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黒ネギ某一日/第10話」(2009/09/04 (金) 17:55:40) の最新版変更点

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二本の柱の間にビニールシートを貼ってその間に貼った「壁がみトイレ」を使わせる事も含め、 紆余曲折を経てのシャワー休憩タイムが終わり、偽ネギは改めてクラスの面々を六列に整列させた。 「それではこれより、皆さんには神聖なる騎馬戦乙女大戦をやっていただきます」 「は?」 明日菜が言い、他の面々も困惑する。 「あー、この競技はですねー、この日本の偉大なる伝統行事です。これをクリアーしない事には、 クラス全員連帯責任で留年どころか初等部一年生からやり直しなのはもちろんですねー、 これは、学園をお守りする世界樹様に捧げる大変に意義深い行事ですので、 これを僕の言う通りきちんとやらない事には、子々孫々に至るまでとんでもない厄災が降り掛かる。 皆さんがこの競技をやり遂げた時、無病息災商売繁盛安産祈願その他諸々、 ハッピーにしてハッピーな一年が待っていると言うひじょーに大切な競技ですので 僕の言う通り真っ剣に頑張って一生懸命力の限りやっちゃってくださーい」 「はーい♪」 元気のいい返事に、にんまり笑って偽ネギが「うそつ機」を外す。 「では、神聖なる乙女装束とメモを一人ずつお渡ししますのでよろしくです」   *  *  * “…壮観♪” 騎馬戦体勢で揃った面々を前に、偽ネギはにんまりとする。 一班、先鋒・鳴滝風香、次鋒・鳴滝史伽、副将・綾瀬夕映、大将・エヴァンジェリンAKマクダウェル 二班、以下順番同じで古菲、春日美空、佐々木まき絵、明石裕奈 三班、長谷川千雨、柿崎美砂、釘宮円、椎名桜子 四班、近衛木乃香、桜咲刹那、宮崎のどか、神楽坂明日菜 五班、葉加瀬聡美、絡繰茶々丸、早乙女ハルナ、朝倉和美 六班、ザジ・レイニーデイ、四葉五月、村上夏美、那波千鶴 七班、龍宮真名、長瀬楓、雪広あやか、大河内アキラ 「えー、ルールは既にお渡ししたメモで説明した通りです。 先鋒の人から順番に上に乗って下さい。 上の人が胸当てと腰巻きを取られたら負け、下に下りて次の人と交代して下さい」 そこまで言って、 偽ネギは「きょうじき」で目の前の生徒たちを静止同然の状態としてから「ソノウソホント」を装着する。 「まー、エッチな所を見られれば見られる程心の中では大喜びで 脱げば脱ぐ程性的な意味でコーフンして 性的な意味で体が火照ってたまらなくなるニホンゴで言う隠れ露出狂だと言うのが この3‐Aの麗しきお嬢様方の特徴ですから心配はないとは思いますが」 そこまで言って、偽ネギは「きょうじき」で生徒の時間をグラウンドの時間進行に合わせてから、 「ソノウソホント」と「うそつ機」を交換する。 「何せこれは神様に捧げる乙女のお祭りですから、ぜーんぶ脱いじゃっても全然オッケーな訳なんですが」 偽ネギは、言葉を切って「うそつ機」を外した。 「競技としては、大将が負けたチームはそこで終了ですのでその場で待機です。 先鋒と次鋒と副将の人が横一列に並んで大の字に手足を広げて手を繋いで、 大将の人はその中から二人を選んでその肩の上に立って大の字に手足を広げて待機していて下さい。 分かりましたか?」 「はーい♪」 「基本は最後まで残ったチームが優勝と言う事になりますけど、 時間制限が過ぎたら全チーム失格で無気力試合=サボリ認定になりますのでご注意くださーい。 大事な大事な伝統行事ですので、正々堂々ぷるんぷるんに元気に頑張った人には 世界樹様からあつーいご利益がありますです。 で、俗世の事を言いますと、成績優秀チームには豪華賞品も用意してありまーす」 偽ネギの言葉に、クラスの面々がわっと沸き上がる。 「はい、それでは位置についてー…スタートですっ!」 