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名無し[tvpUrmOr]さん


盛り上がってるとこ悪いけど、あんましエロくないSSでも投下するよ
まあ、箸休めってトコかな。職人さん早く戻ってこないもんですかね

誰かがいったねぇ、一つ便利が増えると三つ不便が生まれるとね。
言いえて妙だと感心するよ、いえ、何がってかい? 隣の車両の事さ。
最近あちらこちらで見かける、女性専用車両って奴よ。女性からしてみれば
痴漢やなんやで安全に乗りたいって事でいい事ずくめでいいんだろうけど
その分の不便を自分らが被るのは正直カンベンしてもらいたいもんだ。
特に朝夕のラッシュ時はホント冗談じゃないね! 寿司づめ状態が余計に酷いのに
彼女らは余裕で本なんぞ読んでいやがる。理不尽もいいとこだ。
大体、女性全員が乗れる訳では無いのに、利用する女性なんざ痴漢に一生遇わない
ようなどんがめみたいなのしかいやしない。中には是非こちらからお願いしたい位の
女性もいたが、例外中の例外でめったに見れやし無いね。
だが、今日からは違う! 昨日、ふらりと寄った立ち飲み屋で拾ったこの道具を試すのさ。
なんの道具かって? 紙袋の中に携帯電話と紙切れが入っていたのさ、んで、こう記してあった

これは、『ハツメイカー』で作った携帯式の『もしもボックス』です。意味の解かる方は
ご自由にお使い下さい。解からない方はさっさと捨てるが吉です。
自分が得たひみつ道具の力のお裾分けです。拾った方に幸あらんことを………

最初は何の事かさっぱり解からんかったが、気分がハイになっていたのでそのまま持ち帰って
調べてみて驚いた。ケータイに良く似てるが明らかに違いがあり、その気にしてくれる。
だいたいよく出来たジョークなんだろうが、それはそれで酒の肴にすればいいだけの事。

てな訳でさっそく試してみる。
時間は午後6時夕方のラッシュが始まる。女性専用車両の隣に乗り込み、携帯ボックスに
お願いする。



「もしも、女性専用車が全裸での乗車が義務付けられたら!」
何気なく隣を見ると、丁度女子学生の一団がいたが彼女らが着ている制服を脱ぎだす。
成功だ! これは本物なんだ! 神さん有難う、大事に使うよ。と思わずニンマリする
買い物帰りの婦人も仕事帰りのOLも皆、着ている服を脱ぎだす。大事な所を両手で隠して
顔を真っ赤にしている少女達を見て猛烈に肉棒が滾ってくるのを感じながら注視する。
ところが、次の駅で皆降りてしまい、以後誰も乗ってこない。………俺ってバカ?
気を入れなおして再度お願いする。
 「もしも、女性専用車に乗った男はみな女になるとしたら!」
さりげなく隣に移る。あわよくば悪戯のひとつでもと思いきや入り口脇の婦人から
 「ちょっとー ここは女性専用ですよ!」
むかついたので、婦人の手を取り自分の股間を触らせる。婦人が顔を真っ赤にして
詫びて来たが、回りの注目を浴びてしまい、悪戯どころではなくなった。
戻ろうとした折にOLの連れから聞こえた。
 「Mr、レディが痴漢の真似事なんて変態の極みだよね」 ………俺ってアホ?
次の駅で速攻降り、逃げるように別の列車に乗ってやけくそ気味にお願いを続行する。
 「もしも女性専用車で痴漢行為が許されるとしたら!」
すると携帯ボックスはこう答えを出した。
 ―論理的に矛盾します。実行不可能―
け、意味無しかよ!……まてよ、痴女ならいいじないか……阿呆ぅ、さっきと同じじゃんか。
だんだん腹が立って来る。何でもいいから適当にお願いしてみる。
 「もしも女性専用車両に電車男がいたら!」
今、流行のネット型恋物語だ。間近で見るのもオツなものかもと思いお願いしてみる。
ちょいとイケ面のとっぽい兄ちゃんが隣に入っていく。おいおい今のが電車男かい?
あーあー、声を掛けては片っ端からビンタ食らってるよ。最後は蹴りでホームに追い出されて…
携帯で確認すると、素晴らしい恋物語が笑いと嵐の駄作に成り下がってる………俺ってマヌケ?



もっと露骨にやんなきゃダメだあー! 気合入れ直してお願い続行。
 「女性専用車内に催淫ガスをしかける」 ……… 狂乱乱交レズ会場と化した隣に男は入れない
ええい、もうこうなったらヤケのやんぱち!どうにでもなれってんだーっ!!
 「もしも女性専用車両のみ脱線したら!」
お願いしたとたんに、列車が激しく揺れ始める。立っていられない程だ、不意に連結ドアが
開いてレズの集団が転がり込んで来る。が喜んでる暇など無く、一人の少女にしがみ付く。
気が付くと何事もなかったように列車がホームに滑り込む。何故か俺は座席に腰掛けて
寝ていたらしい。夢か…… そうだよな、そんな訳ないよ。一人納得しながらホームに降りる。
通り過ぎ行く列車を眺めて、ふと数えてみて驚愕した。一両足りない!そんなバカな!
しかし、不思議と確かめる気がせずそのまま改札へ向かう。ポケットを捜すと携帯ボックスが
無く、代わりに少女が履きそうなパンティーがあった。悩んでも仕方無い、いつもの立ち飲みで
常連達との肴にしよう。そう思うと足取り軽く駅を出た。

         fin