「あの、佐藤刑事?」

美和子が持ち込んだ資料に目を通していた新一は、先ほどから美和子がうなだれたまま
丸で動かない事に気付いた。
よく聞いてみると、息遣いが早すぎる。何か嫌な感じだ。

「佐藤刑事?」

美和子の両肩を掴んで声を掛けた新一は、ドキッとその胸を騒がせた。
新一を見上げる美和子の熱く潤んだ瞳は、それだけの破壊力を隠さなかった。

「あ、あの、佐藤刑事?」

息を呑む自分を自覚しながら、新一は声を掛ける。

「あ、工藤君?ああ、ごめんなさい、ちょっと、疲れてるみたいで…」
「あ、ああ、そうですか」

耳に掛かったほつれ毛を払い、ふーっと熱い吐息と共に言う美和子の言葉に、
新一は納得する姿勢を見せながらも、この状況では不謹慎過ぎる所の疼きすら覚えてしまう。

“…おいおい…やっぱ、今までの分たまって…なんて場合じゃねーっつーの…
いや、でもマジ色っぽい…違う違う…”

上からニヤリと観察されている事も知らず、
美和子の見事なショートカットのうなじに視線を走らせ、ぶんぶんと首を横に振った新一は、
ガタリと立ち上がる美和子の動きにビクッと身を震わせる。

「ちょっと、お水を…」
「ああ、そ、そうですか…」

新一は、ふらりと冷蔵庫に向かう美和子を黙って見送る。
冷蔵庫からミネラルウォーターの500ミリリットルペットボトルを取り出した美和子は、
汗の伝う喉をごくごくと動かし、瓶のまま水を立ち飲みする。
唇の端から半ば流れ落ちる水をぐいっと袖で拭った美和子が、手近に瓶を置いてテーブルに戻ろうとする。
その足下は、明らかに千鳥足だった。

「とっ…」
「佐藤刑事っ!」

髪の毛と汗の甘い香り。
気が付いた時には、新一は美和子の体を抱いて床に転がっていた。

「あ、あの、大丈夫ですか佐藤、刑事…」

次の瞬間、気にしない気にしない心頭滅却すれば円周率は3.1415と新一が心の中で繰り返していた
そこはかとない柔らかな感触がぎゅっと力強く新一の胸板に押し付けられ伝わって来た。

「だ、大丈夫…」

薄くルージュを引いた薔薇の様な唇が濡れ光って僅かに蠢き、
新一に向けた黒曜石の様な瞳を熱く潤ませた美和子が、かすれた声で言葉を発する。
だが、言葉の何倍も、その唇からは美和子の胸の奥から溢れる熱い吐息が新一の耳をくすぐる。

“…いい匂い…佐藤刑事って意外に華奢、でも胸が…
おい、気付かれるってクールな高校生名探偵のイメージが鎮まれ鎮まれ鎮まれ…
いや、無理、健康な高校生の男にこの状況でそれは無理。
じゃなくってマジでやべえって、病気かこれ?やっぱ過労?薬の残り時間…”

身近から薄い化粧と黒髪と汗の甘い香り、腕から胸から伝わる弾力、
それより何より現職の刑事、それも美人にこうして白昼堂々力強く抱き締められ潤んだ瞳を向けられている。
明晰な頭脳とは別に、彼の年齢と実戦経験を考えると錯乱するのも無理からぬ所だった。

「お、おっ…」

美和子の腕に力がこもり、新一の喉から呻き声が漏れる。
天井に向けて突き出された新一の腕が怪しく踊り始める。
瞼に浮かぶ蘭の哀しい顔が猛烈な勢いで精神防壁を構築する。
辛うじて新一の腕が美和子の背を包む寸前、新一は自分の胸に顔を埋め、荒い息を吐く美和子に気付く。

  *  *  *

目の前で、頬は赤く染まりドギマギしながら斜め下を向く視線。
こうなったら名探偵も純愛も形無し。只のやりたい盛りの男の子。
知られたモテ男だと言うだけあって、なかなか綺麗な顔をしている。
こんな坊やを落とすのは朝飯前、赤子の手を捻るよりたやすい。
その、美和子の頭に浮かんだ思考と行動の間に本来ある筈の谷間を、
彼女は、気付いた時には猛ダッシュ大ジャンプで飛び越えていた。