偽ネギのピストルと共に、「ムードもりあげ楽団」の勇壮なBGMに乗って ぷるんぷるんな騎馬戦が堂々開幕した。 “…えーと、先鋒戦のミドコは…おっ、ちうたんぷるんキタwww” 「おわっ!」 「とったーっ!」 風香の不意打ちを受け、千雨の胸に巻かれていた一本の白いタオルがしゅるりと引っ張り取られる。 「ひゃんっ!」 「お嬢様っ!」 「もーっ、風香ちゃんっ、待てー♪」 腰に巻いたパレオを取られた木乃香がロックオン指令を掛けるが、ざっと立ちふさがるチームがあった。 「やんっ、もーっ」 「悪いな」 ふっと笑みを浮かべ、タオルを掲げた真名がすれ違って行く。 「こーたいやこーたい」 「はい、お嬢様」 ぱっと初々しい白い胸を腕で抱いていた木乃香がすとんと地面に下りた。 “…このかタンのかわいーお尻ぃ♪” 「あーん、やられたぁ!」 その声の出所では、歳を考えると十分な柿崎美砂の白い胸が、包みを失ってぷるーんと弾けていた。 “…あーちうたんもう落馬でしたかー、ミサミ○おっぱいもおいしーですよー♪”   *  *  * 壮絶な乱戦も、何れ劣らぬと言う事なのか大方が終盤の様相を呈していた。 今、ほとんど同時に大将戦に突入しているのが、 明石裕奈、椎名桜子、神楽坂明日菜、朝倉和美、那波千鶴、大河内アキラ。 ほとんど同時に大将戦に突入したと言う事で、この面々の格好は馬に昇った直後のもの。 例のシャワー後の着替え筒の中で身に着けた、 胸に縛り付けた一本の白いタオルと、白いタオルを縫いつけた白いパレオと言う姿。 何れも結びは正面に向けた蝶結び、それも、最初の下結び無しで輪っかだけを結んだもの。 そんな格好の美少女達が、今正に、修羅へと足を踏み入れていた。 “…お、おお…” 「………」 「あー、今んトコのんびりお茶でもしてて下さい。超監督特別顧問補佐も立派な参加ですから」 薄いピンクのナース服で偽ネギの横にぽつんとたたずむ和泉亜子に、偽ネギが「うそつ機」を装着して言った。 “…まー、こいつにあの格好させる訳いかねーからなー…” 絶妙のタイミングで懐に入りくぐり抜けた桜子の手で、 引き抜かれた裕奈のタオルからその健康的な中身がぷるんと弾け出す。 「このおっ!」 「おわっ、ちょっ!」 そこは裕奈、懐に入ったボールを簡単に逃がす事なく、支える千雨の足並みの乱れも手伝って、 しゅぱっと抜き取ってぷるーんと自信ありの柔らかボールを弾き出した。 「ほにゃらばいくよーっ!」 「わっ!」 “…こ…これは、たまらん…” 桜子がサッと突き出した手は、どんぴしゃり、裕奈のパレオのタオルを掴んでいた。 「あー、亜子さん、早速ですが大切なお仕事です」 偽ネギの指示通り、亜子は、偽ネギの前にひざまずくと 元々が太陽がそのまま素通りしそうな極薄超ミニスカナース服の前を開き、 控え目な膨らみをチラチラさせながら偽ネギのハーフパンツとトランクスの足の穴に手を突っ込む。 “…いやいや、比べるのが間違ってるだけでその初々しい真っ白おっぱいピンクのピーチク なかなかのモンすよぺろぺろもおじょーずですしw…” 偽ネギに見下ろされてナースキャップとキャップの両脇ににょっきり屹立するネコミミを振り振りして、 あえて立て膝姿でハーフパンツから引っ張り出した熱いものを口から出し入れしている亜子を前に、 偽ネギはくっと顎を反らし、堪える。 “…まだ、堪えるんだ…肝心の…” 「おっしゃー!」 「あらあら♪」 「はにゃっ?」 千鶴の胸タオルを掲げた和美がたっぷりたっぷんと余韻も引かぬ内に遠ざかり、 シュタタッとすれ違った明日菜の手がその和美の胸タオルを掲げたため そのタオルの下からも柔らかくぷるんと弾け出す。 「ひゃっ?もうっ!」 その横を風の様に抜けられたかと思うと、明日菜はぷるーんと瑞々しく弾け出す敗北に闘志を燃やす。 その決定的瞬間をバッチリ目に焼き付けた偽ネギの肩がビクビクっと震えた。 「あー、そのままー、ごっくんしたらぺろぺろお口洗浄いっちゃってくださーい」 「はひネギへんへい…もごもご…」 真下でふるふる震えるナースキャップとネコミミが実に微笑ましい。 