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番外『薫流のえっちなエステ体験』


 葉月薫流は、初めてのエステを体験していた。
 母親が、職場でエステサロン無料体験コースの招待券を2枚もらってきたのが
キッカケだった。豪華な装飾に、静かなBGMが流れ、アロマの香る室内。今、自分が
うつ伏せになっているベッドも上質な物だと分かる、まさしく高級店だった。
「っ……ぁ、うぅん……んっ、く……ぁっ、あふぅ……っっ!」
エステティシャンの手が、太ももの裏や内側を這い回り、揉みほぐしてくる度に
どうしても甘い吐息が漏れる。
 バリ式エステというらしく、スパイスやハーブを配合したアロマオイルを背面に
たっぷりと塗りたくられてマッサージをされる。とても心地良いのだが、施術を
しているのはサロンの院長先生、男性エステティシャンなのだ。しかも、オイル
マッサージを受けるためにビキニの水着へ着替えさせられていた。

(あぁ……睦樹さん以外の人に、触られてる……水着も、見られてる……)

そう思う度に向こうは真面目に仕事をしているのだと自分に言い聞かせ、
自意識過剰だと自分を責める。それでも、愛しい彼への罪悪感は拭えない。
「……では、仰向けになってください」
仰向けになると、うつ伏せの時よりもさらに恥ずかしさが増す。仰向けになった際、
蒸しタオルを目に当てられた。アロマの香りと、じんわりとした温かさが心地良い。
ただ、目隠しをされた状態で身体を触られるのは不安だった。

(大丈夫……だよね。お店だし、変な事されないはずだよね……)

「それでは、施術を続けますね──」
薫流に不安をよそに、院長先生は抑揚のない声で言った。

…………
 ──『タイムテレビ』で某所の過去を確認した近藤睦樹は、大きく息をついて
椅子にもたれた。同時に、どうしたものかと考える。
 俺の恋人である薫流が、「エステサロンに行ってみてもいいですか」と聞いてきた
のが、つい先日だ。母親が職場で無料体験コースの招待券を2枚もらってきたらしい。
 せっかくの機会ということで、俺もOKした。危ない状況になっても、秘密道具で
どうにかなる。
 ところがそのエステサロンが本当に問題だった。調べてみれば、薫流の母に招待券を
渡したのがサロンの院長本人であり、自分で招待した女性客に施術と称し、あんな事や
こんな事しちゃってる陵辱サロンだったのだ。
 こんな所に薫流を行かせるわけにはいかない……が、俺の中で悪魔が囁いた──。

 ──媚薬効果のあるアロマオイルを塗りたくられ、時折甘い声を上げて敏感な
反応を示す薫流の身体。まったく、この身体を好き放題されてたまるものか。
俺だって‘親子丼’はまだ未経験だというのに。
 ちなみに、本物の院長こと変態優男は『こらしめバンド』+『正義ロープ』で
拷問した後、『マジックおしり』+『パワー手袋』で成敗した。今の院長は、
『フリーサイズぬいぐるみカメラ』を使用した俺が‘中の人’というわけである。



…………
 温かいオイルが、不意にお腹の上に垂らされてビクンと全身が震える。腕やお腹、
太ももと全身にたっぷりとオイルが院長先生の手で塗りこまれていく。
 タオルで視界を遮られた事で、エステを施す手の動きを自然と意識してしまう。
院長先生は30代半ば頃と若い、2枚目の男性だった。そんな人と、水着姿で、2人きりで、
全身を触られる。どうしても、イケナイ想像をしてしまい、不安になる。

(あっ……ソコは、ダメッ……お願い、触らないでぇ……!)

太もものマッサージが、徐々に股間ギリギリのところまで上がってくる。水着のライン
に合わせる様に、脚の付け根を刺激され、太ももの内側を触る際も、水着越しの大事な
所に当たりそうなギリギリのところで撫で回してくる。
「脚の付け根にはリンパが通ってますから、重点的に行いますね」
「は、はいっ……っ、んくっ……ぁっ、はぁ……っ!」
そう言って院長先生は、まるで焦らす様に、きわどい所を重点的に指圧したり、揉み
ほぐしたりしてくる。その度に、腰がピクンピクンと反応してしまう。
 この時ほど自分の敏感な身体を恨めしく思った事はなかった。それでも、睦樹の手で
教え込まれた、焦らされる快感を薫流は感じ始めていた。
 薫流は顔を少し背けて、漏れそうになる声を抑える。吐息に喘ぎが混じっている
ことを気づかれないよう、込み上げてくる性的快感を必死で抑えつけた。

