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 硬く反り立った俺の肉棒にそっと手を添え、薫流はゆっくりと亀頭にキスをして チロチロと舌を這わせる。渚と愛沢エリナに向けて腰を突き出し、前屈をするように して立ったままフェラチオをする姿は実にエロかった。 「ん、気持ちいいよ薫流……そのまま、オナニーしながらやってみようか?」 薫流の頭を撫でながら言う。やや躊躇いながらも、薫流はゆっくりと自分の右手を トロけ切ったアソコに導き、自分で刺激を与え始めた。  ピクンピクンと身体が震え、羞恥と快感から逃れようと腰をクネらせる。その淫靡な 姿に興奮した俺は、さらに薫流を追い込む。 「ほら、口が止まってるよ。気持ちよくしてくれないと、ご褒美はオアズケだぞ?」 そう言って、薫流の胸や背中、脇腹をくすぐるように指先を這わせる。それだけで、 敏感になっている薫流の身体は面白いように反応してくれた。  同時に、俺を悦ばせるため快感に耐えながら必死でフェラをする姿が愛しかった。 そんな健気な姿を見て、またイジワルしたくなる自分に呆れてしまう。 「渚も、見てるだけじゃ物足りないだろ。好きにしていいぞ、常識の範囲内でな」 俺たちの姿を食い入るように見つめている愛沢エリナ。そんな愛沢を、どこか嬉しそう に眺めていた渚に、俺は解禁令を出した──。  ──愛沢エリナにとって、女が男のモノを咥える行為を生で見るのは初めてだった。 口の中に、男のモノが出入りする感覚がある。当然、初めての感覚だった。 (こんなに、熱くてカチカチになるんだ……カオルさんも、喜んでる……?) 2人の真後ろにいるアタシには、カオルさんの表情は見えなかったが、嫌がっていない 事はなんとなく感じられた。積極的に舌を動かして尽くしているのが感じられたから。  ジュポジュポと音を立てながら頭と舌を動かし、クチュクチュと自らのアソコを 弄るカオルさんの姿。彼女の感覚が伝わる事で、アタシは自分自身が同じ事をしている ような錯覚を覚えた。快感に身を震わせながら、じっと2人の行為を見つめていた。 (あ……喉奥も、気持ちいいんだ……なんか、ヌルヌルした唾いっぱい出てきたし……) 徐々に深く咥える様になり、男の先端が喉奥までくるようになる。もし、愛沢エリナが 直接されていたら嗚咽して不快なだけだったろうが、すでに慣れている薫流にとっては 喉奥も性感帯であった。  そんな初めて知る新しい快感に身を委ねて、2人に行為を眺めていると、男の方が 何か言った。夢中になってた私は内容を聞き逃していた。 「は~い♪ じゃ、好きにやらせてもらいますんでっ!」 待ってましたとばかりに、ナギサさんがアタシの身体を引き寄せソファーに押し倒す。 カオルさんの快感で、抵抗する力が入らない。 (また、さっきみたいに攻められるんだ……今よりも、気持ちよく……) 嫌がっていない自分に気づき、思わず私は首を振った。そんな私を見たナギサさんは、 「今、さっきみたいに今よりも気持ちよくなれる……って思ったでしょ?」  図星を言い当てられたアタシは、抵抗する気力も削がれてしまっていた。しかし、 絶望感などを覚える事は無く、カオルさんの快感にあてられて好奇心が勝っていた。 「実験その1~~♪ カオルが弄ってるとこ、同じように弄ったらどうなるかな~~?」 ゾクッとするような妖しい笑みを浮かべながら、ナギサさんはアタシのアソコに指を 這わせ、クチュクチュと音を立てて弄り始めた。 (何これ……指、2本あるみたい……! あん……感じ過ぎちゃう……!) 速さも動きも微妙にズレた刺激は、休みなくアタシの身体に快感を送り続けてくる。 その上、男のモノが口の中を前後する感覚、男の手がカオルさんの身体を這い回る 感覚も合わさって、まるで何人もの男にレイプされているような気分だった。 (あぁん……気持ち、いいよぉ……これ、アタシの快感だよね……?) 最初こそカオルさんの快感の方が強かったが、それに引き上げられるようにアタシの 身体からの快感も徐々に強くなっているのが分かった。 