「ん、むっ!」

不意に、いや、心の奥底ではどこかで期待していた、
唇を塞ぐ柔らかな感触に、新一は目を丸くした。

「これが、欲しかったんでしょう?」

存分に舌を貪られ、瞬きをする新一に、先ほどまでの熱い密着を離れた唇から
荒い息を漏らしながら美和子が言った。

「どう、工藤君?これで満足?もっと、これ以上の事もしたいんでしょう工藤君?」

単刀直入、濡れた瞳に挑む様な光を宿して美和子が迫る。

「あ、あの、佐藤刑事」

何かを言おうとする新一だったが、喉がカラカラで言葉が出ない。
そんな新一の首に、美和子は横から音を立てて吸い付いている。

「だ、駄目です佐藤刑事」

押し退けようとする新一の弱々しい手は、美和子の手であっさり制圧され押し戻される。

「これは、何かしら工藤君?」
「い、あ…」
「名探偵だと言うから、真面目に事件の話をしている先からこんな風にして、
そんな風に考えていたの工藤君は?ずっと前からだって事はちゃんと分かっているのよ」

落とし技そのものの畳み掛けと共に、新一の急所を押さえた美和子の右手に込められる力。

「く、うっ」

その抱き留めた左腕に伝わる振動と優美なまでの表情、うめき声を前に、
美和子はヨダレを垂らさなかった自らの理性を誇りに思う。
新一がうっすらと目を開けると、勝ち誇った顔の美和子の顔が近づいて来る。
新一は屈服し、受け容れた。

散々に舌を貪った後、床に横たわる新一の脚に腰を下ろす姿勢でジャケットを脱ぎ捨て、
スカートの中から引っ張り出す美和子を新一はぼーっと見ていた。
美和子自身の手によってブラウスの前が全開に開かれ、ベージュ色のブラのホックが外される。

「そう、見たかったんでしょう、ほら、遠慮しないで見てもいいのよ
もうみんな分かってるんだから」

思わず顔を横に向ける新一に勝ち誇った様にいい、
美和子はその顔の真ん前にいまだ緩まぬ豊かな膨らみを近づける。

「そう、そ、そうそう、上手じゃないっ、あっ、あおおおっ!」

退いた新一の両手を取り、自らの膨らみをがしっと掴ませた美和子だったが、
その手が柔らかく揉みしだき、そして、熟れた乳首にたまらない様に新一が吸い付くと
美和子はのしかかりそうな姿勢から悲鳴を上げてのけ反る。

「はっ、ああっ、いいっ、工藤君、どう工藤君私のおっぱい?」
「ん、んんっ、佐藤刑事、佐藤刑事のおっぱい柔らかくて気持ちいい…」
「んんっ、でも、でもそんないつまでも赤ちゃんみたいにおっぱいだけじゃ駄目よ工藤君。ほらっ」
「あっ」

振り切れた美和子の頭の中でも、手を握って導いてスカートの中に差し込んだ新一の手から
ぬちゃっと音が聞こえると僅かに羞恥心が沸き起こる。それがいい。

「んっ、んんっ、んっ…」
「はっ、は、はおおおっ!」

新一の口が乳首を貪るままに、新一の指で自らの秘処をくちゅくちゅとまさぐりながら、
美和子はその半裸の身をピンと反らし一声響かせた。

そんな美和子を、潤んだ瞳でぽーっと眺めていた新一に顔を寄せ、
散々に舌を貪った後、美和子は手際よく新一の着衣を半裸に剥き上げて行く。
上着もシャツも首辺りまでまくり上げられ、ぺろぺろと乳首と胸板を舐められながら、
されるがままにズボンと下着が下ろされる。

「体も逞しいけど、ここも、まだ、さっきのぬるぬるが残ってるのにこんなにピンピンになって、
こーゆーの、想像してたんでしょ工藤君の嫌らしいピンク色の脳細胞は」
「おおっ!」

美和子にかぶりつかれ、美和子のうなじが目に入ったその瞬間、
新一は悲鳴と共にのけ反った背筋をビクビクと震わせた。

「やっぱり若い子は濃さも粘りも違うわね、速さもね」

ぺろりと唇を嘗め、ゴクリと喉を鳴らして顔を上げた美和子がさっぱりと言い放つ。
そして、しゅうしゅうと鼻から呼吸しながら再びむしゃぶりつき、口の中で丁重に舌を這わせる。

「だ、駄目、佐藤刑事…」
「刑事、って呼ばないで工藤君。こんな淫行の真っ最中に。
工藤君だって、この状態で名探偵もないものでしょう。大人のミステリーの主人公はまだ早いんじゃないの、
女嫌い名探偵フェチの工藤君には」

