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第2話 『盗撮』」(2007/06/16 (土) 22:58:48) の最新版変更点

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.------------------------------ 第二話「盗撮」 ……来たぞ。 俺は今、女子寮前に立っている。結構、名のある女子校の寮らしい。お嬢様学校やな。 さて、俺は寮内に入り、『たずねびとステッキ』で彼女を探す。 数分後、俺はとある部屋の前にいた。 ……なお、『ガールフレンドカタログメーカー』を使えばもっと楽だったということをひらめいたのは、作業を終えて帰った直後の事だった。 『どこでもドア』で入ろうとしたが、それはいつもやっているので気分を変えて『通り抜けフープ』で 部屋の中に入る。 彼女は…いた。時間は夕方。 着替えようとしたのか、服を脱ぎかけたまま止まっていた。 つい接近して、カメラで胸や尻をアップで撮ってしまった。 顔に接近する。カメラで撮る。 …綺麗なコだな。 これからのことを考えると、どきどきしてきた。 …まず、カメラをセットする。 …アングルは……こんなもんでいいか。 あとは…トイレと浴室にも仕掛けるか?スモールライトと透明ペンキの合わせ技でばれないようには出来る。 あとは糸なし糸電話を仕掛けて… 彼女の生徒手帳を探して『フエルミラー』でコピーを取って… 完了! あとは帰って結果を待つばかりだ。 俺をどこでもドアを取り出した。 ガチャ… 俺はドアの向こうに片足を踏み込み… 振り向いて、記念にもう一枚、ぱちりと一枚撮った。 ドアを回収し、タンマウォッチをキャンセルする。 そして、『糸なし糸電話』を二つ、取り出す。 一方の片割れは彼女の部屋に、そしてもう一方の片割れは…小さくして、彼女の耳の中に仕掛けてある。 …フフフ、かつて西遊記の孫悟空は耳の中に小さくした如意棒を入れていたという。それをヒントにしたわけだ。 あ、でもスモールライトって制限時間があるんだっけ?『宇宙小戦争』限定だったけど。 まあ、いい。数日は持つはずだ。大きくなる前に回収すればいい。 さて、何を話してるかな? … …… ……… …なるほど。やはり、彼女は外見どおりガサツなタイプの娘らしいな。 フフフ…そのうち、盗撮画像で脅すなり拉致監禁するなりしよう。どんな声で泣いてくれるかな……… 『悪魔のイジワール』をちょっとだけ飲ませてみるのも…まあ、俺にそれだけの事をする度胸があるとも思えんが… なるほど、彼女は明日、親友とゲームセンターへ行く予定か… 俺はほくそえむ。学校の終わる時間なんて、そうは変わらないはずだ。 終わったあと、タンマウォッチで時間を止め、たずねびとステッキを使って探せば遊んでる途中の彼女を探すことも出来よう。 制服姿の彼女をローアングルから捕るのもまた一興だ。 …『瞬間寝ざぶとん』を使い、寝て、すぐに目を覚ます。さすがは短時間で長時間寝たのと同じ効果のある道具。気分スッキリだぜ。これで朝までの時間を有効に使える。 で、余った時間でパソコンを動かして先ほど取った画像を保存し、作業を終えると、さまざまな道具をフエルミラーで増やし、『ウルトラミキサー』で腕時計とタンマウォッチを組み合わせる。 さらに、別な時計とマッドウォッチを組み合わせる。腕時計を常に二つもつけていることになるが…まあ、いいだろう。(←このキャラは自分自身をモデルにしているため、『物事に応用が利かない』という特徴がある) …もしもの時のため、『タイムベルト』も明日から装着するか。普通のベルトと融合させておこう。 そして、『もしもボックス』で、 「もし、ひみつ道具の一覧があったら!」 と言う。するとプレート状の物体が出てきた。片面にある液晶画面に『あなたの探している道具は?』 と書いてある。 ニヤリ。これでもっと効率的にノゾキが出来るかも。 俺は早速 使えそうな道具を検索し、『あっちこっちテレビ』『スパイ衛星』をポケットから取り出す。 ただ、カメラはもう仕掛けたので、コイツに活躍してもらうのはしばらく後だろう。 あと、『桃太郎印の黍団子』が人には効かないと知り、『天才キャップ』で改造を施すことにした。 ………とりあえず、今日はもうこのくらいにしておこう。 そして、先ほど彼女の部屋からコピーしてきた生徒手帳を見る。 …文字が左右逆だった。 もう一度フエルミラーで増やし、正常な文字に戻す。 文字が逆のものは、燃やす。 俺はタバコは吸わないので、昼の間に100円ライターを買ってきていた。 生徒手帳を見る。 …なるほど。『栗原朝美』ちゃんか。 赤い髪に勝気な表情。でも、整った顔。そして、彼女のグラマーな体型を…さっきの盗聴の会話を思い出す。 …フフフ…興奮してきた。 後は、『時間貯金箱』を使い、今から学校に行くまでの時間を貯蓄する。 さて、ビデオとカメラの調子はどうかな?明日が楽しみだ。 …数時間後、学校へ行く直前、時間を止め、ビデオとカメラを交換した。 翌日… 学校が終わると俺は、人のいないところに行き、タンマウォッチの効果で時間を止める。 そして朝美が行っている筈のゲームセンターを探し、入る。 朝美は…いた! 彼女と同じ制服を着た小さな女子生徒と一緒に、クレーンゲームで遊んでいる。 早速俺は彼女らをローアングルから採る。 うーん、いい眺め。 でもよく考えたらゲームセンターだし、大したいたずらは出来ないな。よし、彼女の寮に先回りして、カメラを回収するか。 その前に、いたずらしよう。彼女らの下着を股に食い込ませておくか。 ……帰宅後… さて、仕掛けておいたビデオの映像を見るか。 …おお、こいつぁスゲェ。 いや、着替えもイイ。裸体をわずかに覆う薄いピンク色の下着…うーん、いい眺めだ。 でも…まさか、鏡の前で下着をずり下ろして無駄毛のチェックを始めるなんて… ドクン… そして、それを見た俺は興奮し… ドクン… トイレを盗撮したカメラを見て、さらに興奮し… ドクン… 気がつくと… [ガチャッ…] 『糸なし糸電話』での盗聴を始めて… [フー、つかれたー。] 彼女が帰って来たことを聞きつけるや、『タンマウォッチ』で時間を止めて… 『どこでもドア』を出して… 彼女の部屋に踏み込み… 彼女の手足を縛り、自分の部屋に連れてきていた。 …やった… ……ついにやっちまった… まさか俺に、こんな度胸があったとは… ……さて、まずは監禁用の部屋を作らねば… [[次話に進む>第3話 『さあ、はじめよう』]] [[戻る>鱸さん]] [[小説保管庫に戻る>小説保管庫]]

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