上の十時間がグラウンドのその他の場所の一分になる様に
お立ち台の時間を調整した偽ネギは、黙ってその場に「タイムコピー」で用意しておいた
スペアの明日菜の体操着を置くと、「シナリオライター」を着火する。

「?はれ?はれはれ?」

明日菜は、勝手に動く体に戸惑いながらも偽ネギの目の前でするすると体操着を着込んでいた。
腕時計を見ていた偽ネギは、着替えが終わると同時にほんの僅かな時間にセットした「ワスレンボー」で
明日菜の頭をちょんと叩き、「きょうじき」でお立ち台の時間をグラウンド全体の時間に合わせてから
その場を後にする。