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地ニ黄色キ満開之上-第1話」(2009/02/11 (水) 11:07:41) の最新版変更点

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「どうしたんですか、ネギ先生」 「いえいえ何でもありません」 職員室で顔の緩んだ偽ネギにしずなが話しかけ、偽ネギは見せかけの無邪気な笑みを浮かべて返答する。 “…あー、揉みてぇ、クラスのガキらも美味しいトコ大方食っちまったからなぁー、 また刀子オバハンと淫乱女教師3P爆乳フルコースいっとくかー…” 今日の予定が決まりかけた所で、 開いていた生徒名簿を閉じようとした偽ネギは、ふとその端っこに視線を走らせた。 “…また、真剣に何を考えているのかしら?…” しずながそんな偽ネギの横顔を見てくすっと笑うのを余所に、偽ネギは真面目な顔で思考を巡らせていた。 “…「うらめしドロップ」で自分からアタックするのが一番手っ取り早いんだろうけど…” 「はっ、あっ、あっ、あっ、あー…」 「きょうじき」によって、 外部の一分とこちら側の一日が同時に経過する様に設定された図書館島地下閲覧室で ソファーに掛けて思考に耽る偽ネギの前では、 宮崎のどかがそんな偽ネギの上に座ってゆさゆさと揺れ動きながらかすれた様に甲高い声を漏らしている。 “…あれ、何しろ下が無さそうだから肝心のナニが使えるか分からないし、 本体の事とか色々めんどいんだよな…” ばさばさと揺れる前髪から覗いているのどかの大きな瞳は熱く潤み、 開かれたブラウスの前からは、ホックが外れて上にズラされたブラカップの下から 初々しくも確かに実り始めた白い膨らみがぷるぷると揺れ動いて、 可憐に咲いた先端のピンクがツンと尖って見せる。 「あああー、ネギせんせー…ああー」 偽ネギの膝上全体に覆い被さっているスカートの中からじゅぷじゅぷと聞こえていた音が止まり、 のどかの背筋も喉もピンと反り返る。 白いショーツを引っかけたのどかの右足首が左足と共にソファーの土台をとんと叩き、 唇の端からつーっと一筋のヨダレが垂れた顔を体ごと偽ネギに預ける。 いい具合に頭がすっきりとした偽ネギは、手始めに隠し持っていた「ネムケスイトール」でのどかを眠らせ、 「ムユウボウ」でぎくしゃくと動かす。 二人揃ってポケットの中身を全部出し、生まれたままの姿になった所で、 脱いだものとソファーに「瞬間クリーニングドライヤー」を当ててから、二人で元の姿にお着替えを済ませる。 のどかを対面にあるソファーに寝かせた偽ネギは、 頭がすっきり落ち着いたのを確認して両手の人差し指を舐め、 舐めた指でくるりと頭をなで回してからその場で座禅を組む。 甲高い金属の幻聴を聞いた辺りでカッと目を開き、小さく頷く。 不敵な笑みを浮かべた偽ネギは、テキパキと「メモリーディスク」を取り出し、 ディスクに偽ネギの思い浮かべた記憶を書き込んでどかの記憶に上書きをする。 “い、いやです私、こんな所で寝ちゃって。 しかも、なんて、はしたない夢をーっ。きゃー♪” 「石ころぼうし」を被った偽ネギが、ソファーの上でわたわたするのどかを尻目に 「きょうじき」で時間調整を通常に戻して開いたドアから去って行く。 元々の素地がある上に、表層記憶は改ざんされていても繰り返し刻み込まれた肉体言語によって、 今や「うそつ機」でちょっとあまーいシチュエーションを囁いてやるだけで、 偽ネギの存在自体を媚薬とする濡れ濡れダダ漏れ牝奴隷モードに入るまでに性長しているのだから さっさと済ませるには丁度いい。 「はーい、じゃあ、そのままぷうどると戯れてくださーい」 数日後、「人よけジャイロ」の稼働下にある麻帆良学園都市の湖畔で、 ジャイロの無効化バッジを着用した偽ネギは、 そのバッジを髪飾りにして愛玩犬と戯れるビキニの少女を写真撮影していた。 “上玉揃いのクラスの連中もいいけど、せっかくだからたまにはなぁ” と言う訳で、「瞬間固定カメラ」と「チッポケット二次元カメラ」のコンボでここまで拉致されて 「うそつ機」で大風呂敷の限りを尽くされた偽ネギお気に入りのムチプル妹系グラドルは、 「フリーサイズぬいぐるみカメラ」で適当な大人に化けた偽ネギを 事務所の了承も得たスーパーカリスマカメラマンであると思い込んでいる。 「いやー、でも今日は冷えますねー、なんか一月みたいですねー、 こーゆー時はこれどーぞ」 用意された丸テーブルの前の丸椅子に掛けたグラドルに、偽ネギは丼を差し出す。 「わあー、ニシンだー♪」 「はいそーでーす、ニシンソバのマイタケ大量盛り込みどーぞー♪」 ビキニにジャケットを羽織っただけのグラドルが、ムチプルな胸をぷるぷるさせるのを丸見えにして、 「超強力精力爆発スーパー催淫菌である」との解説と共に「アワセール」を照射された大量のマイタケで 出汁を取りそのまま丼にもたっぷり盛り込んだ熱い蕎麦をすする姿を、 偽ネギは不敵な笑みと共に眺めていた。 「どーしましたぁ?」 引き続き、「貸し切りチップ」を貼られた屋内プールでの撮影を続けていた偽ネギが言うと、 頬を真っ赤にして熱い息を吐いていたスクール水着姿のグラドルがたまらずペタンと座り込んだ。 「ごめんなさい、なんか、凄く熱いのぉ…」 既にじわりとにじんでいる紺色の布地に視線を走らせた偽ネギが、 笑みに歪もうとする口元を抑え込み真面目な口調になった。 「それはいけませんね、まずはこちらに、これをどうぞ、楽になりますよー」 「…はい…」 グラドルが、偽ネギに促されるまま、入った更衣室で渡された「うらめしドロップ」を口に放り込んだ。 現れた幽霊が驚く間も与えず、偽ネギは「きょうじき」で幽霊を静止同然の姿にしていた。 そして、「かるがる手袋」を填めた偽ネギはグラドルの肉体をプールサイドに運んで、 用意しておいたビーチチェアに寝かせる。 「これは、昭和14年麻帆良学園入学相坂さよの肉体だ、分かるな、 これは、昭和14年麻帆良学園入学相坂さよの肉体だ」 言いながらビーチチェアの上の肉体に「アワセール」を照射した偽ネギは、 「呼びつけブザー」を取り出した。 「相坂さよさん、ここに来て下さい」 「あ、ネギ先生」 「ああ、さよさん」 プールに現れてきょろきょろと周囲を見回すさよに、 ぬいぐるみを脱いでプールに相応しい海パンツ姿で待機していた偽ネギは にっこりと見せかけの紳士の微笑みを向けた。 「あのー、どうして私はこんな所にいるんでしょうか?」 「さあどうしてでしょうか?」 こっそりと「きょうじき」を使い、プール内の一日が外部の一分になる様に調整した偽ネギは、 肩の所で両手を外側に広げて見せた。 「でも、丁度良かった」 さり気なく「うそつ機」を装着した偽ネギが言う。 「え?」 「実は、僕の独自の魔法研究で、さよさんにも実体化して活動してもらえそうなんです」 「え?」 さよが、嬉しさを隠しきれずに声を上げた。 「まだ実験段階ですし、 何より、生命倫理の観点から、まだ秘匿しておかないと僕の立場も危うい事なんですが…」 「そう、なんですか…」 深刻な口ぶりで言う偽ネギに、さよも重い口調で言う。 「でも、他ならぬさよさんのためですから、僕の事は心配しないで下さい。 それでですね、早速なんですがさよさん、この人に乗り移って見てくれます?」 「え?」 さよは、視線をビーチチェアの肉体に向けて少し驚いた声を出す。 「えーと、大丈夫です、非常に献身的で信頼のおける協力者の方ですから。 今はちょっとした術を掛けられています。まずは、この人に乗り移ってその肉体を動かして見て下さい」 「でも、そんな事…私、幽霊としての能力も下手っぴな方ですし…」 「大丈夫です」 「うそつ機」を「ソノウソホント」に交換済みの偽ネギが言った。 「大丈夫です、この肉体であればさよさんが乗り移れば意のままになる筈です。 さよさんなら出来ます、あなたなら出来る、Yes you can!」 「いかがですか?」 