「お疲れ様です、千鶴さん」
「あら、ネギ先生」
「今、お帰りですか?」
「ええ、ネギ先生も?」
「僕もです、肉まんでもいかがですか?」

「どうぞ」
「あら、ありがとう」
公園のベンチに誘われた千鶴は、ふわりと席にハンケチを掛けられ、くすっと笑って席に着く。
「はい、どうぞ千鶴さん」
ネギが、千鶴に肉まんと缶入りのお茶を渡す。
「ありがとう。でも、いいのかしら?」
「いいんですよ、僕、千鶴さんとお話したかったんですから」
「私と?」
「ええ、頑張ってる千鶴さんのお話を聞いてみたくなりまして」
偽ネギが、見せかけの紳士面で巧みにペースを掴んでいく。
「いただきまーす」
“…ほわほわむにゅむにゅあったかいでつねー、千鶴さんのももーすぐ…”
はむっと肉まんを頬張りながら、偽ネギは邪悪な笑みを浮かべた。
「えーと、今保育園の帰りでしたか?」
「ええ」
偽ネギの柔らかな口調と共に、話が弾む。
「あの、何故そんなに時計を気になさってるんですか?」
「ああ…これ?これはですね…」
時計が、五分を示す。
偽ネギが、チラと視線を上に向け、ウルトラミキサーでかたづけラッカー用虫眼鏡と合成した眼鏡越しに、
かたづけラッカーで消されている、つづきをヨロシクがさしているあいあいパラソルに向ける。
“…勝った…計画ど…”
「おほっ!」
千鶴は、横倒しに偽ネギに体を預けていた。

「いいんちょさんどうもです」
「あら、ネギ先生、いつの間に?」
「やだなー、さっきここに来た所じゃないですか♪」
休暇前日夕方の女子寮665号室で、うそつ機を装着した偽ネギがうそぶく。
「あらあらあら、どうしましょうネギ先生と二人きりー♪」
“…とーぜん、タイムテレビで下調べずみだからな…”
くるくる舞い踊るあやかを前に偽ネギはにやっとした笑みをそっと隠す。

「お茶も入れないで、お待ち下さいませネギ先生」
偽ネギは、きょうじきで周りのもの全てが静止して見えるくらいに時間を調節し、
続いて、あやかだけがその状態になる様に再調整する。
つづきをヨロシクを吹き付けた手でガラステーブルの上にあいあいパラソルを差し、
かたづけラッカーを吹き付ける。
きょうじきの時間を戻して程なく、あやかがティーセットを抱えて偽ネギの前に現れる。
「お口に合いますかどうか」
「ありがとうございます」
にっこりと天使の笑いを見せる偽ネギにあやかがハーブティーを入れ、
微妙に位置をずらしてタイミングを合わせている偽ネギの前で偽ネギの前に座る。
あるいはとも思ったが、いきなり隣に座る不作法はあやかはしなかった。
そもそもパラソル自体必要なのかと思いたくなるとろけた顔で、
ネギの顔をにんまりほれぼれ眺めるであろうと言う偽ネギの読みも当たっていた。

「はれ?はれはれはれ?」
休暇前日夕方、帰路に就いていた村上夏美は、勝手に動き出す手足に戸惑いを隠せなかった。
その直前、偽ネギは、きょうじきで静止同然になった夏美に人間用タイムスイッチを装着させていた。
そして、近くの公園のベンチに座った夏美はと言うと、
つづきをヨロシクで掲げられかたづけラッカーで透明化したあいあいパラソルの下、
右手に座る偽ネギがにこにこ見ている前で引っ越しなどに使う気泡緩衝材を一心不乱に潰し続けていた。

貸別荘もいいがどうせなら、と考えた偽ネギはタイムベルトで一年近く時間を遡った。
そして、休暇八日目の夕方、とある高原に建つ山荘を前に、にんまりと一国一城の主の気分に浸る。
この山荘は、日本のとある弁護士が建てたもので、
それも、元々ここに建っていて持ち主が破産した山荘を土地建物全て買い取り全て撤去した上で
一から建て直したものだった。
その建築費用を初め調度品、ライフラインに至るまでその支払いは銀行保証小切手全額前金問答無用で、
その支度が終わった後、とある国際的大富豪の正規のエージェントと弁護士との間で、
この別荘の一切の権利は大富豪のものであり弁護士は代理人に過ぎない。
既に弁護士の口座に送金済みの現金から報酬と費用と返金の分担を正式に決定し、
以後も弁護士が代理人として別荘を管理する事が正式に契約された。

