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秋森良樹編 第3話-9-2」(2007/05/20 (日) 06:35:05) の最新版変更点

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「……はっ!」  ……ヤベー、ヤベー。どうやら憧れの先生で童貞を捨てられた事と、膣の感触に感激して、 意識をどっかに飛ばしていたらしいな。  しかし、先生の膣って本当に気持ちいい……。こう、挿れているだけでも 溜まっていたモンが出て、腰が軽くなった感じだ。  昼間の時といい、先生は俺にとって精神安定剤の役目を果たすのかもな。今は肉体的にも 安定させてくれようとしているわけだけど。  さぁ、そろそろ動いてみるか。いつまでもジッとしていたら先生にヘンに思われちまう。  これで今日から俺も大人の仲間入りだ。ほら、カーテンの隙間から差し込む朝日も、 俺の童貞卒業を祝うかのように光り輝いて……。  ……………………? 「朝日だとぉっ!?」  俺は驚愕に目を剥く。  確か、先生とHを始めたのが、12時前。前戯に結構時間をかけた記憶があるとは言え、 それでも一時間とはしてないはずだ。  ……となると、俺は今の今まで意識不明だったのか? 先生、呆れただろうな……。 ああ、せっかくの童貞卒業がこんな形になるなんて……。せめて、一発膣に出したかった……。 「……ぁあ……」  先生がうめいて、もぞりと動いた。挿れっぱなしになっていたモノがこすれ、 えもいわれぬ快感が背筋を走った。 「せ、先生……」  俺は先生を見て絶句する。先生は俺に後背位で貫かれ、腰を高々と持ち上げたまま、 憔悴しきった様子で俺を見ていた。 「良かった……やっと……正気に戻ってくれたのね……私、死ぬかと思った……」  力なくかすれた声にも、まるで張りがない。その顔は死人のように土気色で、フルマラソンを 走ってもこうはならないだろうと言うほどに消耗しきっている。  俺は呆然と言葉をつむいだ。 「あの……いったい、何があったんですか?」 「覚えてないんだ……後で、教えてあげるから……今は、寝かせて……ね……?」  そう言うと、先生は目を閉じた途端に寝息を立て始める。掴んだままの腰を離すと、 刺さっていた俺の肉槍を滑るように引き抜いて、力なくベッドの上に落ち込んだ。  見れば、俺の男根を抜かれても閉じきらない秘裂からは、とめどなく精液が溢れ出して シーツに生臭い水たまりを作り続けていた。  疲れきった様子で横たわる先生を見た後、部屋を眺める。  清潔に整えられていたはずの先生の自宅は、床と言わず壁と言わず家具といわず、あちこちに 大量の精液が吹き付けられて、一部には失禁の跡まである。けれど、他の誰かが 侵入した様子はない。 「……俺……が、やったのか?」  自分の顔が引きつるのを意識しながら、俺は信じられない気持ちでつぶやいた。  先生が眠ってしまったので、勝手に浴びたシャワーの後で、『タイムテレビ』を使って 前夜の状況を確認していた俺は、自分の目を疑い続けていた。  挿入直後に意識を失ったのは俺の記憶どおりなのだけど、その後、俺はずっと先生を 攻め立て続けていた。  悲鳴をあげて逃げようとする先生を捕まえては、前から後ろから、正常位に後背位に座位、 AVで有名な駅弁スタイルで犯し、犬の交尾の様に繋がったまま後ろから押して歩き、上に乗せて 無理矢理動かして、嫌がる声を無視して一発も残さず膣に注ぎつづけ……。  俺は真っ青な顔で『タイムテレビ』のスイッチを切った。  いくら優しい先生とは言え、こんなとんでもない事をして嫌われない訳はない。 俺は必死になって言い訳を考え、ポケットに手を伸ばす。  『忘れろ草』に『腹話ロボット』『いいわ毛』『変心うちわ』といった 言い訳をしやすくする道具を並べ……少しだけ考えてから、それらを片付けた。 「言い訳なんて、男らしくねーよな」  精力剤の効果での暴走――でなければあんなに射精出来るはずがない――とは言え、先生に ひどい事をした事に違いはない。それを道具の力に頼って許してもらおうなんて、 ひどく女々しい行為のような気がする。  だから謝ろう。とにかく誠心誠意謝って、あとは先生に任せよう。  殴りたいと言われたら殴られよう。二度と会いたくないと言われたなら どこか遠い町へ引っ越そう。モノを切れと言われたら……どうしよう?  そこまで考えて、笑いが込み上げてくる。昨日までの俺なら、間違いなく記憶を消すか 言い訳を正当化する道具を使っていただろう。 「……大人になった、ってところか?」  