「んふふ、エリナちゃんのもトロトロだぁ……エッチな子ねぇ、素質ありそう……」 ナギサさんは、アタシの上着とブラも捲り上げ、乳首に舌を這わせて、指で転がして くる。その刺激に、今まで溜め込んでいた絶頂感が急激に込み上げてきた。 「ま、待って! あっあっ、あの、イ、イキそう……止めてぇ……!」 「あれれ、やめてもいいのかな~~今イッたら気持ちいいよ~~ホントにいいの?」 ナギサさんの問いかけに、グッと詰まる。それを見たナギサさんは、一気に落としに かかってきた。痛みを与えるようなことはなく、快感だけを与える絶妙な刺激でアタシ の身体はあっという間に我慢の限界を超えてしまった。 (ダメぇぇぇっ! イクッ! もうイクッ! イッちゃうぅぅ~~っ!!) 身体がギュッと丸まり、ビクンビクンと身体が痙攣する。頭の中が真っ白になり、 呼吸する事も忘れてしまう。  絶頂感が収まってくると、大きく息を吐いて、呼吸を荒げた。 「へぇ~~エリナちゃんはイク時に声出せなくなっちゃうタイプなんだぁ。可愛い♪」 自分がイッた瞬間を見られた恥ずかしさに、顔を背ける。  ふと、口の中の異物感が無くなっていることに気づいた。同時に、アソコへの刺激も 止み、にも関わらずこれまで感じた事がないほどキュンキュンとアソコの奥が疼いて いる。ナギサさんに促され、カオルさんの方へ顔を向けた。 (いやっ……アレ、入れるんだ……あんなに大きいの、入っちゃうんだ……!?) 座っている男と向き合う格好で、カオルさんは男の肩に手を乗せて、男のモノに跨る ようにゆっくりと腰を下ろしていく。  チラリとこっちに視線を向け、アタシたちが見ていることに気づくと、恥ずかしそう に顔を背けた。同時に、アソコの奥がキュンと疼いた感覚が伝わってくる。 「「んああぁぁんぅっ!!」」 クチュリと音を立てて、先端がアソコの入口に当たる。それだけで、信じられないほど の快感が全身に走り、アタシとカオルさんの喘ぎ声が漏れた。  そのまま愉快そうに笑みを浮かべた男は、前後左右に腰を揺らしたりカオルさんの 腰を掴んで軽く上下に動かしたりと焦らし始めた。あまりの快感と、あと一歩届かない 焦れったさに、直接されていないアタシまで気が狂いそうになった。カオルさんは、 きっとアタシよりも辛いはずだろう。 (あぁ、早く、早く入れて……カオルさんのこと、気持ちよくしてあげてよぉ……!) でないと、自分が耐えられない。でもそれは、カオルさんも同じだったようだ。 「お願い、します……い、入れて、ください……ムツキさんの、ください……」 「どこに何が欲しいのか、ちゃんと言ってごらん。一緒に気持ちよくなりたいだろ?」 男がイジワルく聞き返す。カオルさんの背中がゾクゾクと震え、快感を求めて腰を クネらせたのが分かった。イジワルされて、感じてるんだ……。  カオルさんは、再びアタシたちの方へ視線を向ける。恥ずかしさで真っ赤になり、 涙の浮かんでいる目をギュッと閉じて、カオルさんは口を開いた。 「カオルの、オ、オマ〇コに、ムツキさんの、オチ〇チ〇入れてください……!」 アソコの奥がキュウッと締まる感覚。恥ずかしさに全身が震えている感覚。次の瞬間、 アソコの入口から、圧倒的な存在感の異物が押し入ってくる感覚が全身を貫いた。 「「「あはああぁぁぁうっっ!!!」」」 入れられただけで、カオルさんがイッてしまったのが分かった。これまで余裕だった ナギサさんも声をあげてしまうほどの快感に、アタシ自身も、イッてしまったのでは ないかというくらい身体が震えている。  さらに男はカオルさんの腰を押し下げ、アソコの奥に先端をグリグリと押し込んで くる。それだけで、カオルさんは2度目の絶頂を迎えた。 「あっ、あぁぁ、ダメぇ、もう、らめれすぅ……変に、なっちゃいますぅ……!」 「いいよ、2人でいっぱい気持ちよくなろう……カオルも、腰動かしてごらん」 男にやさしく言われ、キスをされる。じんわりとした快感が全身に広がり、男が促す ように身体を揺すると、カオルさんがゆっくりと腰を前後に動かし始めた。 (あっあっあっ、これダメぇ……クリに、毛が擦れて、感じ過ぎる……イキそう……!) 勿論、イキそうなのはカオルさんなのだが、本当に自分までイッてしまいそうだった。 「これは、キツイわぁ……んく、どんだけ、開発したんだかあのノッポは……!  カオルも、少しは我慢しろっつーに……幸せそうに感じまくって色ボケめ……」 ナギサさんも、感じ過ぎているようだった。  確かに、男と抱き合って、身を任せているカオルさんには、快感を我慢しようとか、 耐えようという気持ちは一切ないようだった。本当に幸せそうにも見える。 (こんなに、気持ちいいんだ……男の人と、エッチするのって……いいなぁ、カオルさん……) アタシも……そう思った瞬間、ナギサさんの指がアタシの敏感な突起を急に摘んできた。 「ひゃあぁぁんっ!! あっやぁん! ダメ、今は、クリクリしちゃダメぇぇっ!!」 止めようとしたが遅かった。クリトリスだけであっという間にイッてしまい、再び 身体が硬直する。イッたあともカオルさんの快感が続き、イキっ放しになるんじゃ ないかと不安になるほど、信じられない快感だった。 「クリクリだなんて可愛いこと言って……エリナちゃんは、男はまだダ~メ。アッチの  味を覚える前に、お姉さんがしっかりとコッチの世界を教えてあげるんだから……」 「……はふぅ、はぁ、あぁん……ダメぇ、ナギサさぁん……あん、そこだめぇ……!」 ナギサさんの舌がアタシの耳を何度も突き、両手で太ももの裏をさわさわと撫で回される。 彼女に見つけられ、開発されたアタシの性感帯。自分でも、その部分がこんなに感じる なんて知らなかった。 「なぁにエリナちゃん? またイキそうなの? ほ~んとエッチな子ねぇ……」 「あぁん! だって、だってぇ……カオルさんのも、感じちゃうからぁ……!」 イク度にカオルさんの快感で休みなく感じさせられ、高ぶった性感をナギサさんの手に よって絶頂に導かれ、新しい快感を教え込まれる。先ほどからこの繰り返しだった。 「人のせいにしないの。こんなにトロトロにして何回もイッちゃってるのはエリナちゃん  でしょ~~? 焦らす度にオネダリしちゃう、エッチな変態マゾだもんねぇ」 そう言って、ナギサさんはソファーの上でアタシを四つん這いにし、トロトロになった アソコに舌を這わせてきた。 「んひゃああぁぁうっ! 舐めちゃダメぇ! イッちゃう、またイッちゃうぅぅ!」 「んふふふ~~♪ イッていいよ~~お姉さんの舌でイッちゃいなさい?」 アソコの中へ舌を挿し込まれ、愛液でヌルヌルになったクリトリスを指で弄られる。 耐えられるわけなく、もう何度目かもわからない絶頂に押し上げられた。 (もう、どうなってもいい……ナギサさんに、もっと気持ちよくしてほしい……) 頭の中までトロけそうだった。ナギサさんは女の人なのに、同性からの攻めを求め、 引き込まれていく自分を抑える事が出来ない。 「あらあら、トロけた顔しちゃって……やっぱ素質あるわぁ。ほら前向いてごらん」 ナギサさんに促され前を向くと、いつの間にか男とカオルさんがソファーのすぐ横まで 来ていた。カオルさんは両腕を掴まれながら、後ろから男に腰を打ち付けられている。 その動きに合わせて、ナギサさんほどではないが形の良い大きな美乳がブルンブルンと 揺れている。全身にカオルさんの快感が染み渡ってくるような感覚。 「気持ち良さそうにヨガっちゃって……マゾの先輩にご挨拶しようね♪」 グッと身体を前に押しやられ、カオルさんの顔が目の前にくる。快感に喘ぐカオルさん の表情は、女のアタシでもゾクッとするほど官能的だった。  男が合図をすると、カオルさんの方から唇を合わせ、舌を絡めてきた。カオルさんも キスが上手かった。たぶん、この2人に攻められる側なんだろうけど、そんなカオルさん にもアタシはされるがままだった。  自分は今まで、SかMかならSだと思っていたが、それは違ったのだと思い知らされた。 (あぁ、アタシって、Mだったんだ……されるのって、気持ちいい……もっと……!) 