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第24話 「陰 go to school」

さて、主が小波を調教して堕とした翌日。
陰は水筒片手に学園へ来ていた。どこの学園かって言うと、小笹達が通っている学園である。

(………)。陰は学園の裏手に回ると、耳を澄ませて周囲を確認、塀を乗り越え敷地内に進入する。

音も無く着地、続けて改めて周囲を確認、素早く物陰に入る。

そして自分の位置を確認すると、携帯を取り出し、メールを出す。
送信先は小笹。電話番号などの情報は全て主が握っており、そこからもらったものだ。

数分後、小笹は走ってそこへやってきた。
「陰、一体どうしたんですの?」
「これを…」
陰は持っていた水筒を差し出した。
「これは…?」
「僕の血を、水に溶かしたものが入っています…コップ一杯で五分は持つはずです…」
「血…? あ…」
そもそも彼女が誘拐されたのはコレに釣られたからであった。何故今まで忘れていたのだろうか。
「あ…ありがとう…」
頬を赤らめ、水筒を受け取る。どうも彼の前では、彼女はペースを崩してしまうらしい。
そして、はたと気付いた表情を浮かべる。
「あ、用が済んだなら早く帰ったほうが良いですわ。誰かに見られるとまずいですから…」
「そうですね…では、僕はこれで」
そう言うと、陰は踵を反し、軽やかに塀を飛び越えた。

(やっぱ言えないよなぁ…主がまた、この学校の生徒を狙ってるなんてさぁ…)。
陰は知っている。主がまだまだこの学園の生徒を狙い続けることを。
陰は知っている。主が悪であることを。

陰は気付いてない。恋どころではなく、彼女を愛してしまっていることを。


そして陰は知らない。







顔に包帯というファッションは、明らかに普通じゃないと言う事を。







あるマンションの前に着く。
エレベーターに乗り、目的の階に行く。
降りたら、ある部屋に入る。

ガチャ…。「おう、帰ってきたか。」
その部屋は。彼が主と呼ぶ存在が済んでいる部屋だった。





…視点切り替え・主…。



先程、陰が帰ってきた。
あの女以外の事に執着しないようなので、監視付きで外に出ることを許可した。
て、マテ。
「おい。」。「はい、何でしょう?」。「その手に持ってるのは何だ?」。

陰は手に猫が一匹入ったダンボールを持っていた。
「の○太の大魔境」でのび○が犬を拾ってきたシーンが頭をよぎる。

「捨て猫です。かわいそうだからつい拾ってしまったのですが…」。かわいそうだから…?
お前自身が既にかわいそうな存在だが…。「駄目でしたか?」。沈んだオーラを身に纏いながら話しかけてくる。
ペットが増えたところで大した事ないだろう。
自分で世話をすることを条件に許可を出してやった。

「ありがとうございます!」
陰は本当に嬉しそうに笑い、猫を連れて鏡の世界へと消えていった。
やはり俺は陰に甘いようだ。

さて、新たな獲物を責める算段でも建てるか。
俺は命令を出すべく、携帯を取り出した。

『さらってきてほしい娘がいる。人望のあるお前なら簡単だろう?』。………。
数時間後。

ビチャ…ビチャ…。ピンポーン。

湿った音の響く部屋にチャイムが鳴り、小波が中に入ってきた。
目の前の光景に少しだけ硬直し…
「お待たせしました。どのようなご用件でしょうか。」
すぐに荷物を降ろし、俺に平伏する。

俺は部屋の真ん中に置いた椅子の上に座っていた。
そこで、大きく股を開き、拳を頬に当て、出来るだけ偉そうな雰囲気を出そうと、滑稽とも言える努力をしていた。

ビチャ…ビチャ…。そして…先ほどから鳴っている、湿った音の正体は…
丸出しになった俺のイチモツを、裸の朝美が音を立ててしゃぶっている音だった。

「………」。ピチャ…ピチャ…。わざと間を空け、焦らしてから言葉を発する。
「用件は電話で伝えると言ったはずだが…?」
言い、俺は見下ろす。
朝美も軽く視線を向ける。