その裏では、偽ネギがどこでもドアと石ころぼうしととうめいマントと通り抜けフープを駆使して
大富豪に物理的にお近づきになり、金はこちらで出すから別荘の名義人になって欲しいと頼み込んでいた。
ビルの十本や百本どうにでもなる大富豪だったが物の順序としてそう申し出ると、
フリーサイズぬいぐるみカメラで大人に化けた偽ネギの事を
うそつ機によって大親友にして一族上げての大恩人であると思い込んだ大富豪は快諾した。
その一方で、偽ネギは使えそうな弁護士をリザーブマシンで予約し、
大人に化けた偽ネギはその弁護士の所に大富豪の手紙を持参しうそつ機を使って大富豪の代理人を装って
弁護士名義の銀行口座を開かせた上で必要な依頼を行う。
大富豪と弁護士は階級ワッペンや友情カプセルで支配下におき、
大雑把な指令を与えながら細かな所はとうめいマントで囁きながら直接コントロールし、
最終的にはメモリーディスクで自分の意思で行動したかの様に記憶を捏造する。

結局の所、税務署の調査が入ったとしても、
大富豪が気まぐれにいつか使う日本の別荘を一つ購入したと言うだけの話で、
大富豪は大親友にして大恩人の頼みとしてそれ以上の事は喋らないし
別荘で刑事事件にでもならない限り喋る必要もない事だった。

別荘確保がうまく行った後、タイムベルトで休暇八日目に戻った偽ネギは、
別荘を実際に管理しているハウスキーパーや警備員を拉致監禁。
この人達に関しては、何れ無事一日の任務を終えた記憶をメモリーディスクで書き込んで解放する事になる。

「あうんあうんあうん♪」
休暇八日目夕方、別荘で寛ぐ偽ネギはTシャツにジャージのハーフパンツ姿で
トントン野菜を刻む音を聞いていたが、
ほどなく台所に侵入し滑らかな千鶴の背中に頬をスリスリ
既にむっくり持ち上がったハーフパンツの前をぷりんと突き出す桃の様なお尻の間にぐりぐりしての
尻尾がついていたらちぎれるぐらい振りまくったであろうバカ丸出しの狼藉に及んでいた。
「もうっ、あわてんぼさんね」
千鶴が包丁を持ったままちょっと鼻に掛かった声で言うが、
調子に乗った偽ネギが白いエプロンから横が半ばはみ出した揉み応えたっぷりの乳房を掴んでも
千鶴は甘い声で喉を反らすだけだ。
「あ、んっ、駄目よっ、ご飯の支度がぁ」
「こっちが飢え死にしちゃいそうなんでつよーちづるせんせー」
パンツの下から尻尾よりも硬くなったものをぐりぐり押し付けながら
背中に頬をスリスリしてむにゅむにゅ乳房を揉みまくる狼藉三昧の偽ネギに、
千鶴は慈母の様に優しさに淫蕩な微笑みを交えるばかりだ。
「はっ、はんっ、あんっ、ああんっ」
「つっ、んんっ、いいっ、千鶴さんの中柔らかくてじゅくじゅく、ああっ、いいっ…」
偽ネギが、パンツと下着を下ろしただけの姿でふーっと息を吐いて千鶴から引き抜き、
キッチンを掴んで偽ネギに尻を突き出していた千鶴はずるずるとくずおれる。
偽ネギがパチンと指を鳴らすと、とててとメイド姿の夏美が現れ、
言われるまま、偽ネギの汚れを口で清めてからハンケチで後始末をする。

