《検証する》


  • ここでは作中に出てくる事柄の事実関係を検証していきます。


検証①
【本当に起こった事件だったのか?】

第1話ダミ夫危機一髪より 
1999年7の月、恐怖の大王は降ってこなかった。(第1頁)
人類は滅亡せず待ちは平和そのもの。ただ、日航機がハイジャックされたって盛んにテレビでやってたっけ。それだけだった。(第3頁)

-検証-

(Wikipedia参照)
1999年7月23日:航空機と運航システムに異常な興味を示した犯人が客室乗務員を脅し操縦席に乱入、機長を刺殺して操縦桿を握り、機体を急降下させた全日空61便ハイジャック事件が発生している。


【検証結果】
本当に起こっていた。



検証②
【本当に1999年7の月に雨は降らなかったのか?】

第1話ダミ夫危機一髪より
恐怖の大王は降ってこなかった。それどころか雨さえ降らなかった。(第3頁)

-検証-
参考資料:東京管区気象台http://www.tokyo-jma.go.jp/

1999年7月21日 大雨
南からの暖かい湿った気流と北からの寒たい気流のため大気の状態が不安定となり,雷を伴った大雨となった。 最大1時間降水量:91.0mm(7月21日15時~16時:練馬) 新宿区・杉並区ほか(死者1重傷1軽傷2床上浸水493床下浸水315)

1999年7月12日~7月15日 大雨
12日から15日にかけて,日本の南海上に熱帯低気圧があり,南よりの湿った暖かい空気が流れ込み,大気の状態が不安定となり,各地で大雨となった。 最大日降水量:130.5mm(7月13日:東京) 大田区・荒川区(重傷1軽傷1床上浸水4床下浸水11

【検証結果】
雨は降っていた。



検証③
【新宿-足柄までのルートは正しいのか?】

第4話ダミ夫喜怒哀楽より
花江「そっち、3号線に入って」(62頁)
首都高3号線に入り(62頁)
東京ICを越えて東名高速に入ると(62頁)
港北PAを過ぎた辺りだろうか(65頁)
足柄SAへと吸い込まれていった(69頁)

-検証-
出発地点:新宿歌舞伎町
到着地点:足柄SA
ルート検索(livedoor地図情報)

【検証結果】
首都高3号渋谷線→東京IC→港北PA→足柄SA
正しかった。(総距離は約100.7km)



検証④
【17年ゼミは存在する生物なのか?】

第6話ダミ夫付和雷同より
武来庵「コロラドのとある街で17年ゼミの大発生に直面したんだ」(81頁)
「17年間ずっと地中で過ごすセミさ。17年に一度大量発生して子孫を残す。そんな習性らしい」(81頁)

-検証-
昆虫科学館(http://www.afftis.or.jp/konchu/index.html)より

ジュウシチネンゼミ-Magicicade septendecim-(セミ目・セミ科)
体調:30mm
分布:北アメリカ
卵から成虫になるまでちょうど17年もかかることで有名なセミ。
北アメリカにはこうした17年周期のセミが3種いるほか、13年周期のセミも3種いて、あわせて「周期ゼミ」と呼ばれている。


【検証結果】
存在する生物だった。

※ちなみに近年では、2004年にアメリカ・コロラド州でこのジュウシチネンゼミが大発生しています。
武来庵がマダムとアメリカ旅行に出かけたのは2004年だったのでしょうか。



《more ダミ夫》


  • もっとダミ夫を!知れば知るほど謎は深まるばかり。


【アンゴルモア計画とは?】

(Wikipedia参照)
アンゴルモアとは、ノストラダムスの「予言集」百詩篇第10巻72番に登場する言葉である。
直訳では、天から来るだろう「恐怖の大王」が「アンゴルモアの大王」を蘇らせるとある事から、この二者はともに世界を滅ぼすものに関わりがあると解釈されることがあり、時として両者が混同されることもあった。


●ノストラダムス絡みである事だけはわかった。計画事態は以前不明。

→第7話にて解明される
【アンゴルモア計画】
本来ならば何百万年もかかる進化を短期間にさせ、今とは全く違う形の人類を作り出し、人類を次なるステージへ昇華させるためにアメリカが企てた計画。

特定のDNA情報を0.5%欠落させるA-ウィルスを作り出し1999年7月、世界の都市で同時多発的に放つ。人類は0.5%のDNA情報を失うと共にPLSへと変異した。