そう、こいつは用件を伝えようとすると、『帰りに寄らせていただきます。お話はそこで』と返してきたのだ。


「ご、ごめんなさい…申し訳ありません。
 ただ、私は学校で電話をすることなど滅多にありませんし、もし誰かに感づかれたら…」
「へえ、気を使ったつもりだったんだ。
 でもお前は周りから人望があるみたいだし、そう簡単にはばれないと思うがね…」
言い、椅子にふんぞり返る。少なくとも上機嫌ではないことは見て取れるだろう。
小波は次に何を言われるのかとおびえ、ますます小さくなってひれ伏していた。
「ところでね。俺、ちょっと喉が渇いちゃったんだよな。」
流しに置いてある空の牛乳パックを見て言う。
小波の視線が俺の視線を追ったことを確認してから、口を開く。
「何か飲みたいな………そうだな…例えば普通は売ってないようなものとか…」
そこまで言うと小波は立ち上がり、はいと返事をすると上着を脱ぎ、ブラを外した。
ぷるん、と形の良い胸が露出する。
その両乳を両手で持ち上げ、歩み寄る。
「はい…どうぞお召し上がりください…」
「ん…」
ぱくっ
大きく口を開け右乳に吸い付き、搾る。
ビュウーッ!
「あんっ!」
「チュバッ…チュチュッ…」
俺はゴクンゴクンと音を立てて飲む。がその時、。「っ!」。ドクッ。朝美の舌技で射精してしまい、そのまま勢いで小波の乳を噛んでしまった。

「んあぁっ!」。俺はすぐに口を離す。
『復元光線』を当てようかと思ったが、血も出ていないし、たいした傷ではなさそうなのでほっとくことにした。


「ふう…さて…直接飲むのも美味いが…」
戸棚のコップに目をやり、続ける。
「今度はもっとまとめて飲みたいな…こう…ゴクゴクっと…」
コップを傾けるようなしぐさをする。それだけで何を望んでいるか伝わったようだ。
「はい…わかりました…」
小波は戸棚からコップを取り出すと、立ったままコップの中に母乳を搾り始めた。
「んっ…んんっ…」
ビュッ…ビュッ…
母乳が出始める。
そこへ、朝美が声をかけた。
「お前、何やってるんだ?」
「え?」
小波の手が止まる。
「牛が二本足で立ってるなんておかしいだろう。四つんばいになってから搾れよ」
「は、はい…申し訳ありません…」
小波はすぐに両肘・両膝を曲げて四つんばいになると、コップを床に置き、搾乳し始めた。
「んあっ……あんっ……あぁ………」
遂にコップ一杯分を搾った小波は、口から涎をだらだらと垂らし、恍惚とした表情を浮かべ、うっとりとした瞳で母乳を見て、俺にコップを差し出した。
「どうぞ…お待たせしました…」
「うむ」
コップを受け取ると、グイッと一気に飲み干す。
「ぷはーっ………さて朝美、彼女におやつを持ってきてあげなさい」
「はーい」
尻を左右に振りながら、四つんばいで部屋の隅においてあるダンボールのところへ行く。
しばらくすると、中から前回作ったガラスの器を取り出し、それにドッグフードを入れて戻ってきた。
「さて、食べながら話すことにしようか。」
俺はそれを小波の前に置くと、自分の前には煎餅と緑茶を用意した。



……………。それから結局。
煎餅を食べ緑茶をすするご主人様を眺めながら、ガラス器でドッグフードを食べさせられた小波はふたたび学園へ来ていた。
ただし、中には入っていない。校内で電話をかけるよりも、一度帰ったのに戻ってくるほうが不自然だと感じたからだ。
忘れ物を取りに来た…という選択肢は思いつかなかった。彼女は滅多に忘れ物などしないからである。


……そして。

校舎から出てくる生徒も少なくなった時間の、さらに少し後。
校舎から一人の少女が現れた。その少女は。
褐色の肌。引き締まった体。健康的な汗。巨乳。スパッツ。ポニーテール。
そんな少女だった。
彼女は小波の後輩、犬田吾(あずま)。陸上部所属の能力者である。



校門を出たところで、話しかける。
「犬田さん…ちょっといいかしら?」。「…あれ? 先輩、珍しいですね。ボクに何か用でも?」。「ええ。とっても大事な用があるの。ちょっと来てもらえるかしら…」。「うん、いいですよ。ボクに出来ることなら。」。「そう…じゃあ…」。
吾の手を引き、人目のつかないところへ行くと…
隠し持っていた呪符を取り出し、吾の顔に叩きつけた。


………。『衛星テレビ』を見ていた俺は、即座に携帯に『物体電送アダプター』をつけ、小波にかけた。
「もしもし? 俺だ。」
「はいご主人様。たった今、犬田さんを気絶させました。」
「わかってる。ちょっとその電話…吾の方へ向け、近づけろ。」
言われたとおり小波は携帯の受話器を吾の方へ向け、彼女に近づける。
『衛星テレビ』で距離を確認した俺は、『物体電送アダプター』に手を突っ込んだ。

ヌッ…小波の携帯から手が伸び、吾の腕をつかむ。

「つかまえたぞ! やわらかいぞ!」。お約束の台詞を吐き、思いっきり引っ張る。
たちまち吾は電話の中に…否、俺の部屋に引きずり込まれた。