「とったりぃーっ!」 「あーんっ、負け負けっ!」 遠ざかる双子の声とすーっと通り過ぎる風の感触に結果を痛感した明日菜がさっぱりと言い、 偽ネギの見守る前で四班の面々が見事な待機フォーメーションを見せる。 地面に大きく広げた両足を踏みしめてしっかと手を握った木乃香と刹那の両肩に足を乗せ、 バッと両腕を広げて、一見頼りない足場に堂々大の字に立ち上がり何もかも見せつける。 青空をバックに、十分膨らんだ胸は既にピンと尖った乳首を頂きにきゅっと上を向き、 こちらはつるんとお子ちゃま風の肌色の下腹も、 むっちり逞しい健康美脚と共にくっきりと鮮やかな果肉を覗かせて開かれる。 そんな、堂々たる明日菜を真正面から目の当たりにした偽ネギの肩がビクビクっと震えた。 「あー、度々ですいませんがー、 そのままー、ごっくんしたらぺろぺろお口洗浄いっちゃってくださーい」 「はひネギへんへい…もごもご…」   *  *  * 「えー、戦いの余韻を残したままと言うのが仕来りと言う奴でしてねぇー、 そーゆー訳で、表彰式でーっすっ。 はーい、第一位、強者揃いの皆さんが死闘を展開する横で、 見事にちょこまかと勝利が転がり込んだ一班の皆さん。どうぞー」 胸と腰にタオルとパレオを巻いた一班の面々が、ぞろぞろとお立ち台に昇り、偽ネギの表彰を受ける。 「はーい、表彰状と副賞の超包子商品券とトマトジュース詰め合わせでーす」 「わーい♪(×2)」 「ありがとうです」 「いえいえ…別に見たかねーしボソッ…」 「ん?何か言ったかぼーや」 「い、いえいえ、何でもないス…」 引きつった笑みを浮かべながら、偽ネギはお立ち台を下りた。 「それでは、第二位、第七班の皆さんと個人MVPの那波千鶴さんには、僕から皆さんに相応しい、 とぉーってもビィィーッグな商品がありますのでー」 丸で捕獲された宇宙人さながらに、五人に囲まれながらプレハブ小屋に向かう偽ネギ。 「あーあー、他の皆さんはー、露出狂の血が騒ぎまくって火照った体は自分で鎮めていて構いませんよー。 あー、お友達にお願いしても全然オッケーですよー♪」 そう言ったその偽ネギの表情には悲壮なものすら浮かんでいたが、 偽ネギたるもの、本能に逆らう事は出来なかった。 「あらあらあらあらららららららららおほほほほほほほほほ……………」 「んっ、む、んんん、んんんんん、んんんんんむむむむむむっ……………」 「にににににいいいいいいににににににいいいいいにににんににににんににに……………」 「はっ、はああっ、ですっ、はおっ、はおおおっ、すわぁ、はおぉはぉおぉぉーーーーーーーーー……………」 「あおっ、あおおおっ、いいっ、いいいっ、いいいぐいぐいぐいいいいいぃぃぃぃぃ……………」 ツヤツヤテカテカ輝いてプレハブ小屋を出る五人の麗しき美少女に囲まれ、 半ばミイラ化した偽ネギがふらりとグラウンドの土に一歩踏み出した時には、 グラウンドでは一部は折り重なりながら艶めかしい天国の様な死屍累々が広がっていた。 「…ふにゃー…せっちゃあん…」 「…このちゃあん…」 おさらい 一班(優勝)、先鋒・鳴滝風香、次鋒・鳴滝史伽、副将・綾瀬夕映、大将・エヴァンジェリンAKマクダウェル 二班、以下順番同じで古菲、春日美空、佐々木まき絵、明石裕奈 三班、長谷川千雨、柿崎美砂、釘宮円、椎名桜子 四班、近衛木乃香、桜咲刹那、宮崎のどか、神楽坂明日菜 五班、葉加瀬聡美、絡繰茶々丸、早乙女ハルナ、朝倉和美 六班、ザジ・レイニーデイ、四葉五月、村上夏美、那波千鶴(個人MVP) 七班(準優勝)、龍宮真名、長瀬楓、雪広あやか、大河内アキラ   *  *  * 「それではー、すんばらしい戦いの余韻覚めやらぬ内に、青春に向かって走りましょーっ」 「おーっ♪」 “…や…やっぱバカだこいつらwww” 偽ネギが懸命に尻をつねる脇で、「ムードもりあげ楽団」の演奏は今正に最高潮を迎えている。 「では、MVPの那波さんに先導お願いしまーす」 「分かりました、ネギ先生」 偽ネギの言葉に、千鶴がにっこり微笑み偽ネギから地図を受け取る。 