色んな意味で、と口の中で呟いて雑巾を探す。音を吸い込む『吸音機』もセットした。  さぁ、まずは飛び散った精液とおしっこを片付けますか。 「……ん……」 「お目覚めですか? 先生」  夕方、けだるげにうめいて目を開けた真里菜先生を覗き込む。先生はひどくびっくりした様子で 俺の顔を眺め、すぐに少し怯えたような視線を向けてきた。 「……ご飯を作っておきました。台所勝手に借りちゃいましたけど」  その瞳に罪悪感を感じながら、出来るだけ明るくテーブルに用意した料理を勧めた。  先生は起き上がろうとして全裸である事に気付くと、シーツを巻いて起き上がった。 「きゃっ」  ベッドから降りようとした先生は、その場に崩れ落ちた。俺は慌てて駆け寄る。 「どうしたんですか?」 「……こ、腰に力が入らないの……」 「あー……よいしょっ!」  俺はばつの悪い気分になると、せめてもの罪滅ぼしに先生を抱き上げてテーブルまで運ぶ。 先生は俺の腕の中にいる間中、意外そうな、真っ赤な顔で俺を見ていた。 「……ありがとう、美味しかったわ」  俺のお手製チャーハンと海草サラダ、それにコーンスープという簡単なメニューを平らげ、 眠っている間に『お医者さんカバン』を使って用意した薬――ジュースと言ってコップに 注いでおいた―を飲み干して、先生は幸せそうに微笑む。  俺の心情は複雑だ。微笑まれて嬉しいけれど、先生は昨日のように自分の感情を隠すのも上手い。 それが心からの――俺を許してくれる笑みだとは、思えないでいた。 「昨日言ってた通り、良樹くんって料理も上手いのね。私ちょっと感し……」 「先生」  先生の言葉をさえぎるように、俺は居住まいを正して話し掛ける。雰囲気を察した先生も、 柔和な微笑を消して真剣な顔になった。  一息おいてから、俺は先生の目を見つめて言葉を続ける。 「俺、夕べは完全に暴走してました。実は先生に挿れた直後から意識なくなってて……その間に ずいぶん先生に滅茶苦茶な事をしていたのを、おぼろげながら思い出しました」  先生は黙って俺を見つめ続けている。その視線がいつになく厳しいように思えるのは、 俺の罪悪感のせいか……。 「いくら意識が飛んでたとは言え、先生にした事は許される事じゃないです。  もし先生が二度と俺に会いたくないって言うんなら、どこか遠い所にでも引越します。 そうでなくても、俺に出来る償いならなんでもします。  でも、その前に一言だけ言わせて下さい。本当に、済みませんでした……!」  俺はその場で土下座をし、勢いよく床に額を摩り付けようとした。  ガァンッ! と金属質の音が部屋中に鳴り響いて、俺の目から火花が散る。 「よっ、良樹くんっ!! 大丈夫っ!?」  目の前にいる先生の悲鳴が遠くから聞こえるような気がした。  ……我ながらバカだと思う。テーブルのまん前に座って、一歩も下がらずに土下座なんてしたら、 金属フレームに頭をぶつけるなんて自明の理じゃないか……。 「良樹君、頭大丈夫!? しっかりしてっ!」  ぐるぐると回る視界に必死に俺に呼びかける先生の姿が映る。ああ……そんな泣きそうな顔を しないでよ、俺は先生にひどい事した人間なんだよ……。  気が付くと、俺は横に倒され、後頭部にはなにか柔らかい物が枕としてかわれていた。 手ひどくぶつけた額には、なにか冷えた物でなでられる感触があり、非常に気持ちよい。 「……大丈夫?」  目を開けると、真上に心配そうに覗き込む先生の顔が見えた。 「少し頭がクラクラしますけど、大丈夫です……」  いまだぼんやりとする頭で答える。  それにしても、ずいぶん柔らかくて気持ちいい枕だな……。俺は枕の形を確かめるように 手を回した。 「ゃん……くすぐったいわよ」  枕の後ろの方をなでると、先生がくすぐったそうに身じろぎし、それにあわせて枕も揺れた。  ……これはつまり、先生の膝枕?  意識が一気に覚醒する。謝っててさらに迷惑かけたなんて、冗談にもならない。 「す、済みませんっ。今起きます……っぅ」 「ほら、まだ無理しない」  跳ね起きたとたんに頭を抱えた俺を、先生は半ば強引に自分の膝に戻した。やわっこくて 張りのある太ももの感触に安らぎを覚えると同時に、詫びの一つもまともに入れられない自分が 無性に情けなかった。  俺は右腕を目元を覆うようにかぶせる。 「カッコわりぃ……」 「え?」 「夕べから迷惑掛け通しで、謝ろうとしてもドジって出来なくて……今もこうやって先生に 好きでもない男の世話をさせちまってる……自分に愛想が尽きそうですよ」 「……良樹君」  両肩に先生の手が置かれる。 「そうね。