男の腰の動きが速くなり、ナギサさんが振動するローターを取り出して、敏感なアソコ に当ててくる。アタシとカオルさんは、喘ぎ声を抑える事なく、与えられる快感に身を 委ね続けた──。 「──いやぁ~~やり過ぎましたねぇダンナ……」 「やり過ぎたな。まぁ、可愛い妹分ができて良かったじゃないか」 ソファーの上、ほぼ全裸の格好で薫流とエリナは抱き合いながら、息も絶え絶えの状態 でいる。攻めに専念させるため、渚の『感覚‘受信’アンテナ』は途中で切ってやった のだが、渚が止まらないという結果になってしまった。  俺は身なりを整え、後始末と2人の面倒を渚に任せて、部屋を出た。部屋のドアを 開けてすぐ、目の前に巨漢の警備員が立っていた。手には『吸音機』を持っている。 「悪いな『変身ロボット』、お勤めご苦労さん」 俺が『吸音機』を受け取り、ポンと肩を叩くと、警備員はぐにゃぐにゃと形を変え、 無形物型ロボットの姿となって、『四次元ポケット』の中へ戻っていった。  予め警備員に変身させ、誰も近寄らせないと同時に、ドアに『吸音機』を当てさせて 喘ぎ声などが外に漏れないようしておいたのだ。 (さて、久々アイツに会って、色々と聞かないとな……) 俺は改造テレグラスの『万能グラス』機能を使って彼女の居場所を確認するとすぐ近く の壁に『ナイヘヤドア』を取り付け、『タンマウォッチ』+『どこでもドア』で彼女 をその部屋に連れ込んだ。  内側から『ナイヘヤドア』を外して密室にしたところで、時間を動かす。突然周り の景色が変わったことに、彼女はかなり驚き、困惑しているようだった。まだ俺には 気づいていない。そんなに薄いか俺。  わざとらしく咳をすると、ようやく気づいてくれた。 「あっ! なっ、なんで……どうして、ご主人様が、ここに……!?」 目の前の俺に、彼女は驚きを隠せない。まぁ、当然か。 「久しぶりだね、元気だった? 今日は、ちょっと聞きたいことがあるんだわ」 目の前にいる最初の奴隷、長澤春奈に、俺は座るよう促した。
 硬く反り立った俺の肉棒にそっと手を添え、薫流はゆっくりと亀頭にキスをして チロチロと舌を這わせる。渚と愛沢エリナに向けて腰を突き出し、前屈をするように して立ったままフェラチオをする姿は実にエロかった。 「ん、気持ちいいよ薫流……そのまま、オナニーしながらやってみようか?」 薫流の頭を撫でながら言う。やや躊躇いながらも、薫流はゆっくりと自分の右手を トロけ切ったアソコに導き、自分で刺激を与え始めた。  ピクンピクンと身体が震え、羞恥と快感から逃れようと腰をクネらせる。その淫靡な 姿に興奮した俺は、さらに薫流を追い込む。 「ほら、口が止まってるよ。気持ちよくしてくれないと、ご褒美はオアズケだぞ?」 そう言って、薫流の胸や背中、脇腹をくすぐるように指先を這わせる。それだけで、 敏感になっている薫流の身体は面白いように反応してくれた。  同時に、俺を悦ばせるため快感に耐えながら必死でフェラをする姿が愛しかった。 そんな健気な姿を見て、またイジワルしたくなる自分に呆れてしまう。 「渚も、見てるだけじゃ物足りないだろ。好きにしていいぞ、常識の範囲内でな」 俺たちの姿を食い入るように見つめている愛沢エリナ。そんな愛沢を、どこか嬉しそう に眺めていた渚に、俺は解禁令を出した──。  ──愛沢エリナにとって、女が男のモノを咥える行為を生で見るのは初めてだった。 口の中に、男のモノが出入りする感覚がある。当然、初めての感覚だった。 (こんなに、熱くてカチカチになるんだ……カオルさんも、喜んでる……?) 2人の真後ろにいるアタシには、カオルさんの表情は見えなかったが、嫌がっていない 事はなんとなく感じられた。積極的に舌を動かして尽くしているのが感じられたから。  ジュポジュポと音を立てながら頭と舌を動かし、クチュクチュと自らのアソコを 弄るカオルさんの姿。彼女の感覚が伝わる事で、アタシは自分自身が同じ事をしている ような錯覚を覚えた。快感に身を震わせながら、じっと2人の行為を見つめていた。 (あ……喉奥も、気持ちいいんだ……なんか、ヌルヌルした唾いっぱい出てきたし……) 徐々に深く咥える様になり、男の先端が喉奥までくるようになる。