「ソノウソホント」を外した偽ネギが、 目の前でビーチチェアから立ち上がって乗り移った肉体の手をグーパーさせているさよに尋ねた。 「凄いです」 さよが、グラドルの口で答える。 「丸で自分の体みたいに動いてます、凄いすごーい!」 新鮮な肉体の感覚と催淫マイタケの効力でハイになっているさよを、偽ネギはにっこり微笑んで眺めていた。 「…でも…」 「?」 「何か、この体…凄く…熱いです…」 「そうですか、それは良かった」 偽ネギがにっこり笑った。 「?」 「熱いと言う事は肉体が感じていると言う事ですから」 「ひゃっ!」 つかつかと近づいた偽ネギの指がつーっとさよの背中を撫で、 既に、全身敏感性感帯状態のさよが可愛らしい悲鳴を上げる。 「どうですか?感じましたか?」 「何か、凄く、その…ああっ!」 偽ネギの左手が紺色の布地に包まれた胸の膨らみをすくう様に掴み、今度こそさよが悲鳴を上げた。 「ネ、ネギ先生、何…」 「ちゃんと伝わってますね。ええ、そう言う本能的な反応を見たいんです。 ちゃんと肉体と魂の感覚が繋がってないと、両者の間で拒絶反応が起きている可能性があります。 そのまま強行したら、さよさんの魂が破壊されてしまう恐れがありますから」 「あ、ああ、そうなんですか、ごめんなさいネギ先生」 真面目な口調で言う偽ネギに、そっとほくそ笑んでいる顔は巧みに反らされたさよがぺこりと頭を下げる。 「さよさん」 「は、はい」 きりっとした顔の偽ネギにずいっと迫られ、元々頬を赤く染めていた顔を真っ赤にしたまま、 その肉体は再びはビーチチェアに横たえられる。 「えーと、拒絶反応と肉体的メンテナンスもしますけど、この体、いかがですか?」 「はい、私にピッタリです。丸で、昔この人が私だったみたいな因縁じみたものまで感じてしまうぐらいです」 「そうですか、それは良かった、体格、スタイルなども気に入っていただけましたか?」 「は、はああっ!」 にっこり笑った後、真面目な顔でむにゅむにゅと胸を揉む偽ネギの前で、さよが熱い吐息と共に悲鳴を漏らす。 「は、はい…こんな、立派な体を頂いてああっ、私、私達の頃はこんなに、 食べるものも少なくて、胸もこんなに大きくはなかったですから、ああー…」 「そうですか、辛い時代を過ごされたんですね。気に入っていただいて何よりです。 恵まれた新しい肉体に相応しく、女性として幸せな体験が出来るかどうか、 もう少し踏み込んで行きたいのですが」 「はい」 訳も分からず返答するさよに、偽ネギはにこっと笑って頷いた。 「直接の確認になりますから…」 “…つーか、騙され杉www” さすがに、恥ずかしそうに真っ赤な顔でチラッチラッと上目遣いにしていても、 ビーチチェアに掛けてスクール水着から肩を抜いて白い豊かな乳房をぺろんと丸出しにしているさよを前に、 偽ネギは必死に笑いを堪える。 「綺麗です、さよさん」 「恥ずかしいです」 「中身が、女性としての喜びを味わう事が出来るかどうか、そこにかかっています」 静かに言いながら、偽ネギの手は豊かな生乳の弾力、柔らかさを存分に味わうが、 声を殺しながらもそれが狼藉である事にさよは気付こうとはしない。 「は、ああんっ」 “…だから、可愛い杉www” 「はあああっ!」 「それでいいんですよ、さよさん」 ちゅううと乳首を偽ネギに吸われ、たまらず悲鳴を上げたさよに偽ネギが熱っぽい程の口調で言った。 「さよさん、その気持ちいいのが大事なんです。恥ずかしいのは分かります。 でも、ここには僕とさよさんしかいません。これは、さよさんが自分の肉体で動く事が出来るかを知るための 凄く大切な事なんです、本当の事を知らなければならないんです」 「は、はいっ、はああっ!」 熱い口調で言った偽ネギがもう一度むしゃぶりつくと、さよは喉を反らしてプールに悲鳴を響かせる。 「あー、さよさんいかがでした?」 顔を上げた偽ネギが、にっこり笑って、はぁはぁ息を荒げるさよに尋ねる。 「は、はい、おっぱいが、おっぱいが凄く、何と言いますかその…」 「気持ちよかったですか?」 