理性を失って暴走して、それで女の子の気持ちもまるで分かっていない、 情けない男の子には、罰が必要よね」  背筋が凍りつくような冷えた声。膝枕の温もりが一瞬で打ち消されるような寒さに、 俺の体が強張る。きっと先生は、雪女のように凍える目で俺をにらみつけている事だろう。  ……けれど。 「ええ、どんな罰でも、受けます」  けれど俺はそれを受け入れなくちゃいけない。それが先生を傷付けた俺の罰なんだから……。 「いい覚悟ね。それじゃあ、発表するわ」  先生は一拍置いて、打って変わって柔らかな声音で言った。 「二人きりの時には『お姉ちゃん』って呼んで。掃除もしてくれたみたいだし、 それで全部チャラにしてあげる」  腕をどけ、目を開ける。いとおしげに俺を見下ろす先生の顔がそこにあった。 「……それだけっスか?」 「ええ。昨日姉弟の契りを結んだって言うのに、ずっと『先生、先生』ばっかりなんだもん。 さびしくなっちゃうわよ……どうかした?」  俺は跳ね起きて先生に向き直る。 「だって、俺暴走して、先生を傷付けたんですよ!? それに……」  沈黙。  先生の顔が、俺の唇から離れる。 「私は、傷付けられたなんて思ってないわ」  俺の言葉を封じた先生の艶かしい唇が、諭すようにゆっくりと動く。 「それに、良樹君の事、嫌いでもない。嫌いなら、今みたいなキスはしないわ。それにね……」  先生は俺の右手をとると、まっすぐに自分の左胸に導いた。シーツ一枚を隔てだけの 柔らかな感触とその行動に、俺は戸惑う。 「ほら、ドキドキしてるでしょ。嫌いなら、良樹君に触られて、こんなにもときめかないわ」 「先生……」 「お姉ちゃん。恥ずかしいなら、姉さん、でもいいわよ」 「う、うん……じゃあ、姉さん。それって、どういう事……」  先生……いや、姉さんは小さくため息をついた。 「鈍いわね……良樹君が好きって事」  いつの間にか落とされちゃったわ、と冗談めかして言う先生の声を俺はどこか遠くにいて 聞いている気がした。  言葉に意識が追いつくに連れ、俺は混乱していく。 「……ぅ……ぇ……えぇぇっ! 先生が、俺をぉっ!?」 「こら、あんまり大きな声を出さない。私、まだ疲れで頭痛いんだから」 「ご、ごめんなさい……けど、どうして……」 「……人を好きになるのに、理由も時間も要らないものよ」  一瞬何かを思い出すように遠い目をしてポッと頬を染めて、直後に毅然とした態度で 俺を見つめる先生。  俺はこの突然の告白に、頭が空回りしてうめくような声しか出せない。それを楽しそうに 見つめる先生に、なんとか答えようと知恵を振り絞っていると、ふいに非常に緊急度の高い問題を 思い出した。 「……そう言えば、昨日中出しでしたけど、大丈夫だったんですか?」  先生はなんとも言いがたい顔になってうつむく。 「安全日、といえば安全日なんだけど……危険日とのグレーゾーンかな。最近、ちょっと 生理不順気味だから……」 「じゃあ、結構やばいんですね?」  先生は表情を曇らせ、少しだけ無理したような笑みを浮かべた。 「うん……でも安心して。私が気をつけなきゃいけない事だったんだし、なにかあったら私だけで なんとかするから」  握られたままになっていた手に僅かに力が篭った。辛そうな先生の顔に、胸が痛む。  男の俺には分からないけれど、女にとって堕胎するというのは、普通に手術を受けるよりも はるかに厳しく、重大な事なんだろう。  自分が原因にあるとは言え、この人には悲しい顔をして欲しくない。心から思う。 「もし出来てたら、責任とりますよ」  気が付けば、そんな言葉が口を突いていた。  俺の言葉に目をしぱたたかせると、先生は少し嬉しそうな、けれど困ったような顔になる。 「気持ちは嬉しいんだけど……現実問題、不可能よ。  子供たちを導く教師が、結婚もしてないのに子供を作るなんて倫理観に反した事をしたら どこの学校も……ううん、普通の企業だって雇ってくれなくなるわ。  それに良樹くんだってまだ学生。収入の無い私を養うなんて出来ないでしょう? だから……」 「それなら大丈夫です」  先生の言葉を遮って、自身を持って言う。先生は胸を張る俺を不思議そうに眺めてきた。 「収入なら、月に50万くらいは楽に手にいれられる口を知ってます。だから、先生さえ良ければ、 俺は喜んで責任を取りたいと思ってます。  ……まぁ、16で将来が確定しちゃうってのもなんですけどね」  最後は冗談っぽく軽く言う。  正直、責任云々というは避けて通りたい。けれど、同時に先生となら、という気持ちも 間違いなくあった。  半分一人暮らししている経験から言っても、この町では月に全部で30万あれば余裕で 生活できる事がわかってる。