 不意に、院長先生の手がお腹へと回ってきた。身悶えし過ぎたのが原因かもと思い、
死にたいほど恥ずかしくなる。
 だが、その手がお腹からさらに胸まで上がってきた。しかも、水着越しではなく、
水着の中に手を入れて、胸を揉みほぐしてきた。
「あっ、いやぁ! あ、あの、水着の、んっ……中も、するんですか……?」
「えぇ、肌に直接オイルを塗りこまないと、デトックス効果は得られませんので」
そう言って、それが当たり前のように、両手で胸全体を揉みほぐし続ける。薫流も、
これはマッサージなのだと自分に言い聞かせた。その証拠に、敏感な先端には触れず、
あくまでも胸全体を揉みほぐしてくる。
 それでも、オイルでぬるぬるになった胸を揉まれるのは、薫流にとって非常に
いやらしく感じられた。ただ揉まれるのとは比べ物にならないほどの快感だったのだ。

(ごめんなさい睦樹さん……んくっ、感じちゃ、ダメ……エステ、なんだから……!)

乳首だけを触られないのは、焦らされているのと同じだった。その上、水着を完全に
ズラしているわけではないので、時折先端に裏地が擦れ、その度に身体が反応する。

 そして、遂に乳首を触られた。偶然ではなく、焦らされてピンピンになった乳首を
はっきりと指で摘み、コリコリとこね回してきた。
 必死に抑えていた喘ぎ声が漏れ、焦らしに焦らされた快感が一気に弾け、薫流の
全身がビクンビクンと震えた。




「あっ、あの! ソコは、いいです! しなくて、普通でいいですから……」
タオルを払い除けて、身を起こして薫流は必死に訴えた。
「そうですか? 分かりました、では次に進みましょう、少し、足を開いてください」
意外にも院長先生はすんなりと退いてくれたが、言うが早いか、ぐっと脚を開かせると、
ベッドの下から素早く電動マッサージ機を取り出し、それを水着越しの股間へと
あてがってきた。
 薫流はそれに見覚えがあった。学校の体育館で使われた物と、全く同じ物だった。
薫流が「やめて」というよりも早く、マッサージ機のスイッチが入れられた。
「いやぁぁぁっ!! ソコはだめぇぇぇぇぇぇっ!!」
足を閉じようとするが、片脚の膝裏を院長先生の肩にかけられて、閉じることが
できない。振動するマッサージを敏感なアソコに押し付けながら、院長先生は水着越し
に敏感な突起も探し当て、指先でカリカリと引っ掻く様に刺激してくる。媚薬オイルと
マッサージで性感を高められていた薫流に、耐え切れる快感ではなかった。

(もうダメ、イッちゃう……睦樹さん以外の人に、イカされちゃう……!)

「いやっ、いやぁぁぁ!! ダメッ、許して……あはぁぁぁぅっ──!!」

──もう、何回絶頂させられたのか分からない。いつの間にか下の水着は脱がされ、
上もずり上げられて、アソコや胸を露出させられている。
 その状態で四つん這いにさせられ、お尻を高く突き上げたポーズをとらされる。
大事な所も、恥ずかしい穴も、全て院長先生の前に晒している。

(あぁ……見られてる……恥ずかしいとこ、全部、院長先生に見られちゃってる……)

「なんてイヤラシイ……オマ〇コも、お尻の穴も丸見えだ。クリトリスと乳首も
 こんなに尖らせて、顔に似合わず、とんだ淫乱女子高生だ……」

(違う、違うもん……ぁっ、私……んっ、そんな……エッチな子じゃない……!)