二度の暴発にも関わらず、美和子の舌技と全身行動全てから放たれるフェロモンに
早々と反り返ったものを指で撫でながら、美和子が途方もなく艶っぽい笑みを浮かべて言った。

「あ、あっ、佐藤、さんっ」

スカートが被さって早々に、その下の新一の下腹部から、新一自身にもどうにもならない振動が、
美和子のもっとも敏感にぷっくり突き出した所にもそこから全身にも力強い程に伝わって来る。

「あ、あの、佐藤、さん…」
「素敵よ、工藤君」

そのふがいなさを前に、自信たっぷりの雄弁など見る影も無く口ごもる新一を見て、
美和子は改めてその唇を吸い、ねっとりと舌を貪る。
既に美和子の右手は、ずるりと自分の体内から抜け出て柔らかくなった新一の男に
絶妙なマッサージを加え続けていた。

「こんなに熱く、逞しいんだもの、私の事も満足させて、くれるわよね」

にんまりと艶っぽく笑った美和子は、ごくりと息を呑む新一を前に、
まさに、その言葉を実行する第一歩へと、
その力強くも繊細な手で何度目かの反り返りを見せた新一の青い男の幹にずんとばかりに腰を下ろす。

それを求めていた新一の男性自身だったが、たっぷりと潤いながらもきついぐらいの弾力に一息で呑み込まれ、
それが一番敏感なそこここにこすれながらゆさゆさと揺れ動く刺激は、抗うには余りに圧倒的なものだった。
美和子に見下ろされた新一がその端正な顔を歪めて呻き声を上げ、
ピンと背筋を反らした美和子がぷるぷると乳房を震わせて脱力する。
立ち上がり、ほつれ毛を払った美和子は、脚がもつれた体をしっかと横から支えられる。

「工藤、君?」

甘い汗の香りを漂わせ、そちらを見た美和子の潤んだ瞳には、
工藤新一の不敵な笑みが映っていた。

「きゃっ」

新一の力強い腕でベッドに投げ出された美和子が、可愛らしい悲鳴を上げた。

「な、何をっ!」
「いけませんねぇ、佐藤刑事」

新一の手でくるりとうつぶせにされた美和子が、新一の方を見た瞬間、
ぺろりとスカートをまくり上げられ、高々と掲げられた新一の掌が打ち下ろされて美和子は悲鳴を上げた。

「こんな真っ昼間から現職の警察官が高○生をホテルに連れ込んでいかがわしい行為に走ってるなんて、
これは、お仕置きが必要ですね」
「く、工藤君ちょっ、ああっ!」

部屋に、美和子のくぐもった声と耐えきれず漏れ出す悲鳴、平手が肉を打つ音が高らかに響き渡る。

「大きなお尻が真っ赤になって…」
「くうっ」
「佐藤刑事はこうやってお仕置きされるのが大好きだったんですね、
奥からとろとろ溢れ出して止まらないくらいに」
「そ、そんな、ああっ」


あえて指をじゅっ、じゅっと響き渡る様に美和子の中に出し入れしていた新一が、
五指を器用に使って美和子に甘い悲鳴を上げさせる。

「そんな声出されると、たまらなくなるじゃないですか佐藤刑事」
「あっ…」

じんじんと熱い尻肉にぐっと押し付けられた、硬く熱い感触に美和子が小さな叫びを上げる。

「まだ、こんな…」
「若いんですから、まだまだこんなモンじゃ終わりませんよ。
どうなんですか佐藤刑事?指でいいんですか指で?こんなにぐちゅぐちゅにして」
「く、うっ、工藤、工藤君っ」

「どうなんですか?」
「工藤君、お願い、あっ、工藤君っ」

「お願い、なんですか佐藤警部補殿?
僕の経験不足な脳細胞でも論理的な想像は付きますが、まさか警視庁刑事部捜査一課主任佐藤美和子警部補殿
ともあろう人がこんな捜査の最中に情報交換にこと寄せて
僕が想像している様なハレンチなおねだりをする等とは非常に考えにくい以上
それは不自然であるとして可能性を排除するのが自然であると…やはりこの辺でオイタは…」

