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笹本夕貴編 第2話-9」(2007/06/15 (金) 23:48:41) の最新版変更点

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エロトラップを仕掛けたい」 ある日、夕貴さんは私の部屋でいきなりそんな事を言い出しました。 いくら恋人とはいえ、エロという単語を臆面もなく口に出されると思わず首を絞めたくなってしまいます。 「ちょ、ギ、ギブギブ、藍ちゃん、たすけ」 まあ本当に絞め落としてしまうと大変なので手加減してますが。 絞め落とした際に失禁させちゃった事もありますし。 そんなわけで、優しい私は短棍と腕を夕貴さんの首から外します。 「それで……なんでまたそんな変な事を思いついたんですか?」 夕貴さんが変なのはいつもの事ですが。 「最近運動不足なもんで『アスレチックハウス』で遊んでたんだけど……『物体変換銃』ってあったじゃない」 早くも嫌な予感がしてきましたがここで挫けてはいけません。 「あの、ダイコン・マイナス・ダイ、プラス・ラジってやつですか?」 「そうそう。それで、アスレチックハウスをエロチックハウs」 最後まで聞き終わる前に首を絞めにかかります。容赦してはいけません。 もう、本当に夕貴さんったら煩悩女帝なんですから。 結局実行に移すみたいです。「試してみて、問題なさそうだったら藍ちゃんも誘うね~」と言ってましたが…… 試すっていうと……やっぱり、その……夕貴さん自身があんな事やこんな事を…… ……い、いけません、変な気分になってきます。 今日はもう布団を出して、処理しま……もとい、寝ましょう!うん、では、お休みなさいませ。 笹本夕貴の一日の終わり 布団の中で藍ちゃんの唇にそっと自分の唇を付け、そのまま息を止めて十数秒。 唇を離して目を開けると、目の前に藍ちゃんの発情した瞳。 もう一度顔を近づける。 さっきは藍ちゃんの鼻の右側にあたしの鼻が来たから、今度は左に来るように。 あたしもキスに慣れてなかった頃は、よく鼻同士がぶつかったもんだ。 今度は、ちゅ、と軽く吸う。 下唇を味わい、おもむろに舌を藍ちゃんの口腔に侵入させると、藍ちゃんの方も舌を絡めてきた。 鼻息があたしの顔にかかる。きっと藍ちゃんも、あたしの荒い息を感じているに違いない。 くっついている乳房を越えて、心臓の脈動が感じられるから。 藍ちゃんの舌の裏を、舌先でつーっとなぞる。 上の歯茎の裏まで舌を伸ばして、……ちょっと夕飯の匂いが残ってたり。 あたしの右手は藍ちゃんの背中に回して強く抱きしめているし、左手は藍ちゃんの右手をしっかり握っている。 やっぱり、触れている部分が多ければ多いほど嬉しいもの。少なくともあたしと藍ちゃんは、そう。 藍ちゃんの唇を解放すると、あたしの舌との間に2人ぶんの唾液が糸をひいて伸びる。 その糸が切れる前に、もう一度キスをした。 「…………」 綾城藍は、真っ赤な顔でヘッドホンを置いた。 「どう?自分とえっちする気分は」 やたらイイ笑顔で聞いてくる笹本夕貴に、恋人である藍は。 「……ものすっごく……恥ずかしかったですよっ!」 「やー、やっぱり『録験機』ってエロいわ、ってちょ、藍ちゃん、短棍いた、あ、ギブギブ、助け」 首を絞めて返答となす。 今日もやっぱりこの2人は平和だった。 [[戻る>なげっぱなし字書きさん]] [[小説保管庫に戻る>小説保管庫]]
エロトラップを仕掛けたい」 ある日、夕貴さんは私の部屋でいきなりそんな事を言い出しました。 いくら恋人とはいえ、エロという単語を臆面もなく口に出されると思わず首を絞めたくなってしまいます。 「ちょ、ギ、ギブギブ、藍ちゃん、たすけ」 まあ本当に絞め落としてしまうと大変なので手加減してますが。 絞め落とした際に失禁させちゃった事もありますし。 そんなわけで、優しい私は短棍と腕を夕貴さんの首から外します。 「それで……なんでまたそんな変な事を思いついたんですか?」 夕貴さんが変なのはいつもの事ですが。 「最近運動不足なもんで『アスレチックハウス』で遊んでたんだけど……『物体変換銃』ってあったじゃない」 早くも嫌な予感がしてきましたがここで挫けてはいけません。 「あの、ダイコン・マイナス・ダイ、プラス・ラジってやつですか?」 「そうそう。それで、アスレチックハウスをエロチックハウs」 最後まで聞き終わる前に首を絞めにかかります。容赦してはいけません。 もう、本当に夕貴さんったら煩悩女帝なんですから。 結局実行に移すみたいです。「試してみて、問題なさそうだったら藍ちゃんも誘うね~」と言ってましたが…… 試すっていうと……やっぱり、その……夕貴さん自身があんな事やこんな事を…… ……い、いけません、変な気分になってきます。 今日はもう布団を出して、処理しま……もとい、寝ましょう!うん、では、お休みなさいませ。 笹本夕貴の一日の終わり 布団の中で藍ちゃんの唇にそっと自分の唇を付け、そのまま息を止めて十数秒。 唇を離して目を開けると、目の前に藍ちゃんの発情した瞳。 もう一度顔を近づける。 さっきは藍ちゃんの鼻の右側にあたしの鼻が来たから、今度は左に来るように。 あたしもキスに慣れてなかった頃は、よく鼻同士がぶつかったもんだ。 今度は、ちゅ、と軽く吸う。 下唇を味わい、おもむろに舌を藍ちゃんの口腔に侵入させると、藍ちゃんの方も舌を絡めてきた。 鼻息があたしの顔にかかる。きっと藍ちゃんも、あたしの荒い息を感じているに違いない。 くっついている乳房を越えて、心臓の脈動が感じられるから。 藍ちゃんの舌の裏を、舌先でつーっとなぞる。 上の歯茎の裏まで舌を伸ばして、……ちょっと夕飯の匂いが残ってたり。 あたしの右手は藍ちゃんの背中に回して強く抱きしめているし、左手は藍ちゃんの右手をしっかり握っている。 やっぱり、触れている部分が多ければ多いほど嬉しいもの。少なくともあたしと藍ちゃんは、そう。 藍ちゃんの唇を解放すると、あたしの舌との間に2人ぶんの唾液が糸をひいて伸びる。 その糸が切れる前に、もう一度キスをした。 「…………」 綾城藍は、真っ赤な顔でヘッドホンを置いた。 「どう?自分とえっちする気分は」 やたらイイ笑顔で聞いてくる笹本夕貴に、恋人である藍は。 「……ものすっごく……恥ずかしかったですよっ!」 「やー、やっぱり『録験機』ってエロいわ、ってちょ、藍ちゃん、短棍いた、あ、ギブギブ、助け」 首を絞めて返答となす。 今日もやっぱりこの2人は平和だった。 [[戻る>なげっぱなし字書きさん]] [[小説保管庫に戻る>小説保管庫]]

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