「はい」 真っ赤な顔で涙を浮かべていたさよが、小さな声で返答する。 「さよさんのおっぱい、大きくて柔らかくて凄く気持ちいいですよ。 僕が、一番気持ち良くなる触り方、ご存じですかさよさん?」 「先生が気持ち良くなる触り方ですか?」 尋ねるさよに、偽ネギはにっこりと笑みを見せて頷く。 「ちょっとこっち、来て下さい」 「はい」 さよが、言われるままにビーチチェアを降り、ふらふらと偽ネギに近づく。 「そこにしゃがんで下さい」 さよがしゃがむと、もっこりとテントを張った海パンが目の当たりになる。 「それではさよさん、下準備です。そのおっきいおっぱいにこれを塗って下さい」 偽ネギが渡したのは、これを肌から吸収した女性は、 吸収ポイントを中心に、じわじわと効いてきて性的な刺激により敏感になると 「無生物さいみんメガフォン」で小一時間説得の上 二桁の美女相手に人体実験も済ませている市販のローションだった。 「なんか、ぬるぬるして、でも気持ちいいです」 実際の所、触覚と言うもの全てが嬉しいと言うのが今のさよの本音だった。 「それでは、ここに手を掛けて、そのままこれを下ろして下さい」 「は、はい…」 ちょっと手間取っていたが、指示通りの作業が成功すると、 下ろされた海パンの下から、目の前にぶるんと奮い立つのをさよはきょとんと見ていた。 「えっ?あっ、あのっ、ネギ先生?これはその…」 口を押さえて真っ赤な顔ではわわと慌てるさよを前に、偽ネギはぐっと真面目な顔を作る。 「さよさんが凄く綺麗で可愛くてエッチだから、僕も、こんなになってしまいました」 「エッチだから…恥ずかしい…」 「恥ずかしいのはお互い様です。 これが、さよさんが今使っている女性の肉体に対応する男性の肉体なんですよ」 “…反り返って、硬くなってる…これが…男の子の…” 「そう、エッチな気分になるとこんな風になるんです。 特に、この先っぽからトロトロ溢れ出る様になると我慢も限界って感じで。 その、ビンビンになったの、さよさんの柔らかいおっぱいの谷間で挟んで見て下さい」 「は、はい」 “…だから知識無さ杉www” ぬりゅっと柔らかい感触と半ば思考のショートしたさよの表情を前に、 偽ネギも背筋にゾクッとするものを禁じ得ない。 「さよさんのおっぱい、凄く熱くなってます」 「ネギ先生のも、その…」 「はい、さよさんと一緒に、凄くエッチな気分で熱くなってます。 もっともっと気持ち良くなりたいです。だから、そう、手で挟んで上下して下さい、そう、そうっ…うっ…」 「あっ、先生の、先生のこれっ、私も、私のおっぱいも熱くて気持ち、い…あうっ!」 顔に飛び散る熱い感触に、さよは、呆然と座り込んだ。 「あ、ありがとうございます」 用意されていた蒸しタオルで偽ネギに顔を拭われ、さよは、荒い息を吐きながら礼を言う。 「えーと、さよさん、分かりますか?これは男性が最高に気持ちいい時、 そして、本来の男性としての目的を果たした時の状態なんです」 「はい」 「では、又、ここに寝て下さい」 大方拭い終えた所で、さよは、促されるままビーチチェアに仰向けに寝そべった。 「おっぱいの次は…」 「…ひゃっ!…」 「濡れ濡れコリコリ、ピンピンなってますねー」 じっとりと湿ってピチッと包み込んだ紺色の布地越しに、 太股の間で僅かにぽつっと尖った所を偽ネギの指で撫でられたさよが、 甲高い悲鳴と共にその全身をビクッと震わせた。 「なっ、何?はあああっ!」 「んふふー、さよさんって感じ易い人なんですねー、これが、ホントに感じるって言う事なんです。 いいですか、これは、女性の肉体と精神、スピリット、ゴーストの結びつきにおいて大変大切な事なんです。 だから、ここから先は、僕に任せて下さい、いいですね?」 「はい…」 “…ムププププププだからー、免疫無さ杉www” 半開きの瞼からとろんと潤んだ瞳を向けるさよに、偽ネギは、あくまで真剣な表情を見せながら事を進める。 