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第25話 『電撃カーニバル下準備-1』」(2007/08/21 (火) 18:28:38) の最新版変更点

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.------------------------------ 第25話 「電撃カーニバル下準備-1」 とりあえず吾を起こす前に、『ゴルゴンの首』を取り出す。 そしてそして吾の肘と膝をそれぞれくの字に曲げさせると、両肘と両膝に『ゴルゴンの首』の入った箱から出る光線を浴びせた。これで多分暴れられても大丈夫だろう。 後はどこでもドアで小波をこちらへ呼ぶと、吾を抱えて鏡の世界へ入った。 「よっ…と」 とりあえず吾を床に降ろす。肘と膝が固定されているため、自然と解剖されるために拘束されたカエルのようなポーズになる。 「…朝美、カメラ用意。小波、お前はいつものアレに着替えて隣の部屋で待機だ。」 二人が指示道理に動くと、俺は改造した『蓄電スーツ』とアダルトグッズ諸々を取り出す。 まず、『蓄電スーツ』のどこを改造したかと言うと、その外見だ。 ビニールのように透明で、そして胸部と性器および肛門にあたる部分に切れ目が入っている。 原作通りアースは取り付けられるが、今回は外してある。 次に吾の服を脱がせ始める。まずはスカートを脱がせ、次に上着に手をかけ脱がせる。 「う…ん……ぅ…?」 と、吾妻が目を開こうとしていた。 俺はあわてて時間を止め、その姿のまま蓄電スーツを着せてしまう。 そして少し離れ、時間を動かす。 「…? あれっ! ここどこ?」 「おはよう、お姫様。」 片手を上げてにこやかに声をかける。 「…っ! 君、誰! ここはどこなの!? どうしてボクはこんな格好を…」 吾は下着姿で(しかしスパッツ着用)蛙のように四肢を開き、蓄電スーツの開いた胸部から両乳を押し付けられるように飛び出させた自分の格好に驚いている。 「まあまあ、そういっぺんに聞くな……まず、俺は…まあ……わかりやすく言うと…」 慌てる彼女に対し、とりあえずもったいぶって、 「何なんだよ!」 「連続婦女暴行犯」 それからけろりと答える。そう、当然のように。 「へ?」 「で、ここは男の浪漫・俺の秘密基地。他に何か?」 吾はしばらく何か考えていたようだが、数秒後、俺の言葉を理解したらしい表情を浮かべた。 「理解できたようだね。それじゃあ『なぜ、こんな格好を』という疑問も解消されただろうし、これからどうなるか、わかるでしょう?」 徐々にその表情が引きつってゆく。 「えっと…ボク、遠慮しておくよ…」 冷や汗を垂らしながら体を動かし、逃げようとする吾。 しかし、肘と膝を石化させたため、思うように体が動かない。 「か…体が動かない? いや、そうじゃない…」 「遠慮するな。というより、遠慮は無意味だ。俺は健康な少女の引き締まったみずみずしい肉体を隅々まで晒し、観賞し、いたぶり、嘗め回し、食らい尽くしたいのでな。」 俺はわざと大きく舌なめずりし、思いっきり悪趣味な表情を浮かべる。 「い…」 吾は表情を硬くし、そして… 「嫌だぁぁぁああぁっ!!」 大きく叫んだかと思うと、肘と膝が石化しているにもかかわらずかなりのスピードで這って逃げようとした。まっすぐ、扉に向かっている。 (なるほど、これが彼女の能力…『身体能力強化』の効果か…) と、感心しつつも彼女の上にのしかかり、動きを止める。 「や…止めろっ! くっ…来るな!」 次にねっとりとした気色悪さを演出するため、彼女の耳の裏に舌を這わせてみる。 「ひいぃ!」 不自由な手足をばたつかせ、必死に逃れようとする。 ゴッ!。変な音がした。 側頭部が痛い。 あれ、世界が横になってる。 アレ、ワタシナンデネテルアルヨ?。 「あの、ご主人様? 大丈夫ですか?」 朝美の心配そうな声が聞こえる。 がばっと勢いよく身を起こし、回りを確認する。 どうやら吾が筋力を強化させ腕を振り回したせいで、石化した肘が側頭部にぶつかったらしい。痛いわけだ。 立ち上がり、先回りし扉の前に『交通規制タイマー』をセットする。 俺も通れなくなるが、これでは彼女も通ることはできない。 とりあえず『タイムふろしき』で頭の傷を直し、次にいやらしい動きが可能になるように改造をした『ナゲー投げ縄』を取り出し、吾を捕まえるように命令を出す。 瞬く間に投げ縄は彼女を亀甲縛りで捕らえ、俺の前に突き出した。 「おかえりなさい」 「た…ただいま…あはは…は…」 ひきつった笑顔で答える吾。その笑顔には投げ縄に取り付けたボタンを押すことで応える。 すると徐々に縄の表面が変わっていき、みるみるうちにそれは荒縄へと姿を変えた。 