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黒ネギ某一日/第14話」(2009/09/04 (金) 18:03:10) の最新版変更点

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「………」 前方の扉を開けて教室に現れ、ツカツカと黒板の前に立った刀子を前に、 生徒達は呆然としていた。 「あー、んっ、授業を始めます」 「はいっ!起立っ!!」 刀子の毅然とした声に、他の生徒同様ぽかーんとしていたクラス委員長が号令を掛けるが、 起立した彼らの姿勢は直立不動にはほど遠く今までになく歪んだものであった。 「それでは、まずは…」 キビキビとした声と共に、刀子がテキストを開き、黒板に向かう。 何のアクセサリーか脳天に突っ立っている矢羽根の様なものはいいとして、 ピッタリとした黒いタイトミニにくっきりと浮かび上がるくりっと形のいいヒップ、 そこから伸びるむっちり太股も露わな只でさえ普段から男子生徒キラーなスカッと美脚に、 改めて生徒達は前のめりになる。 「あー、それでは…」 刀子が持ち上げていたテキストを下ろすと、目の錯覚ではなく、 刀子のブラウスのボタンはやはり上から半ば近くまで外れていた。 「……君、今の所…」 「は、はいっ!」 その事実を確認していた生徒が指名を受けてにわかに立ち上がろうとして、 ガコンと机を僅かに浮かした次の瞬間机に突っ伏して悶絶する。 別の生徒が指名をなんとかこなした後、刀子は「あらかじめ日記」の記載通り 黒板で板書をしながら計十回チョークを床に落とし、 黒板の方を向いて腰を曲げて床に落ちたチョークを回収する事五回、 跳躍で愉快な軌道を描くチョークを追って 黒板とは逆方向を向いて腰を曲げて床に落ちたチョークを回収する事五回。 “さすが達人、体柔らかいっスねぇ” 偽ネギが感心し他の生徒がぐわっと前に乗り出しそうになり、半ば以上の生徒が実際乗り出している中、 そんな生徒達の前で何度となく深く深く腰を曲げてチョークを無事回収した刀子は、 一見何事も無かったかの様に板書をし、解説をする。 だが、その頬がぽーっと赤みを帯びている事を見逃す偽ネギではない。 「では、以上の解釈を行って下さい」 課題を指示した刀子は、当初は黒板の前に用意されたパイプ椅子に掛けて何度となく脚を組み替えていたが、 偽ネギの合図を受けて、一瞬だけ怯えた様な表情を浮かべて立ち上がり教室の巡回を開始する。 麻帆良学園男子高等部であると言う事は、偽ネギが今朝でっち上げた流行宣言エリアからは外れている。 だが、教室に現れた葛葉刀子教諭のお姿は、まさに本日の麻帆良学園女子中等部女教師の鑑。 真面目な生徒達は普段はテキストに集中しながらも、そうやって接近されると、 涼しげなノンスリーブで半ば透明と言ってもいい薄手の白ブラウスとピッタリタイトな超ミニに包まれた、 裸体一歩手前が又そそる熟れた女体を見逃す事は出来ない。 「あのー、葛葉せんせー」 課題自習の最中、偽ネギに呼ばれた刀子は一瞬ギクリとした表情を浮かべてから 最後列の偽ネギの元へとスタスタ歩み寄る。 「いいですねーいいですねー、さすが刀子先生、教室の視線独り占めですよ」 「そ、そんな、教師が授業中にこんな破廉恥な…くうっ…」 「ふふっ、こんなピンピンにしちゃって、皆さんから丸見えーじゃないですか」 ぼそぼそ囁く偽ネギに、ペンの尻でブラウスの薄い布地をポツッと持ち上げた赤みがかった点をぐりぐりされ、 刀子の顔が歪んだのは羞恥や苦痛のせいばかりではなかった。 ド迫力と言う程の質感はなくても、一見すると授業中の質問の様に背の高い刀子に腰を曲げさせ、 授業中に目の当たりにガン見するツンツン美人女教師の丸見え谷間はまた格別これぞ男のロマン。 “…それにー、バカデカくなくてもさっすが達人、ぷるんて張りが違う張りがーwww” 眼鏡の向こうで潤みが溢れる刀子の瞳歪む刀子の表情をスパイスに ペンの尻で薄い布地一枚隔ててぷるんと張りのある膨らみを位置を変え力を変え ぐりぐりぷにぷにしながら偽ネギはその感触を確かめる。 無論、ペンでいじいじだけなどと言うのはこの美乳を前にして余りに失礼。 「あらかじめ日記」に記載された時刻指定により、 たまたまこの時だけは他の生徒が全員刀子から視線を外してテキストに目を落としている間に、 しまいには掌でぷにぷにとその張り具合を確かめる。 「…許して…ナギさん…」 「あれれー、それもうは意地悪しないでって事ですかー?それともー…」 うんうん頷く刀子を前に、偽ネギが両手できゅっと刀子の乳首をつまむと、 「ソノウソホント」を通した偽ネギ語録によると 本人が経験してないから気付いていないだけのドM隠れ露出狂であり、 「うそつ機」を通した偽ネギ語録によると、ナギを名乗る青年は刀子のラブラブフィアンセであり、 独り頭一兆円ほどの借金で刀子先生以下葛葉一族全員 路頭に迷う所を大富豪のナギ・スプリングフィールドに全額肩代わりしていただいて、 表裏あらゆる地獄の追い込みが掛けられる事の無い様に、 今でも大富豪のナギ・スプリングフィールドに一日億単位の援助を続けていただいている 脳天に「キュービッドの矢」を突き立てた葛葉刀子教諭は超人的な精神力で声だけをかみ殺し、 顎を反らして腰を抜かしそうになった。 「おおっ、さすが達人よくこらえましたねー。 それとも、もうみんなの前でイッちゃいそうで恥ずかしーって事ですかー? さー、授業続けましょー授業ー。授業の続きはですねー…」 「精神集中っ!」 “…いや、無理っス…” 「さとりヘルメット」を使うまでもなく周辺の生徒達の心の声が手に取る様に分かる偽ネギは 苦笑をかみ殺しながら墨をする。 「一つ一つの文字をどの様に書いていたか、その魂を知る事も勉強の内です。 そう言う訳で、好きな熟語を一つ、書いて下さい」 偽ネギに吹き込まれたと言うかハッキリ言って命じられた刀子の指示により、 偽ネギが用意しておいた簡易セットによる書道の時間が唐突に始まる。 生徒達が半紙に向かい頭を捻る教室内を刀子がカツカツと練り歩く。 そして、教育熱心な教師として一人一人の前に立ち、机に向けて深く腰を曲げ、 可愛い生徒一人一人に、右の耳から左の耳に抜けているのが実際であるにも関わらず 一字一字、その選定に至るまで懇切丁寧な指導を行っていく。 最後に偽ネギの元に回った刀子は、やっぱりイギリス人はイギリス人と、 半紙に残る偽ネギの苦闘の跡にこんな状況でも苦笑を漏らす。 それを見て、やっぱりにこーっと笑った偽ネギは、新しい筆をぴちゃぴちゃ水の壺に沈めた。 「ん、っ、んんっ!…」 ブラウスボタンの半ば外れたしっとり汗ばむ胸元に、冷たく濡れた筆先がぴちゃぴちゃ這い回る。 歳を考えると、と、口に出したらこの状態であっても斬られる事請け合いだが、 とにかく歳を考えると見事な程に張りのあるみっしり膨らんだ柔肌を偽ネギの筆は自在に這い回り 得体の知れない文字をその白い京美人の表に幾文字も重ねて書き連ねる。 「むっ、んんっ!!…」 そして、涙目で首を横に振る刀子の可愛らしさに身を震わせながら、 偽ネギはたっぷりと水を含ませた筆を汗にすら耐えきれぬ程に薄い布地、その尖った先端へと向けている。 「は、はい、よく出来ました。作品は後ろに貼っておく様に…今日の授業は…」 黒板の前に立ち毅然と告げる刀子の可愛らしさに偽ネギが感動すら覚えつつある中、 クラス委員長が起立礼の号令を掛ける。 なお、この教室の面々は、「ワスレンボー」によって本人は覚えていなくても、 「タイムベルト」と「どこでもドア」でタイムスリップした偽ネギに「シナリオライター」で動かされて 「オ○ニー」とコールしてから「ありがたみわかり機」のスイッチを押している。 