二人ならもっと金がかかるのは間違いないけど、 俺には『カネバチ』と『フエール銀行』のコンボがあるから、月50万くらいは余裕だ。 妊娠が分かるまでしばらく時間もあるし、その間に二人で生活するだけの元金は 十分に用意できるだろう。  あっけに取られていた先生の表情が、だんだんとひどく優しい物に変わっていく。 まだ握られたままだった手を引かれ、俺は先生の胸に抱きとめられた。薄布一枚越しに伝わってくる 先生のぬくもりと俺の性臭混じりの甘い体香に、俺の一部が大きく反応する。 「女殺しね、良樹君って……」 「はい?」  恍惚とした声に、俺は思わず間抜けな答えを返してしまった。 「昨日の放課といい、今といい……なんでかけて欲しい言葉を言ってくれるかな……? その上、月に50万なんて覚悟まで見せてくれちゃって……お姉さん、ちょっと感激しちゃったわ」  俺の少し固めの髪をすくように撫で付けながら、先生はうっとりと言う。その声が、 少し震えている気がした。 「こんな女殺し、野放しにしてたら他の女の子達を泣かせちゃうわ。だから私がしっかりと 管理して、たずなを握っていてあげます」  ずっと離してあげないから。小さく呟かれた言葉に、少し早まったかなという軽い後悔と なにか甘酸っぱい嬉しさが込み上げてくる。  これから始まる先生との新しい関係に期待しながら、俺はそのふくよかな胸に体を預けていた。                     <秋森良樹編 第三話『美人教師の秘密』 END?> おまけ  ……けれど、俺はどうにも納得の出来ない事がある。  新しい関係はいいが、夕べの事が記憶に残っていないのが気に食わない。 「あん……あんまり動かないでよ。くすぐったいわ」  それにこうして先生を感じていると、どうにも我慢が出来ない聞かん棒が『俺を使え俺を使え』と 雄たけびを上げている。案外、まだ精力剤の効果が切れていないのかも知れないな。 「……先生……いや、姉さん」 「なぁに? 良樹♪」 「夕べあれだけ出したんだから、もう一回や二回膣に出しても、構わないよな?」 「……あの……良樹? まさか……」  姉さんが表情を微妙に強張らせて、俺から距離を取ろうとする。けれど、俺はしっかりと しがみついて離さない。 「せっかくの姉さんの膣の感触、覚えてないままで居たくないーっ!!」  即座に姉さんをその場に押し倒し、巻きつけられただけのシーツを毟り取る。はじけるような 素敵な先生の柔肌が露になった。 「ゆ、夕べあんなにしたのにっ!?」 「夕べは夕べの風が吹くっ! 先生がむやみに抱きしめるからいけないんだぁぁぁぁっ!!」 「ちょっ、ちょっとおっ! 私疲れて……っ! ぅん……」  ……結局俺が姉さんから離れたのは、昨夜俺がこの部屋を訪れたのと同じ時間だったとさ。 「……この、けだものぉ……」  ああ、精力剤の効果って怖いなぁ。                                      <本当にEND> ☆次回予告 良樹「ふっふっふ、ついに真里菜先生をゲットだぜっ!」 真里菜「うう……あんなにいっぱい出されるなんて……安全日でも妊娠確定よぉ」 良樹「ところで姉さん。……なんでボンテージルックなんですか? 鞭まで持って……」 真里菜「いっぱい可愛がってくれた可愛い弟にお礼をするため……じゃなくて、作者さんが     私にハンマーは似合わないって今回の予告用に用意してくれたの。ほらほら、     舞台袖に隠れてないで、出てらっしゃい」 良樹「……本気でビビりましたよぉ……。では、予告といきますか」 良樹「俺はついに憧れの真里菜先生といい仲になったっ! さぁ、これからどんなHしようかな?」 真里菜「ほどほどにしてね……毎日あれじゃ、姉さん壊れちゃう」 良樹「分かってる。そのためにも秘密道具を使ってどんどん他の子とHしないとなっ!!」 真里菜「もぅ……他の子を傷付けたりしないでね」 良樹「もちろんさ。休みが明けたら悪戯し放題、本番Hは俺に惚れてるって子が登場だっ!!    さてさて、一体どんな子が来る事やら……先生みたいなスタイルの良い子なら    嬉しいんだけど」 真里菜「二人目のヒロインの登場のわけね。はぁ、あの子良樹君の事昔から知ってるみたいだし、     強力なライバルね……でも、良樹君は渡さないから」 良樹「次回、シティハンタ……じゃなかった、秋森良樹編第四話、   『ずっとそばにいてくれたキミ』っ!」 真里菜「読んでくれないと、ムチでビシバシッ、よ?」(ピシャンッ) 良樹「……ああっ、なんか滅茶苦茶お仕置きされてぇっ!!」 真里菜「きゃあっ!! ルパンダイプなんてしないでぇぇぇぇぇっ!!」 [[次話に続く>幕間]] [[戻る>小説保管庫]]