「いただきまーす」
「美味しい?」
「はいっ、とってもっ」
目の前でにこにこ微笑む千鶴に偽ネギが元気よく答える。
元気も出ると言うものである。
食堂テーブル並ぶビフテキとその脂で焼いたガーリックライス、温野菜、
そのボリュームは食っただけで鼻血が噴き出しそうな程に問答無用だった。
そして、偽ネギと向かい合っているのは、黒紫で深いVカットの入ったドレス姿で
テーブルの食事に負けないぐらい問答無用のボリュームを見せる千鶴と
白とスカイブルーのベアトップに清楚なお色気を匂わせるあやか。
大人びた美少女二人が略式ながら丈の短いドレスを着こなし、
前掛けを掛けて旺盛な食欲を見せている事自体官能的ですらある。
そして、二人が飲んでいるワイン代わりのブドウジュースには、無生物さいみんメガフォンで、
体の中からぽーっとエロエロな気分になってラブラブエッチがしたくなる
体も性的な快感にじわじわと敏感になる媚薬成分が含まれていると小一時間説得してある。
やはりディナー・ジャケットで正装しながらもたまらなくなった偽ネギの合図と共に、
偽ネギは目の前の二人にも気付かれないくらいにぶるると肩を震わせる。
その間にも、テーブルの下でうごめくメイド姿の夏美が器用にチャックを開いて中身を掴みだし、
口に含んで出入りさせていた。

食事を終えた偽ネギは、きょうじきで千鶴とあやかを静止同然の状態にして、
鎖の着いた首輪を填めた夏美を這わせながら台所に向かった。
そして、トレイに乗せたライスと野菜、サイコロステーキを床に置く。
ぐううと腹を鳴らしながら、ごくりと生唾を飲んでも夏美は動かない。
「ほら、メシだ、食え」
偽ネギの冷たい声と共に、夏美はがつがつとトレイの食事に文字通り口を付けた。
「んー、なんだこれは?ご主人様の食事の世話をしながら盛っていたのかメスイヌが?」
ぴらりとスカートをまくり上げ、白いショーツに着いた染みを指でいじくりながら偽ネギが言った。
「はひゃっ、ご、ごめんなさい、ネギ君…ご主人様の、ご主人様の逞しいチ○ポに我慢出来ず
発情しておりましたはううっ」
「そうか、これか、これが良かったか?」
「はうっ、はっ、はいっ…」
「ナイスバディのビューテホーな女神を両手に花で頂いているこのネギ様が、
誰がこんな貧弱メイドに貴重な精力を使うと言うんだー、んー?」
「ご、ごめん…はうっ!」
「んー、この淫乱メイド、餌食いながらでも突っ込まれればなんでもいいんだろー、んー?」
「は、はいっ、夏美は淫乱牝奴隷メイドでございます、
ご飯食べながらでもバイブでぐりぐりされてイッちゃうはしたないメスイヌですはううぅぅぅっっっ!!」

“…そうそう、これでいい、これでいいんだよ俺…つーかバカ杉、ビバうそつ機プププwww”
「うむ、風呂の用意をしておけよ」
「はひ、ご主人様…」

「ああっ、ネギ先生っ」
「きれーです、いいんちょさん」
「ああっ、あやかと呼んで下さいましネギ先生」
「はいっ、あやかさん。気持ちいいですかあやかさん?」
「はいっ、ああっ、とってもああっ」
“…土台が細いからいい乳してんぜこれ…”
ゴージャスな浴場で、座ったまま背中を反らせたあやかの胸にローションを塗りたくりながら、
左の足首近くに巻いている、
階級ワッペンの中将ワッペンを貼り付けた黒革のリング以外丸裸の偽ネギが心の中でほくそ笑む。
実際、ミルクの様に白く滑らかな柔肌、ほっそりとした肉体の上に圧倒的な膨らみをぬるぬると揉まれて
高貴な顔立ちの眉根を歪め白い頬を染めて喘ぐ姿は、
風呂場に相応しく剥き出しのセンサーを声だけでもビンビンに刺激せずにはおれない。
「んふふー、あやかさーん、あれー?こっちもぬるぬるー、なんか中からとろとろしてますよー」
「ああっ、ネギ先生、そこ、そこはっ、ああっ…」
「んふふー、あやか、夫たる僕の質問に正直に答えなさい…」
ごにょごにょ囁かれたあやかの耳がみるみる真っ赤になる。
「そ、その様な、ああっ…」
「それとも、このままここで終わりでいいんですかぁ?」
「ネ、ネギ先生の意地悪ぅ…」
「僕たちの間にごまかしはないですよね、ね、あやかさん」
「は、はいっ、わ、わたくし、はしたないわたくし、ネギ先生、ネギ先生にこうされるの、ああっ、
ネギ先生との一時を夢想してわたくしも、わたくしもこの様に自分でネギ先生をああっごめんなさい」
「嬉しいです、あやかさんの中でそれほどまでに、嬉しいから、
お礼に実物の僕がすっごく気持ちよくしてあげまーす。
だから素直に、ほら、言葉にして」
「は、はいっ、ネギ先生、もう我慢がっ、ネギ先生あやか、あやかイク、いくうぅぅぅぅぅぅ…」
次第に下に向かった偽ネギの手で、しまいにぷっくりと膨らんだピンク色の小さな宝石を
繊細に磨かれたあやかは明るい照明の下、ぴゅうっと噴き出しながらたまらず悲鳴と共にのけ反っていた。

