ビジュアル・レイアウト設計のワークフロー
1.理論的にきめられる部分の決定
コンテンツ構造に最も適したレイアウト案を設計します。
企業のCIやコンテンツのイメージからウェブサイト全体を通しての色彩を設計します。
コンテンツ設計によって導き出されたサイトマップを基に、ユーザーがスムーズに目的のページに移動できるナビゲーションを設計します。その場合、こう効率の良いページ間移動を常に念頭に起きます。
2.イメージを具体化
全体のデザインイメージをクライアントにヒアリングします。
さまざまな「配色サンプル」や「既存のウェブサイト」など使用すると、クライアントが持つビジュアル部分のイメージを導き出しやすくなります。
3.実際にデザインされたホーム、コンテンツページなどを作成
理論的に設計された部分と、クライアントから抽出したイメージを組み合わせて、実際のページと画像としてグラフィックツールで作成します。
4.ページ画像の承認
この段階では、ホームとコンテンツページの2ページ程度でよいでしょう。
クライアントに画像を見せるだけではなく、「なぜ、このようなビジュアル・レイアウトになったのか」を理論的に説明する必要があります。
5.ビジュアル・レイアウト設計テスト
デザインに関して、クライアントにページ単位での承認を得た後に、実際に、数ページのみをHTML化し、ウェブサイト内でのユーザーの行動に支障がないかをテストします。このテストを省くと、完成間近や完成後にレイアウトやナビゲーション上の問題点が発見され、修正に大幅な工数がかかる可能性が高くなります。
作成するページは、「カテゴリーページ」⇒「商品ページ」⇒「購入ページ」など、利益を上げるために一番重要な部分を用いることが有効です。コンテンツは、この時点ではダミーで代用します。
最終更新:2007年07月16日 17:22