「……はっ!」  ……ヤベー、ヤベー。どうやら憧れの先生で童貞を捨てられた事と、膣の感触に感激して、 意識をどっかに飛ばしていたらしいな。  しかし、先生の膣って本当に気持ちいい……。こう、挿れているだけでも 溜まっていたモンが出て、腰が軽くなった感じだ。  昼間の時といい、先生は俺にとって精神安定剤の役目を果たすのかもな。今は肉体的にも 安定させてくれようとしているわけだけど。  さぁ、そろそろ動いてみるか。いつまでもジッとしていたら先生にヘンに思われちまう。  これで今日から俺も大人の仲間入りだ。ほら、カーテンの隙間から差し込む朝日も、 俺の童貞卒業を祝うかのように光り輝いて……。  ……………………? 「朝日だとぉっ!?」  俺は驚愕に目を剥く。  確か、先生とHを始めたのが、12時前。前戯に結構時間をかけた記憶があるとは言え、 それでも一時間とはしてないはずだ。  ……となると、俺は今の今まで意識不明だったのか? 先生、呆れただろうな……。 ああ、せっかくの童貞卒業がこんな形になるなんて……。せめて、一発膣に出したかった……。 「……ぁあ……」  先生がうめいて、もぞりと動いた。挿れっぱなしになっていたモノがこすれ、 えもいわれぬ快感が背筋を走った。 「せ、先生……」  俺は先生を見て絶句する。先生は俺に後背位で貫かれ、腰を高々と持ち上げたまま、 憔悴しきった様子で俺を見ていた。 「良かった……やっと……正気に戻ってくれたのね……私、死ぬかと思った……」  力なくかすれた声にも、まるで張りがない。その顔は死人のように土気色で、フルマラソンを 走ってもこうはならないだろうと言うほどに消耗しきっている。  俺は呆然と言葉をつむいだ。 「あの……いったい、何があったんですか?」 「覚えてないんだ……後で、教えてあげるから……今は、寝かせて……ね……?」  そう言うと、先生は目を閉じた途端に寝息を立て始める。掴んだままの腰を離すと、 刺さっていた俺の肉槍を滑るように引き抜いて、力なくベッドの上に落ち込んだ。  見れば、俺の男根を抜かれても閉じきらない秘裂からは、とめどなく精液が溢れ出して シーツに生臭い水たまりを作り続けていた。  疲れきった様子で横たわる先生を見た後、部屋を眺める。  清潔に整えられていたはずの先生の自宅は、床と言わず壁と言わず家具といわず、あちこちに 大量の精液が吹き付けられて、一部には失禁の跡まである。けれど、他の誰かが 侵入した様子はない。 「……俺……が、やったのか?」  自分の顔が引きつるのを意識しながら、俺は信じられない気持ちでつぶやいた。  先生が眠ってしまったので、勝手に浴びたシャワーの後で、『タイムテレビ』を使って 前夜の状況を確認していた俺は、自分の目を疑い続けていた。  挿入直後に意識を失ったのは俺の記憶どおりなのだけど、その後、俺はずっと先生を 攻め立て続けていた。  悲鳴をあげて逃げようとする先生を捕まえては、前から後ろから、正常位に後背位に座位、 AVで有名な駅弁スタイルで犯し、犬の交尾の様に繋がったまま後ろから押して歩き、上に乗せて 無理矢理動かして、嫌がる声を無視して一発も残さず膣に注ぎつづけ……。  俺は真っ青な顔で『タイムテレビ』のスイッチを切った。  いくら優しい先生とは言え、こんなとんでもない事をして嫌われない訳はない。 俺は必死になって言い訳を考え、ポケットに手を伸ばす。  『忘れろ草』に『腹話ロボット』『いいわ毛』『変心うちわ』といった 言い訳をしやすくする道具を並べ……少しだけ考えてから、それらを片付けた。 「言い訳なんて、男らしくねーよな」  精力剤の効果での暴走――でなければあんなに射精出来るはずがない――とは言え、先生に ひどい事をした事に違いはない。それを道具の力に頼って許してもらおうなんて、 ひどく女々しい行為のような気がする。  だから謝ろう。とにかく誠心誠意謝って、あとは先生に任せよう。  殴りたいと言われたら殴られよう。二度と会いたくないと言われたなら どこか遠い町へ引っ越そう。モノを切れと言われたら……どうしよう?  そこまで考えて、笑いが込み上げてくる。昨日までの俺なら、間違いなく記憶を消すか 言い訳を正当化する道具を使っていただろう。 「……大人になった、ってところか?」  色んな意味で、と口の中で呟いて雑巾を探す。音を吸い込む『吸音機』もセットした。  さぁ、まずは飛び散った精液とおしっこを片付けますか。 「……ん……」 「お目覚めですか? 先生」  夕方、けだるげにうめいて目を開けた真里菜先生を覗き込む。