敏感すぎる部分を布越しにたっぷりと指で揉みほぐしてから、 その度に見る見る染みを広げていた布地をずりっと横にずらし、さよの恥じらいの悲鳴を堪能する。 かぶりついての高速ベロアタックと絶妙なフックを効かせた侵入指攻めのコンボを徹底する偽ネギを前に、 さよが泣きながら笑いながらのたうち回るのを十分聞き届けた後で、 偽ネギはよっこいしょとビーチチェアに昇り、両足の間にさよの腰を挟む形でさよに向けて立ち上がる。 「では、いきますよ」 「はい」 分かっているのかいないのか、うっとりとした表情すら見せるさよの上に静かに腰を下ろした偽ネギは、 自分でさっき解説した通り、可憐なさよの恥じらいと痴態を前に、 先端からは透明な粘液を溢れさせ限界まで昂ぶったものを一息にさよの中に沈めた。 その瞬間に白い喉を見せて甲高い悲鳴を上げたさよは、 既に百戦錬磨と言ってもいい域に達した偽ネギの緩急自在適材適所な腰つき探り当て持久力を前に、 気が付いた時には偽ネギにしがみついて髪を振り乱している。 そんなさよを見下ろしながら、そして、それがさよなのだと改めて思い返しながら、 さよの一際高い悲鳴を聞きながら、偽ネギも又引き金を絞り、解放した。 「あー、さよさん、一度この肉体から出て下さい、 さよさんなら出来ます、あなたなら出来る、Yes you can!」 シャワーを浴びて一休みしてから、途中から「ソノウソホント」を装着した偽ネギに言われたさよが、 肉体を借りていた妹系ムチプルグラドルが霊魂だけ外に出る。 「あー、まだ実験段階ですので、今日はここまでです。 そう言う訳で、この事は決して口外しない様に。 人間の生死に関わる実験だけでも魔法使いとして危ない橋渡ってますし その上、理由はどうあれ、生徒とこう言う関係になるって言うのも立場上危険ですから」 「ごめんなさい…」 「うそつ機」を装着した偽ネギに、さよが申し訳なさそうにぺこりと頭を下げる。 「いえいえ、これは、僕が、僕がさよさんともっと仲良く色々な事をしたいって、 そう思ってしてる事ですからさよさんが気に病む必要は全然無いんです。 ええ、そうです、大好きなさよさんとあーんな事やこーんな事も出来て、 僕、すっごく嬉しかったです」 あえて「うそつ機」を外した偽ネギがにっこり笑って言い、さよがぽーっとなった頬を両手で押さえる。 「だから、ここであった事はまだ、二人だけの秘密です、お願いします」 「はい、分かりました」 さよは、素直に、嬉しそうに返答して、もう一度ぺこりと頭を下げて、 手を振る偽ネギに見送られてプールを後にした。 そんなさよを見送った偽ネギは、「タイムふろしき」で放り出された肉体の後始末を付け、 「石ころぼうし」を被り「きょうじき」で更衣室の時間調整を通常進行に戻してから、 「シナリオライター」でグラドルの霊魂を肉体へと誘導する。 そのまま、偽ネギは、お気に入りの人気グラドルが自分の目の前で「シナリオライター」に操られ 元々着ていたビキニに着替えるのを見届けてから、 彼女を「瞬間固定カメラ」と「チッポケット二次元カメラ」で撮影する。 「タイムベルト」と「どこでもドア」で グラドルをかっさらった直後の撮影スタジオ更衣室に移動した偽ネギは、 「きょうじき」で室内の一日が外の一分になる様に調整してから、 先ほど撮影したグラドルの写真に湯を浴びせ、実体化したグラドルを「瞬間固定カメラ」で撮影する。 固定を解除されきょとんとしている間に、 グラドルに「メモリーディスク」を使用して都合良く記憶を改ざん捏造したため、 グラドルは何事も無かったかの様に更衣室を出て行った。 その後を追った偽ネギは、「石ころぼうし」を被ったままグラドル撮影舞台裏密着リポートを 結果を誰に公開するつもりもなく敢行してから、 再び「タイムベルト」と「どこでもドア」でさよが立ち去った直後のプールへと移動する。 ---- [[次話へ進む>地ニ黄色キ満開之上-第2話]] [[小説保管庫へ戻る>小説保管庫]]

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