「おやおや、アソコをヒクつかせて……言葉責めで感じるなんて、君は変態だね。
 こんなに感じやすい子は初めてだ。オネダリしたら、もっとイジメてあげますよ?」
両手でお尻をヌルヌルと撫で回しながら、抑揚のない声で言葉責めしてくる。あまりの
恥辱に、薫流の顔はカァッと熱くなった。同時に、ポロポロと涙が溢れてくる。
「い、やぁ……もう、許して……あん、帰して、くぅ……お願い、します……!」
「あぁ、その快感に耐える顔と声が堪らないよ……もっと淫乱な顔を見せてくれ……」
院長先生が、初めて興奮した様子で声を出す。睦樹さんにも、同じ様に言われた事が
何度もある。でも、いま自分の身体を撫で回しているのは、彼以外の男性……。

(助けて、睦樹さん……許してください、ごめんなさい……)

もっと早くに、抵抗して逃げればよかった。どうして怪しいと思わなかったのか。
最初から来なければよかった……後悔ばかりが、頭の中を駆け巡った。
「ほら、こちらの鏡を見てごらんよ……いやらしい、牝犬のような格好だ……」
「……っ!!? いやっ! それだけは、それだけは許してぇぇっ!!!」
振り返り、鏡越しに自分の恥ずかし過ぎる格好を見た。同時に、いつの間にか衣服を
脱ぎ去り、下腹部をギンギンにそり立たせた院長がそこにいた。




 ──オイルと愛液にまみれたアソコで院長の指が出し入れされ、ヌチュヌチュと
いやらしい音を響かせる。アソコから与えられる快感に身も心も蕩けそうになり、
薫流の口から出るのは快楽に染まった喘ぎ声ばかり。
「あ、あ、あ、あああぁぁぁ~~……っ!!」

(もうダメ、またイク……イカされちゃう、ダメなのに、気持ちいいよぉ……!)

込み上げてくる絶頂感に身を任せようとする。しかしその度にそんな様子を読み取った
院長はサッと指を抜いて、お尻を撫で回すだけに止めてくる。
「あっ……あぁ……そん、なぁ……」

(あと、少しだったのに……もう、焦らさないでぇ……イジワルしないでぇ……)

そんな考えを見透かした様に、院長はギンギンに反り立ったモノをお尻に割れ目に
当ててきた。
「イカせてほしいでしょう? トロトロに蕩けたアソコに太いペニスを挿れてほしい
 でしょう……指1本であんなに気持ち良さそうに喘いで、我慢できるのかな……?」
「い、いや……それだけは、やめて……許してください……」
最悪の展開に身体が強張る。同時に、アソコがどうしようもくらいキュンキュンと
疼いて、快感の期待に背筋がゾクゾクと震えてしまう。
「口では嫌がっても、身体は嫌がってないね。本当に嫌なら逃げるはずだよ?
 物欲しそうに腰をクネらせて、アソコをグショグショに濡らしておいて……、
 大丈夫、2人だけの秘密にすればいい。皆と同じように、気持ちよくなろうか」
言いながら、院長は勃起したソレをオイルと愛液まみれのアソコにクチュクチュと
擦り付けてくる。甘美すぎる快感が全身を包み、薫流の理性は焼き切れそうだった。
「そうだな……イカせてくださいとオネダリしたら、ペニスは挿れないであげようか。
 オネダリしたご褒美に、満足するまで最高に気持ちよくイカせてあげるよ……」

(ッ……ダメ、絶対にダメ……オネダリするのは、睦樹さんにだけ……ご褒美も、
 オシオキしてくれるのも、私の身体は、睦樹さんだけのだもん……っ!!)

勃起したモノを離して、院長は再び指でアソコを弄り、余裕たっぷりに焦らそうと
してくる。

 薫流は、渚に教えてもらった事を思い出す。イカされ過ぎて弛緩し切った身体に
必死で力を込めて、院長の勃起したモノに思いきり右の後ろ蹴りを打ち込んだ。
「ッ~~~~#$%&¥@!!? ……ぉ……ぁ……」
「ご、ごめんなさい! あの、か、帰りますっ! その……ごめんさいっ!!」
右の踵に感じた手応え、声にならない悲鳴を上げて、ベッドから転げ落ちて蹲る院長。
初めてだったけど成功した。少し心配になるが、仕方ないと自分に言い聞かせる。
 足腰に力が入らない。ヨロヨロとベッドを降り、足首に丸まってる水着を穿き直し、
ずり上げられた胸の水着も直す。とにかく睦樹さんに知らせる。この格好と身体じゃ、
とても逃げられそうにない。しかし、
「……え、う、嘘……なんで、なんで無いの……っ!?」
この部屋の出口……確かに通ってきたはずの入口がなかった。その事実に、足が止まる。
 早く携帯で……そう思って動こうとした矢先、後ろから太い両腕で抱きしめられた。