もし、愛沢エリナが 直接されていたら嗚咽して不快なだけだったろうが、すでに慣れている薫流にとっては 喉奥も性感帯であった。  そんな初めて知る新しい快感に身を委ねて、2人に行為を眺めていると、男の方が 何か言った。夢中になってた私は内容を聞き逃していた。 「は~い♪ じゃ、好きにやらせてもらいますんでっ!」 待ってましたとばかりに、ナギサさんがアタシの身体を引き寄せソファーに押し倒す。 カオルさんの快感で、抵抗する力が入らない。 (また、さっきみたいに攻められるんだ……今よりも、気持ちよく……) 嫌がっていない自分に気づき、思わず私は首を振った。そんな私を見たナギサさんは、 「今、さっきみたいに今よりも気持ちよくなれる……って思ったでしょ?」  図星を言い当てられたアタシは、抵抗する気力も削がれてしまっていた。しかし、 絶望感などを覚える事は無く、カオルさんの快感にあてられて好奇心が勝っていた。 「実験その1~~♪ カオルが弄ってるとこ、同じように弄ったらどうなるかな~~?」 ゾクッとするような妖しい笑みを浮かべながら、ナギサさんはアタシのアソコに指を 這わせ、クチュクチュと音を立てて弄り始めた。 (何これ……指、2本あるみたい……! あん……感じ過ぎちゃう……!) 速さも動きも微妙にズレた刺激は、休みなくアタシの身体に快感を送り続けてくる。 その上、男のモノが口の中を前後する感覚、男の手がカオルさんの身体を這い回る 感覚も合わさって、まるで何人もの男にレイプされているような気分だった。 (あぁん……気持ち、いいよぉ……これ、アタシの快感だよね……?) 最初こそカオルさんの快感の方が強かったが、それに引き上げられるようにアタシの 身体からの快感も徐々に強くなっているのが分かった。 「んふふ、エリナちゃんのもトロトロだぁ……エッチな子ねぇ、素質ありそう……」 ナギサさんは、アタシの上着とブラも捲り上げ、乳首に舌を這わせて、指で転がして くる。その刺激に、今まで溜め込んでいた絶頂感が急激に込み上げてきた。 「ま、待って! あっあっ、あの、イ、イキそう……止めてぇ……!」 「あれれ、やめてもいいのかな~~今イッたら気持ちいいよ~~ホントにいいの?」 ナギサさんの問いかけに、グッと詰まる。それを見たナギサさんは、一気に落としに かかってきた。痛みを与えるようなことはなく、快感だけを与える絶妙な刺激でアタシ の身体はあっという間に我慢の限界を超えてしまった。 (ダメぇぇぇっ! イクッ! もうイクッ! イッちゃうぅぅ~~っ!!) 身体がギュッと丸まり、ビクンビクンと身体が痙攣する。頭の中が真っ白になり、 呼吸する事も忘れてしまう。  絶頂感が収まってくると、大きく息を吐いて、呼吸を荒げた。 「へぇ~~エリナちゃんはイク時に声出せなくなっちゃうタイプなんだぁ。可愛い♪」 自分がイッた瞬間を見られた恥ずかしさに、顔を背ける。  ふと、口の中の異物感が無くなっていることに気づいた。同時に、アソコへの刺激も 止み、にも関わらずこれまで感じた事がないほどキュンキュンとアソコの奥が疼いて いる。ナギサさんに促され、カオルさんの方へ顔を向けた。 (いやっ……アレ、入れるんだ……あんなに大きいの、入っちゃうんだ……!?) 座っている男と向き合う格好で、カオルさんは男の肩に手を乗せて、男のモノに跨る ようにゆっくりと腰を下ろしていく。  チラリとこっちに視線を向け、アタシたちが見ていることに気づくと、恥ずかしそう に顔を背けた。同時に、アソコの奥がキュンと疼いた感覚が伝わってくる。 「「んああぁぁんぅっ!!」」 クチュリと音を立てて、先端がアソコの入口に当たる。それだけで、信じられないほど の快感が全身に走り、アタシとカオルさんの喘ぎ声が漏れた。  そのまま愉快そうに笑みを浮かべた男は、前後左右に腰を揺らしたりカオルさんの 腰を掴んで軽く上下に動かしたりと焦らし始めた。あまりの快感と、あと一歩届かない 焦れったさに、直接されていないアタシまで気が狂いそうになった。