「いちおー表に出ますんで、目印にこの髪留めつけておいてくださーい」 そう言って、偽ネギは、 「人よけジャイロ」無効バッジを「メカメーカー」で改造した髪留めを全員に回した。 「レッツ・ゴーッ!!」 「オーッ!!!」 「ムードもりあげ楽団」熱血青春特選をバックに、 犯罪以外の何物でもない一団がグラウンドから飛び出して行った。   *  *  * 「○時×分から×時×分までの間、麻帆良学園3‐Aの生徒を撮影したカメラの写真、画像、映像データは、 何れも偶発的なマシントラブルにより、他人の目に触れる事なく、 その撮影されたものは再現不能となったのであった」 リムジーンの後部座席で、「あらかじめ日記」をパタンと閉じた偽ネギはニヤッと笑みを浮かべる。 リムジーンの運転席と助手席には、「分身ハンマー」で叩き出された偽ネギの分身が一人ずつ。 運転席では「運転手」の「能力カセット」を装着した偽ネギ分身Aがその機能を最大限に発揮。 助手席では、3‐Aの担任も生徒も分身も全員が装着している無効バッジに対応した「人よけジャイロ」を 3‐A教室が留置所に移転して偽ネギがクビにならない様に黙々と調整している。 そして、ゆったりした足下には、 ザ・体育教師超監督特別顧問補佐としてランニングを免れ、眼鏡っ娘と化した和泉亜子の姿が。 なぜ眼鏡っ娘なのかと言えば、もちろん、 ミニスカネコミミピンク眼鏡っ娘青髪アルビノナースは萌えるからである。 そもそも、ダミー経由で入手したこのリムジーン自体が、 全車に「かたづけラッカー」を掛けられているので「ウルトラミキサー」で「かたづけラッカー」 仕様虫眼鏡と合成した眼鏡を掛けていないとどうにもならない。 では、何でまたそんな物騒な車に乗っているのかと言えば、 「そりゃーあんた、よけーなものに邪魔されたくないじゃあーりませんか、 車の壁なんぞと一緒にあれを見ろと?」 亜子や分身達と共に「創世日記」バージョン「石ころぼうし」(「石ころぼうし」使用者同士の感知が可能) を被った偽ネギは、ゆったりと高級シートに背中を預け、明らかにご都合主義な解説の台詞を口にする。 “…や…やっぱたっぷんたっぷんからぷるぷるふるふるwwwふさふさからちろちろー♪ やっぱせつアスでしょー、ちょーっと屈むとピンクのがそのままちろちろーぐにぐにー♪ そんでもってぷるんぷるんしながら真っ赤ではぁはぁがたまらんですタイwwwww” 「ウルトラストップウォッチ」で時間を止めた偽ネギは、 一度車を出てすたすたと裕奈に近づくと、跳ねる程に揺れたまま停止している裕奈の右の胸の膨らみに そっと自分の手首を添え、その指先に摘んだパールローターを先端に結ぶ乳首にそっと触れさせる。 その状態で自分の右手に「つづきをヨロシク」を噴射し 「つづきをヨロシク」とローターを「かたづけラッカー」で消去する。 左の胸でも同じ事を行った偽ネギは、今度は裕奈のお臍の下辺りにそっと自分の右の手首を添え、 更にその下の辺りに摘んだローターをそっと触れさせた状態で 自分の右手に「つづきをヨロシク」を噴射し、 「つづきをヨロシク」とローターを「かたづけラッカー」で消去する。 同じ事を全校生徒に行ってから、偽ネギは時間停止を解除する。 偽ネギがリモコンを操作し微妙な刺激を発動させると、 既に「ソノウソホント」でエロエロ露出狂化した身への最高のステージを与えられている一同への効果は、 すぐに目に見えるものとして現れた。 開かれた窓から、平均的に、つまり例外もあるけど平均的に、 年齢の割には見事な発育のバディをぷるんぷるんさせながら真っ赤な頬ではぁはぁと喘いでいる、 どう見ても犯罪者集団以外の何物でもない美少女の一団の表情は他の解釈は不可能。 現に、分身Aが熟練のハンドルとアクセルで ぴたっとそんな美少女達の横に付けているリムジーンの窓を開けて、 その艶めかしい走行を眺めている偽ネギの目には、ピチピチ上下する幾人もの健康的な太股に、 確かに汗にしては、と言う液体がつーっと伝っているのが捉えられている。 