…………
 目の前が霞む。吐き気が込み上げ、下半身に重く鋭い激痛が走っている。今のは
効いた。誰だ薫流にあんな技を教えたのは……間違いなく渚だろう。あの女ぁ……。
 気力を振り絞り、『タンマウォッチ』を取り出して時間を止める。早く痛みから解放
されたくて、『お医者さんカバン』じゃなく『タイムふろしき』で痛みが無い時まで
巻き戻した。
 どうやら薫流は出口が無くなっている事に混乱している状態で止まっているらしい。
その答えは『ナイヘヤドア』で作った空間だから。タオルで目隠しした後に、ドアを
外していたのだ。本当は逃げ場を無くすためでなく、他のスタッフが勝手に部屋へと
入ってこないようにが目的だったんだけど。
 俺は院長のぬいぐるみをテキトーなとこに脱ぎ捨て、近藤睦樹の姿を晒した。
「さて……おイタをする子にはオシオキが必要だな……」

…………
 後ろから抱きつかれた薫流は、グッタリと弛緩した身体を必死で暴れさせ、なんとか
振りほどこうとした。このまま捕まったら、何をされるか分からない。
 しかし、聞こえてきた声は、薫流が最も聞きたい人の声だった。
「痛っ、ちょ、落ち着けって薫流……イテッ、俺だよオレ……あ、蹴るな蹴るなっ!」
「えっ……えっ、えぇっ? なんで? なんで、睦樹さん……睦樹さぁんっ!」
彼の顔を見た瞬間、張り詰めていたものが一気に弾けた。彼の胸に顔を埋めて
抱きつき、薫流は思いきり泣いた。
 落ち着いたところで、薫流は当然の疑問を口にする。
「あの、どうして睦樹さんが、ココにいるんですか? それに、院長先生は……?」
「う~ん、まぁあれだ、あとで詳しく話したげるけど、院長は、あれ俺の変装ね」
軽い口調で、彼はアッサリと言った。最初から、変装した彼にエッチなことをされ、
イジワルされていたということ……。
「む、睦樹さんのバカぁ! ヒドイですよぉ! 私、ホントに睦樹さん以外の人に、
 されちゃうって……エッチなことされて、イッちゃったって……あ、んむぅ!?」
ポロポロと涙をこぼしながら、薫流は文句を言おうとした。その途中で、彼に唇を
塞がれた。そのまま舌を挿し込まれ、ネットリと絡めとられる。
 いつもこれで流されてしまう。それでも、薫流は逆らうことなくキスに応じる。
いつになく気持ちのこもったキスをしてくれてるのが分かる。
 唇を離すと、彼は無言で身体を抱え上げた。お姫様抱っこをされて、薫流は再び
ベッドに運ばれる。そして、やや乱暴にベッドに降ろされた。
「きゃんっ……! あ、あの、睦樹、さん……お、怒って、ますか……?」
「別に怒ってないよ。蹴られた時はすんげぇ痛かったし、ショックだったけど♪」

(や、やっぱり怒ってる……どうしよぉ……)

「ご、ごめんなさい! でも、あの、睦樹さんが、変装してるなんて思わなくて……」
「なるほど。つまり俺以外の男の手で本当に気持ちよくなっちゃったんだ?」
何も言えず、泣きそうになる。そんな様子を見て、「どうしてほしいか言ってごらん?」
と彼は耳元で囁いてきた。
 何を言うか、迷う事は無かった。心のどこかで、自分が期待していたこと。たぶん、
彼も望んでいること。
「か、薫流に……いっぱいオシオキ、してください……っ!」




 ……四つん這いでお尻を突き出した、恥ずかしい格好。先ほどと違うのは、彼が
自分の下で仰向けになっていて、彼の顔を大きく跨いでいるという事。目の前には、
彼のギンギンに反り立ったモノがあるということ。お互いに衣服を脱ぎ去り、アロマ
オイルにまみれた身体を重ね合わせている。