「は、ああっ、い、やっ、お願い…お願いやめないで…ちょうだい…工藤君の…」
「えと…はて、あり得ない何かが聞こえたと言う事は空耳でせうか?
余程の根拠、何をどこにどうするか、余程正確に立証されない限り立件は非常に難しいと…」
「ああっ!ちょーだいっ、お願い、工藤君の、工藤君のチ○ポ、
工藤君のチ○ポ、美和子の、美和子のオマ○コに、
お願い工藤君のチ○ポ美和子のオマ○コにぶち込んであうううっ!」

にっと悪魔の笑みを浮かべた新一の一撃と共に、美和子はその背をのけ反らせてうめいた。
バサバサと揺れるショートの黒髪から汗ばんだうなじを見下ろしながら、
新一はぎしぎしと、ぐいぐいと腰を使い続ける。
さっきはあっと言う間の童貞喪失だったが、ナイスガイなモテ男としても一応名の通っている工藤新一として、
そうそう振り回されてばかりもいられない。
その若さと才能、鍛えられた体力が美和子を何度ものけ反らせて見せる。

「あ、ああっ、いいっ、工藤君の、工藤君のチ○ポいいっ、
ああっ、凄い、凄いずんずん来る凄いいっ!」
「ほらあ、佐藤さん、佐藤刑事、佐藤美和子警部補、あなたは一体何をしてるんですか佐藤美和子警部補?」

「あ、ああっ、私、私はぁ、私、佐藤美和子警部補は、警察官であり勤務中、捜査中でありながら、
捜査のために接触している高○生を誘惑して襲って童貞を奪って
若い逞しいチ○ポでバックからガンガン突っ込まれてよがり狂ってる淫乱淫行女○警○官ですうっ!!
おっ、あっ、あおおおっああっ来る来る来るあああぁーーーーーーー!!」

既に全裸になった新一が床に立つ。
その、体格も態度も堂々とした新一の前に、腰も砕けそうな美和子がふらふらと膝を着く。

「どうですか?勤務中の佐藤刑事の中にたっぷり出した僕の精液の残りと
佐藤さんがぬるぬるに分泌した愛液のミックスされた味は?」
「は、はひ…工藤君のチ○ポ…ザーメンとラブジュースおいふいです…」

新一の前に跪く美和子は、むしろうっとりとした表情で、目の前でだらりと垂れたものをしゃぶり続ける。

「佐藤さんが上手だから、あんなに出したのに又こんなになってしまいましたよ。
佐藤さん、こう言うのも上手なんですねぇ」
「か、勘違いしないでね、こんな事、いつもしてる訳じゃあ…」
「そりゃあ…」

その場にあぐらをかきながら、新一がにやっと笑う。

「佐藤美和子警部補閣下にこんな事をさせる度胸のある男なんていませんよねぇ、
どっちかって言うとチ○ポ舐めるより靴舐めさせる方がタイプみたいな、
尻に穴空くぐらいとんがったヒールとか」

「どーゆー目で見られてるのよ私はぁ…」
「怖かったですよぉさっきの追い込み、あんなんで迫られて落ちない被疑者いないでしょう」
「んっ、ああっ、ごめんなさい、違うの本当は私ぃ…」
「ですよねぇ、職務を離れれば本性はこんな、
ドM淫乱淫行変態女なのにたった一つの真実は理解されないものですね」

「はい…美和子は警察官でありながら勤務中にたらし込んだ
イケメン男子高○生にいじめられてオマ○コ濡らしてひぃひぃよがり狂ってる
ドM淫行淫乱不良女性警察官です…」
「それじゃあ、そうしてもらいましょうか。ほら、まだまだ足りないんでしょう佐藤美和子警部補殿?」
「は…あああっ!」

新一の前に立ち、腰を下ろしてずぷりと自分の中へと貫いた美和子が悲鳴を上げて顎を反らした。

「はっ、ああっ、あああっ、あっ…」
「おっ、いいっ、やっぱりいいっですよいいですよ佐藤刑事」
「工藤君、工藤君のっ、工藤君の活きのいいチ○ポが私の中、私が」

「貪ってますねぇ佐藤刑事。そんなにいいんですか僕のがそんなにっ」
「そうよっ、工藤君の、工藤君のがいいのっ、工藤君のが私の中でえっ」
「あ、あっ、もう、佐藤さん僕もうっ」
「いいわっ、一杯、一杯出して今日は大丈夫だから一杯ああああっ…」

新一の逞しい胸に、ぐにゅっと柔らかな感触が潰れる。
荒い息を吐き、汗まみれの身を寄せ合った若い男と女盛りの一組の男女が、
しっかりと抱き合い、唇を重ねる。