その「ありがたみわかり機」は「ソノウソホント」により2592000秒に効力制限された特別製であり、 この授業が始まった五分後にその時間制限は過ぎていたが、条件付けが余りに過酷であったためか 本来この教室にいる筈の生徒の内三名ほどが交通事故で入院していた。   *  *  * 「メーデーメーデーメーデーエマージェンシー緊急事態緊急事態異常事態異常事態、 場所男子高等部…階男子トイレ大量大幅オーバー過剰収容…」 「凄いせんせーですねー」 ナギ姿のままの偽ネギは、ズボンと下着だけを下ろした実に間抜けな姿で仁王立ちし、 視線を下に向けて悪魔の笑みを浮かべる。 「まだ放課後ですらない神聖なる教室で男の前に跪いて オチ○チ○ぺろぺろしゃぶしゃぶしてるハミチチぷるぷる美人女教師ってどこのAVですかこれー?」 「ああっ、許してぇ…」 “…とーこせんせー涙目かわゆすw” 「んんっ!」 無人の教室に二人のうめき声が響き、 やはり几帳面な性格のためかすり込まれた愛のためか一滴残さずその口に受け止めた刀子は やっぱり几帳面にぺろぺろと自分の舌で後の始末も付けてみせる。 「そーですかそーですか、やっぱ教室でごっくんするザ・男汁はさいこーですか♪」 「はい…それはナギ様のだから…」 “…ぽっ、だってぽっwwwww” 「じゃー、ぼちぼちおっぱい見せて下さいとーこせんせのおっぱい♪ とーこせんせーの生チチギボンヌ♪」 「そ、それはだってもうこんな…」 「分かってないですねーとーこ先生。確かに真っ白ブラウス濡れ濡れスケスケもロマンですけどー、 教室で生チチぷるんがいーんデツー」 「しょうがないですね…」 下を向き、ちょっと吐息した刀子が、ブラウスのボタンを全て外し横に開く。 「わあー、やっぱりとーこ先生きれーなおっぱいですー♪ ツンツンの乳首もきれーな色でぷるんぷるんでー、 ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱあうんあうん♪wwwww」 「しょうがないですね…」 馬鹿丸出しの偽ネギに、 明らかにラブラブな微笑みを見せた刀子はその狼藉の限りを尽くす頭を優しく抱いていた。 「でもでもー、フィアンセとして、神聖なる教室、それも授業中からこーんなオイタをする 淫乱美人女教師にはみっちりお仕置きしなければいけませんねー」 にこおっと笑う偽ネギに促されるまま、刀子は教室の壁に手を着いて ぐっとお尻を突き出して脚を大きく開く。 こうなると、只でさえタイトなミニスカ越しの眺めもこれはこれで男のロマンだが、 それをちょいとめくってやるだけでその全ては丸見えの丸出しになり既にポタポタと床から音が聞こえている。 「くっ、んんんっ…」 刀子が喉から絞り出す音と共に、床からジーと低い音が響きだした。 「これはなんですかーとーこせんせー?すっごい濡れ濡れじゃないですかー。 先ほどまで神聖なる授業を教えながら、神聖なる教室でもしかして発情していたんですか刀子せんせーは?」 先ほどまで刀子の媚肉にずっぷり埋め込まれていた、 「アワセール」で強烈媚薬と化した軟膏をこってり塗り込まれていたパールローターを 偽ネギは刀子の目の前に示す。 「ああっ、それはナギさんがぁ…」 「口答えはいけませんよ刀子せんせ、教育的指導っ!」 「あひいいいいっ!!」 偽ネギの目の前に突き出された、きゅっと形のいい刀子のヒップに幾重にも赤い手形が重ねられ、 その度に、今時誰が言うのかと言う神聖なる教室の床にはポタポタと熱い滴りの跡が広がっていった。 6時限目、校内放送によりいつもの学内と変わらぬ服装になって会議室に移動していた3‐Aの面々は、 ツカツカと現れた珍しい相手の姿に騒ぎをやめてきょとんとする。 「あー、この時間の授業を臨時に担当します葛葉刀子です。号令!」 「起立」 「かたづけラッカー」を吹き付けた「うそつ機」を装着した刀子のキビキビとした指示に、 あやかが起立礼着席の号令を掛ける。 