「痛っ…嘘、何コレ……」 吾の表情が青ざめる。さらに俺は一、二度縄をしならせ、締め付けを少し強くする。 「ううっ…痛い…」 ギリギリ、と下着越しに乳房や尻肉を締め上げる。 「さて…」 俺は吾を一度開放し、今度はナゲー投げ縄で両腕を天井から吊るし拘束し直した。 「はー…はー…ふぅー……」 吾は深呼吸を繰り返していた。気を落ち着かせるつもりなのだろう。 俺にとっては、それはむしろ望むところなのだが。 俺はコンセントに刺しもしないのにOAタップを取り出し、先ほど取り出した『改造したアダルトグッズ』に手を伸ばす。これら改造したバイブやローターは、全て電力源が電池ではなく電気プラグ、すなわちコンセントなのだ。 「おい! キミは一体、何をする気だ!」 吾の声を聞き流しながら、プラグをタップに接続する。 声の調子を聞くと、どうやら落ち着いたらしい。 「ずいぶんと調子が変わったな。」 「ふんっだ! ちょっとパニくっちゃっただけだい! お前なんかすぐにやっつけて警察に突き出してやる!」 「ほほう、まあやれるもんならやってみたまえ」 完璧に馬鹿にした台詞を吐き、目の前の作業に没頭する。 「やれやれ、思った以上にタップが必要だったのかな…ん?」 ギリギリギリギリ………と音がする。 何の音か、とその音源を見上げる。 「ふっ! んんんん…」 ギギギギ… 吾は、石化していない肩の周りの筋力だけで無理矢理縄を千切ろうとしていた。 今の音は縄が悲鳴を上げている音だったのだ!。俺がそれに気づいたのは…実際に縄が切れ、着地し、四つんばいで向かってきた吾のタックルを食らったときだった。 「うおっ!」 ドンッ! もろに食らって、押し倒された格好になる俺。 そして、のしかかった吾の右腿が振り上げられて… ヤバイ! 俺は慌てて手を伸ばし…。 時間が、止まった。 「はぁ…はぁ…はは…あははははは…ウヒラウヒラ…アヒャヒャひゃひゃひゃひゃ…」 し…死ぬかと思った。 視線の先には、俺の股間まであと数ミリと迫った、石化した吾の膝があった。 「足の付け根は石化しなかったからなぁ…まともに食らってたら…俺死んでたかも…」 ……ん? 股間に妙な感覚がある。冷静に見てみると、俺は盛大に小便を漏らしていた。 な…情けない…男が漏らしたって面白くもなんともないぞ… とりあえず吾から離れ、ズボンとパンツを脱ぐと、ナゲー投げ縄にグレードアップ液をかけて強度を上げ、再び天井から吊るした。ただし、今度は趣味で乳房を強調した縛りを追加してだが。 そしてスタンド式の大型の照明、さらに洗濯機を取り出してズボンとブリーフを放り込むと、時間を元に戻した。 「よくもやったな、吾…おかげでズボンが一着洗濯機行きだ…反抗への罰はでかいぞ…」 下半身丸出しで、いまひとつ迫力に欠ける文句を言う自分につい呆れてしまう。 そしてそれは吾も同じだったようだ。 「ふんっだ。思ったより大したこと無かったんだね、泣いた上にお漏らししちゃうなんて」 「泣いてない! 」 俺は叫ぶが、このアンモニア臭の中では迫力に欠けるらしい。 吾の叫びは続く。 「嘘付け! 涙目になってるじゃないか!」 え? 慌てて指で目元を探る。 「あ、本当だ」 「本気で気づいてなかったの? まあいいや、何度縛っても無駄だよ、千切って逃げるから」 外見は変わらないので、縄の強度の違いには気づかないようだ。 俺は顔に手を当て、のけぞり、大げさに言う。 「俺をこんな情けない目にあわせるとは…」 「演出過剰なんだよ!」 怒鳴られた。朝美も「まだですかぁ?」という表情をしている。じゃあさっさと始めるか。 「んぎぎぎぎ…」 また吾は力をこめてロープを引きちぎろうとしていた。今度は大丈夫だと思うが… 俺はマッドウォッチで彼女の周りの時間を十分ほど送り、元に戻す。 「ハァ…ハァ・・・ハァ…な…なんで…さっきは…」 縄がビクともしないことを確認すると次に電圧計を取り出し、その二つの針先で吾の両乳首にタッチした。 「ほいっと」 ピトッ 「ひゃっ!」。 鱸氏もああ見えて実は純愛適正はかなり高いと見ている 吾の手が緩む。 「何するんだよっ!」 触れた瞬間 バチッ! と小さく音がし、 ビンッ! と、電圧計の針が振り切れる。もう充分だろう。 「じゃあ吾ちゃん、まずはコレを見てください」 俺は手にアナルバイブやローターを持ちながら、吾の目の前にぶら下げる。 「な…何ソレ?」 彼女は引きつった表情で聞き返す。 「……その表情は理解できてるようだね。」。 [[次話に進む>第26話 『電撃カーニバル下準備-2』]] [[戻る>鱸さん]] [[小説保管庫に戻る>小説保管庫]]

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