「はい、チーズ」
にこっと笑った偽ネギは、水ベッドの上でぐったりしている千雨の髪飾りを外し眼鏡を掛けてやってから
チッポケット二次元カメラで撮影する。
それから、偽ネギは、彼が手ずから鈴飾りで髪を束ねた明日菜にベッドから降りる様に命令して、
水ベッドも又チッポケット二次元カメラで撮影する。
そして、アキラと夏美の拘束も解除し、明日菜と夏美、あやか、運動部四人組に
自分の席のあった位置に戻る様に指示を出す。
それが終わってから再び鍋を移動し、教室をナワバリエキスの支配下に置いた偽ネギは、
教室前方に再びビニールシートとビニールプール、すのこを設置してシャワーエリアを作った。
「あー、いいんちょさん、シャワーどーぞ。ここで靴と靴下脱いでーきれいきれいしましょーねー」
ナワバリエキスに動かされながらも、さすがにけだるさを隠せないあやかがシャワーエリアに姿を現す。
だが、それでも、プールの真ん中にある種フィギュアめいてすらある凹凸極端なナイスバディが
隠すものなく姿を現し、豊かな金髪をかき分けミルク色の肌に水を弾き始めると、
それだけで薔薇の似合う一つの絵になって偽ネギの視覚から股間を直撃する。
「では、いいって言うまでこれ外さないで下さいねー」
シャワーを上がり、ペットボトルの200ミリリットルスポーツドリンクを飲むあやかに、
偽ネギは腕に填める黒革のリングを渡す。
それは、リングと言うよりは筒と言った方がいい幅であり、装着して金具を接続すると自動的に鍵が掛かり、
リングには階級ワッペンが貼り付けられている。
無論、そのワッペンに対応する大将ワッペンはネギに貼り付けられている。
「あー、いいんちょさん、大丈夫だと思いますが、いいって言うまでそのリング自分で外したり
他の人に外してもらったり他の人が付けてるリング外したりしないでくださいねー、命令ですよー。
じゃ、あのトンネルくぐって、いいって言うまで玄関前で待機していてくださーい」
あやかが命令に従った後、偽ネギは明石裕奈、朝倉和美を一人ずつ呼び出し、
その何度見ても飽きないたっぷりとしていながら若々しく弾むぷるんぷるんのシャワーシーンを
その目で存分に堪能してから、あやかと同じ命令を下す。
そうやって、取りあえず出席番号順に片付けていくつもりだったが、
無心にシャワーを浴びて疲れた心身を癒す和泉亜子の裸体を眺める内、
偽ネギの心にまた何か歪んだものが育ち始めた。
「えーと、亜子さんはー、そこ、ちょーっとそこに立って待っててくださーい。
じゃ、次、アキラすぅわぁぁぁーーーーーーーんんん、
格別にやらしい汗かきまくりでございましたですからぁ、ここで
そのすくすくのびのびピチピチぷるんぷるんのナーイスバディーの汗を流しちゃってくだっすぅわぁーいっ」


「はーい、ではー、いいんちょさんの案内でお家の中でてきとーに休んでてくださーい。
但し、眠ったらいけませんよ眠ったらねー。
いいんちょさん案内お願いですー」
ガリバートンネルをくぐってポラロイドインスタントミニチュアせいぞうカメラで撮影された
ミニチュア雪広邸の前に集合していた一同があやかの案内でその豪邸に入るのを見届けてから、
偽ネギは教室に立たされたままの亜子と夏美に視線を走らせニヤリと笑みを浮かべた。
そして、ナワバリエキスの鍋を移動してミニチュア雪広邸と今偽ネギのいる一角だけをナワバリに設定する。
頭にタケコプターを装着した偽ネギは、
両手に洗剤のスプレーを持って少女たちの汗やら何やらにまみれ牝が匂い立つ床全体に吹き付けて回る。
「あー、亜子さん」
うそつ機を装着した偽ネギが、教室の空中につづきをヨロシクでいくつものビデオカメラを固定しながら言う。
「実は、いとこのナギに頼まれまして、このクラスの課外活動、
特に、日本の学校の伝統的奉仕の精神を現す清掃活動を見せて欲しいと。
それでですね、このカメラ、実は生放送でリアルタイムでナギで繋がってましてですねー、
これから亜子さんのワンマンショーを思う存分お見せ出来ると、良かったですねー亜子さーん」
少しの間目をパチクリさせていたが、その言葉の意味に気付いた亜子はバッとその場にうずくまる。
「あー、いいって言うまでこれ外したりスイッチ切ったらいけませんよー」
偽ネギは、その亜子の体に、まねラジコンの受信機を付けた。
「では、夏美さん、命令解除です」
言うが早いか、偽ネギは、夏美にたましいふきこみ銃を撃ち込み、
まねラジコンの送信機を持たせてからふわふわぐすりを飲ませ、夏美を教室の空中に浮かせた。
「あっ、やっ、やあっ!」
うずくまっていた亜子だったが、夏美の肉体が送信機を装着して空中を歩くのに合わせて、
亜子はギクシャクと教室の窓側後方隅へと歩いていく。
「じゃ、掃除始めてくださーい」
偽ネギが渡したのは、前もってぬるま湯に浸し、絞ってから畳んだバスタオルだった。
夏美の肉体が空中で雑巾がけを始め、それに合わせて亜子も窓側から壁側へと
四つん這いになってバスタオルで雑巾がけをする。
「はい、どうぞ」
亜子が端まで辿り着くと、フエルミラーで増殖させた新しい絞りバスタオルを渡す。
偽ネギが古いバスタオルをかるがるもちはこび用紙に投入している間に、
亜子は少し黒板側にずれて、今度は壁側に向かって雑巾がけをする。無論、夏美の肉体の動きに合わせてだ。