カオルさんは、 きっとアタシよりも辛いはずだろう。 (あぁ、早く、早く入れて……カオルさんのこと、気持ちよくしてあげてよぉ……!) でないと、自分が耐えられない。でもそれは、カオルさんも同じだったようだ。 「お願い、します……い、入れて、ください……ムツキさんの、ください……」 「どこに何が欲しいのか、ちゃんと言ってごらん。一緒に気持ちよくなりたいだろ?」 男がイジワルく聞き返す。カオルさんの背中がゾクゾクと震え、快感を求めて腰を クネらせたのが分かった。イジワルされて、感じてるんだ……。  カオルさんは、再びアタシたちの方へ視線を向ける。恥ずかしさで真っ赤になり、 涙の浮かんでいる目をギュッと閉じて、カオルさんは口を開いた。 「カオルの、オ、オマ〇コに、ムツキさんの、オチ〇チ〇入れてください……!」 アソコの奥がキュウッと締まる感覚。恥ずかしさに全身が震えている感覚。次の瞬間、 アソコの入口から、圧倒的な存在感の異物が押し入ってくる感覚が全身を貫いた。 「「「あはああぁぁぁうっっ!!!」」」 入れられただけで、カオルさんがイッてしまったのが分かった。これまで余裕だった ナギサさんも声をあげてしまうほどの快感に、アタシ自身も、イッてしまったのでは ないかというくらい身体が震えている。  さらに男はカオルさんの腰を押し下げ、アソコの奥に先端をグリグリと押し込んで くる。それだけで、カオルさんは2度目の絶頂を迎えた。 「あっ、あぁぁ、ダメぇ、もう、らめれすぅ……変に、なっちゃいますぅ……!」 「いいよ、2人でいっぱい気持ちよくなろう……カオルも、腰動かしてごらん」 男にやさしく言われ、キスをされる。じんわりとした快感が全身に広がり、男が促す ように身体を揺すると、カオルさんがゆっくりと腰を前後に動かし始めた。 (あっあっあっ、これダメぇ……クリに、毛が擦れて、感じ過ぎる……イキそう……!) 勿論、イキそうなのはカオルさんなのだが、本当に自分までイッてしまいそうだった。 「これは、キツイわぁ……んく、どんだけ、開発したんだかあのノッポは……!  カオルも、少しは我慢しろっつーに……幸せそうに感じまくって色ボケめ……」 ナギサさんも、感じ過ぎているようだった。  確かに、男と抱き合って、身を任せているカオルさんには、快感を我慢しようとか、 耐えようという気持ちは一切ないようだった。本当に幸せそうにも見える。 (こんなに、気持ちいいんだ……男の人と、エッチするのって……いいなぁ、カオルさん……) アタシも……そう思った瞬間、ナギサさんの指がアタシの敏感な突起を急に摘んできた。 「ひゃあぁぁんっ!! あっやぁん! ダメ、今は、クリクリしちゃダメぇぇっ!!」 止めようとしたが遅かった。クリトリスだけであっという間にイッてしまい、再び 身体が硬直する。イッたあともカオルさんの快感が続き、イキっ放しになるんじゃ ないかと不安になるほど、信じられない快感だった。 「クリクリだなんて可愛いこと言って……エリナちゃんは、男はまだダ~メ。アッチの  味を覚える前に、お姉さんがしっかりとコッチの世界を教えてあげるんだから……」 「……はふぅ、はぁ、あぁん……ダメぇ、ナギサさぁん……あん、そこだめぇ……!」 ナギサさんの舌がアタシの耳を何度も突き、両手で太ももの裏をさわさわと撫で回される。 彼女に見つけられ、開発されたアタシの性感帯。自分でも、その部分がこんなに感じる なんて知らなかった。 「なぁにエリナちゃん? またイキそうなの? ほ~んとエッチな子ねぇ……」 「あぁん! だって、だってぇ……カオルさんのも、感じちゃうからぁ……!」 イク度にカオルさんの快感で休みなく感じさせられ、高ぶった性感をナギサさんの手に よって絶頂に導かれ、新しい快感を教え込まれる。先ほどからこの繰り返しだった。 「人のせいにしないの。こんなにトロトロにして何回もイッちゃってるのはエリナちゃん  でしょ~~? 焦らす度にオネダリしちゃう、エッチな変態マゾだもんねぇ」 そう言って、ナギサさんはソファーの上でアタシを四つん這いにし、トロトロになった アソコに舌を這わせてきた。 