 アロマオイルでヌルヌルになった彼の指が、アソコとお尻の穴に入り、中から指を
擦り合わせるようにして上下の内壁を擦り付けてくる。どんなに力を入れて締め付け
ても、滑りを得た彼の指は止まることなく、逆に摩擦が強まることで、さらに大きな
快感となってはね返ってくる。 
「ふあぁぁんっ! あっあっあっ、やぁ、お尻はやだぁぁ! あんっ、いやあぁぁ!」
「感じてる声出して……薫流はイジワルされると感じるもんな。もっと、してやる……」
そう言うと彼は、アソコとお尻の穴との間の部分に、硬く尖らせた舌先をチロチロと
這わせ、アソコに入れている方の残った指で器用に敏感な肉芽を擦ってきた。
「きゃうぅぅぅっ! いやぁっ、それダメッ! あっあっ、だめえぇぇ~~っ!!」 
「やらしい声出して……お口と手が止まってるよ、ちゃんと御奉仕してくれなきゃ」
言われて、ギュッと握り締めていた彼のモノに舌を這わせようとするが、すぐに彼の
4点攻めが再開され、快感に何もできなくなってしまう。
「ふあぁん! っ……それ、イイ……あっ、やっぱりダメぇ感じ過ぎちゃう~~!!」
彼の太ももに顔を押しつけ、辛うじて彼のモノを両手でシゴくのが精一杯だった。

(あぁ、気持ち、良すぎる……っ! 乳首も、すごい擦れてる……感じちゃう……!)

快感に身体を揺らし、捩るたびに、ピンピンになった乳首が、ちょうど凸凹した彼の
腹筋でヌルヌルと擦れ、刺激される。断続的に襲い来る上半身の甘い刺激は、下半身
の強烈な刺激と合わさって薫流の理性を快感に蕩けさせていく。

(やっぱり、コレ……気持ちいい、かも……クセになっちゃいそぉ……)

オイルマッサージだけでも十分に気持ちよかった。今までにないほど、性的快感も
覚えている。とにかく、どこを触られても感じてしまう。
「……ッ! あ、待って! キちゃう、何かキちゃう、またイッちゃうぅぅっ!!」
アソコの奥から全身に絶頂の快感が広がる。ビクンビクンとお尻が跳ね上がるが、彼は
指も舌も止めることなく、敏感な箇所をさらに攻め続けてきた。
「いやあぁぁぁっ! イッてます! もうイッて……あっ、ダメダメダメぇぇっ!!」
絶頂中にさらに刺激され、ガクガクと壊れたように身体が痙攣する。込み上げてくる
絶頂とは別の感覚を我慢できず、オシッコの穴から断続的に熱い飛沫が噴き出し、
息が出来ないほどの絶頂感が全身を包み込む。
「ぷはっ……凄いなこれ……薫流ので、俺の首とかビショビショだよ……?」
「ぁ……ぁ……ぅ……っ! ……は、あぁっ、はぁっ、はぁっ……も、ダメぇ……」
お尻だけは突き上げた格好で、グッタリと全身を弛緩させ、薫流は目を閉じた。彼が
身体を起こして、抜いていくのが分かる。そのままガッシリと腰を掴まれて、先ほど
までの愛撫で蕩けきったアソコに、彼の先端が当てられた。
「ひゃんっ……! え、あ、ダメですぅ……壊れ、ちゃう……」
「オシオキだって言ったろ? ほら、オネダリしてごらん……薫流が思う、一番エッチ
 な言葉でオネダリしてよ。でも、してくれなかったら、もうしてあげないからね」
彼の言葉に、ビクッと身体が震えた。
 まだ絶頂の余韻も引いてない。今、挿れられたら、どうなってしまうか分からない。
それでも、薫流は自分が思いつく限りの卑猥な言葉でオネダリした。
「薫流の、お、オマ〇コに、睦樹さんの……オチ〇チ〇、いれてください……っ!」
「ホントに挿れてほしいの? さっきはダメって言ったよね?」



