とっぷりと陽も沈んだ後、俺様の隠れ家の一つであるマンションのベッドでは、
パジャマ姿のAV女優塚本数美がうなされながら目を閉じている。
まあ、ガキ共のプールサイドのラストに関しては、
大方「分身ハンマー」で叩き出した我が分身のプロデュースに任せておいた。
別にそれで文句は無いのだが、あんな所であの人数の総員中出汁輪姦の上
爽やかに泳ぎ切って見せた日には、それはそれ相応の後始末が必要な事もある。
下腹部については「タイムふろしき」を被せて痕跡を消しておいたのだが、
流石にこの体力バカも限度と言うものがあったらしい。
「お医者さんカバン」で診察した所では過労と細菌性の発熱。
幸い面倒な耐性菌も検出されなかったため、「お医者さんカバン」の処方した薬剤を飲ませて眠らせている。
結論を言えばこの後AV女優塚本数美はここで十時間以上熟睡していたため、
「うそつ機」のお告げによると、AV女優塚本数美の
偉大なる監督にして大恩人にして大親友にして救世主である俺様としては、
惰眠から目覚めた牝を一応「お医者さんカバン」で診察して健康を確認し、
「グルメテーブルかけ」に作らせた雑炊を食わせ、シャワーを使わせた。
それから、一旦「瞬間固定カメラ」と「チッポケット二次元カメラ」で撮影した
AV女優塚本数美の写真を持って「タイムベルト」で朝の時間にタイムスリップし、
写真に湯を浴びせて現れたAV女優塚本数美を「瞬間固定カメラ」で撮影した俺様は、
「グルメテーブルかけ」で昼飯を用意しながら「AV女優塚本数美のプライベート・ヌード撮影」なる
得体の知れない猿芝居をやらかす羽目になった。
そうやって、夕方になるのを待って、下着と学校の制服を着用させてから
毎度の如くAV女優塚本数美としての記憶を「メモリーディスク」で消去。
その脳内跡地に塚本数美としての記憶を捏造して辻褄を合わせた俺様は、
「瞬間固定カメラ」と「チッポケット二次元カメラ」で撮影した塚本数美の写真を持って
「石ころぼうし」を被り時差調節ダイヤル付き「どこでもドア」で
ぐちょぐちょプール授業が終わった後のとある公園の女子トイレに移動する。
前もって「タイムテレビ」で無人である事を確認しておいたトイレに到着した俺様は、
そこで写真に湯を浴びせ、登場する塚本数美を「瞬間固定カメラ」で撮影してから
「ワスレンボー」で数美の頭に触れ、「メモリーディスク」で記憶を捏造されて以後の記憶を消して
いつも通り何事もなかったかの如く帰路に就く数美を人知れずほくそ笑んで見送る。
このぐらいの手間は何と言う事はない。この下らぬ手間の先に待っている、
想像するだけでもエレクトの止まらない至福に比べれば。
早速帰宅し、クローン肉奴隷塚本数美二号を跪かせ、
存分にしゃぶらせ首輪一つ残してメイド服を剥いてバックから突きまくらなければならない。
最近コンビニで見付けた口唇奴隷アヤの意識を飛ばして、全裸で跪かせるのも悪くない。

「コナン君」
とある放課後、下校しようとしたコナンは、教室で光彦に声を掛けられた。
「ちょっと、いいですか?」
「ん、何だ光彦?」
コナンが言いかけるが、きょろきょろと、元太、歩美、哀の隙すら伺っている光彦の
いつになく真剣な表情に小さく頷き場所を変えた。

「何だ、光彦?」
「…杯戸町、鳥矢町、西多摩…そして、米花町」
光彦の言葉に、コナンの顔つきが険しいものになる。
「東京での事件は米花市とその周辺に集中しています。
“逃げ三矢”、なんですよね」
「言った筈だ光彦」
コナンが、いつになく厳しい声で口を開いた。
「この事件だけは関わっちゃなんねー、それが出来ねーならマジで絶交だってな。
じゃねーと、強制的に絶交させられちまう、そーゆー事件なんだよこれは」
「ええ、分かっています。“逃げ三矢”なんですよね」
「?…ああ…」
「“逃げ三矢”、なんですよね」
「だから、何だ、光彦?」
言いながら、コナンの表情には曇るものがあった。
「“逃げ”は“逃げの”、“三矢”は“三本の矢”なんだとしたら…」
ぽんと光彦の肩を叩いたコナンの眼鏡に夕暮れが反射していた。