「よろしい。それでは、この時間は、これから女性となる女の子にとって特に重要な特別講義を、 成熟した女性の先輩であるわたくし自身が身をもって実行します。よろしいですか?」 「はーい♪」 “…実にバカ…もとい素直な生徒達である、GJ” 「フワフワオビ」の上に「とうめいマント」を被って「石ころぼうし」を被った偽ネギが、 天井近くに浮かびながら、「たましいふきこみ銃」で偽ネギのたましいを半分吹き込まれた刀子を眺めて ニヤッと笑みを浮かべる。 「では最初に、机の上においてあるキャンディーですね。 少々大変な授業になりますので、脳内活性化もかねて各自これを舐めて下さい」 市販のキャンディーに「アワセール」で軽い媚薬効果を与えておいたものを、 女子生徒達は刀子の指示に従い素直に口に放り込む。 「いいですか、これは、女性にとって非常に大切な授業です。 今までは余りストレートには教えられて来なかった事ですが、 国連の勧告と国会決議と政府の閣議決定を受けた文部科学省の強い指導により、 まずはこのクラスで研究授業としてその内容を先取りして実行します。 それでは、あー、朝倉和美さんと神楽坂明日菜さん」 自分を指差していた明日菜と和美が、こっくり頷く刀子を見る。 「では、朝倉さん、神楽坂さん、前に」 立ち上がった明日菜と和美が、スタスタと教卓の前の刀子の所に向かう。 「では、神楽坂さんはこのマニュアルを読んでいて下さい。 朝倉さん、あなたのアーティファクトをあのレコーダーに接続して下さい。 大丈夫です、うまく説明しますから」 刀子が、明日菜にマニュアルを渡してから和美にぼそぼそと囁き、和美が頷く。 会議室の前方にある壁には、三台の大型薄型モニターが設置されており、 示されたレコーダーは別に用意された一人用の机に置かれ、そのモニターに接続されていた。 和美が作業を進める間に、偽ネギは「たましいふきこみ銃」で刀子からたましいを吸い出し 明日菜にたましいを吹き込む。 「僕がどこにいるのかはどうでもいい事です。 重要なのは、アスナさんの言う事は僕の言う事、必ずきちんとアスナさんの言う通りにして下さいね」 偽ネギはすっと刀子の隣に移動し、一瞬だけ「石ころぼうし」を脱いで耳元に囁いて刀子に釘を刺す。 その一方で、偽ネギは「うそつ機」を刀子から明日菜の口に移し、 明日菜の脛に「中将」、刀子の脛に「軍曹」、和美の脛に「伍長」の 「階級ワッペン」を貼った革リングを装着する。 「あー、はいはい朝倉にとーこ先生、そのリングは勝手に外したりしないでねー。 それではー、これからザ・3‐A保健体育マスター神楽坂明日菜が 葛葉刀子先生の献身的なお手伝いにより、レディの大事な大事な特別授業を開始しまーす」 「なんか知らないけどすごーい」 まき絵の言葉と共に、教室がドッと沸く。 “バカどもが…” “アホばっかです…” 「あーあー、葛葉先生、ナビゲーションありがとーございます。 この授業のここからの進行に関しては、学園長と総理大臣と大統領から私が一切を任されていますので、 葛葉先生はここからは私の助手兼実験台として私の言う通りにお願いします。いいですね?」 「はいっ、分かりましたっ!」 「はーい、それでは題して女性の肉体と心身の健康についてー」 刀子がビッと直立不動に返答し、明日菜が言うと、もう一度教室がドッと沸く。 “バカどもが…” “アホばっかです…” 「それでは、刀子先生お願いします」 そう言って近づいた明日菜にぼそぼそと囁かれ、刀子の体がビクッと震えた。 そして、刀子はするすると服を脱ぎ始める。 麻帆良学園女子中等部の流行としては珍しくないスレスレピチピチの服装とは言え、 それすら堂々と脱ぎ始める刀子の暴挙には会議室の生徒達も呆然とする。 しかし、いつの間にか一糸まとわぬ姿で堂々とそこに立つ刀子の姿に、 元々が女性の裸に抵抗感の薄い女子校、スキッと細身ながらしっかりと成熟した女性の肉体美も相まって、 他の生徒達もいつしかそんな刀子をほうっと感心した様に眺めていた。 