アソコの浅い所を、先端でクチュクチュとイジりながら、彼が意地悪く聞いてくる。
焦らされる快感に、一瞬で性感が高まり、身体に教え込まれた快楽の記憶が蘇る。
 薫流は恥ずかしさで死にそうだったが、一度言ってしまうと、堰を切ったように
卑猥な言葉が口ついて出た。
「欲しいですぅ……睦樹さんので、もっと奥までイジめてください……エッチな薫流
 にいっぱいオシオキしてください……いっぱい気持ちよくなってください……!」
言った後、あまりに卑猥な言葉に恥辱で身体が震えた。それでも身体は、もうハッキリ
と彼を求めていて、無意識に腰をクネらせ、彼のモノにアソコを擦り付けている。
「いい子だ……ホント、エッチな子になったなぁ薫流は……」
そう言って彼は、一旦腰を引いて、私を四つん這いから仰向けにし、膝を曲げ立てる。
 そのまま、彼は正常位で一気に挿入してきた。

「あはぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
アロマオイルと愛液でヌルヌルになったアソコの中に、彼の巨大なモノがなんの抵抗も
無く、信じられないほど簡単に、にゅるりと滑り込んできた。
 彼のモノはあっという間に奥まで到達し、アソコの中を圧倒的な存在感で満たして
いく。挿れられただけで、薫流は軽い絶頂に達してしまった。

(あ、はぁ……す、すごい……おっきぃ……気持ちいい……っ!)

自分の意思とは無関係に、アソコが彼のモノをヒクヒクと締めつけている。彼は腰を
動かさず、ギュッと抱きしめてきて、唇を重ね、舌を絡めてくる。
 舌を絡めたまま、お互いに身体を擦り付けあう。乳首がヌルヌルと擦れ、彼の茂みに
敏感な肉芽が当たり、軽い絶頂が次々と引き起こされる。
「睦樹さん……好きです、大好きです……愛してます……」
「ん、俺も愛してるよ。ごめんなイジワルして」
どんなにイジワルされても、この瞬間はいつも優しい。身体は勿論、心まで甘い快感に
満たされる至福の瞬間に、薫流は身も心も委ねる。
「じゃ、動くよ……いっぱいイジメてやるからな……!」
彼がゆっくりと腰を引く。それだけで、大きく膨らんだカサがアソコの中を引っ掻き、
挿入される以上の快感が全身に広がる。同時に、アソコの奥が切ない喪失感に襲われ、
次の一突きを待ち切れずにいやらしく腰をクネらせてしまう。

 そこから先はよく覚えていない。彼は独りよがりに抜き差しを繰り返すようなことは
せず、私を感じさせるために、ありとあらゆる攻め方をしてくれた。
 何度も絶頂し、イキッ放し状態にされて、気が狂いそうなほど感じさせられた。
彼が満足した頃には、私の意識は朦朧としていた。それでも、オイルを落とすため、
彼に身体を洗ってもらう間も私はベッタリと抱きつき、もうメロメロといった様子で
その日は寝るまで甘えていたのを、何となく覚えている──。
「──えっ! じゃあ、あそこのエステって、危ない所だったんですか!?」
「そーゆうこと。俺も、エステ行くのOKした後に知ったんだ。今日あたりニュースかな?」
彼の部屋、朝食の席で聞かされた話に、朝から頭が呆然とする。昨日の事を思い出す
だけでも、恥ずかしさでおかしくなりそうなのに。

(うぅ……それに、アソコもヒリヒリするし……睦樹さん、やりすぎだよぉ……)

勿論、言えるわけない。言ったら、絶対に今すぐイジメられる。




…………
「じゃ、じゃあ睦樹さんが、助けてくれなかったら……本当に……?」
「親子揃ってあの変態院長の餌食だろ。あんなのにヤらすくらいなら、俺がやるってな」
まぁ、それで変装して色々と悪戯しちゃおうと思いついたわけだが。
「あの、睦樹さん……その、俺がやるっていうのは、私のお母さんも、ですか……?」
予想外の質問に、思わず箸が止まる。まさか、薫流の方からこの話題を振ってくるとは。
「……ダメ?」
「ダメですよっ!」
「でもほら、親子丼て知ってる? 母と娘をいっぺんに相手するんだけど……」
「し、知りません! 朝から変な事……絶対にダメですよ! 睦樹さんの変態っ……ぁ」
薫流も気づいたらしい。俺はきっと、素敵過ぎる笑顔を浮かべてるはずだ。
「変態を朝から興奮させるなよ……さ、どうしてほしいか言ってごらん♪」
「や、あの、ご、ごめんなさい……ゆ、許してっ、あっ、いやあぁぁぁ~~!」
どうやら、親子丼の実現は遠いようだ。