偽ネギのハーフパンツとトランクスは既にシートの上に畳まれ、 そんな偽ネギの足下で、ナース服の前を開いた亜子が顔を埋めていた偽ネギの股間からちょっと離れ、 顎を反らしてごくんと喉を鳴らしていた。 「はっ、はあっ、あああんっ」 「にゃっ?はにゃ、あんっ」 「はれっ、あんっ、ああっ…」 “…さすがの体力バカのバカレッドさんも息が上がって来ましたかぁー? このかさんぽーっとお上品に、でも素直な感情表現で。 刹那さんアキラさんの我慢して我慢してちょびっとだけのかわいー声、 ゆーなさん朝倉さんがまた一段とぷるんぷるんとぉ、 上下するたんびにぶるぶるに触るのがたまんねーっていい声出してんぜぇー。 色っぺぇー、たっぷんたっぷんー、犬がどーした犬がよぉ、那波様一生付いていきまーっすっ… …いちおー言っといてやんよ、夏美可愛いよ夏美…” 偽ネギのハーフパンツとトランクスは既にシートの上に畳まれ、 分身Aが熟練のハンドルとアクセルでぴたっとリムジーンを横に付けている 麗しき生徒達を窓を開けて眺めている。 そんな偽ネギの足下で、ナース服の前を開いた亜子が顔を埋めていた偽ネギの股間からちょっと離れ、 顎を反らしてごくんと喉を鳴らしていた。 偽ネギが、不格好なまでに大きめのリモコンを操作して、 思い付くままに窓の外で振動しているローターの出力を上げ下げする。 このリモコンは、「設計機」と「メカメーカー」で高性能コンピューターその他を原料に製造したもので、 リモコンはあくまで端末、本体はトランクの中に、 それでも未来の科学の粋を集めたコンパクトさで収納されていた。 「はっ、あんっ、んっ」 「くうううんっ」 旨そうな上に体力ありそう、と、偽ネギのリモコンさばきが若干調子に乗っていた 神楽坂明日菜と明石裕奈が垂涎の膨らみをたっぷんと揺らし、 可愛らしいうめき声と共に足をもつれさせ、「階級ワッペン」の強制力で辛うじて前進を続ける。 「あんっ、あっ、ああんっ、あああんっ! いっ、いいっ、うちっ、うちいっはああああんんんんっ!!!…」 そんな偽ネギの掛けているリムジーンのシートでは、 ミニスカをずらしてその太股で偽ネギの腰を挟み込み ずりゅっと十分に濡れそぼった女の中に偽ネギの男を呑み込んでいた亜子がギシギシと腰を上下させていた。 ナース服の開いた前からぷるぷると可愛らしいくらいの胸を震わせ喘いでいた亜子は 程なく引っ掛かってるくらいのナース服に隠れた背をピンと反らし、ガクガクとその身を大きく震わせて 唇から一筋ヨダレを垂らしてぐいっと顎を反らす。 その頃、亜子に挿入腰振りを命じていた偽ネギはと言えば、 車など来る筈の無い信号待ちの那波千鶴朝倉和美のぶるんぶるん足踏みを、 そうやって摺り合わせるピチピチ太股の付け根から僅かに覗くよじれてるところまでとっくりと眺めていた。 「んんんっ…」 リモコン出力を上げられたアキラがやっぱり足踏みぷるんぷるんしながら眉根を寄せ、 その前方で、千鶴と和美がハッハッ息をしながらムチムチたっぷんたっぷん信号を待っている。 「む、むおおっ…」 “…やっぱ、たまんねってこれ…” 「ふーっ…」 その素晴らしい光景に自制を捨てた偽ネギが亜子の中にその証を解き放ち、 ちょうど、ガックリと脱力した亜子の華奢な体を抱き留めた。 「…んー…ネギ君…んー…」   *  *  * そこは慈悲深い偽ネギの事、ご近所を一回りしてゴールに辿り着いた可愛い教え子達には、 偽ネギからの素晴らしいプレゼントが待っていた。 ゴールと共にリモコンMAXの洗礼を受けた美少女達は、次々とスポンジを巻いた柱に体ごと激突し、 地面から湯気を立てながら恍惚として腰を抜かすその表情は、何れもこの上無く満ち足りた幸せに溢れていた。 ---- [[次話へ進む>黒ネギ某一日/第11話]] [[小説保管庫へ戻る>小説保管庫]]

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