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「あったーっ!」
昼尚暗い地下書庫で、黄色いシャツに短パン姿の眼鏡の少年が、本棚から抜き取った一冊の本を高々と掲げた。
地下書庫と言ってもその広さたるや半端ではない、
どう半端ではないかと言うと、文字に尽くせないぐらい半端ではない(オイ)。
「あった!?」
「本当かっ!?」
周囲に展開していた、同年代の少年少女がわらわらと集結する。
みな、ギリギリ十代と言った年代の子供たちだ。
「うん、これだ、これで世界が救われるんだ」
その本を取り上げて言ったのは、背丈こそ彼らとさ程変わらなくても、何とも言い難い姿形をしていた。
本を持っている手からして白いボールに本が吸い付いている様にしか見えないし、
全身ずんぐりとしていて短足で体は真っ青で、
まあ、彼らの世間が気にしていないのならそれでいいと言う事にしておこう。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴと低く唸る様な音に、一同がハッと周りを見た。
「うわあっ!」
本を見付けた眼鏡の少年がバッと床に這い、その上を何かが物凄い勢いで通り過ぎる。
「セキュリティー・システムだ」
「どうするのっ!?」
「このまま脱出するしかない!」
「おおっし」
紅一点の少女の質問に青ずんぐりが応じると、
通常モード比侠気五割増しになっているガタイのいい少年が鼻息を噴出して腕まくりをした。
そして、青ずんぐりに渡された鉄の筒を腕にはめ込む。
青ずんぐりは、眼鏡の少年に、先の尖った二挺の拳銃を、奇抜な髪型の少年にマタドールよろしくマントを、
女の子には懐中電灯を渡し、自分は少しずんぐりとして液体噴射型の別のタイプの拳銃を手にする。
「オーッ!」
頭に奇妙なプロペラを付けた四人の少年少女+1は、今まさに修羅場に向けて飛び立って行った。

   予告
○○太の図書館大冒険
20××年上映(嘘)