先生はひどくびっくりした様子で 俺の顔を眺め、すぐに少し怯えたような視線を向けてきた。 「……ご飯を作っておきました。台所勝手に借りちゃいましたけど」  その瞳に罪悪感を感じながら、出来るだけ明るくテーブルに用意した料理を勧めた。  先生は起き上がろうとして全裸である事に気付くと、シーツを巻いて起き上がった。 「きゃっ」  ベッドから降りようとした先生は、その場に崩れ落ちた。俺は慌てて駆け寄る。 「どうしたんですか?」 「……こ、腰に力が入らないの……」 「あー……よいしょっ!」  俺はばつの悪い気分になると、せめてもの罪滅ぼしに先生を抱き上げてテーブルまで運ぶ。 先生は俺の腕の中にいる間中、意外そうな、真っ赤な顔で俺を見ていた。 「……ありがとう、美味しかったわ」  俺のお手製チャーハンと海草サラダ、それにコーンスープという簡単なメニューを平らげ、 眠っている間に『お医者さんカバン』を使って用意した薬――ジュースと言ってコップに 注いでおいた―を飲み干して、先生は幸せそうに微笑む。  俺の心情は複雑だ。微笑まれて嬉しいけれど、先生は昨日のように自分の感情を隠すのも上手い。 それが心からの――俺を許してくれる笑みだとは、思えないでいた。 「昨日言ってた通り、良樹くんって料理も上手いのね。私ちょっと感し……」 「先生」  先生の言葉をさえぎるように、俺は居住まいを正して話し掛ける。雰囲気を察した先生も、 柔和な微笑を消して真剣な顔になった。  一息おいてから、俺は先生の目を見つめて言葉を続ける。 「俺、夕べは完全に暴走してました。実は先生に挿れた直後から意識なくなってて……その間に ずいぶん先生に滅茶苦茶な事をしていたのを、おぼろげながら思い出しました」  先生は黙って俺を見つめ続けている。その視線がいつになく厳しいように思えるのは、 俺の罪悪感のせいか……。 「いくら意識が飛んでたとは言え、先生にした事は許される事じゃないです。  もし先生が二度と俺に会いたくないって言うんなら、どこか遠い所にでも引越します。 そうでなくても、俺に出来る償いならなんでもします。  でも、その前に一言だけ言わせて下さい。本当に、済みませんでした……!」  俺はその場で土下座をし、勢いよく床に額を摩り付けようとした。  ガァンッ! と金属質の音が部屋中に鳴り響いて、俺の目から火花が散る。 「よっ、良樹くんっ!! 大丈夫っ!?」  目の前にいる先生の悲鳴が遠くから聞こえるような気がした。  ……我ながらバカだと思う。テーブルのまん前に座って、一歩も下がらずに土下座なんてしたら、 金属フレームに頭をぶつけるなんて自明の理じゃないか……。 「良樹君、頭大丈夫!? しっかりしてっ!」  ぐるぐると回る視界に必死に俺に呼びかける先生の姿が映る。ああ……そんな泣きそうな顔を しないでよ、俺は先生にひどい事した人間なんだよ……。  気が付くと、俺は横に倒され、後頭部にはなにか柔らかい物が枕としてかわれていた。 手ひどくぶつけた額には、なにか冷えた物でなでられる感触があり、非常に気持ちよい。 「……大丈夫?」  目を開けると、真上に心配そうに覗き込む先生の顔が見えた。 「少し頭がクラクラしますけど、大丈夫です……」  いまだぼんやりとする頭で答える。  それにしても、ずいぶん柔らかくて気持ちいい枕だな……。俺は枕の形を確かめるように 手を回した。 「ゃん……くすぐったいわよ」  枕の後ろの方をなでると、先生がくすぐったそうに身じろぎし、それにあわせて枕も揺れた。  ……これはつまり、先生の膝枕?  意識が一気に覚醒する。謝っててさらに迷惑かけたなんて、冗談にもならない。 「す、済みませんっ。今起きます……っぅ」 「ほら、まだ無理しない」  跳ね起きたとたんに頭を抱えた俺を、先生は半ば強引に自分の膝に戻した。やわっこくて 張りのある太ももの感触に安らぎを覚えると同時に、詫びの一つもまともに入れられない自分が 無性に情けなかった。  俺は右腕を目元を覆うようにかぶせる。 「カッコわりぃ……」 「え?」 「夕べから迷惑掛け通しで、謝ろうとしてもドジって出来なくて……今もこうやって先生に 好きでもない男の世話をさせちまってる……自分に愛想が尽きそうですよ」 「……良樹君」  両肩に先生の手が置かれる。 「そうね。理性を失って暴走して、それで女の子の気持ちもまるで分かっていない、 情けない男の子には、罰が必要よね」  背筋が凍りつくような冷えた声。膝枕の温もりが一瞬で打ち消されるような寒さに、 俺の体が強張る。きっと先生は、雪女のように凍える目で俺をにらみつけている事だろう。  ……けれど。 「ええ、どんな罰でも、受けます」  けれど俺はそれを受け入れなくちゃいけない。それが先生を傷付けた俺の罰なんだから……。 「いい覚悟ね。それじゃあ、発表するわ」  先生は一拍置いて、打って変わって柔らかな声音で言った。 「二人きりの時には『お姉ちゃん』って呼んで。掃除もしてくれたみたいだし、 それで全部チャラにしてあげる」  腕をどけ、目を開ける。いとおしげに俺を見下ろす先生の顔がそこにあった。 「……それだけっスか?」 「ええ。昨日姉弟の契りを結んだって言うのに、ずっと『先生、先生』ばっかりなんだもん。 さびしくなっちゃうわよ……どうかした?」  俺は跳ね起きて先生に向き直る。 「だって、俺暴走して、先生を傷付けたんですよ!? それに……」  沈黙。  先生の顔が、俺の唇から離れる。 「私は、傷付けられたなんて思ってないわ」  俺の言葉を封じた先生の艶かしい唇が、諭すようにゆっくりと動く。 「それに、良樹君の事、嫌いでもない。嫌いなら、今みたいなキスはしないわ。それにね……」  先生は俺の右手をとると、まっすぐに自分の左胸に導いた。シーツ一枚を隔てだけの 柔らかな感触とその行動に、俺は戸惑う。 「ほら、ドキドキしてるでしょ。嫌いなら、良樹君に触られて、こんなにもときめかないわ」 「先生……」 「お姉ちゃん。恥ずかしいなら、姉さん、でもいいわよ」 「う、うん……じゃあ、姉さん。それって、どういう事……」  先生……いや、姉さんは小さくため息をついた。 「鈍いわね……良樹君が好きって事」  いつの間にか落とされちゃったわ、と冗談めかして言う先生の声を俺はどこか遠くにいて 聞いている気がした。  言葉に意識が追いつくに連れ、俺は混乱していく。 「……ぅ……ぇ……えぇぇっ! 先生が、俺をぉっ!?」 「こら、あんまり大きな声を出さない。私、まだ疲れで頭痛いんだから」 「ご、ごめんなさい……けど、どうして……」 「……人を好きになるのに、理由も時間も要らないものよ」  一瞬何かを思い出すように遠い目をしてポッと頬を染めて、直後に毅然とした態度で 俺を見つめる先生。  俺はこの突然の告白に、頭が空回りしてうめくような声しか出せない。それを楽しそうに 見つめる先生に、なんとか答えようと知恵を振り絞っていると、ふいに非常に緊急度の高い問題を 思い出した。 「……そう言えば、昨日中出しでしたけど、大丈夫だったんですか?」  先生はなんとも言いがたい顔になってうつむく。 「安全日、といえば安全日なんだけど……危険日とのグレーゾーンかな。最近、ちょっと 生理不順気味だから……」 「じゃあ、結構やばいんですね?」  先生は表情を曇らせ、少しだけ無理したような笑みを浮かべた。 「うん……でも安心して。私が気をつけなきゃいけない事だったんだし、なにかあったら私だけで なんとかするから」  握られたままになっていた手に僅かに力が篭った。辛そうな先生の顔に、胸が痛む。  男の俺には分からないけれど、女にとって堕胎するというのは、普通に手術を受けるよりも はるかに厳しく、重大な事なんだろう。  自分が原因にあるとは言え、この人には悲しい顔をして欲しくない。心から思う。 「もし出来てたら、責任とりますよ」  気が付けば、そんな言葉が口を突いていた。  俺の言葉に目をしぱたたかせると、先生は少し嬉しそうな、けれど困ったような顔になる。 「気持ちは嬉しいんだけど……現実問題、不可能よ。  子供たちを導く教師が、結婚もしてないのに子供を作るなんて倫理観に反した事をしたら どこの学校も……ううん、普通の企業だって雇ってくれなくなるわ。  それに良樹くんだってまだ学生。収入の無い私を養うなんて出来ないでしょう? だから……」 「それなら大丈夫です」  先生の言葉を遮って、自身を持って言う。先生は胸を張る俺を不思議そうに眺めてきた。 「収入なら、月に50万くらいは楽に手にいれられる口を知ってます。だから、先生さえ良ければ、 俺は喜んで責任を取りたいと思ってます。  ……まぁ、16で将来が確定しちゃうってのもなんですけどね」  最後は冗談っぽく軽く言う。  正直、責任云々というは避けて通りたい。けれど、同時に先生となら、という気持ちも 間違いなくあった。  半分一人暮らししている経験から言っても、この町では月に全部で30万あれば余裕で 生活できる事がわかってる。二人ならもっと金がかかるのは間違いないけど、 俺には『カネバチ』と『フエール銀行』のコンボがあるから、月50万くらいは余裕だ。 妊娠が分かるまでしばらく時間もあるし、その間に二人で生活するだけの元金は 十分に用意できるだろう。  