「いいですねーいいですねーナイスですねー♪
このカメラがメインで今リアルタイムそーしんでつからー、
生徒がぁ、かわいーお尻も背中も背中も背中も丸出しにしていっしょーけんめー
お掃除してるのナギそんもちゃあーんと見守ってくれてまつからねー♪」
対面の壁に辿り着いた亜子が悲鳴と共にうずくまる。偽ネギは、夏美の肉体から一時送信機を外した。
「どーしましたぁ亜子さぁーんナデナデナデナデ…」
にやにや笑う偽ネギに剥き出しの背中を撫でられながら、うずくまった亜子はガタガタ震え続ける。
“…嫌や嫌や嫌や助けて助けて助けて…”
「はい、スタートでーす」
だが、その願いも虚しく、脳天気な偽ネギのコールと共に、送信機を装着した夏美の肉体は雑巾がけを始めた。
「やああっ」
泣きじゃくりながらも、亜子の体は夏美の動きに合わせ、対面の壁に向けて雑巾がけを始めてしまう。
「はい、ストップ」
偽ネギの命令と共に夏美もそのまま動きを止め、亜子は雑巾がけ半ばで四つん這いのまま硬直する。
「許して許して許して…」
そんな亜子の願いを興奮剤に、偽ネギは、亜子の背中からお尻をねっとりと撮影すると、
ついには亜子の後ろに回り、柔らかな尻を開いてその奥にまでカメラを向けていた。
「んふふふー、ほらー亜子さーん、ちゃーんとペンライトもよーいしたんですからー、
よく撮れてますナギさんにも亜子さんのピンク色のきれーな所よーく見えてまつー」
くらりと来た亜子は、早々に活を入れられ失神する事すら許されず、現実である事を思い知らされながら
その肉体は雑巾がけを再開していた。
「えぐっ、えぐっえぐっ、えぐっ…」
偽ネギが着火したシナリオライターに挿入された
「露出の快感に目覚めたためか、愛液で股間をぬるぬるぐしょぐしょに濡らしながら
雑巾がけを終えたのであった」とのシナリオの記述通り、
どうにかこうにか教室中の雑巾がけを終え、うずくまり泣きじゃくる亜子の後ろに偽ネギは立っていた。
「ひゃっ!?」
「あれー、亜子さーん、こっちの方も泣いてますよー、
びしょびしょねばねばってぇ」
「やああっ!」
「あー、そうですかー、
実は亜子さんってはずかしー所見られるとこーふんして
ぐちょぐちょネバネバになっちゃう変態さんだったんですかー」
「違うっ、違う違う違うぅ…」
「じゃあー、これはなんでつかー亜子さーん、ナギさんにお尻も背中も背中も背中も、
ああ、後ろからも下からえぐり込むよーに撮るべし撮るべし撮るべしカメラ向けられてぇ、
素っ裸丸出し変態お掃除がそんなにツボだったんですかぁ亜子さーん」
亜子は、泣きじゃくりながら、偽ネギのぬるぬるにぬめった指を口にねじ込まれる。
「んじゃ、いいって言うまでそーしててくださーい、本格的に目覚めちゃうかも知れませんねー♪」
「えぐっ、えぐっえぐっ、えぐっ…あっ…ああっ…」
偽ネギは、亜子に、教室前方窓側近くの壁に両手を着いて脚を開くアメリカ職務質問ポーズを取らせると、
そのまま右手で自分を慰める様に命令していた。