「えー、まあ、色々個性はありますが、 成人した女性の肉体の外見と言うものは基本構造としてこう言ったものになっています」 明日菜がほぼ全裸で直立する刀子に掌を向けてつらっと言い、 明日菜に指示された和美のスパイゴーレムにより、 モニターの一つは刀子の長い髪の掛かった背中からお尻、太股を舐める様に映し出す。 「これが、ここに注目、のおっぱいです」 「ん、んっ…」 むにゅっと、バカレッドにしては意外なくらいの繊細な揉み心地に、 まだ前の時間の媚薬が残る刀子は「ソノウソホント」仕込みの露出狂モードも発動してくぐもった声を上げる。 「エロ男子が騒ぐ巨乳爆乳と言う程ではないけど、きれーなおっぱいしてますよね刀子先生、 どおー、まきちゃん?」 「はーい、大きくて綺麗なおっぱいだと思いまーす♪」 “…バカピンクGJ” 「とーこ先生のおっぱいはきれーなだけじゃなくてすごーく敏感みたいです。 そうです、女性の乳房は授乳の他に性感帯、つまりエッチな事をして気持ちいーと言う機能も備わっています。 気持ちいー時には血液が多く流れ込みますのでおっぱいは普段よりも少し大きめに膨らんで、 特に乳首はピンピンになります、こんな風にねっ!」 「あうっ!」 明日菜の指でピンッと乳首を弾かれた刀子が声を上げる。 「本当だったらこんな乱暴な事はしてはいけません、 これは、あくまで刀子先生が特別授業として許可して下さった事ですから。 女の子の乳首は敏感な性感帯ですから、優しく優しくクリクリしてあげるのがコツです。 こんな風に、こんな風にねー」 「あっ、ああっ…」 有言実行する明日菜の指使いに、刀子の声が甘いものとなる。 「そーです、この授業は肉体の神秘を知るより高度な保健体育、 女性の肉体の奥深さをより深く高度に知る事が目的です。 みんなの中にも日々自分の指で自分の肉体がどうやって感じるのかを確かめている人はいると思いますが…」 明日菜と目の合ったのどかが顔を伏せ、明日菜はニヤッと笑みを浮かべた。 「ワケわかんない情報が色々と氾濫している現状では何をどう間違えるか分かりません。 その結果、自分の肉体について非常に不幸な事になる女性も多いと言う事で、 女性のすんばらしい肉体を大切にしようと言う日本国政府の方針に従って こーんな授業を行うと言う事でーす、分かりましたかー?」 「はーい♪」 “…バカに釣られるバカ丸出し、実にバカ…もとい素直な生徒達である、GJ”   *  *  * 「もみもみーさわさわー♪」 「はっ、はああっ…あああっ…」 「どーお?私ぐらいのマスターになるとー、 おっぱいだけでもこーんな気持ちよくなるの分かったー?」 時折ぴちゃぴちゃと刀子の耳に舌を這わせながら、 普段通りの制服姿の女子生徒がほぼ全裸で直立不動の美人女教師にまとわりついて揉みしだき、 ほぼ全裸美人女教師が授業中に生徒達に注視されて喘いでいる。 「うそつ機」が効いていても、その妖しさに他の面々はごくっと息を呑んで言葉を失っていた。 「はーい♪」 「んふふー、正確にはー、左手がこーやって太股とかお尻とかさわさわ撫で撫でしてたんだけどねー。 この周辺攻めが大事なの周辺が、女性の体は敏感にデリケートに出来てるからー、 いきなり肝心な所触ったりしても痛いだけだったりねー」 明日菜と目の合ったのどかが顔を伏せ、明日菜はニヤッと笑みを浮かべた。 「じゃー、いよいよ本丸攻め行ってみよっかー」 明日菜に促されるまま、刀子は教卓に尻を乗せ、大きくM字に脚を開いた。 「うわー、やっぱり刀子先生ご自慢のおみ足長くてきれーですねー、 それに太股パンパン鍛え方が違うっスねー。はーい朝倉ここにちゅーもくー」 明日菜の指示と共に、モニターに映し出された映像に生徒たちが息を呑む。 「はーい、透明なのがトロトロ溢れてますねー。 