「こ、こうですの?」
「くすぐったいです♪あやかさん、僕も、その柔らかい体で気持ちよく、ううっ」
ローションを塗りたくられたあやかの柔らかな白い肉体が、偽ネギの背中を、腕を心地よく刺激する。
恐る恐ると言った風情、慎ましさと見事な弾力の落差がまたそそった。
だが、これをやるなら、それもこの面子であれば外せないものがある。
「はうっ!」
「ふふっ、ネギ先生、あやかにばかりお痛して」
「は、はいっ、千鶴お姉様っ」
「どう、ネギ先生、気持ちいい?」
「は、はいっ、千鶴お姉様のおっぱいに挟まれて、とってもとっても気持ちいいであります」
ズビシッと返答する偽ネギだが、実際問題その通り、あやかに背中を委ねた偽ネギの開かれた脚の間で、
マットに這った千鶴がその豊満な膨らみにローションを垂らして偽ネギの男を挟み込み、動かし始めていた。
「こう?このつるつるの所にこうするといいのかしら?」
「はいっ、いいっ、いいであります、あっ、ああっ、僕、僕もうっ」
「どうぞ、一杯、一杯出して下さい、ね、あやか」
「はいっ、ネギ先生、ネギ先生のエキス、この雪広あやか…あああっ…」
ちろちろと舌まで這わせ始めた千鶴を前に、偽ネギは呆気なく陥落し止め処ない程に激しく噴出した。
その様子を見ていただけできゅうっと痺れていたあやかが、うっとりとした表情で
ぺろぺろと噴き出したものに舌を伸ばす。
「んふふっ、あやか、くすぐったい」
「ああっ、千鶴さん、千鶴さんにもこんなにネギ先生の掛かって…」
「じゃ、あやかさん、一番肝心な所、ぺろぺろして下さい」
「は、はいっ」
上気した顔で近づくと、あやかはそのままむしゃぶりついた。
「んっ、んんっ、凄い、いいっ。やっぱりあやかさん、器用って言うか、何でも出来る凄い人っ」
「ああっ、ネギ先生、こんなはしたないわたくしを…」
「じゃ、千鶴さんと同じ事、してくれます?」
「わたしくの胸で、ネギ先生の…」
「だってあやかさんのおっぱい、千鶴さんに負けないぐらい柔らかくて綺麗で…」
「喜んで」
実際、あらゆる分野でその才覚を見せるあやかの勤勉さと器用さは、胸の動き一つとっても遺憾なく発揮された。
うめき声を上げた偽ネギがその目の前で恍惚とするあやかに一つの美を見るのは程なくの事だった。
「ああっ、ネギ先生っ」
「あやかさん、僕、もー我慢出来まっせぇーんっっ!」
偽ネギは、恍惚として偽ネギのエキスを浴びた胸に手を当てるあやかを押し倒していた。
そして、荒い息を吐きながら自分の汚れにまみれているのも構わずむしゃぶりつき、押し付け、
しぶとくみなぎったものを一気に押し込む。
「ああっ、ネギ先生、ネギ先生が私の中にっ」
「僕、僕また、あやかさんに、あやかさんにっ」
「はいっ、ネギ先生、どうぞ、どうぞわたくしの中にはあああっ!!」