「はーい、それではー、戻って来てくださーい」
さすがに、亜子一人では教室中を一通り拭くだけで肉体の限界を迎えてしまう。
亜子のいる辺りを除いてナワバリエキスの範囲を教室一杯に拡大した偽ネギは、
ミニチュアあやか邸から皆を呼び戻すと、
そこにたましいを戻し送信機を外した夏美も加えて改めて絞りバスタオルを渡して雑巾がけをさせる。
じゃんじゃん新しい絞りバスタオルに交換して、洗剤磨きから水拭き、乾いたバスタオルでのから拭きまで、
クラス大多数の総力を挙げて、30人近い牝のエキスが染み付きそうな教室の床をゴシゴシと磨かせた。
ナワバリエキスの強制力で従順に床を磨く美少女たちの白い背中やたまに黒い背中からぷりんとしたお尻、
時折しゃがみ込んでその奥のしげみから果実まで覗き込みながら作業を見守った偽ネギは、
床磨き道具の片付けを終えると、本人のものと同じ靴と靴下、
オーダーメイドの新しいブルマ体操着を手渡し、ストレートティーでうがいをさせる。
特に村上夏美には念入りにその作業をさせる。
床磨きも結構な上労働なので目の保養からももう一度シャワーを使わせる誘惑に駆られたが、
この後さっぱりしてるのは却って不自然だから丁度いいと思いとどまる。
「いやー、さっきから教室の隅っこであんよぱっかり開いてかわいーお尻もその奥でぬれぬれなのも
きれーな背中も背中も背中も背中も背中も丸出しでー、
あんあんあんあんかわいー声聞かせてもらいましたよー亜子さーん。
ちゃーんと三脚ビデオで亜子たんの発情シーン送信完了でつー、ナギさんナギさんナギさーんってぇ」
うそつ機を装着した偽ネギがにこにこ笑って言う。
「うっ、えぐっ、えぐっ…ネギ君…ネギ君嫌いや…」
「あー、そのままここでお手々洗って下さいねー」
「えぐっ、うぐっ…」
亜子は、偽ネギの指示通り、大きく脚を開いたまま腰をかがめて
椅子の上に置かれたバケツのぬるま湯に手を突っ込んで手を洗い、
偽ネギがぬるま湯に浸して絞ったタオルで既にぬるぬると光る太股からあふれ出る源をも清められると言う
屈辱に甘んじていた。
偽ネギは、教室にいる生徒全員を自分の机の位置に立たせると、腕の革リングを外して机と椅子を戻し、
その全員にメモリーディスクを飛ばして、
人間パズルとそれ以降の記憶を抜き取ってディスクを回収してからウルトラストップウォッチを使い
時間を停止する。
そのまま、図書館島裏のかべ紙秘密基地に入り、
タイムロックを解除して全てのディスクに偽の記憶を書き込むと、
タイムベルトで全員の記憶を抜いた時間に戻り、
石ころぼうしを被りウルトラストップウォッチを使って時間を停止しながら教室に戻る。
そして、時間停止を解除し、メモリーディスクで偽の記憶をすり込み
ディスクを回収してからウルトラストップウォッチを使って時間を止める。


「疲れたー」
「ふひー」
「うにゃー」
「あー、なんか顎ガクガクー」
「お疲れ様でーすっ」
きょうじきの時間が元に戻され、クラスのほとんどがへばっている3‐Aに、偽ネギが廊下から戻って来た。
「いやー、地震大雨のお片付けなのにぴっかぴかですねー、丸で大掃除の後ですねー♪」
「当然ですわ、ネギ先生」
「なーに威張ってんのよいいんちょ」
「わたくしが取り仕切った大掃除です、当然ですわ」
「何よー」
「何ですのー」
「あうううー、喧嘩はやめてくださーい」
みんながどっと笑う中、偽ネギは笑みを隠していつもの道化を装う。
「はーいはいはーい、ご存じの通り長谷川さんはちょっとお腹イタスって早退しちゃいましたがー、
一杯頑張ってくれた皆さんにごほーびでーす」


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最終更新:2008年07月19日 12:52