いわゆるオマ○コの中から分泌する合い駅とかラブジュースとか言われる液体ですねー。 性的に刺激すると男性をここに受け容れる準備として分泌される液体ですから よーくご存じの方もいると思いますがー」 明日菜と目の合ったのどかが顔を伏せ、明日菜はニヤッと笑みを浮かべた。 「とーこ先生の場合淫乱に加えて露出狂と言うやや特殊な体質の持ち主ですから、 みんなに見られながらゴーゴーストリップお股ぱっくりなんてしちゃったりしちゃいますとー、 早めにこーしてぬるぬるになっちゃうんですねー♪」 明るく解説しながら、明日菜は逆V字の指でパックリとその中心を押し広げて モニターにその構造を露わにして見せた。 「あーあー、朝倉、あっちのモニターにこれ映し出してちょーだい」 詳細医学的絵図面をモニターの一つに映し出し、それを別のモニターにドアップされた実物と比較しながら、 明日菜は淡々と女性器の機能的詳細に就いての解説を行っていく。 「つまる所、この日本語で言う所の陰核、医学用語でクリ○リ○と言う所が一番敏感に出来てる訳よ」 「はううっ!」 指でそこをぴーんと弾かれた刀子が顎を反らして悲鳴を上げる。 「いーですかー、すごーく感じる所だからこーゆー乱暴な事はしてはいけませーん。 刀子先生がドMの変態女教師だからビンビン感じてアヘアヘになってるだけでーす。 ホントはこーやって…」 「あ、ああんっ…」 「そう、こーやってこーやって…周りからゆっくり、優しく、段々とそこに近づいてぬるぬるさせて…」 「はううっ」と真っ赤になって見入っていたのどかが明日菜と目が合って顔を伏せ、 明日菜がニヤッと笑う。 「それでー、このかわいーつるつるのくりくりの所を痛くないてーどに 責める責める責めるううううっっっっっ!!!」 「あひいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ…」 「と、まあ、こーなる訳です」 ガクンと首を垂れ、はあはあ息を荒げる刀子の前で明日菜がにこっと笑って言い、 いつしか食い入る様に見入っていた美少女達が「おーっ」とどよめいて拍手を送っていた。 “…や、やっぱバカだこいつらwww” 「あー、リプレイいきますねー、はいそーですここ、 クリちゃんクリクリと一緒に中指入ってるの分かりますねー。 一般にこの中自体はあんまし感じないとも言われていますが、 ピンポイントで効く場所があります、こーやって…」 「くううっ!!」 プロジェクターにセットされたレコーダーの録画映像を再生させていた明日菜が、 既にトロトロに濡れ濡れな穴にずぷっと中指を入れ、刀子を喘がせる。 更に、刀子の喘ぎ声をBGMに、 モニターにイラストの断面図を映し出しながら明日菜の解説が続けられる。 「うっ、うくっ、あっ、ああっもうっ…あひいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ…」 「と、まあ、こーなる訳です」 ガクンと首を垂れ、はあはあ息を荒げる刀子の前で明日菜がにこっと笑って言い、 いつしか食い入る様に見入っていた美少女達が「おーっ」とどよめいて拍手を送っていた。 その一方で、刀子が明日菜に向ける目線は、 眼鏡の向こうでとろとろに潤んでどこか怨みっぽいものになっていた。   *  *  * 「あ、それじゃーゆーな…明石裕奈さん前へー」 チラッと振り返り、そんな刀子に一瞬ニヤッと笑みを浮かべた明日菜が 前を向いて発した言葉に、裕奈が自分を指差してからにこっと頷く明日菜の顔を見て前に出る。 「それじゃーゆーなから順番に、今までのあー、わたくしことうー、 マスター神楽坂明日菜の指導を実践していただきましょー」 「実践?」 裕奈の問いに、明日菜はにっこりと笑った。 「どーお、ゆーな?」 