「そう、そうですよ千鶴さん、そう、僕のビンビンにしたら…」
じゅぽんと自分の口からビンビンになったものを抜いた千鶴が、
マットに這って偽ネギに向けた尻を偽ネギにぱあんと張られる。
“…くうぅぅー、いいお肉ぅ…”
そして、ずぷっと一息に差し込んだ。
にちゃにちゃパンパンと激しく擦れ合い、ぶつかり合う音、
千鶴が絞り出す官能的な喘ぎ声が広い浴場に響き渡る。
「ううっ」
揉みしだかれていた手応えたっぷりの乳房をぎゅっと掴まれ、千鶴が呻く。
だが、それはすぐに甘い仰ぎ声に変わる。
手応えたっぷりの乳房を揉みしだきながらパンパン腰を振っていた偽ネギも、
それに合わせくねくね腰を揺すり締め上げる柔らかな千鶴の動きに堪えきれず、
ぎゅっと力を込めて解き放っていた。
“…んーほほー…いやホント那波ホルスタインに負けてねってこれwww”
あやかをマットに這わせ、
後ろからズンズン突っ込みながらあやかの白い乳房を揉みしだく偽ネギがその見事な手応えに痛感する。
そして、弛まぬ努力と才能、何より愛で偽ネギの体を自らの体で敏感に感じ取ったあやかの巧みな腰つきを前に、
回数を重ねた偽ネギであっても陥落するのは早々だった。

“…いや…ちょっとヤバイかもな…女は灰になるまでってマジ…でもいい…”
マットの上に仰向けに転がり、自分の上で千鶴がダイナマイトバストをぶるんぶるんさせながらよがり泣き
偽ネギと繋がった腰から全身を上下させる全てを眺めながら、偽ネギはもう毎度の如く後悔と開き直りを覚える。
実際、既に火の付いてしまった千鶴が偽ネギの気合いの腰つきと耐久力に一つ満足した後は、
マットに両脚を広げ人前でまさぐるまでになっていた発情お嬢様が同じ事をする事を止められなかった。

偽ネギからたっぷりとくわえ込み絞り抜いてマットの上でくてっとしているあやか同様、
実際偽ネギも足下が危ないのを自覚せずにはいられなかった。
だが、それでも、決して威厳を崩してはならなかった。
チリンチリンと偽ネギが鳴らした鈴の音を聞いた夏美が、
洗い場で大の字に立つ偽ネギに手桶で湯を注ぐ。
スポンジを泡立て、偽ネギの全身を丹念に磨く。
「そう、そこは舌で念入りに、
何せ、このネギ様の男汁と千鶴とあやかのエキスがたっぷりと染み込んでるからな」
「はい…はふ…」
じゅぷじゅぷと自分の口で磨きながら、夏美の右手はグーパーを繰り返す。
「どうしたー夏美ー、んー?ご主人様が奥様達とやりまくってるの妄想してオナりたくなったかー、んー?」
「は、はうっ、ごめんなさいっ…」
偽ネギに顎で指図され、夏美が床に這う。
「職務中にも関わらず主人を浅ましく冒涜するとは全くけしからん淫乱奴隷メイドだ」
「は、はいっ、ごめんなさいご主人様あううっ!!」
右の足首辺りに巻かれている、階級ワッペンの二等兵ワッペンが貼り付けられた黒革のリング以外
ほぼ生まれたままの姿で土下座した夏美が突き出す尻に、偽ネギの平手が音を立てる。

“…かわいーケツくりくりしてこれはこれで…げふんげふんお仕置きお仕置き…”
「全く、余計な汗を掻いたではないか馬鹿者が」
「ご、ごめんなさい」
改めて夏美がタオルで偽ネギの体を拭い、シャワーを浴びせる。

「うむ」
脱衣所で大の字に立ち、夏美にバスタオルで全身を拭わせ浴衣に袖を通させた偽ネギが、
うつむく夏美にチラッと視線を向ける。
「そう、そうそう」
脱衣所の長椅子にほぼ全裸で仰向けになり、
比べる方が間違っている現状では格段に未成熟に見えるほっそりとした肉体を丸出しにしながら、
両腕両脚を開いている夏美は、にやあっと笑みを見せる偽ネギに不安を隠せない。
不安、怯えを覚えながらも、逃げ出すと言う事も考えられない。
階級ワッペンの強制力でもあるのだが、目の前の人から離れられないのを夏美は自覚している。
その愛しの君は、怪し気なクリームを指にすくってにじり寄って来る。
どう考えても、ラベル通りのクリームであるとは思えない。
果たして、偽ネギは、激烈に強力な媚薬である事を無生物さいみんメガフォンでこってり言い聞かせられた
植物油系のクリームを夏美の可愛らしく尖った乳首と一番恥ずかしい所の外側に、内側に、
丹念にすりこんで行った。

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最終更新:2013年07月26日 00:39