あっけに取られていた先生の表情が、だんだんとひどく優しい物に変わっていく。 まだ握られたままだった手を引かれ、俺は先生の胸に抱きとめられた。薄布一枚越しに伝わってくる 先生のぬくもりと俺の性臭混じりの甘い体香に、俺の一部が大きく反応する。 「女殺しね、良樹君って……」 「はい?」  恍惚とした声に、俺は思わず間抜けな答えを返してしまった。 「昨日の放課といい、今といい……なんでかけて欲しい言葉を言ってくれるかな……? その上、月に50万なんて覚悟まで見せてくれちゃって……お姉さん、ちょっと感激しちゃったわ」  俺の少し固めの髪をすくように撫で付けながら、先生はうっとりと言う。その声が、 少し震えている気がした。 「こんな女殺し、野放しにしてたら他の女の子達を泣かせちゃうわ。だから私がしっかりと 管理して、たずなを握っていてあげます」  ずっと離してあげないから。小さく呟かれた言葉に、少し早まったかなという軽い後悔と なにか甘酸っぱい嬉しさが込み上げてくる。  これから始まる先生との新しい関係に期待しながら、俺はそのふくよかな胸に体を預けていた。                     <秋森良樹編 第三話『美人教師の秘密』 END?> おまけ  ……けれど、俺はどうにも納得の出来ない事がある。  新しい関係はいいが、夕べの事が記憶に残っていないのが気に食わない。 「あん……あんまり動かないでよ。くすぐったいわ」  それにこうして先生を感じていると、どうにも我慢が出来ない聞かん棒が『俺を使え俺を使え』と 雄たけびを上げている。案外、まだ精力剤の効果が切れていないのかも知れないな。 「……先生……いや、姉さん」 「なぁに? 良樹♪」 「夕べあれだけ出したんだから、もう一回や二回膣に出しても、構わないよな?」 「……あの……良樹? まさか……」  姉さんが表情を微妙に強張らせて、俺から距離を取ろうとする。けれど、俺はしっかりと しがみついて離さない。 「せっかくの姉さんの膣の感触、覚えてないままで居たくないーっ!!」  即座に姉さんをその場に押し倒し、巻きつけられただけのシーツを毟り取る。はじけるような 素敵な先生の柔肌が露になった。 「ゆ、夕べあんなにしたのにっ!?」 「夕べは夕べの風が吹くっ! 先生がむやみに抱きしめるからいけないんだぁぁぁぁっ!!」 「ちょっ、ちょっとおっ! 私疲れて……っ! ぅん……」  ……結局俺が姉さんから離れたのは、昨夜俺がこの部屋を訪れたのと同じ時間だったとさ。 「……この、けだものぉ……」  ああ、精力剤の効果って怖いなぁ。                                      <本当にEND> ☆次回予告 良樹「ふっふっふ、ついに真里菜先生をゲットだぜっ!」 真里菜「うう……あんなにいっぱい出されるなんて……安全日でも妊娠確定よぉ」 良樹「ところで姉さん。……なんでボンテージルックなんですか? 鞭まで持って……」 真里菜「いっぱい可愛がってくれた可愛い弟にお礼をするため……じゃなくて、作者さんが     私にハンマーは似合わないって今回の予告用に用意してくれたの。ほらほら、     舞台袖に隠れてないで、出てらっしゃい」 良樹「……本気でビビりましたよぉ……。では、予告といきますか」 良樹「俺はついに憧れの真里菜先生といい仲になったっ! さぁ、これからどんなHしようかな?」 真里菜「ほどほどにしてね……毎日あれじゃ、姉さん壊れちゃう」 良樹「分かってる。そのためにも秘密道具を使ってどんどん他の子とHしないとなっ!!」 真里菜「もぅ……他の子を傷付けたりしないでね」 良樹「もちろんさ。休みが明けたら悪戯し放題、本番Hは俺に惚れてるって子が登場だっ!!    さてさて、一体どんな子が来る事やら……先生みたいなスタイルの良い子なら    嬉しいんだけど」 真里菜「二人目のヒロインの登場のわけね。はぁ、あの子良樹君の事昔から知ってるみたいだし、     強力なライバルね……でも、良樹君は渡さないから」 良樹「次回、シティハンタ……じゃなかった、秋森良樹編第四話、   『ずっとそばにいてくれたキミ』っ!」 真里菜「読んでくれないと、ムチでビシバシッ、よ?」(ピシャンッ) 良樹「……ああっ、なんか滅茶苦茶お仕置きされてぇっ!!」 真里菜「きゃあっ!! ルパンダイプなんてしないでぇぇぇぇぇっ!!」 [[次話に続く>幕間]] [[戻る>へたれ作家Aさん]] [[小説保管庫に戻る>小説保管庫]]

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