「うん、むにゅむにゅしていー感じ」 「あ、ああっ」 「んふふっ、ゆーな、とーこ先生もいい感じみたいだよー♪」 刀子の斜め後ろに回った裕奈が、明日菜に言われるまま刀子の乳房をやわやわと揉み、 刀子の口から甘い喘ぎが漏れ出す。 「そーう、そうそう、段々乳首もねー」 「わー、硬くなってるー」 「ゆーなが上手だからだってー、ほら、おっぱいさわさわだけで下のほーもこんなトロトロしてるし、 ほら、ゆーなも試してみなって?」 「ああっ!…」 「う、うん…わあっ、熱くて凄いぬるぬるとろとろ…」 「来てるねー、来ちゃってるねーとーこせんせー…」   *  *  * 「ほら、もっともっと、どう?本屋ちゃん中の感触?」 「うん、ぬるぬるで柔らかくて、それで締め付けてるのが絡み付いて…」 「そーう、本屋ちゃんはまだ中まで入れた事はなかったのかなー?」 「あううー…」 頭の中はもう真っ白に近い、息も絶え絶えの刀子の側で 明日菜に囁かれたのどかが真っ赤な顔を伏せる。 「んじゃー、妄想エロ本屋ちゃんお得意のオマメクリクリ行ってみよーか」 「はううー…」 「くうううっ…」 ちゅぷちょぷくちゅくちゅとかき回すその模様は、三つのモニターにも倍率を変えながら大きく映し出され、 刀子の呼吸は徐々に速くなり肩がひくひくと小刻みに震え出す。 「はいオッケー、はーい、夏美ちゃーん犬の洗濯物くんかくんか特訓の成果を見せていただきましょー」 「何言ってくれちゃってんのよアスナーッ!」 「さっすが、本屋ちゃん熟練の技とーこせんせもうヒクヒクKO寸前よー♪」 夏美がツカツカと前に進み、すれ違い様に明日菜に囁かれたのどかが真っ赤な顔を伏せて席に向かう。 「はいスタート、これはあーくーまーでー大切な授業の一環ですからー、 夏美も気合い入れて教わったテクニックの限り尽くしてちょーだいねー♪」 「もーっ、えーいっ」 「あくううううっっっ!!」 たまったものではないのは、教卓の上に座ったままその美脚を反射的に広げ、 ビクッと背筋を伸ばした刀子の方だった。 完全に「うそつ機」と「アワセール」製媚薬キャンディーに当てられ、 明日菜に促されるまま思春期の悪戯心と好奇心と残酷さを丸出しにした二十人からの美少女が、 その繊細な指先でさわさわむにゅむにゅもみもみくりくりくちゅくちゅと 刀子の熟れきってこぼれ落ちそうになっている女体を絶妙な力加減位置関係でいじくり回し、 それでいて今まさに上り詰めようというその瞬間にストップを掛けて次の生徒と交代する。 それをここまで繰り返しているのだから、にこにこ笑ってとんでもなく淫らな指示を出している 明日菜を見る刀子の潤んだ瞳が怨みっぽい光を放っているのも当然過ぎる成り行きだった。 「はっ、はひっ、はっ、はああっ、も、もう、お願いもうっ………」 「………」 「はーい、ザジさんオッケー引き揚げてちょーだい」 静かなる責めにより刀子を悶絶させていたザジが、明日菜の言葉にこくっと頷いて席に戻る。 「それじゃー、偉大なるマスター神楽坂明日菜の超絶技巧の出番でございますですわね。 でも、その前にー」 両手を広げて指をベキバキ鳴らした明日菜が、ニヤッと笑みを浮かべて言葉を切った。 「みんなー、目を閉じてちょーだーいっ。いいですねー。 はい、十秒間だけ目を閉じていて下さいとーこせんせーも。 はーい、じゅー、きゅー…」 その間に、明日菜は「チッポケット二次元カメラ」で撮影された写真とプラスチック試験管を ポケットから取り出し、床においた写真に湯を垂らしてから、 写真から実体化した所を、偽ネギに渡された「瞬間固定カメラ」で撮影してカメラを偽ネギに返す。 「はーい、女の園の女の子のべんきょーかいにスペシャルゲストの登場でーすっ」 明日菜が、カウントダウンを終えて目を開いた一同の前でパーッと腕を開いた。 ---- [[次話へ進む>黒ネギ某一日/第15話]] [[小説保管庫へ戻る>小説保管庫]]

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