「んひゃああぁぁうっ! 舐めちゃダメぇ! イッちゃう、またイッちゃうぅぅ!」 「んふふふ~~♪ イッていいよ~~お姉さんの舌でイッちゃいなさい?」 アソコの中へ舌を挿し込まれ、愛液でヌルヌルになったクリトリスを指で弄られる。 耐えられるわけなく、もう何度目かもわからない絶頂に押し上げられた。 (もう、どうなってもいい……ナギサさんに、もっと気持ちよくしてほしい……) 頭の中までトロけそうだった。ナギサさんは女の人なのに、同性からの攻めを求め、 引き込まれていく自分を抑える事が出来ない。 「あらあら、トロけた顔しちゃって……やっぱ素質あるわぁ。ほら前向いてごらん」 ナギサさんに促され前を向くと、いつの間にか男とカオルさんがソファーのすぐ横まで 来ていた。カオルさんは両腕を掴まれながら、後ろから男に腰を打ち付けられている。 その動きに合わせて、ナギサさんほどではないが形の良い大きな美乳がブルンブルンと 揺れている。全身にカオルさんの快感が染み渡ってくるような感覚。 「気持ち良さそうにヨガっちゃって……マゾの先輩にご挨拶しようね♪」 グッと身体を前に押しやられ、カオルさんの顔が目の前にくる。快感に喘ぐカオルさん の表情は、女のアタシでもゾクッとするほど官能的だった。  男が合図をすると、カオルさんの方から唇を合わせ、舌を絡めてきた。カオルさんも キスが上手かった。たぶん、この2人に攻められる側なんだろうけど、そんなカオルさん にもアタシはされるがままだった。  自分は今まで、SかMかならSだと思っていたが、それは違ったのだと思い知らされた。 (あぁ、アタシって、Mだったんだ……されるのって、気持ちいい……もっと……!) 男の腰の動きが速くなり、ナギサさんが振動するローターを取り出して、敏感なアソコ に当ててくる。アタシとカオルさんは、喘ぎ声を抑える事なく、与えられる快感に身を 委ね続けた──。 「──いやぁ~~やり過ぎましたねぇダンナ……」 「やり過ぎたな。まぁ、可愛い妹分ができて良かったじゃないか」 ソファーの上、ほぼ全裸の格好で薫流とエリナは抱き合いながら、息も絶え絶えの状態 でいる。攻めに専念させるため、渚の『感覚‘受信’アンテナ』は途中で切ってやった のだが、渚が止まらないという結果になってしまった。  俺は身なりを整え、後始末と2人の面倒を渚に任せて、部屋を出た。部屋のドアを 開けてすぐ、目の前に巨漢の警備員が立っていた。手には『吸音機』を持っている。 「悪いな『変身ロボット』、お勤めご苦労さん」 俺が『吸音機』を受け取り、ポンと肩を叩くと、警備員はぐにゃぐにゃと形を変え、 無形物型ロボットの姿となって、『四次元ポケット』の中へ戻っていった。  予め警備員に変身させ、誰も近寄らせないと同時に、ドアに『吸音機』を当てさせて 喘ぎ声などが外に漏れないようしておいたのだ。 (さて、久々アイツに会って、色々と聞かないとな……) 俺は改造テレグラスの『万能グラス』機能を使って彼女の居場所を確認するとすぐ近く の壁に『ナイヘヤドア』を取り付け、『タンマウォッチ』+『どこでもドア』で彼女 をその部屋に連れ込んだ。  内側から『ナイヘヤドア』を外して密室にしたところで、時間を動かす。突然周り の景色が変わったことに、彼女はかなり驚き、困惑しているようだった。まだ俺には 気づいていない。そんなに薄いか俺。  わざとらしく咳をすると、ようやく気づいてくれた。 「あっ! なっ、なんで……どうして、ご主人様が、ここに……!?」 目の前の俺に、彼女は驚きを隠せない。まぁ、当然か。 「久しぶりだね、元気だった? 今日は、ちょっと聞きたいことがあるんだわ」 目の前にいる最初の奴隷、長澤春奈に、俺は座るよう促した。 ---- [[次話に進む>第4話-4]] [[戻る>へたれ作家Aさん]] [[小説保管庫に戻る>小説保管庫]]

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