※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ユーザー設定を行うためには

ユーザー設定を行うには、「マーケティングにおける市場細分化のための基準」を利用します。

■マーケティングにおける市場細分化のための基準
  • 地理的条件
  • デモグラフィック
  • サイコグラフィック
  • 行動

1.地理的条件(geo-graphics)
地域、国などの地理的単位の分類で、市場細分化の最も古典的な方法です。
ウェブサイトはグローバルなメディアなので、どうしても、こうした視点を見失いガチになりますが、取り扱う商品やサービスは、何らかの地域性を帯びる可能性が非常に高いといえるでしょう。
また、全国的に展開する通信販売などでも、実店舗近隣地域への需要が多数見込まれる場合、それらの顧客に対して特別なサービスを付加するケースもあります。例えば、「都内総量無料」などが、その例です。

2.デモグラフィック(demo-graphics)
一般的に、ユーザー設定というと真っ先に挙げられるのが、このデモグラフィックです。
例えば、「年齢、性別、収入、学歴、職業、社会階層」といった個人のプロフィールによりユーザー設定を行います。ウェブサイトのデザインやコンテンツの内容は、当然、これらのプロフィールを意識したものでなければなりません。
また、「社会階層」は、日本ではなかなか意識しにくいものですが、例えば、「セレブ向け」などという要素も社会階層に入り、重要なプロフィールになります。

3.サイコグラフィック(psycho-graphics)
「保守的である」、「新しいものが好きである」、「情熱的である」など、ユーザーの心理面での分類です。
例えば、先進的なモノが好きな人は、「多少面倒な操作や制限があっても、ウェブによる新しい技術を積極的に使用する傾向がある」といったように、どのような思想、思考、価値観の持ち主かによって、ユーザーがウェブサイトに求めるモノも変わってきます。

ただし、「お洒落な人にアクセスして欲しいので、文字サイズは小さい方がかっこいいだろう」、「好奇心が旺盛なヒトのためのエンターテインメント・コンテンツなので、凝ったナビゲーションを実装しよう」など、制作者の一方的な思い込みでウェブサイト設計を行い、失敗するケースも多く見られるので注意が必要です。

4.行動(behavior)
商品やサービスに対する「行動」や「使用状況」などを基準とするもので、特にウェブサイトの場合は、念頭に置く必要のある基準です。
具体的には、ユーザーの使用頻度やサイト習熟度、ウェブサイトに対する意識やロイヤリティ、ベネフィットなどが挙げられます。
例えば、クライアントが、「リピーター重視」か「新規ユーザー重視」か、また、ユーザーが求めるものが「エンターテインメント」なのか「情報」なのか、それとも「価格」なのかによって、ウェブサイトの設計は大きく変わってきます。

5.一般的なユーザー設定(デモグラフィック)
上記の4つの細分化の基準のうち、ウェブサイト設計で最もよく使われるのはデモグラフィックによるユーザー設定です。
インターネット利用者が、あるウェブサイトへアクセスするのは、それぞれに「何かしらの目的」があるからです。その目的のためにアクセスしてきたユーザーは、「似かよった特性を持ったユーザー」である場合が多いものです。こうしてアクセスしてきた共通の特性のうち、最も割合の多いものをボリュームゾーンと呼びます。
このボリュームゾーンを、ウェブサイト設計者が想定することをユーザー設定と呼びます。

デモグラフィック分類を用いた場合の分類項目には次のようなものがあります。

分類項目 想定
性別(男・女・両方)
年齢(年代、特定の年齢 アクセス時間帯、場所
属性(学生、社会人、主婦、障害者など アクセス時間帯、場所
コンピューター暦 プラグイン可能か
ユーザータイプ コンテンツ滞在時間
アクセス環境 接続速度、提供コンテンツの種類

ここから具体的なターゲットを人物像として想定して、行動パターンを考え、アクセス場所や接続回線の速度などを導き出します。その結果から、ターゲットユーザーがある容量のあるコンテンツに適切にアクセスできるかどうかを検討します。