【花江の持つ促進銃「AK-666」とは?】

  • AK(Wikipedia参照)
AK系統の銃(後術ではAK(アーカー))は、射撃制度は特に秀でていないものの、総じて信頼性が高いことが最大の特徴で、扱いが多少乱暴でも確実に動作することで知られる。銃を扱うのが始めての人間でも一週間から二週間程度の短期で扱いを習得することができるという。

  • AK(Wikipedia参照)
西部ライオンズで往時の3・4番の主力打者として活躍した秋山幸二・清原和博からなる「AK砲」(Akiyama,Kiyohara)

  • 666(Wikipedia参照)
獣の数字(けもののすうじ)は、「新約聖書」の「ヨハネの黙示録」に記述されている。

●獣の数字「666」の名がついたアーカー系統の銃。

→第8話より
加速化PLSを死滅まで一気に加速させるために花江が作り出した銃。
PLS化していない人間には効かない。
加速構造の違う加速化PLSには効かない。



【ダミ夫はなぜダミ夫なのか?】

獣の数字を調査していて気になる記事を発見。

サイトより抜粋http://homepage2.nifty.com/SYU/essay/essay09.htm
~この「666」が「不吉な悪魔の数字」であると一般的に認識されたのは、「1976年」に公開されたリチャード・ドナー監督の傑作ホラー映画「オーメン」が最初だと思います。
すなわち、「6月6日の6時6分に生まれた子は、悪魔の子供である」という設定であります。
その映画の中で、生まれた子供は「ダミアン」と名付けられ、その後、「悪魔の生まれ変わり」として成長していく事になるのです。~


●「ダミアン」 → ダミ夫+武来庵=ダミアン  あくまでもすべて推測です。



【MARS計画とは?】
ノストラダムスの預言書より

L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
Du ciel viendra vn grand Roy d'effrayeur.
Resusciter le grand Roy d'Angolmois,
Auant apres Mars regner par bon heur.

1行目「1999年7の月」
2行目「空から恐怖の大王が降ってくるだろう」
3行目「アンゴルモワの大王を復活させるために」
4行目「その前後、火星(マルス)が幸福の名のもとに支配するだろう」

●4行目のMARSが名前の由来だと思われます。
クインクエ教授は花江の作った加速化PLSのDNAを採取したがっている事から、花江の作り出した加速化PLS(女性の強い気持ちを持ち合わせたPLS)と自らの作り出した加速化PLS(男性の強い力を持ち合わせたPLS)を同一化させ完全な加速化PLSを作ろうとしていると思われる。それがMARS計画では?(推測です)

→第10話にて解明される
【MARS計画】
最強の遺伝子・MARS-DNAを作り出す為の計画。
A-ウィルスによって作られたPLSではDNAの強度に問題があり最強の遺伝子MARS-DNAを作り出す事が出来ない。
クインクエ教授はもう一度人間のDNAを使ってPLS化からやり直す為に人間であるダミ夫を狙っていた。 



【加速化PLSの名前が国名になっている】

第一の加速化PLS 露子→ロシア
第ニの加速化PLS ヨネ子(米子)→アメリカ
第三の加速化PLS 蘭子→フランス
第四の加速化PLS 美伊→イタリア
第五の加速化PLS 英美→イギリス
第六の加速化PLS 日和子→日本
第七の加速化PLS 比呂子→フィリピン
第八の加速化PLS 韓子→韓国
第九の加速化PLS 独子→ドイツ
第十の加速化PLS 花(華)江→中国



《英語タイトルの意味》


第5話 Delight, anger, sorrow and pleasure
  • 喜怒哀楽の英訳。
(意味:喜び、怒り、哀しみ、楽しみなど人間の持っている様々な感情。)


第6話 behave like a lot of sheep
  • 付和雷同の英訳。
(意味:自分の主義主張を持たず、人の言動につられて行動すること。深く考えず、他人の意見に簡単に同調すること。)


第7話 The only creatures that are evolved enough to convey pure love are dogs and infants
  • 純粋な愛を伝えられるほど進化した生物は、犬と幼児だけ。


第8話 A heart is a heavy burden
  • 心って重いの。


第9話 The die is cast
  • さいは投げられた。


第10話 Final battle
  • 最終決戦。


第11話 People Lost Something
  • 人々は何かを失った。
※頭文字をとると「PLS」となっている。


最終話 ONE MORE FINAL:I need you
最終更新:2007年07月02日 17:34